2026年の高校野球は、春の選抜大会、夏の全国選手権大会、各都道府県の地方大会という3つの大きな流れで進んだ。
年間の日程を把握する際には、春と夏の大会で出場校の決まり方が異なる点を押さえておきたい。
2026年の主要大会カレンダー
| 時期 | 大会・イベント | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1月30日 | センバツ出場校選考 | 春の出場32校決定 |
| 3月6日 | センバツ抽選会 | 1回戦の組み合わせ決定 |
| 3月19~31日 | 第98回選抜大会 | 春の全国大会 |
| 6月~7月 | 夏の地方大会 | 各地区で甲子園代表を決定 |
| 7月20~28日 | 代表校決定 | 全国49代表が確定 |
| 8月1日 | 夏の抽選会 | 3回戦までの組み合わせ決定 |
| 8月5~22日 | 第108回選手権大会 | 夏の甲子園 |
春のセンバツは秋季大会の成績などを踏まえて選考される招待大会であり、夏の選手権は各地方大会を勝ち抜いた代表校が出場する。
この違いが、年間の高校野球日程を理解するうえで最初のポイントになる。
【春のセンバツ2026】第98回選抜高校野球大会の組み合わせと試合結果

第98回選抜高等学校野球大会は、2026年3月19日から31日までの13日間、阪神甲子園球場で開催された。
出場校は32校。準々決勝翌日と準決勝翌日には休養日が設けられ、決勝は3月31日に実施された。
組み合わせ抽選会は3月6日
センバツの組み合わせ抽選会は、3月6日午前9時から毎日新聞大阪本社オーバルホールで実施された。
出場32校の主将らが参加し、初戦の対戦カードが決定。注目された対戦の一つが、開幕戦の帝京対沖縄尚学だった。
また、前年のセンバツ優勝校で連覇を狙った横浜は、第2日の第2試合で神村学園と対戦する組み合わせとなった。
選抜大会は地方大会の優勝校をそのまま集める方式ではない。秋季大会の成績や試合内容などを基礎に、選考委員会が出場校を決定する仕組みだ。
春のセンバツ2026・決勝までの勝ち上がり
大会終盤では大阪桐蔭と智辯学園が存在感を示した。
- 準々決勝:大阪桐蔭 4-3 英明
- 準々決勝:専大松戸 2-1 山梨学院
- 準々決勝:智辯学園 12-8 花咲徳栄
- 準々決勝:中京大中京 2-1 八戸学院光星
- 準決勝:大阪桐蔭 3-2 専大松戸
- 準決勝:智辯学園 2-1 中京大中京
そして3月31日の決勝では、大阪桐蔭が智辯学園に7-3で勝利した。
大阪桐蔭は4年ぶり5度目のセンバツ優勝。2年ぶり16回目の出場で頂点に立った。
春と夏で混同しやすい「智辯学園」と「智辯和歌山」
2026年の大会結果を検索するとき、注意したいのが学校名の混同だ。
春の決勝に進出したのは奈良県の智辯学園。夏の決勝に進出したのは和歌山県の智辯和歌山である。
どちらも「智辯」の名称を持つが、別々の高校だ。
春は大阪桐蔭が智辯学園を破り、夏は智辯和歌山が健大高崎を破った。この2つの決勝を区別することで、2026年の年間優勝校を正確に把握できる。
【夏の甲子園2026】第108回全国高校野球選手権大会の日程とトーナメント表
2026年夏の甲子園は、8月5日(水)から22日(土)までの18日間、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催された。
第108回全国高等学校野球選手権大会には、全国47都道府県から選ばれた49代表校が参加した。
