2026年の秋季埼玉県大会高校野球は、10月6日に決勝戦が行われ、西武台が山村学園を7-3で破って初優勝を飾りました。準優勝は山村学園。花咲徳栄、浦和実業、浦和学院、昌平など県内の強豪校が上位を争う中、西武台が最後まで勝ち抜き、新たな秋の王者に輝きました。
今大会は9月25日に開幕し、準々決勝、準決勝を経て10月6日に決着。ベスト8には西武台、山村学園、花咲徳栄、浦和実業、昌平、叡明、浦和学院、埼玉栄が進出しました。加えて、上位2校は秋季関東大会への出場権を獲得。過去10年間の優勝校を振り返ると、花咲徳栄や浦和学院、昌平が築いてきた勢力図にも変化が見えてきます。
【2026年最新】秋季埼玉県大会高校野球の日程・開催概要と組み合わせ

2026年の令和8年度秋季埼玉県高等学校野球大会は、9月25日から10月6日までの日程で開催されました。各地区の予選を勝ち上がった高校が県大会に進み、トーナメント方式で秋の埼玉県王者を争いました。
試合会場には県営大宮球場、レジスタ大宮、UD上尾スタジアム、越谷市民球場などが使用されました。準々決勝以降は各校の実力がより明確になる勝負どころとなり、10月3日のベスト8決定戦から大会は一気に緊張感を増しました。
2026年の試合日程一覧
- 9月25日:1回戦
- 9月27日:2回戦
- 9月30日:2回戦
- 10月1日:3回戦
- 10月3日:準々決勝
- 10月5日:準決勝
- 10月6日:決勝
大会の組み合わせでは、夏の県大会の成績などを踏まえたシード校が配置されました。秋季大会は新チームの実力を測る重要な公式戦であり、夏の大会とは異なるメンバー構成で各校が競い合う点も見どころです。
2026年大会の主なシード校
来春の県大会に向けたシード区分では、西武台と山村学園がAシード、花咲徳栄と浦和実がBシードに位置付けられました。さらに叡明、昌平、埼玉栄、浦和学院がCシードとなっています。
大会ではDH制が採用され、投手の投球数は1週間で500球以内という制限が設けられました。また、延長10回からは無死一、二塁で始めるタイブレーク方式が採用されています。こうした競技上の条件も、新チームの選手起用や試合運びを考えるうえで押さえておきたいポイントです。
【試合結果総まとめ】準決勝・ベスト8とトーナメントの勝ち上がり
2026年の秋季埼玉県大会では、準々決勝から接戦が相次ぎました。特に西武台と昌平の試合、山村学園と浦和学院の試合は、いずれも1点差で決着しています。
一方、花咲徳栄は叡明を9-3で下し、山村学園は準決勝で浦和実を11-1と圧倒。各校が異なる形で勝ち上がる中、西武台と山村学園が決勝の舞台に進みました。
2026年秋季埼玉県大会・準々決勝から決勝までの結果
| 日程・回戦 | 対戦カード | 勝敗・結果 |
|---|---|---|
| 10月3日・準々決勝 | 西武台-昌平 | 西武台 5-4 昌平 |
| 10月3日・準々決勝 | 山村学園-浦和学院 | 山村学園 1-0 浦和学院 |
| 10月3日・準々決勝 | 花咲徳栄-叡明 | 花咲徳栄 9-3 叡明 |
| 10月3日・準々決勝 | 浦和実-埼玉栄 | 浦和実 1-0 埼玉栄 |
| 10月5日・準決勝 | 西武台-花咲徳栄 | 西武台 7-2 花咲徳栄 |
| 10月5日・準決勝 | 山村学園-浦和実 | 山村学園 11-1 浦和実(6回コールド) |
| 10月6日・決勝 | 西武台-山村学園 | 西武台 7-3 山村学園 |
この結果、2026年の埼玉県高校野球ベスト8は西武台、山村学園、花咲徳栄、浦和実、昌平、叡明、浦和学院、埼玉栄に決まりました。
準決勝は西武台と山村学園が明暗を分ける
準決勝では、西武台が花咲徳栄に7-2で勝利しました。花咲徳栄は前年の秋季大会優勝校であり、埼玉県内でも実績のある強豪です。その相手を退けた西武台は、決勝進出にふさわしい勝ち上がりを見せました。
もう一方の準決勝では、山村学園が浦和実を11-1で下しました。6回コールドでの決着となり、山村学園は大きな得点差をつけて決勝へ進出。西武台との決勝は、接戦を勝ち抜いたチームと、準決勝で攻撃力を発揮したチームの対決となりました。
準々決勝では浦和学院と昌平が姿を消す
注目カードの一つだった西武台対昌平は5-4。西武台が1点差を守り切り、ベスト4へ進出しました。
