『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』は、いったいいつ完結するのか。2026年11月6日現在も、最終回の掲載時期や完結する年は発表されていない。最新話は2026年9月7日発売の『週刊少年ジャンプ』41号に掲載された第420話「遭遇」で、次回の第421話についても掲載日は未定だ。一方、作者の冨樫義博氏は10月26日、自身の公式Xで第430話の原稿完成を報告している。掲載が止まっている間にも、物語の制作は先の話数まで進んでいる。
1998年の連載開始から約28年。長期休載、連載形態の変更、王位継承戦の複雑な展開など、完結までの道のりにはいくつもの課題がある。2026年10月には冨樫氏が心身の不調についても公表した。次回掲載はいつなのか、最終回は何年後になるのか。公式発表と作者の制作報告、作品の進行状況を整理しながら、現実的な見通しを検証する。
【2026年最新】ハンターハンターはいつ終わる?完結時期と第420話以降の現状

最初に答えを示すと、ハンターハンターの完結時期は2026年11月6日時点で未定である。
次回の掲載についても、集英社や週刊少年ジャンプ編集部から具体的な発売号・掲載日の発表は出ていない。第420話の最終ページでは、次回の掲載について「決定次第、本誌で発表いたします」と告知された。
つまり、現在の状況は作品の打ち切りや連載終了が決定した状態ではない。週刊連載ではない形で作品を届けるという編集部の方針のもと、次の掲載時期を調整している段階だ。
第420話で掲載が止まった理由と最新の制作状況
2026年6月29日発売の『週刊少年ジャンプ』31号で、第411話「発表」が約1年6か月ぶりに掲載された。その後は10週連続で掲載が続き、9月7日発売の41号で第420話まで到達した。
ところが、同号で次回掲載は未定と告知され、再び掲載間隔が空くことになった。
注目したいのは、掲載が止まった後も冨樫氏が制作状況を発信している点だ。5月には第421話、9月には第428話の原稿完成が報告され、10月26日には第430話についても完成が伝えられた。
第420話で誌面掲載が止まっていることと、作者の制作進捗が止まっていることは同じではない。ここを区別することが、2026年の連載状況を理解するうえで大切になる。
第421話の掲載日はいつ?
第421話は原稿完成が2026年5月26日に報告されている。しかし、原稿が完成したことと、実際にジャンプへ掲載されることは別の段階だ。
冨樫氏自身も、2026年4月8日の投稿で、420話以降の掲載時期についてはジャンプ編集部の発表を待つよう呼びかけていた。
2026年11月2日発売の週刊少年ジャンプ49号でも、第421話の掲載は確認できない。したがって、2026年11月6日現在、次回掲載日を特定できる公式情報はない。
【時系列で整理】ハンターハンターの休載と連載再開の経緯
ハンターハンターの連載状況を理解するには、過去の休載と再開の経緯を振り返る必要がある。
1998年に連載を開始した本作は、長期休載と再開を繰り返してきた。特に2022年12月の掲載形態変更は、その後の連載スケジュールを考えるうえで大きな転換点となった。
以下に、2026年11月までの主な出来事をまとめた。
| 時期 | 出来事 | 連載への影響・現在の状況 |
|---|---|---|
| 1998年 | 週刊少年ジャンプ14号で連載開始 | ゴンの冒険がスタート |
| 2022年10月 | 第391話から掲載再開 | 約3年11か月の長期休載を経て再開 |
| 2022年12月 | 第400話掲載、編集部が掲載形態の変更を発表 | 週刊連載ではない形に移行 |
| 2024年10月7日 | 第401話から掲載再開 | 週刊少年ジャンプ45号から掲載 |
| 2024年12月9日 | 第410話掲載 | 2025年新年2号を最後に掲載が再び途切れる |
| 2026年5月26日 | 第421話の原稿完成を報告 | 掲載待ちの話数の制作が進行 |
| 2026年6月29日 | 第411話から掲載再開 | 約1年6か月ぶりの掲載 |
| 2026年9月7日 | 第420話「遭遇」掲載 | 10週連続掲載が終了。次回掲載日は未定 |
| 2026年10月5日 | 冨樫氏が心身の不調を公表 | 締切のある依頼を断り、自身の原稿を優先する方針を発表 |
| 2026年10月26日 | 第430話の原稿完成を報告 | 第420話より先の制作進捗が明らかに |
この年表から読み取れるのは、掲載ペースと制作ペースが必ずしも一致していないことだ。特に2026年は、約1年半ぶりの掲載再開から10話を連続掲載した一方、掲載終了後も第430話まで制作が進んだことが話題になった。