北海道は北北海道・南北海道、東京都は東東京・西東京に分かれるため、47都道府県から49校が出場する。
夏の甲子園・2026年の日程一覧
日本高等学校野球連盟が公表した大会日程を、試合段階ごとに整理すると次のようになる。
| 日程 | 試合内容 | 大会の進行 |
|---|---|---|
| 8月5日 | 開会式・1回戦 | 大会初日 |
| 8月6日 | 1回戦 | 初戦 |
| 8月7~9日 | 1回戦 | 1回戦の集中日 |
| 8月10~14日 | 1・2回戦 | 2回戦へ進出 |
| 8月15~16日 | 3回戦 | ベスト8決定 |
| 8月17日 | 休養日 | 選手の休養 |
| 8月18日 | 準々決勝 | ベスト4決定 |
| 8月19日 | 休養日 | 選手の休養 |
| 8月20日 | 準決勝 | 決勝進出校決定 |
| 8月21日 | 休養日 | 決勝前の休養 |
| 8月22日 | 決勝・閉会式 | 優勝校決定 |
開幕日の8月5日は午後4時から開会式が行われ、第1試合は午後5時39分に開始された。
8月6日も午後からの試合編成となり、8月7日以降は朝の部と午後の部に分ける日程が採用された。
この観客入れ替え制は、暑さ対策と選手の負担軽減を目的としたもので、第3日から第8日まで実施された。
2026年の組み合わせ抽選会は8月1日
夏の組み合わせ抽選会は、8月1日午後5時からオンラインで実施された。
今回の特徴は、従来のように大阪市内の会場に代表校が集まる形式ではなく、オンラインで3回戦までの対戦を決めたことだ。
この変更には、学校や応援団が遠征・応援の準備を進める時間を確保する狙いがあった。
また、準々決勝以降の組み合わせは最初の抽選ですべて決まるわけではない。3回戦終了後、勝ち上がったチームの主将が各試合直後にくじを引いて決定する方式だった。
つまり、夏の甲子園のトーナメント表を見る際は、最初に決まる1~3回戦と、その後に決まる準々決勝以降を区別する必要がある。
夏の甲子園2026・準々決勝から決勝までの結果
大会終盤は、智辯和歌山、健大高崎、横浜、天理の4校が準決勝に進出した。
準々決勝・8月18日
- 天理 7-0 三重
- 智辯和歌山 11-3 仙台育英
- 横浜 6-0 花巻東
- 健大高崎 1-0 有明
準決勝・8月20日
- 智辯和歌山 7-1 横浜
- 健大高崎 1-0 天理
そして迎えた8月22日の決勝。
智辯和歌山と健大高崎による対戦は、最後まで目の離せない接戦となった。
智辯和歌山 4-3 健大高崎
智辯和歌山 優勝
2026年8月22日・第108回全国高校野球選手権大会決勝
智辯和歌山は健大高崎を4-3で破り、5年ぶり4度目の夏の甲子園優勝を達成した。
健大高崎は6回目の出場で悲願の初優勝を目指したが、あと一歩届かなかった。
春の大阪桐蔭に続き、夏は智辯和歌山が全国の頂点に立った。
【全国49代表校一覧】2026年夏の甲子園に出場した高校
夏の甲子園を振り返るうえで欠かせないのが、全国49代表校の顔ぶれだ。
日本高等学校野球連盟が公表した代表校一覧を、地域ごとに整理した。
2026年7月28日更新の代表校情報を基に整理。
北海道・東北(8校)
- 北北海道:白樺学園
- 南北海道:札幌日大
- 青森:青森山田
- 岩手:花巻東
- 秋田:横手
- 山形:鶴岡東
- 宮城:仙台育英
- 福島:東日大昌平
関東(9校)
- 茨城:霞ケ浦
- 栃木:佐野日大
- 群馬:健大高崎
- 埼玉:花咲徳栄