山村学園も浦和学院を1-0で下しています。ロースコアの試合を制したことは、山村学園が接戦にも対応できることを示す結果でした。
花咲徳栄は叡明に9-3、浦和実は埼玉栄に1-0で勝利。伝統校と新たな勢いを持つ学校が交錯したベスト8は、2026年の埼玉県内の勢力を知るうえで重要な結果となりました。
【決勝結果を詳しく解説】西武台が山村学園に7-3で勝ち初優勝
2026年10月6日、県営大宮球場で行われた秋季埼玉県大会の決勝は、西武台が山村学園を7-3で破りました。西武台にとって秋季埼玉県大会初優勝となる節目の勝利です。
試合は山村学園が先制する展開で始まりましたが、西武台は中盤以降に得点を重ねて逆転。終盤にも追加点を挙げ、4点差で勝利を収めています。
決勝のイニング別スコア
スポーツナビの試合記録によると、山村学園は1回と3回に1点ずつを挙げ、9回にも1点を追加しました。一方、西武台は1回に追いついた後、4回に2点、7回に3点、8回に1点を加えています。
- 1回:両校が1点ずつを獲得。
- 3回:山村学園が1点を追加。
- 4回:西武台が2点を挙げ、逆転。
- 7回:西武台が3点を追加し、リードを広げる。
- 8回:西武台がさらに1点を追加。
- 9回:山村学園が1点を返すも、西武台が逃げ切る。
最終的なスコアは山村学園3点、西武台7点。試合後半に西武台が得点を積み重ねたことが、優勝を決定付ける大きな要因となりました。
西武台は過去の準優勝を乗り越えて頂点へ
西武台の今回の優勝を過去の秋季大会と照らし合わせると、その意味がより鮮明になります。西武台は2019年に花咲徳栄の準優勝校となり、2024年にも浦和実に敗れて準優勝。過去の決勝であと一歩届かなかった経験を経て、2026年に初めて秋の頂点に立ちました。
特に2026年は、準々決勝で昌平を5-4、準決勝で花咲徳栄を7-2、決勝で山村学園を7-3と、県内の実力校を続けて撃破しています。単に決勝で勝っただけではなく、優勝までの道のりで複数の強豪校を倒したことが今回の結果の価値を高めています。
山村学園も準優勝にふさわしい戦いを見せた
山村学園は決勝で敗れたものの、準々決勝では浦和学院に1-0で勝利し、準決勝では浦和実を11-1で破りました。接戦をものにする力と大量得点を生み出す力の両方を見せた大会でした。
決勝では西武台に逆転を許しましたが、関東大会への出場権を獲得。秋の埼玉県大会を通じて、山村学園が県内の上位争いに加わる存在であることを改めて示しました。
【秋季関東大会出場校】西武台・山村学園の結果とセンバツへの道
秋季埼玉県大会の上位2校には、第79回秋季関東地区高等学校野球大会への出場権が与えられました。2026年の埼玉県代表は、優勝した西武台と準優勝の山村学園です。
関東大会は10月17日から27日まで群馬県で開催されました。埼玉県勢にとっては県大会の結果を関東各県の代表との対戦で試す機会であり、翌春の選抜高校野球大会を見据えるうえでも重要な大会です。
2026年秋季関東大会での埼玉県代表の結果
- 山村学園:10月17日の1回戦で山梨学院と対戦し、1-2で敗退。
- 西武台:10月18日の1回戦で横浜と対戦し、2-12(6回コールド)で敗退。
両校とも関東大会では初戦敗退となりました。県大会での優勝・準優勝と、関東大会での勝ち上がりは別の評価段階です。県内で結果を残した両校にとって、関東の強豪との対戦は今後のチーム強化につながる経験となりました。
ベスト8の8校には来春の県大会シード上のメリット
2026年の秋季県大会では、ベスト8に進出した8校が来春の県大会に向けたシード権を獲得し、地区大会が免除される扱いとなりました。
シード区分は、西武台と山村学園がAシード、花咲徳栄と浦和実がBシード、叡明、昌平、埼玉栄、浦和学院がCシードです。
秋の成績は単年度の順位だけでなく、翌春の県大会に向けた準備にも影響します。秋季大会でベスト8に残った学校は、春の大会で早い段階から強豪同士がぶつかる状況を避けやすくなり、チームづくりの面でも一定のメリットを得ます。
【過去10年の優勝校一覧】秋季埼玉県大会の歴代王者と勢力図
秋季埼玉県大会の歴代優勝校を2016年から2025年までの10年間で振り返ると、花咲徳栄の存在感が際立ちます。花咲徳栄は4度の優勝を記録し、浦和学院と昌平もそれぞれ2度の優勝を経験しています。
2016~2025年の秋季埼玉県大会決勝結果