なお、2026年7月3日にはコミックス第39巻が発売されている。同巻には第401話から第410話までが収録され、集英社の書誌情報では王位継承戦、船内のマフィア抗争、クラピカやヒソカをめぐる展開が紹介されている。シリーズ累計発行部数も同巻の発売をもって世界累計1億部を突破した。
連載開始から約28年を迎えても、作品への関心は衰えていない。ただし、人気や原稿ストックの多さが、そのまま掲載日や完結日の確約になるわけではない。
【休載理由を検証】冨樫義博の体調と週刊連載ではない掲載形態
ハンターハンターの休載理由として、長年指摘されてきたのが作者・冨樫義博氏の身体的な負担だ。
2022年の展覧会に関連した発信では、冨樫氏自身が重度の腰痛によって約2年間椅子に座れない状態だったことや、日常の動作にも通常の数倍の時間がかかる状況を説明していた。
この問題を受け、2022年12月26日、週刊少年ジャンプ編集部は今後の掲載形態を変更することを発表した。
2022年に週刊連載を終了した背景
編集部の発表では、No.401以降について、冨樫氏の体調などを考慮し、本人と編集部が相談した結果、週刊連載ではない形で掲載していくことが決定した。
同時に、編集部は完結まで作者をサポートする意向も示している。
この変更は、作品そのものの終了を意味するものではない。毎週決まった締切に合わせて掲載する方式から、作者の状態や制作状況に合わせて掲載する方式へ移行したということだ。
2026年10月5日の心身の不調に関する発表
さらに2026年10月5日、冨樫氏は自身の公式Xで、心身の不調が重なっていることを明かした。
「心身の不調が重なり、現在お受けしている依頼を最後に、今後は締切がある仕事の依頼を全てお断りして自身の原稿作成を優先する事にしました。」
この投稿では、原稿作成を再開した際には改めて発表する意向も伝えられた。
これは、外部からの締切がある仕事を減らし、自身の作品制作を優先するという方針転換だ。長年待ち続けている読者にとっては、ハンターハンターの制作に集中できる環境を整えようとしている点が注目される。
一方、10月26日には第430話の原稿完成が報告された。10月5日の発表と合わせて考えると、制作工程には個別の進捗が存在するものの、今後どのようなペースで原稿作成が進むかは明らかになっていない。
休載の背景には、単純な執筆意欲の問題ではなく、長期的に作品を描き続けるための身体的・精神的な負担がある。掲載頻度だけを基準に、作者の制作意欲や作品の存続を判断することはできない。
【完結が遠い理由】王位継承戦と暗黒大陸編に残された課題
ハンターハンターの完結時期を予測しにくいもう一つの理由は、現在進行中の物語そのものにある。
現在の中心となっているのは、暗黒大陸への渡航を目指す巨大船ブラック・ホエール1号で繰り広げられる王位継承戦だ。
主人公ゴンを中心とした初期の冒険とは異なり、現在は複数の人物や組織の思惑が複雑に交差する群像劇へと発展している。
王位継承戦の結末はまだ見えていない
カキン帝国では、次期国王の座をめぐって14人の王子たちが争っている。各王子を守る守護霊獣や念能力、王族内部の政治的な駆け引きなど、物語には多くの要素が組み込まれている。
クラピカは王子たちの争いに深く関わり、念能力の講習会を通じて船内の勢力図にも影響を与えている。一方、幻影旅団とマフィアの抗争、ヒソカの動向も独立した重要な軸になっている。
第420話では、特殊戒厳令が発令されたブラック・ホエール1号の船内で、第4王子ツェリードニヒとヒソカが接触する展開が描かれた。掲載が止まった位置としても、今後の展開を大きく左右する場面だ。
王位継承戦がどのような結末を迎えるのか、クラピカの目的がどう達成されるのか、幻影旅団とヒソカの因縁がどこへ向かうのか。主要な問題はまだ残されている。
暗黒大陸編は王位継承戦の先にも続く可能性がある
もう一つ見逃せないのが暗黒大陸の存在だ。
暗黒大陸編は第32巻の第340話から始まり、王位継承戦と並行する形で展開してきた。ビヨンド=ネテロが目指す未知の大陸への渡航は、物語全体の大きな目的の一つとなっている。
現在の舞台であるブラック・ホエール1号は、その暗黒大陸を目指す航海の途中にある。船内の王位継承戦が決着したとしても、暗黒大陸そのものの冒険がどの程度描かれるかは別の問題だ。
つまり、王位継承戦の決着と作品全体の完結を同じものとして考えることはできない。
王位継承戦、幻影旅団とヒソカ、ビヨンドの計画、暗黒大陸の謎。これらの要素がどの程度回収されるかによって、最終回までの道のりは大きく変わる。
【最終回を予想】冨樫義博が明かした結末A・B・C・D案とは?
