2026年のランキングを比較するうえで、最初に押さえたいのが、Nubia MagazineとTC Candlerは別々のランキングを運営しているという点だ。
Nubia Magazineの2026年投票結果
Nubia Magazineが公表した2026年の「The Most Handsome Men in the World」では、BTSのVことキム・テヒョンが1位に選ばれた。
同誌の発表によると、今回の調査は123人の候補者を対象とし、総投票数は38,225,411票。上位3人の結果は次のとおりだ。
キム・テヒョン(V)11,161,459票

韓国・BTS
2023年から2026年まで4年連続で首位を獲得したとNubia Magazineは発表している。
シャオ・ジャン10,641,927票
中国・俳優/歌手
1位との差は519,532票。俳優としての知名度と洗練されたビジュアルが支持されている。
チョン・ジョングク2,799,108票
韓国・BTS
世界的な音楽活動と幅広いファン層を持つアーティスト。
出典:Nubia Magazine「The Top 10 Most Handsome Men in the World 2026」「Kim Taehyung Officially Certified...」。投票数は同誌の公表値であり、第三者による独立監査済みの数値ではない。
特に注目したいのは、Vとシャオ・ジャンの接戦だ。両者の差は約52万票で、Vの得票数が上回った。
ただし、この結果が意味するのは、あくまでNubia Magazineの企画における投票1位ということ。世界中の男性を対象にした公的な容姿調査で1位になったという意味ではない。
TC Candlerの2026年版はまだ最終発表前
一方、もうひとつの代表的な企画が、TC CandlerとThe Independent Criticsによる「The 100 Most Handsome Faces」だ。
2026年11月5日時点では、こちらは候補者の発表が続いており、年間ランキングの最終順位は確定していない。
2026年版では、次のような著名人がノミネートされている。
- キム・テヒョン(V):2月の候補者発表
- チョン・ジョングク:2月の候補者発表
- シャオ・ジャン:4月の候補者発表
- ソ・ガンジュン:8月の候補者発表
- イ・ドンウク:7月の候補者発表
- J-HOPE:5月の候補者発表
加えて、11月初旬の候補者発表ではNCTのヘチャン、俳優ギャヴィン・カサレグノ、タイの俳優アポ・ナタウィンらも名前を連ねている。
ここで重要なのは、ノミネートと最終ランキング入りは同じではないことだ。
候補者として紹介されたからといって、100人に入ることや上位10人になることが保証されるわけではない。
2026年の最新情報を追う読者は、Nubia MagazineではVが1位、TC CandlerではVやジョングク、シャオ・ジャンらが候補者として紹介されている、という2つの事実を区別しておきたい。
【選出基準を検証】TC CandlerとThe Independent Criticsはどう決める?
「世界で最もハンサムな顔100人」を語る際に欠かせないのが、TC Candlerの存在だ。
この企画は1990年に始まった「世界で最も美しい顔100人」の取り組みを背景に持ち、男性版の「世界で最もハンサムな顔100人」は2013年から発表されている。
主催側が掲げるのは、単純な人気投票とは異なる美的評価だ。
1.顔の造形だけで決めるわけではない
TC Candlerが公式動画などで説明している評価の考え方には、次のような要素が含まれる。
- 美的な完成度
- 優雅さやエレガンス
- 独創性
- 大胆さや個性
- 情熱や品格
- 落ち着きや存在感
- 将来性や人を惹きつける魅力
つまり、顔のパーツが整っているかだけでなく、その人が持つ雰囲気や個性まで含めて評価するという考え方だ。
また、主催側は特定の国や知名度に限定せず、世界各地から幅広い人物を紹介することを企画の目的として掲げている。
2.一般の人からの推薦と内部選考を組み合わせる
候補者の発掘には、世界中から寄せられる推薦やファンの情報が活用される。
Patreonでは、候補者の推薦や投票に参加する仕組みも設けられている。2026年の候補者発表に関する投稿では、メンバー数が9万人を超え、チャッター、推薦者、投票者が1,100人以上いると主催者が説明している。
ただし、最終順位が一般投票の得票数だけで決まるわけではない。
実際、2025年版のPatreon企画では、上位24人が本編の100人に入ることを保証され、残り76枠は主催側の内部投票によって決定された。加えて、Patreonでの順位が最終版でもそのまま維持されるとは限らないと説明されていた。
3.The Independent Criticsとは何者なのか
The Independent Criticsは、TC Candlerとともにランキングを選定する批評家グループとして紹介されている。
ただし、国際的な公的機関や大学の研究機関ではない。
また、評価者全員の詳細なプロフィール、評価項目ごとの配点、審査の計算式などが一般に完全公開されているわけでもない。
ここがランキングの面白さであると同時に、信頼性を考えるうえでの注意点でもある。
人気のある人を単純に並べるだけではないという主催側の理念は理解できるものの、外部の人が同じ条件で評価を再現できる仕組みにはなっていない。
【歴代ランキング比較】世界一イケメンに選ばれた男性は誰?
