2026年度の関東大学ラグビー対抗戦Aグループは、明治大学、帝京大学、早稲田大学、慶應義塾大学など8校が参加し、優勝と全国大学ラグビーフットボール選手権大会への出場権を懸けた総当たり戦を繰り広げている。11月1日の試合終了時点では、全勝の明治大学が勝ち点30で首位、同じく全勝の帝京大学が29点で2位につける展開だ。
2026年11月6日時点で注目されるのは、11月22日の明治大学対帝京大学、そして12月6日の早稲田大学対明治大学。上位3校の直接対決が、最終順位を左右する重要な局面に入っている。ここでは、最新の試合結果、関東大学ラグビー試合日程、勝ち点・順位表、大学選手権の出場条件を整理する。
【2026年度最新】関東大学対抗戦Aグループとは?参加8大学と大会方式

関東大学対抗戦は、関東地区の大学ラグビーを代表する伝統的なリーグ戦の一つだ。
2026年度のAグループには、次の8大学が参加している。
- 明治大学
- 早稲田大学
- 帝京大学
- 慶應義塾大学
- 筑波大学
- 青山学院大学
- 立教大学
- 日本体育大学
各大学がほかの7校と1試合ずつ対戦する総当たり方式で、1チームにつき全7試合を戦う。
大会の大きな特徴は、単純な勝敗だけではなく、ボーナスポイントを含む勝ち点制度で順位を決定することだ。
勝ち点の仕組み
関東ラグビーフットボール協会が公表している2026年度のルールは以下のとおり。
| 条件 | 獲得勝ち点 |
|---|---|
| 勝利 | 5点 |
| 引き分け | 3点 |
| 敗戦 | 1点 |
| 不戦勝 | 6点 |
| 不戦敗 | 0点 |
| 不成立 | 3点 |
| 7点差以内の敗戦 | 追加1点 |
| 3トライ差以上での勝利 | 追加1点 |
つまり、負けても7点差以内であれば勝ち点を獲得でき、勝利したチームも3トライ以上の差をつければ追加点を得られる。
この仕組みが、2026年度の優勝争いを読み解くうえで重要になる。明治大学と帝京大学はともに5勝0敗だが、勝ち点には1点の差がある。勝利数だけでは順位を判断できないのだ。
【最新順位表】2026年11月1日終了時点の勝ち点・順位を一覧比較
2026年度の関東大学対抗戦Aグループは、11月1日の2試合を終えた段階で、明治大学が首位を維持している。
日刊スポーツの順位表と関東ラグビーフットボール協会の公式星取表を基に、各校の状況を整理した。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝ち点 | 得点-失点 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 明治大学 | 5勝0敗 | 30 | 306-78 |
| 2位 | 帝京大学 | 5勝0敗 | 29 | 282-43 |
| 3位 | 早稲田大学 | 4勝1敗 | 26 | 256-23 |
| 4位 | 慶應義塾大学 | 3勝2敗 | 19 | 178-153 |
| 5位 | 筑波大学 | 1勝3敗 | 9 | 97-131 |
| 6位 | 日本体育大学 | 0勝4敗 | 5 | 41-278 |
| 7位 | 立教大学 | 0勝4敗 | 4 | 53-225 |
| 8位 | 青山学院大学 | 0勝4敗 | 4 | 15-297 |
2026年11月1日終了時点。下位2校は勝ち点4で並んでいる。順位は日刊スポーツ掲載の順位表に基づく。
1位・明治大学:勝ち点30で優勝争いをリード
明治大学ラグビー部は5試合を終えて全勝。306得点という高い攻撃力を記録し、青山学院大学戦では70-5、日本体育大学戦では99-12と大差で勝利した。
さらに筑波大学、立教大学、慶應義塾大学にも勝利している。
特に11月1日の慶應義塾大学戦では48-26で勝利。優勝争いのライバルがひしめく終盤戦に向け、首位の座を守った。
2位・帝京大学:失点43の守備力が際立つ
帝京大学は明治大学と同じ5勝0敗ながら、勝ち点29で2位。
注目したいのは失点の少なさだ。5試合で43失点に抑えており、明治大学の78失点を下回る。
11月1日の早稲田大学戦では15-13という接戦を制した。大差で勝つ試合だけでなく、最後まで競り合う試合を勝ち切る力も示している。
3位・早稲田大学:帝京大学戦の惜敗をどう生かすか
早稲田大学は4勝1敗、勝ち点26。
11月1日の帝京大学戦は13-15で惜敗した。ただし、7点差以内の敗戦に該当するため、ボーナスポイント1点を獲得している。
この1点は、最終順位を争う際に意味を持つ。明治大学との最終戦も残しており、逆転優勝の可能性を含めて注目される存在だ。
4位以下も大学選手権を見据えた戦い
慶應義塾大学は勝ち点19で4位。筑波大学は9点で5位につける。
日本体育大学、立教大学、青山学院大学はまだ勝利がないものの、残り試合で勝ち点を積み上げる余地がある。
特に4位と5位は全国大学選手権への出場に関わる順位であり、上位争いとは別の意味でも重要な位置になる。
【2026年の試合結果・日程】11月1日までの全結果と今後の注目カード
これまでの関東大学対抗戦試合結果
2026年度のAグループでは、9月12日に開幕し、11月1日までに18試合が行われた。