完結時期と並んで読者の関心が高いのが、ハンターハンターの最終回がどのような内容になるかという問題だ。
実は冨樫氏は2023年11月、テレビ朝日の番組『イワクラと吉住の番組』に寄せた手紙の中で、作品の結末について言及している。
A・B・Cの3つの結末を用意していると公表
冨樫氏は、結末について大まかにA・B・Cの3パターンを用意していると説明した。
それぞれの案については、読者の反応を想定した賛否の比率にも触れている。Aは賛成8・反対2、Bは賛否が拮抗、Cは賛成1・反対9という想定だという。
興味深いのは、冨樫氏自身がC案を最も好みの展開として挙げていることだ。ただし、3つの候補のいずれも選ばずに済むほど面白い結末を考えることが理想であり、目標だとも語っている。
幻のD案は正式な最終回ではない
同じ発表では、候補から外れたD案についても公開された。
D案では、物語の時代が進み、ゴンが「ゴンじい」と呼ばれるようになった未来が描かれる。ギンという少女が登場し、母親からゴンのようなハンターになることを期待されるものの、本人は別の生き方を望むという内容だ。
冨樫氏は、未完のまま自身が亡くなった場合には、このD案を結末として受け取ってほしいという趣旨の説明を添えていた。
ただし、ここで重要なのは、D案は採用候補から外れた案であり、正式に決定した最終回ではないという点だ。
また、A・B・Cについても最終的にどれを採用するかは公表されていない。最終回の大まかな構想を持っていることと、実際に連載をいつ終えるかは別の問題である。
現実的な最終回予想は?
現在の物語の進行状況を考えると、最終回までには複数の重要な展開が残されている。
- 王位継承戦の決着とクラピカの物語
- 幻影旅団とヒソカの因縁の決着
- ビヨンド=ネテロの暗黒大陸探検計画
- 暗黒大陸に存在する未知の生物や厄災の謎
- ゴン、キルア、ジンをめぐる物語の最終的な着地点
もっとも、これらすべてを独立した長編として描くとは限らない。複数の物語が一つの事件や展開を通じて収束する可能性もある。
そのため、完結まで数年かかると断言することも、近いうちに終わると期待することも、現状では根拠に乏しい。
現実的には、まず王位継承戦の進展と、その後の暗黒大陸編がどのような規模で描かれるかを見極める必要がある。
【今後の見通し】連載再開はいつ?最新情報を見極める3つのポイント
次回掲載日を知りたい場合、注目すべき情報は大きく3つある。
1. 冨樫義博の公式Xで制作進捗を確認する
冨樫氏は公式Xで原稿の完成や作業工程について継続的に報告している。
第421話、第428話、第430話などの制作状況が明らかになったのも、こうした本人の投稿がきっかけだ。
ただし、原稿完成、人物ペン入れ完了、背景指定書作成完了などは、それぞれ異なる制作工程を示す情報である。原稿の完成報告だけを見て、翌週に掲載されると判断するのは早計だ。
2. 週刊少年ジャンプ編集部の掲載告知を確認する
第420話の最後に示されたとおり、次回掲載については決定次第、本誌で告知されることになっている。
したがって、掲載号を確定する情報として最も重要なのは、集英社・週刊少年ジャンプ編集部による公式発表だ。
発売号や掲載日が明記された告知が出るまでは、SNS上の予想日や個人ブログの推測を確定情報として扱わないほうがよい。
3. 原稿完成と掲載決定を分けて考える
今回の第430話完成報告は、今後の掲載を期待させる大きな進展だ。
しかし、原稿の完成から誌面への掲載までには、編集部との調整や掲載号の決定など、別の段階がある。過去にも原稿完成の報告と実際の掲載再開には時間差が生じている。
読者が情報を見極める際には、次の3段階を区別するとわかりやすい。
- 制作進捗:作者が原稿や作画工程の進行を報告した段階。
- 掲載決定:編集部が具体的な掲載号や日程を発表した段階。
- 実際の掲載:週刊少年ジャンプに新しい話数が掲載された段階。
この3つを混同しなければ、「原稿完成=連載再開確定」という誤解を避けられる。
【プロの結論】ハンターハンターは完結するのか?2026年時点の判断
2026年11月6日現在、ハンターハンターが完結する具体的な時期は発表されていない。しかし、作品が終了に向かっていると判断できる公式情報もない。
