「ラブライブ!」シリーズがNHK紅白歌合戦に出演した実績はあるのか。結論からいうと、2026年11月6日現在、シリーズから紅白に出演した代表的な実績は、2015年のμ’sと2018年のAqoursの2回です。μ’sは「第66回NHK紅白歌合戦」に初出場し、「それは僕たちの奇跡」を披露。続く2018年には「ラブライブ!サンシャイン!!」の声優ユニット・Aqoursが「第69回NHK紅白歌合戦」に出演し、「君のこころは輝いてるかい?」を歌いました。
一方、2015年のμ’sには南條愛乃の出演辞退という出来事もありました。膝の故障によって激しいダンスを伴うステージパフォーマンスが困難と判断され、最終的に8人で出演しています。この記事では、両グループの出演メンバー、歌唱曲、紅白出場が決まった背景、南條愛乃の辞退理由を振り返りながら、2026年の最新状況まで整理します。
【先に結論】ラブライブ紅白の出場歴はμ’sとAqoursの2回

ラブライブ!シリーズの紅白出演を振り返るうえで押さえておきたいのが、2015年と2018年という2つの節目です。
最初に大みそかの舞台に立ったのは、初代シリーズの声優陣によるユニットμ’sです。2015年11月26日に第66回NHK紅白歌合戦への初出場が発表され、12月31日の本番では紅組の出場歌手としてパフォーマンスを披露しました。
その3年後、2018年には「ラブライブ!サンシャイン!!」のAqoursが第69回NHK紅白歌合戦に初出演。こちらは通常の歌手出場枠とは異なり、日本のアニメやゲーム文化を紹介する特別企画への参加でした。
つまり、両グループは同じラブライブ!シリーズに属しながら、異なる形式で紅白のステージを経験しています。
2015年と2018年の違い
- 2015年・μ’s:紅組の出場歌手として初出場。シリーズ初の紅白出演。
- 2018年・Aqours:世界で人気のジャパンカルチャーを紹介する企画コーナーに出演。
この違いは、単純に出演回数を数えるだけでは見えてきません。μ’sはアニメ発の声優ユニットが音楽シーンで確立した人気を背景に選ばれ、Aqoursは日本のポップカルチャーを世界に発信する番組企画の一員として登場したという、それぞれ異なる意味を持っています。
【2015年・第66回】μ’sの紅白初出場と歌唱曲・出演メンバー
2015年11月26日、μ’sの第66回NHK紅白歌合戦への初出場が発表されました。
当時の「ラブライブ!」は、テレビアニメや劇場版、音楽CD、ライブ活動などを通じて大きな支持を集めていました。アニメの中に登場するスクールアイドルと、実際にそのキャラクターを演じる声優陣が同じ名前のユニットとして活動するスタイルも、作品の特徴でした。
μ’sが紅白に選ばれた理由
2015年11月27日付のMANTANWEBの報道によると、NHKの柴崎哲也チーフプロデューサーはμ’sの起用理由について、次のように説明しています。
「すごい勢い、売り上げ、話題性をひしひしと感じました」
このコメントから読み取れるのは、単にアニメ作品として人気があっただけではなく、音楽ユニットとしての実績も選考に影響していたということです。
実際、2015年6月に公開された劇場版「ラブライブ!The School Idol Movie」は、公開150日で観客動員数200万人、累計興行収入28億円を突破。μ’sの楽曲「僕たちはひとつの光/Future style」も発売初週に約9万6000枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングで初登場2位を記録しました。
加えて、NHKの「Rの法則」や「MUSIC JAPAN」への出演、BSプレミアムの特番「ラブライブ!μ’sスペシャルライブ」など、番組との接点もありました。
こうした作品人気、音楽活動の実績、NHK番組への出演経験が重なり、μ’sの初出場につながったと考えられます。
μ’sの紅白歌唱曲は「それは僕たちの奇跡」
第66回NHK紅白歌合戦でμ’sが披露した楽曲は、「それは僕たちの奇跡」です。
同曲はテレビアニメ「ラブライブ!」第2期のオープニングテーマ。作品を象徴する楽曲の一つであり、紅白という幅広い世代が視聴する番組で披露する曲としても、シリーズの魅力を伝えやすい選択でした。
2015年12月21日に発表された歌唱曲目でも、μ’sの楽曲として正式に掲載されています。
