俳優・市原隼人さんの愛車として知られているバイクは、カワサキの名車「900 SUPER4 Z1(ゼットワン)」です。市原さんが所有するのは、1974年式の「Z1A」。903ccの空冷4ストロークDOHC並列4気筒エンジンを搭載した、1970年代を代表する大型バイクです。
市原さんはバイク専門誌やファッションメディアのインタビューで、Z1を選んだ理由やエンジンへの思い、細部まで手を入れたカスタムについて語っています。さらに2026年2月には、InstagramでZ1とともに出かけたツーリングの様子を公開。「何も決めず…あてのない旅。」という言葉とともに、現在も愛車との時間を楽しんでいることを伝えました。
【結論】市原隼人のバイクはカワサキZ1!1974年式Z1Aが愛車

市原隼人さんが乗っているバイクは、カワサキの「Z1」です。単に旧車に乗っているというだけではなく、本人が車種・年式・カスタム内容まで具体的に語っているため、愛車の正体はかなり明確になっています。
本人が明かした車種は900 SUPER4 Z1
車種を特定するうえで重要なのが、2021年に掲載されたバイク専門媒体のインタビューです。市原さんは愛車について、カワサキZ1であり、1974年式の「Z1A」だと説明しています。
同インタビューでは、Z1への思いを次のように語っています。
「Zがあれば他にはもう何もいらない」
この言葉からも、Z1が単なる移動手段ではなく、市原さんにとって特別な存在であることが伝わります。
また、2024年5月24日公開のOCEANSのインタビューでも、本人は約50年前のKAWASAKI Z1に乗っていると説明。購入の決め手について、エンジンの魅力に強く惹かれたことを明かしています。
1974年式のZ1Aとはどんなモデル?
カワサキZ1は、1972年に登場した海外市場向けの大型スポーツバイクです。正式名称は「900 SUPER4」。当時の日本メーカー製大型バイクとして高い性能を備え、現在もクラシックバイクを代表する存在として知られています。
市原さんの愛車は1974年式のZ1A。Z1の初期型から続くモデルの系譜に位置する車両です。アメリカ・デトロイトから運ばれてきた個体で、カワサキ空冷Zの専門ショップとして知られるPAMSで整備されたことも、GQ JAPANの2023年の取材記事で紹介されています。
古いバイクは、同じ車名でも製造年や仕様、過去の整備状況によってコンディションが大きく異なります。市原さんのZ1も、単に年式が古いというだけではなく、専門店による整備と本人のこだわりが重なった一台です。
【エンジン解説】カワサキZ1の903ccが市原隼人を魅了した理由
市原さんがZ1を選んだ最大の理由として挙げているのが、エンジンの存在です。外観やブランドへの憧れだけではなく、空冷4気筒エンジンが生み出す鼓動や排気音に強く惹かれたと語っています。
903ccの空冷DOHC並列4気筒エンジン
Z1のエンジンは、総排気量903ccの空冷4ストロークDOHC並列4気筒。4本のシリンダーを横一列に配置した構造で、当時の大型バイク市場に大きなインパクトを与えました。
市原さんはOCEANSのインタビューで、エンジンを始動した瞬間に響く空冷4気筒と4本出しマフラーの排気音に魅了されたと説明しています。機械そのものの造形や、金属がむき出しになったような無骨な雰囲気も、Z1を選ぶ理由になりました。
市原隼人が語った機械への興味とバイク愛
市原さんの機械好きには、幼少期の家庭環境も関係しています。OCEANSのインタビューによると、父親は機械の開発者で、子どもの頃からロボット大会などに連れて行ってもらっていたそうです。
テレビが壊れた際には、父親がブラウン管を分解し、はんだごてを使って修理することもあったと振り返っています。こうした経験から、幼い頃から機械や金属に興味を持つようになったといいます。