むしろ、第430話の原稿完成報告や、2026年10月に示された自身の原稿作成を優先する方針からは、作者が作品制作を重要視していることがうかがえる。
ここで注目したいのは、ハンターハンターがすでに週刊連載という枠組みから離れていることだ。
一般的な週刊漫画なら、掲載頻度や連載予定号を手掛かりに今後のスケジュールを予測できる。しかし、本作では作者の体調、制作工程、編集部との掲載調整がそれぞれ異なるタイミングで進む。
そのため、以前のように「次の10話が掲載されたら、その次は何か月休載する」という単純な計算だけでは、今後の動向を正確に予測できない。
また、完結時期を考える際には、作品の人気や累計発行部数だけでなく、現在の物語がどこまで進んでいるかも重要だ。世界累計1億部を突破するほどの人気作品であっても、作者の健康や制作環境を無視して完結日を予測することはできない。
現時点で最も妥当な見方は、「完結日は未定だが、第430話まで制作が進んでおり、今後の掲載再開に期待できる段階」というものだ。
何よりも大切なのは、次回掲載の早さだけを求めるのではなく、冨樫氏が無理なく作品を描き続けられる環境が整うことだろう。
ハンターハンターはいつ終わる?よくある質問(FAQ)
Q1:ハンターハンターは2026年中に完結する?
A1:2026年11月6日現在、2026年中の完結予定は発表されていない。第420話までが掲載済みで、第430話の原稿完成報告もあるが、最終回の掲載時期は未定だ。
Q2:ハンターハンターの最新話は第420話?
A2:はい。2026年9月7日発売の週刊少年ジャンプ41号に掲載された第420話「遭遇」が、2026年11月6日時点の最新掲載話となっている。
Q3:第421話はいつ掲載される?
A3:第421話の原稿完成は2026年5月26日に報告されているが、掲載日は未発表。具体的な掲載号については週刊少年ジャンプ編集部からの告知を待つ必要がある。
Q4:第430話まで原稿が完成しているのは本当?
A4:2026年10月26日、冨樫義博氏が公式Xで「No.430、原稿完成。」と報告したことが報じられている。第420話より先の話数まで制作が進んでいることを示す情報だ。ただし、掲載日が決定したという意味ではない。
Q5:ハンターハンターの休載理由は何?
A5:冨樫氏は過去に重度の腰痛について説明しており、2026年10月には心身の不調が重なっていることも公表した。2022年には作者の体調を考慮して週刊連載ではない掲載形態に変更されている。
Q6:冨樫義博はハンターハンターの最終回を決めている?
A6:2023年のテレビ番組への手紙で、大まかな結末としてA・B・Cの3パターンを用意していると明かした。ただし、最終的に採用する案や完結時期は公表されていない。D案は候補から外れた結末として紹介されたものだ。
Q7:王位継承戦が終わればハンターハンターも完結する?
A7:必ずしもそうではない。王位継承戦は暗黒大陸を目指す航海の中で展開されている物語の一部だ。暗黒大陸への渡航や幻影旅団、ヒソカなど、作品全体にはまだ重要なテーマが残っている。
まとめ:ハンターハンターの完結は未定、第430話完成が今後の希望に
ハンターハンターはいつ終わるのか。その問いに対する2026年11月6日時点の答えは、まだ完結時期は決まっていない、というものだ。
第420話で誌面掲載は止まっているものの、冨樫義博氏は第430話の原稿完成を報告している。2026年6月には約1年6か月ぶりの掲載再開も実現し、作品の制作と発表が続いていることは確認できる。
一方、作者の心身の不調や週刊連載ではない掲載形態を考慮すると、次回掲載日や完結年を安易に予測することはできない。
今後の注目点は、第421話の掲載決定、王位継承戦の進展、そして暗黒大陸編がどこまで描かれるかだ。
1998年から続くゴンたちの冒険がどのような結末を迎えるのか。読者にできる最も確実なことは、冨樫氏の公式Xと集英社の発表を確認しながら、次の物語が届けられる日を待つことだろう。
主な事実確認資料: 少年ジャンプ公式サイト、集英社のコミックス書誌情報、テレビ朝日POST、ORICON NEWS、リアルサウンド、電ファミニコゲーマーの2026年報道。