μ’sの紅白出演メンバーは8人
μ’sは本来9人組ですが、2015年12月31日の紅白本番では南條愛乃を除く8人が出演しました。
- 新田恵海:高坂穂乃果役
- 内田彩:南ことり役
- 三森すずこ:園田海未役
- 飯田里穂:星空凛役
- Pile:西木野真姫役
- 楠田亜衣奈:東條希役
- 久保ユリカ:小泉花陽役
- 徳井青空:矢澤にこ役
南條愛乃は絢瀬絵里役を担当しており、グループの正式メンバーです。ただし、紅白当日は健康上の事情から出演を辞退しています。
この8人での出演は、μ’sの紅白実績を語るうえで欠かせないポイントです。
【南條愛乃の紅白出演辞退】理由は膝の故障だった
μ’sの紅白初出場が発表された当初、ファンの期待を集めていたのが9人全員でのステージでした。しかし、本番を3日後に控えた2015年12月28日、南條愛乃の出演辞退が公式に発表されます。
公式発表で説明された辞退の経緯
2015年12月28日、所属事務所と「ラブライブ!」公式サイトは、南條愛乃の第66回NHK紅白歌合戦への出演辞退を発表しました。
発表によると、南條愛乃は以前から膝蓋骨亜脱臼および半月板損傷を患っており、医師の指導のもとでリハビリやトレーニングを続けていました。しかし、膝に大きな負荷がかかる運動は制限されていたと説明されています。
そして、紅白のステージで必要となる激しいダンスを伴うパフォーマンスについて、次のように判断されました。
「激しいダンスによる、ステージパフォーマンスが極めて困難」
本人、医師、関係者との協議を重ねた結果、本人の体調を優先して出演を辞退する決断に至りました。
したがって、南條愛乃の辞退は、グループ内の問題や活動方針の対立によるものではありません。膝の状態とステージで求められる身体的負担を考慮した判断でした。
μ’sのメンバーは8人で紅白に出演
南條愛乃の辞退によって、μ’sは8人体制で本番に臨むことになりました。
2015年12月29日の紅白リハーサルを取材した日刊スポーツによると、新田恵海は南條愛乃について「気持ちは9人」という趣旨のコメントを残しています。
この出来事は、出演人数が変わってもμ’sというユニットの一体感を大切にする姿勢が示された場面でもありました。
なお、南條愛乃はμ’sの正式メンバーであり、紅白出演を辞退したことによってメンバーから外れたわけではありません。この点は、現在も検索されることの多い誤解の一つです。
【2018年・第69回】Aqoursの紅白歌唱曲と出演メンバー9人
μ’sに続いて紅白のステージに立ったのが、「ラブライブ!サンシャイン!!」から生まれた声優ユニットAqoursです。
2018年11月14日に出場決定が発表され、12月31日の第69回NHK紅白歌合戦に出演しました。サンライズの2018年11月15日付公式作品ニュースでも出演決定が告知されています。
Aqoursの歌唱曲はデビューシングル
Aqoursが紅白で披露した楽曲は、「君のこころは輝いてるかい?」です。
2015年10月に発売されたAqoursのデビューシングルであり、グループの出発点を象徴する楽曲です。
2018年12月29日のリハーサル取材で、高槻かなこはデビューシングルを披露することへの思いを語りました。また、リーダーの伊波杏樹も、最初の活動から9人で歩んできた時間を大切にして本番に臨む姿勢を示しています。
2018年12月31日の本番では、9人がそろって華やかなステージを披露しました。
Aqoursの紅白出演メンバー一覧
Aqoursは9人全員で紅白に出演しています。各メンバーと担当キャラクターは次のとおりです。
- 伊波杏樹:高海千歌役
- 逢田梨香子:桜内梨子役
- 諏訪ななか:松浦果南役
- 小宮有紗:黒澤ダイヤ役
- 斉藤朱夏:渡辺曜役
- 小林愛香:津島善子役
- 高槻かなこ:国木田花丸役
- 鈴木愛奈:小原鞠莉役
- 降幡愛:黒澤ルビィ役
μ’sと異なり、Aqoursは紅白本番に9人全員で出演したことも特徴です。
Aqoursの出場理由はジャパンカルチャーへの注目
2018年のAqoursは、通常の紅組出場歌手としてではなく、「世界で人気のジャパンカルチャーを特集」する企画コーナーに登場しました。
この企画では、ミュージカル「刀剣乱舞」の刀剣男士も出演。日本発のアニメやゲームを中心とした文化を、国内外の視聴者に紹介する構成でした。