- 千葉:拓大紅陵
- 東東京:関東第一
- 西東京:八王子実践
- 神奈川:横浜
- 山梨:東海大甲府
北信越(5校)
- 新潟:日本文理
- 長野:松商学園
- 富山:高岡商
- 石川:遊学館
- 福井:敦賀気比
東海(4校)
- 静岡:聖隷クリストファー
- 愛知:享栄
- 岐阜:中京
- 三重:三重
近畿(6校)
- 滋賀:八幡商
- 京都:立命館宇治
- 大阪:履正社
- 兵庫:社
- 奈良:天理
- 和歌山:智辯和歌山
中国(5校)
- 岡山:岡山学芸館
- 広島:福山
- 鳥取:鳥取城北
- 島根:立正大淞南
- 山口:高川学園
四国(4校)
- 香川:英明
- 徳島:鳴門渦潮
- 愛媛:新田
- 高知:明徳義塾
九州・沖縄(8校)
- 福岡:東筑
- 佐賀:佐賀商
- 長崎:長崎日大
- 熊本:有明
- 大分:大分商
- 宮崎:日南学園
- 鹿児島:神村学園
- 沖縄:沖縄尚学
以上、合計49校となる。
2026年大会の主要校・成績と関係性
49校の中でも、大会の勝ち上がりを追ううえで注目したいのは、春の優勝校、夏の優勝校、夏の決勝進出校、ベスト4の関係だ。
この表からも分かるように、春の優勝校と夏の優勝校は異なる。
また、春の準優勝校である智辯学園と夏の優勝校である智辯和歌山も別の学校であり、成績を比較する際には混同しないようにしたい。
【高校野球地方大会2026】47都道府県の開催日程と代表決定までの流れ
夏の甲子園に出場する49校は、地方大会を勝ち抜いてきた代表校だ。
2026年の地方大会は、6月から7月にかけて各地で開催された。日本高等学校野球連盟の6月10日付開催日程では、北海道から沖縄までの大会期間と抽選日が公表されている。
地方大会の日程は地域ごとに異なる
代表的な開催日程は次のとおり。
| 地区 | 地方大会の開催期間 |
|---|---|
| 北北海道 | 6月25日~7月20日 |
| 南北海道 | 6月20日~7月21日 |
| 青森 | 7月7日~22日 |
| 岩手 | 7月8日~23日 |
| 宮城 | 7月9日~26日 |
| 茨城 | 7月4日~25日 |
| 神奈川 | 7月5日~26日 |
| 愛知 | 6月27日~7月28日 |
| 大阪 | 7月4日~28日 |
| 和歌山 | 7月10日~27日 |
| 広島 | 7月11日~26日 |
| 沖縄 | 6月13日~7月20日 |
各都道府県で試合日程や会場が異なり、組み合わせ抽選会も別々に設定されている。
地方大会の開催期間は、沖縄のように6月中旬から始まる地域もあれば、7月に入って本格化する地域もある。
そのため、特定の高校の試合日程を調べる場合は、全国大会の組み合わせ表ではなく、該当する都道府県の高野連が公表する地方大会の日程を確認する必要がある。
地方大会の抽選から甲子園出場まで
夏の地方大会は、基本的に次の順序で進む。
1. 各都道府県の高野連が大会要項と日程を公表する。
2. 地方大会の組み合わせ抽選会を実施する。
3. 1回戦から準決勝まで勝ち上がる。
4. 地方大会の決勝で優勝校が決まる。
5. 代表校が甲子園の出場権を獲得する。
6. 全国大会の組み合わせ抽選会を経て甲子園に出場する。
北海道と東京ではそれぞれ2つの代表枠があるため、地方大会の数は47都道府県に対して49となる。
また、地方大会は必ず7月末日までに代表校が決まるよう日程が組まれている。2026年は7月28日更新の代表校一覧で49校が確認できる。
雨天順延後の大会日程はどう変わった?