世界一イケメンの歴代ランキングを振り返ると、特定の人物が毎年1位を独占しているわけではない。
映画俳優、アジアのアイドル、モデル、インターネットクリエイターなど、さまざまな分野の人物が首位を獲得してきた。
2022~2026年の主要ランキング比較
以下は、TC Candlerの年間最終順位と、2026年の別企画の結果を整理したものだ。
出典:TC Candler公式発表、CNA、シネマトゥデイなど。2026年のVの順位はNubia Magazineの企画に限る。
歴代1位の顔ぶれにも時代の変化がある
さらに過去にさかのぼると、次のような人物がTC Candlerの年間1位を獲得している。
- 2013年:マイケル・ファスベンダー
- 2014年:ジェイミー・ドーナン
- 2015年:ディエゴ・ボネータ
- 2016年:ミヒール・ホイスマン
- 2017年:キム・テヒョン(V)
- 2018年:ジェイソン・モモア
- 2019年:チョン・ジョングク
- 2020年:フェリックス・シェルバーグ(PewDiePie)
- 2021年:パイン・タコン
- 2022年:ヘンリー・カヴィル
- 2023年:ティモシー・シャラメ
- 2024年:クリス・ヘムズワース
- 2025年:チャン・ジャーハン
特に注目されるのは、2017年にV、2019年にジョングクが首位になったことだ。BTSのメンバーが異なる年に世界1位を獲得した実績は、グローバルなK-POP人気を象徴する出来事として記憶されている。
一方、2025年のチャン・ジャーハンの首位は、中国の俳優・歌手が世界的なランキングで存在感を示した例でもある。
歴代結果を眺めると、ハリウッド俳優だけが評価されるわけではなく、アジアのエンターテインメント市場からも継続的に首位候補が生まれていることが分かる。
【日本人ランキング】世界一イケメンに近づいた日本人は誰?
世界一イケメンというテーマでは、海外の俳優やK-POPスターだけでなく、日本人の順位も大きな関心を集めている。
TC Candlerの2025年版では、日本人として4人がトップ100にランクインした。
2025年の日本人ランクイン実績
1.NI-KI(ENHYPEN):10位
日本人として最上位に入ったのが、ENHYPENのNI-KIだ。
2023年には4位、2024年には5位、2025年には10位と、3年連続でトップ10に入っている。日本人の存在感を示す代表的な実績だ。
2.ショウタロウ(RIIZE):35位
ダンスパフォーマンスで知られるショウタロウも2025年のランキングに入った。ステージ上での表現力と、親しみやすい雰囲気を持つ人物として注目されている。
3.大谷翔平:62位
スポーツ界からは、大谷翔平が選出された。
野球選手が世界的な容姿ランキングに入ることは、俳優やアイドルとは異なるジャンルの著名人にも注目が集まっていることを示している。
4.八木勇征(FANTASTICS):72位
FANTASTICSの八木勇征もランクイン。2024年には75位だったため、2025年には順位を3つ上げたことになる。
2026年の日本人候補にも注目
2026年のTC Candlerの候補者発表では、次の日本人の名前も確認できる。
- 玉森裕太(Kis-My-Ft2)
- 寺西拓人
- 大谷翔平
これらは2026年版の候補者として紹介された人物であり、最終的なトップ100入りや順位を意味するものではない。
日本人の順位を追う際は、最終ランキングとノミネート情報を混同しないことが大切だ。
【韓国俳優・K-POPスター】世界一イケメンとして注目される人物
世界一イケメンを検索すると、韓国の男性アイドルや俳優が数多く登場する。
その理由は、韓国のエンターテインメント産業が音楽、映像作品、ファッション、広告などを通じて世界的な発信力を持っているためだ。
ただし、アイドルと俳優では評価される魅力に違いがある。
キム・テヒョン(V)
2017年のTC Candlerで1位を獲得し、2026年にはNubia Magazineでも首位に選ばれた。
端正な顔立ちだけでなく、ファッションや写真で見せる独特の表情、ステージ上での存在感も魅力として語られる。
チョン・ジョングク
2025年の同ランキングでは14位、2026年のNubia Magazineの投票では3位となった。
