2026年11月5日現在、錦織圭のATPツアー公式戦はすでに終了しています。現役最後の公式戦となったのは、10月1日に東京・有明で開催された木下グループジャパンオープン2026。シングルス1回戦でフランシス・ティアフォー(米国)と対戦し、4-6、4-6で敗れました。
一方、錦織圭のテニス人生はコートから完全に離れたわけではありません。12月6日には「U-NEXT presents ドリームテニスARIAKE 2026」への出演が予定されており、現役引退後もファンの前でプレーする機会が残っています。この記事では、2026年の試合日程と結果、引退発表の経緯、最後の対戦相手、今後のイベントや放送・配信情報まで整理します。
【最新情報】錦織圭の次の試合予定は?2026年11月現在の出場スケジュール

最初に確認したいのは、錦織圭に次の公式戦があるのかという点です。
答えは、ATPツアーを含む公式戦への次回出場予定はありません。2026年10月1日の木下グループジャパンオープンが現役最後の公式戦となり、その後、現役選手としてのツアー参戦は終了しています。
次に予定されているのは12月6日のドリームテニスARIAKE
ただし、現役引退後もテニスイベントへの参加は予定されています。
2026年12月6日(日)には、東京・有明コロシアムで「U-NEXT presents ドリームテニスARIAKE 2026」が開催されます。錦織圭のほか、ダニエル太郎、望月慎太郎、松岡修造、国枝慎吾、上地結衣、小田凱人らが出演予定です。
このイベントは、通常のATP公式戦ではなく、エキシビションマッチなどを楽しむ特別なテニスイベントです。現役復帰やツアー再参戦を意味するものではありません。
現時点で発表されている開催情報は次のとおりです。
- イベント名:U-NEXT presents ドリームテニスARIAKE 2026
- 開催日:2026年12月6日(日)
- 開始時間:13時
- 会場:有明コロシアム(東京都江東区)
- 出演予定:錦織圭、ダニエル太郎、望月慎太郎、松岡修造、国枝慎吾、上地結衣、小田凱人ほか
- 配信:U-NEXT独占ライブ配信
対戦カードや具体的な試合形式は、出演者の発表とは別に確認する必要があります。12月6日は、公式戦ではなく、引退後の錦織がファンの前に登場する貴重な機会として注目されています。
【2026年試合日程・結果】錦織圭が出場した大会を時系列で総まとめ
2026年の錦織圭は、シーズン序盤からチャレンジャー大会を中心に実戦を重ね、夏にはATP500やATP1000の予選、全米オープン予選にも挑戦しました。
引退を発表した後も、最後の公式戦まで競技を続けています。各大会の結果を時系列で整理すると、次のようになります。
2026年の主な出場大会と試合結果一覧
| 時期 | 大会名・カテゴリー | 結果・主な対戦 |
|---|---|---|
| 1月 | キャンベラ国際(CH125) | 1回戦途中棄権。V・コプリバ戦で1-6、2-2 |
| 3月 | ティオンヴィル・オープン(CH100) | 予選突破。本戦1回戦勝利、2回戦敗退 |
| 3月 | シェルブール・チャレンジャー(CH75) | 1回戦敗退。C・タビュールに6-7、4-6 |
| 4月 | サラソタ・オープン(CH75) | 2回戦敗退。N・キケルに勝利、呉易昺に敗戦 |
| 4月 | サバンナ・チャレンジャー(CH75) | 2回戦敗退。C・スミスに勝利、J・ケネディに敗戦 |
| 7月 | ムバダラ・シティ・オープン(ATP500) | 2回戦敗退。シャン・ジュンチェンに勝利、R・ホダルに敗戦 |
| 8月 | ナショナル・バンク・オープン(ATP1000) | 予選1回戦敗退。M・ジェンに3-6、1-6 |
| 8月 | シンシナティ・オープン(ATP1000) | 予選2回戦敗退。F・コメサーニャに勝利、M・トゥルンジェリティに敗戦 |
| 8月 | 全米オープン(グランドスラム) | 予選決勝敗退。2試合に勝利後、坂本怜に4-6、6-7で敗戦 |
| 10月 | 木下グループジャパンオープン(ATP500) | 1回戦敗退。F・ティアフォーに4-6、4-6 |