また、バイクに乗ることは気分転換にもつながっているそうです。役者としてのプレッシャーや悩みを抱えたとき、風を受けて走ることで気持ちを切り替え、再び前を向ける。市原さんにとってZ1は、趣味であると同時に、自分自身を整える時間をもたらす存在なのです。
【比較表】市原隼人のZ1・Z2の違い・車種情報を整理
市原さんの愛車を理解するうえでは、Z1と、よく比較されるカワサキZ2の違いも押さえておきたいところです。両車は外観や基本構造に共通点が多いものの、排気量や主な販売市場などに違いがあります。
| 比較項目 | カワサキZ1 | カワサキZ2 |
|---|---|---|
| 正式名称 | 900 SUPER4 | 750 ROADSTER |
| 登場時期 | 1972年 | 1973年 |
| 代表的な排気量 | 903cc | 746cc |
| エンジン形式 | 空冷4ストロークDOHC並列4気筒 | 空冷4ストロークDOHC並列4気筒 |
| 主な販売市場 | 海外市場向け | 日本国内市場向け |
| 市原隼人さんとの関係 | 本人が所有する1974年式Z1A | 本人の愛車として確認されていない |
Z1とZ2は見た目が似ていても同じバイクではない
Z1とZ2は、基本的な設計思想やスタイリングを共有する兄弟車です。しかし、Z1は903cc、Z2は746ccと排気量が異なります。
この差は、単なるエンジンの大きさだけではありません。Z1は海外市場を主なターゲットとして開発され、Z2は当時の日本国内における750ccクラスの需要や制度的な背景に合わせて登場しました。
中古市場でもZ1とZ2は別の車種として扱われます。外観が似ているからといって、車両価格や部品の互換性、登録上の仕様まで同じだと考えるのは禁物です。
【カスタム詳細】市原隼人のZ1はPAMS・JMCのチューンドヘッドも注目
市原さんのZ1を語るうえで欠かせないのが、細部まで手を加えられたカスタムです。2021年のインタビューでは、本人がタンクやカウルの塗装から足まわり、キャブレター、マフラーに至るまで具体的に説明しています。
タンク・ハンドル・足まわりまでこだわった仕様
ライブドアニュースに掲載されたインタビューでは、市原さんが愛車のカスタムについて次のような内容を挙げています。
- 燃料タンクとカウルのペイント
- ハンドルの変更
- 純正ステップをベースにしたバックステップ加工
- シートの変更
- サスペンションの変更
- ワイドホイールの採用
- 点火系のフルトランジスタ化
- KEIHIN製CRキャブレター
- PAMSオリジナルマフラー
- ヘッドライトとウインカーのミラーコート加工
GQ JAPANの取材でも、深いワインカラーの燃料タンクやミラー加工された灯火類、強化された前後サスペンションとブレーキなどが紹介されています。
外装だけを変更したカスタムではなく、走行性能や操作感にも関わる部分まで手が入っている点が特徴です。旧車らしい雰囲気を残しながら、現代のオーナーが楽しむための仕様へと仕上げられています。
PAMSとJMCが共同開発したチューンドヘッド
2025年5月22日、TBS NEWS DIGは市原さんがInstagramで愛車の展示について紹介したことを報じました。
その投稿は、PAMSの30周年を記念したポップアップイベントに関するものです。会場は代官山 蔦屋書店で、2025年5月30日まで開催された企画でした。
市原さんは、JMCとPAMSが共同開発したチューンドヘッドを搭載した自身の車体とメッセージが展示されていることを紹介。投稿には「#kawasakiZ1」というハッシュタグも添えられていました。
ここで注目したいのは、Z1の外観を整えるだけではなく、エンジンの中核部分に関わるチューンドヘッドまで取り組んでいることです。旧車の魅力を維持しながら、機械としての性能や信頼性にも向き合う姿勢がうかがえます。
市原隼人のカスタムは見た目重視なのか?