- 2016年:浦和学院 4-3 花咲徳栄
- 2017年:花咲徳栄 8-2 市立川越
- 2018年:春日部共栄 4-1 東農大三
- 2019年:花咲徳栄 8-3 西武台
- 2020年:昌平 6-5 細田学園
- 2021年:浦和学院 10-2 花咲徳栄
- 2022年:昌平 6-3 浦和学院
- 2023年:花咲徳栄 8-5 昌平
- 2024年:浦和実 9-1 西武台
- 2025年:花咲徳栄 3-2 浦和学院
この10年間の優勝回数を整理すると、花咲徳栄が最多の4回、浦和学院と昌平が2回ずつ、春日部共栄と浦和実が1回ずつとなります。
花咲徳栄の実績と2026年の変化
花咲徳栄は2017年、2019年、2023年、2025年に優勝。10年間で4度の秋季埼玉県大会制覇を果たし、県内の強豪として安定した実績を残しています。
ただし、2026年は準決勝で西武台に2-7で敗れ、連覇を逃しました。前年の王者であっても、新チームで迎える秋季大会では毎年同じ結果が保証されるわけではありません。秋は選手の入れ替わりによって勢力図が変化する大会でもあります。
浦和学院・昌平・浦和実も優勝経験を持つ強豪
浦和学院は2016年と2021年、昌平は2020年と2022年に秋季大会を制しています。浦和学院は2026年もベスト8に進出しましたが、山村学園に0-1で敗れました。
浦和実は2024年の優勝校です。2026年も準決勝まで進出し、埼玉栄との準々決勝では1-0の接戦を制しました。優勝経験校が上位に残る一方、2026年は西武台が初優勝を達成したことで、新たな優勝候補の存在が明確になりました。
2026年の結果から見える埼玉県高校野球の勢力図
2026年の秋季大会は、過去の実績だけでは現在のチーム力を判断できないことを示しました。花咲徳栄はベスト4、浦和実もベスト4に進出しましたが、優勝したのは西武台。準優勝は山村学園でした。
また、昌平、叡明、浦和学院、埼玉栄もベスト8に残っています。県内には複数の優勝経験校や上位常連校が存在し、毎年の新チームの成長によって順位が入れ替わる競争環境があります。
西武台の初優勝は、花咲徳栄や浦和学院が中心だった過去10年間の優勝記録に新しい名前が加わったという点で、2026年の大きなトピックです。
【秋季埼玉県大会高校野球2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の秋季埼玉県大会で優勝した高校はどこですか?
A1:西武台です。2026年10月6日の決勝で山村学園を7-3で破り、秋季埼玉県大会で初優勝しました。準優勝は山村学園です。
Q2:2026年の秋季埼玉県大会ベスト8はどの高校ですか?
A2:西武台、山村学園、花咲徳栄、浦和実、昌平、叡明、浦和学院、埼玉栄の8校です。来春の県大会に向けたシード権を獲得しました。
Q3:秋季埼玉県大会から関東大会に出場した高校はどこですか?
A3:西武台と山村学園の2校です。2026年の秋季関東大会では、山村学園が山梨学院に1-2、西武台が横浜に2-12で敗れ、いずれも1回戦で敗退しました。
まとめ:西武台の初優勝で変わる2026年の埼玉高校野球
2026年の秋季埼玉県大会高校野球は、西武台が山村学園を7-3で下し、初優勝を飾って幕を閉じました。準決勝では花咲徳栄と浦和実を破った西武台と山村学園が決勝に進み、最後は西武台が勝負強さを発揮しました。
ベスト8には県内の実力校がそろい、花咲徳栄、浦和学院、昌平、浦和実などの強豪も存在感を示しました。過去10年間では花咲徳栄が4度の優勝を誇りますが、2026年は西武台が新たな優勝校として歴史に名を刻んでいます。
秋季関東大会では西武台と山村学園がともに初戦で敗れたものの、県大会での成果は来春のチームづくりにつながります。今後はベスト8各校のシード権を踏まえた春季県大会での戦いにも注目です。
【プロの結論】2026年の埼玉県高校野球を読み解くうえで重要なのは、過去の優勝回数だけでなく、新チームが秋にどのような勝ち上がりを見せたかという点です。西武台の初優勝、山村学園の準優勝、花咲徳栄や浦和実のベスト4進出は、埼玉県内の競争が一つの学校に固定されていないことを示しています。2027年春の県大会では、秋のベスト8がどのような成長を遂げて戻ってくるのか。2026年の秋は、その勢力図を占う重要な基準となりました。