MANTANWEBの2018年11月16日付報道では、NHK番組への出演実績やCDの売り上げ、ライブの人気に加え、世界的な知名度も背景として取り上げられています。
実際、Aqoursは2018年に「SONGS OF TOKYO」「シブヤノオト」などのNHK番組に出演。NHK・FMの「今日は一日“ラブライブ!”三昧」でもμ’sとともに取り上げられました。
また、2017年には「ラブライブ!サンシャイン!!」のテレビアニメがNHK・Eテレで放送されています。
こうした実績を踏まえると、Aqoursの出演は単なるアニメ作品の宣伝ではなく、日本の音楽・アニメ文化を代表する存在として紹介された意味合いが強かったと考えられます。
【比較・関係性一覧】μ’sとAqoursの紅白出演を時系列で整理
ここまでの情報を、年代、出演形式、歌唱曲、メンバー構成、出場の背景という観点から整理します。
| 比較項目 | μ’s(2015年) | Aqours(2018年) |
|---|---|---|
| 出演した大会 | 第66回NHK紅白歌合戦 | 第69回NHK紅白歌合戦 |
| 出演日 | 2015年12月31日 | 2018年12月31日 |
| 出演形式 | 紅組の出場歌手 | ジャパンカルチャー特集の企画コーナー |
| 歌唱曲 | それは僕たちの奇跡 | 君のこころは輝いてるかい? |
| メンバー数 | 8人で出演(本来は9人) | 9人全員で出演 |
| 出演辞退 | 南條愛乃が膝の故障により辞退 | 今回の出演に関する同様の辞退は確認されていない |
| 選出の背景 | 勢い、売り上げ、話題性、NHK番組への出演実績 | 音楽・ライブの実績、NHKとの接点、日本文化の海外人気 |
| シリーズ内の位置付け | 初代シリーズの紅白初出場 | シリーズに続く2組目の紅白出演 |
この比較で特に重要なのは、μ’sとAqoursの出演形式が異なることです。
μ’sは紅組の正式な出場歌手として選ばれました。一方のAqoursは、日本のアニメ・ゲーム文化を紹介する特別企画への参加でした。
どちらも紅白という国民的音楽番組のステージに立った実績ですが、出演枠の性質まで同じだったわけではありません。
また、南條愛乃の出演辞退は2015年のμ’sに限った出来事であり、Aqoursの出演状況とは切り分けて理解する必要があります。
【NHK紅白とアニメ作品】ラブライブが残した実績と2026年の現在
NHK紅白歌合戦では、アニメに関連する出演者や企画がさまざまな形で取り上げられてきました。
ただし、アニメ作品の出演実績といっても、アニメ主題歌を歌う一般アーティスト、声優として活動する歌手、作品内のユニットを現実の声優陣が再現するグループ、作品を紹介する特別企画など、その形態は異なります。
ラブライブ以外にもアニメ関連の紅白実績がある
例えば、2013年にはテレビアニメ「進撃の巨人」のオープニングテーマを手がけたLinked Horizonが出演。2014年には声優としても活動する水樹奈々が紅白に出場しました。
また、2015年の第66回では、μ’sの出演だけでなく、特別企画で「オルフェンズの涙」を披露したMISIAや、「千本桜」を披露した小林幸子も話題になりました。
こうした実績を見ると、紅白におけるアニメ文化の扱いは、時代とともに広がってきたことが分かります。
その中でもμ’sとAqoursは、アニメのキャラクターを演じる声優陣が実際の音楽ユニットとして活動し、そのグループ名で紅白に出演したという点で特徴的です。
ラブライブ紅白の現在は?2026年の最新状況
2026年11月6日現在、第77回NHK紅白歌合戦の出場歌手については、NHKの公式案内で「決定次第、放送や番組ホームページなどでお知らせします」とされています。
そのため、ラブライブ!シリーズの2026年紅白出演についても、現段階で確定した発表はありません。
過去の出演実績を理由に、μ’sやAqours、あるいはシリーズの別グループが2026年に出演すると断定することはできません。
2026年の出演情報を調べる場合は、次の3つを区別することが大切です。
- NHKの正式発表:出場決定を判断する最も重要な情報。
- 作品・出演者側の公式発表:出演日や参加メンバーなどの詳細を確認できる情報。
- メディアの予想・出演内定報道:正式発表とは異なる段階の情報。
特に紅白の出演者予想記事では、過去の実績や人気を根拠に名前が挙がる場合があります。しかし、予想と正式決定は別物です。