公開されているカスタム内容を見る限り、答えは見た目だけではありません。タンクのカラーリングやミラー加工には美観へのこだわりが表れていますが、サスペンション、ブレーキ、キャブレター、点火系などにも手が加えられています。
つまり、市原さんのZ1は、クラシックなデザインを楽しむための車両であると同時に、実際に走ることを前提としたカスタムバイクでもあります。
【2026年最新】市原隼人のバイクInstagramと旅投稿を追跡
市原さんのZ1への愛情は、過去のインタビューだけでなく、現在のSNS投稿からも確認できます。特に2026年2月のツーリング投稿は、愛車が今も本人の生活の中にあることを伝える話題になりました。
2026年2月22日「あてのない旅」を公開
2026年2月22日、TBS NEWS DIGは市原さんが自身のInstagramを更新し、Z1でツーリングに出かけたことを報じています。
投稿には「何も決めず…あてのない旅。」と記され、続けて「そんな感じがいい。」という言葉が添えられていました。さらに「#あてのない旅」「#Z1」のハッシュタグも使用されています。
2026年3月10日には、くるまのニュースもこの投稿を取り上げました。メーターや夕日に照らされた車体、青空を背景にした風景など、旅の雰囲気が伝わる写真が紹介されています。
この投稿から分かるのは、2026年2月時点で市原さんがZ1をツーリングに使用していることです。一方、旅の正確な目的地や走行距離、使用したルート、車両の最新仕様については、投稿の紹介記事だけでは特定できません。
過去には神戸のカワサキ明石工場までZ1で走行
市原さんのZ1を使った旅は2026年に始まったものではありません。
2023年2月には、バイク雑誌『ミスター・バイクBG』の企画で、愛車に乗って神戸の川崎重工業・明石工場まで向かったことをInstagramで報告しています。この出来事はENCOUNTでも紹介されました。
本人は長旅を振り返り、Z1とともに過ごした時間や、川崎重工業の関係者に迎えられた経験への感謝を投稿しています。
こうした記録を見ると、市原さんにとってツーリングは単にバイクを走らせる行為ではなく、車両の生まれたメーカーや歴史、旅先での出会いを含めた体験になっていることが分かります。
アメリカ横断の夢は実現した?
2024年5月のOCEANSと双葉社THE CHANGEのインタビューでは、市原さんが自身のZ1でアメリカ横断をする夢について語っています。
当時は、その計画に向けてシリンダーヘッドを新しく作り直し、エンジンの一部を改良している段階でした。本人がZ1でアメリカを横断したいという目標を持っていたことは、複数のインタビュー記事から確認できます。
ただし、2026年11月時点で、アメリカ横断を実際に完了したと確認できる報道や公式発表は見当たりません。2026年2月の投稿は国内外を問わず目的地を特定できる内容ではなく、アメリカ横断の実現を示す証拠とは別に考える必要があります。
【中古相場】カワサキZ1の価格は?市原隼人仕様に近づける費用
市原さんの愛車を見て、同じZ1を所有したいと考える人もいるでしょう。ただし、Z1は製造から半世紀以上が経過した旧車です。中古価格は年式だけでは決まらず、エンジンの状態、フレームや外装のオリジナル度、整備履歴、カスタム内容などによって大きく変わります。
中古価格は車両の状態と履歴で大きく変わる
Z1は国内外で知名度が高く、コレクター需要もあるモデルです。そのため、一般的な中古大型バイクと同じ感覚で価格を判断することはできません。
特に確認したいのは、エンジンの始動性や異音、オイル漏れ、フレームの状態、電装系、キャブレター、足まわりの整備状況です。外装が美しく仕上がっていても、内部の整備に費用が必要な個体はあります。
2026年11月時点の全国統一された公的な中古相場統計は確認できません。個別の販売価格と成約価格も異なるため、特定の金額をZ1全体の相場として断定するのは適切ではありません。
市原隼人仕様を目指すなら車両代以外も考慮
市原さんのZ1に近い仕様を目指す場合、車両の購入代金だけで予算を組むのは避けたいところです。
- 基本整備:エンジン、キャブレター、電装系、ブレーキなどの点検・整備。
- 外装:燃料タンクやカウルの塗装、シート、灯火類の加工。
- 走行性能:サスペンション、ブレーキ、ホイールなどの見直し。
- エンジン関連:ヘッドや点火系、キャブレターなどの仕様変更。
- 維持費:定期点検、消耗品、部品調達、保管環境の確保。
とりわけエンジン内部の加工やチューニングは、旧車に関する専門知識が必要です。見た目だけを再現する場合と、市原さんのようにエンジンや走行性能まで手を入れる場合とでは、必要な予算も作業内容も変わります。