※大会記録・試合結果をもとに整理。全豪オープン予選は試合前に棄権しており、デビスカップのオーストリア戦にも出場していません。
3月のティオンヴィルでは予選から3連勝
2026年序盤の注目材料は、3月のティオンヴィル・オープンです。
錦織は予選1回戦でダニエル・ジェイドを6-2、6-3で下し、続く予選決勝ではイェレ・セルスに7-6、4-6、6-4で勝利。本戦進出を決めました。
本戦1回戦でもクレマン・タビュールを7-5、4-6、6-2で破り、3日間で3勝を挙げています。続く2回戦では19歳のニコライ・ブドコフ・キェアに6-3、4-6、2-6で敗れましたが、復調への期待を感じさせる大会でした。
夏はATP大会と全米オープン予選に挑戦
7月のムバダラ・シティ・オープンでは、シャン・ジュンチェンにフルセットで勝利。ATP500の本戦で1回戦を突破しました。
8月のシンシナティ・オープン予選でもフランシスコ・コメサーニャを破っています。さらに全米オープン予選では、セバスチャン・オフナー、マイケル・アントニウスに連勝し、予選決勝まで進みました。
しかし、予選決勝では日本の若手・坂本怜に4-6、6-7で敗れ、本戦出場はなりませんでした。
こうした結果からも、引退を決めた後まで錦織が競技への意欲を失っていなかったことが分かります。最後の舞台を日本のファンが見守るジャパンオープンに選んだことには、長年のキャリアを締めくくる意味がありました。
【現役最後の試合】錦織圭対フランシス・ティアフォーの結果と試合内容
錦織圭の現役最後の公式戦は、2026年10月1日に開催された木下グループジャパンオープンの男子シングルス1回戦です。
対戦相手は、アメリカのフランシス・ティアフォー。世界ランキング8位、第2シードという強敵でした。
木下グループジャパンオープン2026・男子シングルス1回戦
開催日:2026年10月1日
会場:有明コロシアム(東京都)
対戦:錦織圭(日本)対フランシス・ティアフォー(米国)
試合結果:ティアフォー 6-4、6-4 錦織圭
結果:錦織圭は1回戦敗退
2セットとも接戦。それでも世界8位の壁は高かった
大会公式レポートによると、錦織は第1セットの序盤に0-2とリードを許したものの、その後ブレークを返して追い上げました。
両セットとも一方的な展開にはならず、随所に錦織らしいラリーや攻撃的なショットが見られました。しかし、要点での安定感ではティアフォーが上回り、最終的には4-6、4-6のストレート負けとなりました。
ティアフォーはこの年の全米オープンでも好成績を残していたトップ選手です。錦織にとっては厳しい対戦相手でしたが、最後まで世界のトップレベルに挑む姿勢を見せました。
試合後、錦織は松岡修造氏によるコート上のインタビューで「もうちょっと(本来のプレーを)見せたかった」と話しています。記者会見でも、試合内容への悔しさをにじませました。
試合後のセレモニーで語った30年のテニス人生
敗戦後、錦織は有明コロシアムの観客に見送られながら、現役最後の試合を終えました。
日本オリンピック委員会が伝えた共同通信の記事によると、錦織はセレモニーで、長いテニス人生が終わることへの喪失感と、最後までやり切ったという満足感を語っています。
「悲しさが大きい。でも、やり切ったと言える思いはあるので満足はしている」
さらに10月6日には、大会最終日にトリビュートセレモニーが開催されました。錦織はファンや関係者に感謝を伝え、過去の優勝シーンなどを振り返りました。
このセレモニーでは、日本テニス界への貢献をたたえる時間が設けられました。10月1日が最後の公式戦、10月6日が功績をたたえるセレモニーという違いを押さえておくと、現役最後の日程を正しく理解できます。
【引退発表はいつ?】錦織圭が現役を退く決断をした理由と経緯
錦織圭が現役引退を発表したのは、2026年4月30日です。
自身のSNSを通じて、今シーズンをもって現役を引退する決断をしたと公表しました。長年にわたり日本男子テニスをけん引してきた選手の発表は、大きな反響を呼びました。
4月初旬の引退報道を本人が否定していた