主な試合結果を開催日ごとに整理する。
9月12日・13日
- 日本体育大学 0-69 早稲田大学
- 明治大学 70-5 青山学院大学
- 慶應義塾大学 5-50 帝京大学
- 立教大学 15-51 筑波大学
9月26日・27日
- 青山学院大学 10-61 慶應義塾大学
- 日本体育大学 12-99 明治大学
- 立教大学 3-67 早稲田大学
- 筑波大学 20-48 帝京大学
10月11日
- 慶應義塾大学 57-21 立教大学
- 早稲田大学 78-0 青山学院大学
- 日本体育大学 5-81 帝京大学
- 筑波大学 21-39 明治大学
10月24日・25日
- 日本体育大学 24-29 慶應義塾大学
- 明治大学 50-14 立教大学
- 帝京大学 88-0 青山学院大学
- 早稲田大学 29-5 筑波大学
11月1日
- 帝京大学 15-13 早稲田大学
- 明治大学 48-26 慶應義塾大学
11月・12月の最新試合日程
11月以降は、上位校同士の直接対決が続く。
以下は2026年11月6日時点で公表されている残りの試合日程だ。
11月8日(日)
| キックオフ | 対戦カード | 会場 |
|---|---|---|
| 11:30 | 立教大学-日本体育大学 | スピアーズえどりく |
| 14:00 | 青山学院大学-筑波大学 | スピアーズえどりく |
11月22日(日)
| キックオフ | 対戦カード | 会場 |
|---|---|---|
| 11:30 | 青山学院大学-立教大学 | グリスタ |
| 13:00 | 帝京大学-明治大学 | 秩父宮 |
| 14:00 | 筑波大学-日本体育大学 | グリスタ |
11月23日(月)
| キックオフ | 対戦カード | 会場 |
|---|---|---|
| 14:00 | 慶應義塾大学-早稲田大学 | 秩父宮 |
12月5日(土)
| キックオフ | 対戦カード | 会場 |
|---|---|---|
| 13:00 | 慶應義塾大学-筑波大学 | Ksスタ |
12月6日(日)
| キックオフ | 対戦カード | 会場 |
|---|---|---|
| 11:30 | 青山学院大学-日本体育大学 | 大和なでしこ三機スタジアム |
| 14:00 | 帝京大学-立教大学 | 大和なでしこ三機スタジアム |
| 14:00 | 早稲田大学-明治大学 | MUFG国立 |
観戦するなら押さえたい3つの注目カード
① 11月22日 帝京大学-明治大学
勝ち点30の明治大学と29の帝京大学が直接対決。両校の全勝記録と首位の座が懸かる一戦だ。
② 11月23日 慶應義塾大学-早稲田大学
伝統の早慶戦。早稲田大学は優勝争いへの巻き返し、慶應義塾大学は上位順位の維持を目指す。
③ 12月6日 早稲田大学-明治大学
MUFG国立で開催される伝統の早明戦。明治大学にとっては優勝争いの最終局面、早稲田大学にとっては順位を押し上げる重要な試合となる。
【優勝争いを徹底分析】明治・帝京・早稲田の三つ巴はどう決まる?
2026年度の関東大学対抗戦Aグループで最も注目されるのは、明治大学、帝京大学、早稲田大学の3校による上位争いだ。
明治大学と帝京大学は勝ち点1差
現在の順位を整理すると、次のようになる。
- 明治大学:30点、5勝0敗
- 帝京大学:29点、5勝0敗
- 早稲田大学:26点、4勝1敗
明治大学と帝京大学は勝利数が同じだが、ボーナスポイントの獲得状況によって1点差がついている。
ここで重要なのが、11月22日の直接対決だ。
帝京大学が勝利すれば、首位争いは大きく動く。一方、明治大学が勝利すれば、全勝を維持したまま優勝に向けて前進する。
加えて、7点差以内の敗戦によるボーナスポイントもあるため、試合の最終スコアだけでなく、点差も順位に影響する。
帝京大学の守備力と明治大学の攻撃力
両校の数字を比較すると、特徴的な違いが見えてくる。
| 比較項目 | 明治大学 | 帝京大学 |
|---|---|---|
| 試合数 | 5 | 5 |
| 勝利数 | 5 | 5 |
| 総得点 | 306 | 282 |
| 総失点 | 78 | 43 |
| 勝ち点 | 30 | 29 |
明治大学は総得点306点で、攻撃面の数字が際立つ。
一方の帝京大学は43失点に抑えており、5試合を通じた守備面の安定感が数字に表れている。
両校の直接対決では、明治大学がどれだけ攻撃のリズムを作れるか、帝京大学がどのように失点を抑えるかが見どころになる。
早稲田大学は優勝争いから脱落していない
早稲田大学は帝京大学に13-15で敗れたものの、勝ち点26を確保している。
残る試合は慶應義塾大学戦と明治大学戦だ。
特に12月6日の明治大学戦は、順位を左右する重要な一戦となる。
帝京大学と明治大学の直接対決の結果によっては、早稲田大学にも優勝争いに加わる余地が残る。
また、慶應義塾大学も早稲田大学との対戦を控えており、4位の確保や上位進出を目指すうえで負けられない試合になる。
2026年度の優勝争いは、明治大学と帝京大学の一騎打ちだけではない。早稲田大学の残り2試合も含めて見なければ、最終順位は読み切れない。
【大学選手権への出場条件】関東大学対抗戦から何校が全国大会に進む?