購入を検討する際は、販売価格だけでなく、購入後に必要となる整備費用を専門店に見積もってもらうことが現実的です。
【プロの結論】市原隼人のZ1が支持される本当の理由
市原隼人さんのZ1が注目される理由は、俳優が高価な旧車を所有しているという話題性だけではありません。本人のインタビュー、専門メディアの取材、継続的なSNS投稿を通して、車両に向き合う姿勢が具体的に伝わっているからです。
旧車の価値は年式や価格だけでは決まらない
1974年式のZ1Aという希少性は、確かに魅力の一つです。しかし、市原さんの話から浮かび上がるのは、機械としての魅力、専門店との関係、整備やカスタムを積み重ねる楽しさです。
特にPAMSとの出会いについて、市原さんはZに対するショップ側の情熱に心を打たれたと話しています。車両を購入して終わりではなく、専門家と相談しながら付き合いを深めていくことが、長く旧車を楽しむうえで大切な要素になっています。
Z1を購入する人が押さえたい判断基準
旧車の購入を検討している人は、次のような基準で判断すると失敗を避けやすくなります。
- おすすめできる人:旧車の整備やメンテナンスに時間と費用をかけられる人。
- おすすめできる人:専門店との付き合いや部品探しも含めて楽しめる人。
- 慎重に検討したい人:日常の移動に高い稼働率や手軽さを求める人。
- 慎重に検討したい人:購入後の修理費や部品調達の負担を避けたい人。
また、市原さんの車両と同じ仕様を目指す場合でも、カスタムパーツの装着だけで同じ乗り味になるとは限りません。車両ごとの状態や整備履歴が異なるため、ベース車両の選定から専門家に相談が必要です。
【よくある質問】市原隼人のバイクに関するFAQ
Q1:市原隼人の愛車は何のバイクですか?
A1:カワサキの900 SUPER4 Z1です。本人が1974年式のZ1Aに乗っているとインタビューで明かしています。
Q2:市原隼人のZ1は何年式ですか?
A2:1974年式です。GQ JAPANの取材では、Z1Aと呼ばれるモデルで、アメリカのデトロイトから運ばれてきた車両と紹介されています。
Q3:カワサキZ1の排気量は何ccですか?
A3:903ccです。空冷4ストロークDOHC並列4気筒エンジンを搭載しています。
Q4:市原隼人のZ1はどんなカスタムをしていますか?
A4:燃料タンクやカウルの塗装、バックステップ、サスペンション、ワイドホイール、KEIHIN製CRキャブレター、PAMSオリジナルマフラーなどが本人のインタビューで紹介されています。また、2025年にはJMCとPAMSが共同開発したチューンドヘッドを搭載した車両の展示も報告されました。
Q5:市原隼人は2026年もZ1に乗っていますか?
A5:2026年2月22日に、本人がInstagramでZ1との旅の写真を公開しています。少なくともこの時点で、愛車とのツーリングを楽しんでいたことが確認できます。
Q6:市原隼人はZ1でアメリカ横断を実現しましたか?
A6:2024年のインタビューではアメリカ横断を夢として語り、準備のためにエンジンを改良していると説明していました。ただし、2026年11月時点で横断完了を確認できる公表情報は見当たりません。
Q7:カワサキZ1とZ2の違いは何ですか?
A7:代表的な違いは排気量です。Z1は903cc、Z2は746ccで、Z1は海外市場向け、Z2は日本国内市場向けのモデルとして登場しました。
Q8:カワサキZ1の中古価格はいくらですか?
A8:年式、コンディション、オリジナルパーツの有無、整備履歴などによって大きく異なります。2026年11月時点で統一された公的相場は確認できないため、複数の専門店の販売価格と整備見積もりを比較することが大切です。
まとめ:市原隼人の愛車Z1は2026年も続く特別な存在
市原隼人さんの愛車は、1974年式のカワサキ900 SUPER4 Z1Aです。903ccの空冷4気筒エンジンを搭載し、タンクの塗装から足まわり、キャブレター、マフラー、エンジン関連のカスタムまで、本人のこだわりが詰まった一台となっています。
2025年にはJMCとPAMSが共同開発したチューンドヘッドを搭載した車両がイベントで展示され、2026年2月にはZ1での「あてのない旅」をInstagramで公開。過去のインタビューで語られた機械への愛情が、現在のツーリングにもつながっています。
市原さんのZ1から見えてくるのは、旧車の魅力が希少性や価格だけではないということです。機械の個性を理解し、専門家と手をかけながら、自分の時間をともに過ごす。その積み重ねこそが、半世紀前のバイクを今も走らせる大きな理由なの可能性があります。