高校野球の日程を確認するときに見落としやすいのが、雨天順延や悪天候による試合変更だ。
2026年の夏の甲子園では、8月12日に予定されていた第4試合、東海大甲府対健大高崎が台風15号による天候不良の見込みから中止となり、翌13日に順延された。
この変更に伴い、13日以降の試合開始時刻や対戦順を確認する必要が生じた。
一方、準々決勝は18日、準決勝は20日、決勝は22日に実施され、最終的に智辯和歌山が優勝した。
ここで注意したいのは、最初に発表された大会日程と、実際に試合が行われた日程は必ずしも一致しないことだ。
試合観戦やテレビ中継を予定している場合は、古い日程表だけで判断せず、大会本部の最新発表を確認することが欠かせない。
【プロの結論】2026年の高校野球日程・組み合わせ表で押さえるべきポイント
2026年の高校野球を振り返ると、春と夏では優勝校も大会の構造も異なり、地方大会から全国大会まで、それぞれに独自の見どころがあった。
特に重要なのは、次の3点だ。
1. 春のセンバツと夏の甲子園は別の大会として見る
春のセンバツは選考委員会による32校の選出、夏の甲子園は地方大会を勝ち抜いた49校による全国大会だ。
春の成績だけで夏の出場や優勝を予測することはできない。
2. トーナメント表は抽選方式まで理解する
春は3月6日に組み合わせが決まり、夏は8月1日のオンライン抽選で3回戦までの対戦が決まった。
夏は準々決勝以降の組み合わせが勝ち上がったチームの抽選で決まるため、最初のトーナメント表だけでは後半戦の全カードが確定しない。
3. 試合結果は勝ち上がりとセットで確認する
2026年夏の大会では、智辯和歌山が準々決勝で仙台育英、準決勝で横浜、決勝で健大高崎を破った。
決勝スコアだけを見るより、どの相手を倒して優勝したかを追うことで、大会全体の流れが理解しやすくなる。
2026年の高校野球を評価するうえでは、優勝校だけでなく、出場までの過程、組み合わせ、勝ち上がり、日程変更を一体として見ることが大切だ。
【高校野球の日程・組み合わせ表2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の夏の甲子園はいつ開催されましたか?
2026年8月5日から22日まで、阪神甲子園球場で開催されました。決勝は8月22日で、智辯和歌山が健大高崎を4-3で破って優勝しました。
Q2:2026年の夏の甲子園には何校が出場しましたか?
全国49代表校です。47都道府県のうち北海道と東京がそれぞれ2代表となるため、49校が出場しました。
Q3:2026年の春のセンバツの優勝校はどこですか?
大阪桐蔭です。3月31日の決勝で智辯学園を7-3で破り、4年ぶり5度目の優勝を果たしました。
Q4:2026年の夏の甲子園の組み合わせ抽選会はいつでしたか?
8月1日午後5時からオンラインで実施されました。3回戦までの組み合わせが決定し、準々決勝以降は勝ち上がったチームの主将による抽選で決まりました。
Q5:2026年の夏の甲子園で雨天順延はありましたか?
ありました。8月12日の東海大甲府対健大高崎の第4試合が、台風15号による天候不良の見込みで翌13日に順延されました。
Q6:2026年の地方大会はいつ開催されましたか?
地域によって異なりますが、6月中旬から7月末にかけて開催されました。代表校は7月28日までに確定しています。
まとめ:高校野球2026年の年間日程と大会結果を振り返る
2026年の高校野球は、春の第98回選抜高校野球大会で大阪桐蔭が優勝し、夏の第108回全国高校野球選手権大会では智辯和歌山が全国制覇を果たした。
夏の甲子園には全国49代表校が出場。8月5日に開幕し、8月22日の決勝で智辯和歌山が健大高崎を4-3で下して幕を閉じた。
年間を通じて重要だった日程は、次のとおりだ。
- 3月19~31日: 第98回選抜高校野球大会
- 6月~7月: 夏の地方大会
- 8月1日: 夏の甲子園組み合わせ抽選会
- 8月5~22日: 第108回全国高校野球選手権大会
- 8月22日: 智辯和歌山が夏の甲子園優勝
高校野球の日程や組み合わせを調べる際は、日本高等学校野球連盟の大会公式発表を基準に、抽選結果、試合結果、順延情報を照合するのが確実だ。
2026年は春の大阪桐蔭、夏の智辯和歌山という異なる優勝校が誕生したシーズンだった。49代表校が繰り広げた夏の戦いとともに、春から秋へと続く高校野球の年間の流れを振り返りたい。