Vと同じBTSのメンバーでありながら、力強いパフォーマンスと柔らかな表情を使い分ける魅力が特徴だ。
チャ・ウヌ
ASTROのメンバーとして活動しながら、俳優としても知られる。
TC Candlerの2025年版では33位に入っている。2024年版でも56位に選出されており、複数年にわたってランキングに登場している。
ソ・ガンジュン、イ・ドンウク
ソ・ガンジュンは端正な顔立ちと柔らかな印象、イ・ドンウクは大人びた雰囲気とシャープな顔立ちが特徴として挙げられる。
両者は2026年のTC Candler候補者発表にも名前が登場している。
韓国のイケメンランキングでは、Vやジョングクのような音楽アーティストと、チャ・ウヌやソ・ガンジュンのような俳優を分けて見ると、それぞれの魅力がより分かりやすい。
【ランキングの信憑性】世界一イケメンは本当に決められるのか?
ここまで見てきたように、ランキングによって1位の人物は異なる。
この違いは、ランキングの信憑性を判断するうえで要点になる。
人気投票と審査型ランキングは別物
最初に、ランキングを大きく2種類に分けて考えたい。
投票型ランキング
Nubia Magazineなどが実施する投票企画では、参加者の投票結果が順位に反映される。
この方式では、ファンの参加意欲や投票への呼びかけ、候補者の知名度などが結果に影響する。
今回のNubia Magazineの結果では、Vが1,116万票以上を獲得している。ただし、この得票数は同誌が公表した数字であり、独立した監査機関が確認した数字ではない。
選考型ランキング
TC Candlerは、一般からの推薦を取り入れつつ、The Independent Criticsによる選考を組み合わせる方式を採用している。
そのため、SNSでの人気や投票数が高い人物でも、必ずしも1位になるわけではない。
2025年にVが7位、ジョングクが14位だった一方、中国のチャン・ジャーハンが1位になったことは、その違いを理解する具体例になる。
ランキングを疑問視する声が生まれる理由
ランキングには、いくつかの構造的な課題がある。
- 評価基準の主観性: 美しさや格好よさには客観的な統一基準がない。
- 選考過程の透明性: 審査員の詳細な評価や配点がすべて公開されているわけではない。
- ファンの影響力: 投票企画では、熱心なファンの参加状況が順位に影響する。
- 文化的な違い: 国や地域によって好まれる顔立ちや雰囲気が異なる。
- ルッキズムの問題: 人間の価値を外見の順位だけで評価することへの批判がある。
実際、シネマトゥデイやCNAなどの報道でも、TC Candlerの選考基準が曖昧であることや、外見による評価を助長する可能性について指摘されている。
ランキングを正しく見るための5つの判断基準
読者がランキングを比較するときは、次の5点を確認するとよい。
1. 主催者は誰か: TC Candlerなのか、Nubia Magazineなのか。
2. 対象年度はいつか: 2025年の結果と2026年の候補者を混同していないか。
3. 投票か審査か: 得票数で決まるのか、主催者の判断が加わるのか。
4. 最終結果か途中経過か: ノミネートと最終順位を区別しているか。
5. 数字の出所は何か: 主催者の公式発表なのか、第三者による報道なのか。
この5点を押さえれば、SNSで拡散される「世界一イケメン決定」という見出しに振り回されにくくなる。
【プロの結論】世界一イケメンを判断するならランキングの目的を見る
世界一イケメンというテーマに、唯一絶対の正解はない。
しかし、ランキングごとの目的を理解すれば、誰がどの企画で評価されたのかを正確に把握できる。
- ファンの支持を知りたいなら、Nubia Magazineなどの投票結果を見る。
- 国際的な候補者の広がりを知りたいなら、TC Candlerの年間100人を見る。
- 歴代の評価を知りたいなら、複数年の順位を比較する。
- 日本人の実績を知りたいなら、日本人の最終ランクイン順位を確認する。
大切なのは、1位という数字だけで人物の魅力を決めつけないことだ。
【世界一イケメンに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年現在、世界一イケメンは誰ですか?