実は、正式発表より前の4月5日にも引退報道が広がっていました。
フランスのスポーツ紙による報道を受け、錦織は自身のXで、直ちに引退するという情報を否定。その時点ではサラソタ・チャレンジャーへの出場を予定していることも説明し、近いうちに自身から状況を伝えると発信しました。
その後、4月30日に今季限りでの引退を正式に発表しています。つまり、4月初旬の「直ちに引退」という情報と、4月末の「シーズン終了をもって引退」という本人の決断は、区別する必要があります。
度重なる故障と長いリハビリ期間
引退を考える背景には、長年にわたる身体的な負担がありました。
錦織は2022年1月に股関節の手術を受けています。その後も左膝や腰、右肩などの故障が重なり、思うように大会へ出場できない時期が続きました。
現役時代の錦織は、世界ランキング4位まで上り詰めた実力者です。しかし、ランキングを維持するためには、年間を通して世界各地の大会を転戦し、短い間隔で試合を続ける必要があります。
故障から復帰しても、以前と同じ水準で連戦できる状態に戻すことは容易ではありません。長期的な身体の負担と、トップレベルで競技を続ける難しさが、引退の判断に関係したと考えられます。
錦織圭の主な経歴と記録
錦織の19年間のプロキャリアには、日本テニス界の歴史を変えた実績が数多くあります。
- 2003年:13歳で渡米し、IMGアカデミーで本格的な育成を受ける。
- 2007年:プロ転向。
- 2008年:デルレイビーチ国際選手権でATPツアー初優勝。
- 2012年:木下グループジャパンオープンの前身大会で優勝。
- 2014年:全米オープンで日本男子初のグランドスラム・シングルス準優勝。同年、ジャパンオープンでも優勝。
- 2015年:世界ランキング自己最高の4位を記録。
- 2016年:リオデジャネイロ五輪で男子シングルス銅メダルを獲得。
- 2026年4月30日:今季限りでの現役引退を発表。
- 2026年10月1日:ジャパンオープンで現役最後の公式戦を終える。
ATPツアー通算優勝回数は12回。2014年の全米オープン準優勝と2016年リオ五輪の銅メダルは、日本の男子テニス史に残る大きな功績です。
引退後の具体的な進路については、9月25日の会見時点で未定と説明していました。一方、自身の経験をジュニア選手に伝え、日本やアジアのテニス界の発展に貢献したいという意向も示しています。
【放送・配信情報】錦織圭の最後の試合と今後のイベントはどこで見られる?
錦織圭の2026年最後の公式戦となったジャパンオープンは、WOWOWが放送・配信を担当しました。
大会期間中は、予選から本戦まで複数の配信機会が設けられ、現役最後の試合となったティアフォー戦も視聴できる環境が用意されていました。
ジャパンオープン2026の放送・配信実績
- 9月28日・29日:予選をWOWOWオンデマンドなどで無料ライブ配信。
- 9月28日:錦織圭の公式練習をWOWOW公式YouTube、WOWOWオンデマンドでライブ配信。
- 9月30日・10月1日:本戦1回戦をWOWOWライブで無料放送。WOWOWオンデマンド、WOWOW公式YouTubeでも無料ライブ配信。
- 9月30日~10月6日:大会を連日生中継。
これらはすでに終了した大会中継です。11月5日時点で、錦織のATP公式戦を生中継する次回予定はありません。
12月6日のドリームテニスARIAKEはU-NEXTで独占配信
次に注目したいのが、12月6日に開催されるドリームテニスARIAKEです。
U-NEXTの公式案内によると、同イベントは12月6日(日)13時から独占ライブ配信される予定です。ライブ終了後には見逃し配信も予定されています。
現役最後の公式戦とは異なり、今回は錦織をはじめとする日本テニス界の選手たちが集まる特別イベントです。現役時代とは違う雰囲気の中で、錦織のプレーを見られる機会として注目されます。
WOWOWの錦織圭関連特集もチェック
WOWOWでは、試合中継だけでなく、錦織のキャリアを振り返る関連番組も予定されています。
- 11月14日18時:「錦織圭 ラストロード ~最後のグランドスラムからジャパンオープンまでの軌跡~」