関東大学対抗戦の順位が重要なのは、リーグ優勝だけが目標ではないからだ。
各大学が目指すもう一つの大舞台が、全国大学ラグビーフットボール選手権大会である。
日本ラグビーフットボール協会が2026年10月22日に発表した第63回大会の概要によると、2026年度の大会は全14チームで争われる。
関東大学対抗戦Aグループの出場枠は5校
2026年度は、前回大会の優勝・準優勝チームがともに関東大学対抗戦Aグループ所属であることから、同グループには合計5つの出場枠が設けられている。
| Aグループの最終順位 | 大学選手権での扱い |
|---|---|
| 1位 | 準々決勝から出場 |
| 2位 | 準々決勝から出場 |
| 3位 | 3回戦から出場・シードE |
| 4位 | 3回戦から出場 |
| 5位 | 3回戦から出場 |
| 6~8位 | Aグループ枠での出場なし |
したがって、優勝できなかった大学にも全国大会への道が残されている。
特に注目したいのは、3位と4位、5位の違いだ。いずれも大学選手権に出場できるものの、3位にはシードEが与えられる。
上位2校は準々決勝からの出場となるため、リーグ戦の順位は全国大会での戦い方にも直結する。
第63回全国大学ラグビー選手権大会の日程
日本ラグビーフットボール協会の公式発表によると、2026~2027年大会の日程は以下のとおり。
| ラウンド | 開催日 |
|---|---|
| 1回戦 | 2026年11月22日 |
| 2回戦 | 2026年11月29日 |
| 3回戦 | 2026年12月13日 |
| 準々決勝 | 2026年12月19日・20日 |
| 準決勝 | 2027年1月2日 |
| 決勝 | 2027年1月10日 |
準決勝と決勝はいずれもMUFGスタジアム(国立競技場)で開催される予定だ。
関東大学対抗戦の上位校にとって、11月から12月のリーグ終盤戦は全国大会に向けた重要な準備期間でもある。
【よくある質問】ラグビー関東大学対抗戦に関するFAQ
Q1:2026年度の関東大学対抗戦で現在1位の大学はどこですか?
A1:2026年11月1日終了時点では、明治大学が勝ち点30で1位。帝京大学が29点で2位、早稲田大学が26点で3位となっている。
Q2:関東大学対抗戦Aグループは何校が参加していますか?
A2:2026年度は明治大学、早稲田大学、帝京大学、慶應義塾大学、筑波大学、青山学院大学、立教大学、日本体育大学の8校が参加している。各大学がほかの7校と対戦する総当たり方式だ。
Q3:関東大学対抗戦から大学選手権には何校が出場できますか?
A3:2026年度はAグループから上位5校が全国大学ラグビーフットボール選手権大会に進出する。1位と2位は準々決勝から、3~5位は3回戦から出場する。
まとめ:2026年の関東大学対抗戦は11月22日と12月6日が最大の山場
2026年度の関東大学対抗戦Aグループは、11月1日終了時点で明治大学が勝ち点30で首位、帝京大学が29点で2位、早稲田大学が26点で3位という状況だ。
今後の優勝争いを左右する重要な日程は、次の2試合である。
- 11月22日:帝京大学-明治大学
- 12月6日:早稲田大学-明治大学
明治大学の攻撃力、帝京大学の守備力、早稲田大学の巻き返し。それぞれ異なる強みを持つ3校が、終盤戦でどのような結果を残すかが最大の見どころとなる。
また、大学選手権への出場枠は上位5校。優勝争いだけでなく、4位・5位を巡る争いにも目を向けたい。
試合結果や順位表を確認する際は、関東ラグビーフットボール協会の公式情報を基準にし、更新日と勝ち点の両方を確認することが大切だ。2026年度の関東大学ラグビーは、11月22日の大一番から12月6日の最終節まで、最後まで目が離せない展開が続く。