A1:Nubia Magazineの2026年投票では、BTSのVことキム・テヒョンが1位です。ただし、TC Candlerの2026年版は11月5日時点で最終発表前のため、ランキングによって答えは異なります。
Q2:世界で最もハンサムな顔100人の主催者は誰ですか?
A2:TC CandlerとThe Independent Criticsです。1990年に始まった美しい顔の企画を背景に、男性版は2013年から発表されています。
Q3:世界一イケメンに選ばれた日本人はいますか?
A3:TC Candlerの年間1位を獲得した日本人は、ここで紹介した歴代記録には確認できません。ただし、NI-KIが2023年に4位、2024年に5位、2025年に10位と、非常に高い順位を記録しています。
Q4:Vとジョングクはどちらが世界一イケメンですか?
A4:TC CandlerではVが2017年、ジョングクが2019年にそれぞれ1位を獲得しています。2026年のNubia MagazineではVが1位、ジョングクが3位です。どちらが上かは、対象とするランキングによって変わります。
Q5:シャオ・ジャンは2026年に何位ですか?
A5:Nubia Magazineの2026年ランキングでは2位で、10,641,927票を獲得しています。また、TC Candlerの2026年版でも候補者として紹介されています。
Q6:TC Candlerのランキングは公式な世界一の認定ですか?
A6:いいえ。世界共通の公的な美形認定制度ではありません。民間の批評・エンターテインメント企画として発表されているランキングです。
Q7:世界一イケメンの歴代1位には誰がいますか?
A7:TC Candlerでは、2017年のV、2018年のジェイソン・モモア、2019年のジョングク、2022年のヘンリー・カヴィル、2023年のティモシー・シャラメ、2024年のクリス・ヘムズワース、2025年のチャン・ジャーハンなどが歴代1位です。
まとめ:2026年の世界一イケメンはランキングの違いを理解して選ぼう
2026年11月現在、世界一イケメンとして最も注目される人物のひとりが、BTSのキム・テヒョン(V)だ。
Nubia Magazineの投票では1位を獲得し、シャオ・ジャンが2位、チョン・ジョングクが3位となった。
一方、TC Candlerの2026年版は候補者発表の段階にあり、最終順位はまだ確定していない。歴代ランキングを振り返れば、Vやジョングクだけでなく、チャン・ジャーハン、ティモシー・シャラメ、クリス・ヘムズワースなど、国籍や活動分野の異なる人物が首位を獲得している。
日本人ではNI-KIが3年連続トップ10入りを果たし、大谷翔平や八木勇征らも世界ランキングに名を連ねた。
最終的な答えは、何を基準にするかによって変わる。
投票で選ばれた世界一なのか、批評家による選考で選ばれた世界一なのか。それぞれの結果を分けて見ることが、2026年の世界一イケメンランキングを正しく楽しむための判断基準となる。
今後のTC Candlerによる2026年最終発表では、V、ジョングク、シャオ・ジャンをはじめとする候補者がどの順位に入るのか、日本人がトップ10に食い込むのかにも注目したい。
主な情報源:TC Candler公式発表・Patreon、Nubia Magazine、CNA Lifestyle、シネマトゥデイ、The National、SBS Star。