- 12月27日17時30分:「錦織圭~世界を魅了した日本の奇跡~」
試合結果だけでなく、引退を決断するまでの歩みや過去の名勝負を振り返りたい人にとっても、関連番組は注目のコンテンツです。
【プロの結論】錦織圭の引退後に注目すべき3つのポイント
錦織圭の試合予定を調べる際、これからは「公式戦」と「エキシビション・イベント」を分けて考えることが大切です。
1. ATPツアーへの復帰とイベント出演は別物
12月6日のドリームテニスARIAKEへの参加は、現役復帰を意味しません。ATPポイントや世界ランキングを争う公式戦ではなく、ファンや関係者とテニスを楽しむ特別イベントです。
そのため、今後の出場情報を調べる際は、大会名だけで判断せず、ATP公式大会なのか、チャリティーイベントなのか、エキシビションなのかを確認する必要があります。
2. 引退後の活動はジュニア育成にも注目
錦織は引退後の具体的な進路を決めていない一方、ジュニア選手への経験の共有や、日本テニスの強化に関心を示してきました。
13歳で渡米し、世界ランキング4位まで上り詰めた経験は、次世代の選手にとって貴重な財産です。今後は大会出場だけでなく、指導や育成、テニス普及といった分野での活動にも注目が集まります。
3. 最新情報は公式発表を優先する
引退報道が正式発表前に広がった経緯からも、錦織の今後に関する情報は発信元を確認が必要です。
- ATP公式大会のエントリーリスト:公式戦への出場予定を確認。
- 大会公式サイト:対戦相手、試合日程、試合結果を確認。
- 本人の公式SNS:本人が発表した活動やイベント情報を確認。
- 放送局・配信サービスの公式発表:中継日時と視聴方法を確認。
「錦織が試合に出る」という情報だけでは、公式戦なのかイベントなのかは分かりません。特に引退後は、この区別が検索情報を正確に理解するポイントになります。
錦織圭の試合予定・引退に関するよくある質問(FAQ)
Q1:錦織圭の次の試合はいつですか?
A1:ATPツアーなどの公式戦に次の出場予定はありません。ただし、2026年12月6日に有明コロシアムで開催されるドリームテニスARIAKEへの出演が予定されています。こちらは公式戦ではなくエキシビションイベントです。
Q2:錦織圭は本当に引退したのですか?
A2:はい。2026年4月30日に今季限りでの現役引退を発表し、10月1日の木下グループジャパンオープンで現役最後の公式戦を終えました。10月6日には引退を記念するセレモニーも開催されています。
Q3:錦織圭の最後の試合の対戦相手と結果は?
A3:2026年10月1日のジャパンオープン1回戦で、アメリカのフランシス・ティアフォーと対戦しました。結果は4-6、4-6。ティアフォーにストレートで敗れました。
Q4:12月6日のイベントはどこで視聴できますか?
A4:「U-NEXT presents ドリームテニスARIAKE 2026」は、U-NEXTで12月6日13時から独占ライブ配信される予定です。錦織圭のほか、ダニエル太郎、望月慎太郎、松岡修造、国枝慎吾らが出演予定です。
まとめ:錦織圭の公式戦は終了、12月の特別イベントに注目
2026年11月5日時点で、錦織圭の現役最後の公式戦は10月1日の木下グループジャパンオープンで終了しています。フランシス・ティアフォーに4-6、4-6で敗れた試合が、19年間にわたるプロキャリアの最後の一戦となりました。
4月30日の引退発表から、最後の大会、10月6日の記念セレモニーまで、2026年は錦織にとって大きな節目の年となりました。
ただし、ファンが錦織のプレーを見る機会はまだあります。12月6日のドリームテニスARIAKEへの出演が予定されており、U-NEXTでの独占ライブ配信も発表されています。
世界ランキング4位、全米オープン準優勝、リオ五輪銅メダル、ATPツアー12勝。日本男子テニスの歴史を切り開いた錦織圭の次のステージは、競技者としての戦いから、テニス界への新たな貢献へと移りつつあります。
今後は公式戦への復帰を期待するよりも、12月のイベントやジュニア育成など、引退後の活動に注目することが、錦織圭の現在を知るうえで大切です。
主な検証資料