2026年のラブライブ紅白を追う際は、NHKの第77回公式情報とラブライブ!シリーズの公式ニュースを照らし合わせるのが確実です。
【プロの結論】ラブライブの紅白出場が持つ本当の意味
μ’sとAqoursの紅白出演を比較すると、ラブライブ!シリーズが音楽業界やテレビ番組に与えた影響を、異なる2つの角度から理解できます。
1. アニメ作品から実在する音楽ユニットへの展開
μ’sの2015年の出演は、アニメ発の声優ユニットが一般の音楽アーティストと並んで紅組に選ばれた事例です。
作品の人気だけでなく、CD販売、ライブ動員、メディア露出といった音楽活動の実績が評価されました。アニメの枠を越えて音楽ユニットとして認知されていたことが、紅白初出場につながった大きな背景です。
2. Aqoursの出演は日本のポップカルチャーの国際的な発信
2018年のAqoursは、日本のアニメやゲームが世界的に支持されていることを紹介する企画に参加しました。
μ’sが音楽ユニットとしての実績を強く示したのに対し、Aqoursは日本発のコンテンツ文化を象徴する存在として出演した側面があります。
同じシリーズでも、時代や番組の企画意図によって出演の意味合いが変わる点は興味深いところです。
3. 出場歴を調べる際は出演形式と実際の参加人数を見る
検索結果だけを見ていると、μ’sは9人全員が紅白に出演したと思われることがあります。しかし、実際には南條愛乃が辞退し、8人でステージに立ちました。
また、Aqoursについては通常の紅組出場歌手ではなく、特別企画への出演だった点を押さえておく必要があります。
この2つの違いを理解しておけば、出演回数、歌唱曲、メンバー、出場理由について、より正確にシリーズの歴史を振り返れます。
【ラブライブ紅白】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ラブライブは紅白に何回出場していますか?
A1:2026年11月6日現在、確認できるシリーズの出演実績は2回です。2015年の第66回NHK紅白歌合戦にμ’sが、2018年の第69回NHK紅白歌合戦にAqoursが出演しました。
Q2:μ’sとAqoursが紅白で歌った曲は何ですか?
A2:μ’sは2015年に「それは僕たちの奇跡」を披露しました。Aqoursは2018年にデビューシングル「君のこころは輝いてるかい?」を披露しています。
Q3:南條愛乃が紅白に出演しなかった理由は何ですか?
A3:膝蓋骨亜脱臼と半月板損傷によって、激しいダンスを伴うステージパフォーマンスが困難と判断されたためです。2015年12月28日に公式発表があり、本人の体調を優先して出演を辞退しました。
Q4:Aqoursは紅白に何人で出演しましたか?
A4:伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛の9人全員で出演しました。
Q5:ラブライブは2026年の紅白に出演しますか?
A5:2026年11月6日現在、第77回NHK紅白歌合戦へのシリーズの出演は正式発表されていません。出演の有無はNHKの公式発表を確認する必要があります。
まとめ:ラブライブ紅白の2大実績と2026年以降の注目点
ラブライブ!シリーズの紅白出演を振り返ると、2015年のμ’sと2018年のAqoursという、2つの大きな節目がありました。
μ’sは第66回NHK紅白歌合戦に初出場し、「それは僕たちの奇跡」を披露。南條愛乃は膝の故障によって出演を辞退し、残る8人がステージに立ちました。
一方、Aqoursは第69回NHK紅白歌合戦のジャパンカルチャー特集に9人全員で出演し、「君のこころは輝いてるかい?」を披露。日本のアニメ文化を代表するグループとして、大みそかの番組を彩りました。
両グループの出演は、アニメ作品の人気が音楽活動やテレビ番組への出演につながった代表的な実績です。
2026年11月6日現在、第77回NHK紅白歌合戦へのラブライブ!シリーズの出演は未発表です。今後の動向を確認する際は、過去の出演実績やメディアの予想だけで判断せず、NHKとシリーズ公式の発表を基準にすることが大切です。
μ’sからAqoursへと受け継がれた紅白出演の歴史は、ラブライブ!シリーズがアニメの枠を越えて音楽文化に存在感を示してきたことを物語っています。