2026年11月6日現在、第39期竜王戦七番勝負は、藤井聡太竜王が挑戦者の服部慎一郎七段を相手に開幕3連勝を達成している。10月9日の第1局から11月4日の第3局まで、藤井竜王がすべての対局を制し、通算成績は3勝0敗。竜王タイトルの防衛、そして史上6期連続となる竜王獲得に王手をかけた。
注目の第3局は京都の仁和寺で行われ、藤井竜王が119手で勝利。次の第4局は11月20日・21日、宮崎県都城市の霧島創業記念館「吉助」で開催される。服部七段が巻き返すのか、それとも藤井竜王が防衛を決めるのか。第1局から第3局までの勝敗・手数、今後の日程、日本将棋連盟の公式結果、ABEMA将棋中継の情報を整理する。
【2026年最新結果】第39期竜王戦は藤井聡太が3勝0敗で独走

第39期竜王戦七番勝負は、2026年10月9日に開幕した。現竜王の藤井聡太竜王に挑戦するのは、挑戦者決定戦を勝ち抜いた服部慎一郎七段だ。
11月4日に第3局が終了し、シリーズのスコアは藤井竜王の3勝0敗となった。七番勝負は先に4勝した棋士がタイトルを獲得する方式のため、藤井竜王はあと1勝で防衛が決まる。
今期の対戦には、藤井竜王の竜王6連覇という大きな記録も懸かっている。藤井竜王は2021年の第34期から2025年の第38期まで5期連続で竜王を獲得してきた。今期も防衛すれば、連続獲得記録を6期に伸ばすことになる。
一方、服部七段にとっては初の竜王挑戦。挑戦者として最高峰のタイトル戦に臨んだものの、序盤の3局で連敗を喫し、厳しい状況に追い込まれた。
ただし、3連敗した時点でシリーズが終了するわけではない。七番勝負は4勝先取制であり、服部七段が第4局以降で勝利を重ねれば逆転の可能性は残されている。
【第1局〜第3局の結果】勝敗・手数・対局会場を詳しく解説
第1局:藤井聡太竜王が113手で先勝
第1局は10月9日・10日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で開催された。
先手は藤井竜王、後手は服部七段。対局は相掛かりの展開となり、藤井竜王が113手で勝利した。
シリーズの初戦は、その後の流れを左右する重要な対局だ。藤井竜王は初戦を制して先行し、服部七段は第2局での巻き返しを迫られることになった。
第2局:藤井竜王が後手番で132手の勝利
第2局は10月22日・23日、静岡県三島市の三嶋大社で行われた。
この対局では服部七段が先手、藤井竜王が後手を持った。戦型は角換わりとなり、終局まで132手を要した。
結果は藤井竜王の勝利。第1局に続いて白星を挙げ、シリーズ成績を2勝0敗とした。後手番でも勝利したことで、藤井竜王は第3局に向けて優位な状況を築いた。
第3局:京都・仁和寺で119手の熱戦を制す
第3局は11月3日・4日、京都市の仁和寺で開催された。先手は藤井竜王、後手は服部七段。結果は藤井竜王の119手での勝利だった。
ABEMA TIMESの対局報道によると、本局は角換わりの出だしから始まり、服部七段は玉の移動を交えた工夫を見せた。これに対し、藤井竜王は相居飛車では珍しい四枚穴熊の構えを採用。序盤からじっくりとした構想戦となった。
2日目の再開後、藤井竜王は積極的に攻勢を仕掛け、主導権を握った。服部七段も対抗したが、藤井竜王が最後まで優位を保ち、3連勝を決めた。
この結果、藤井竜王は防衛まであと1勝。服部七段は第4局でシリーズ初勝利を目指すことになった。
【対局結果一覧表】第1局から第3局までの勝敗と両棋士の関係
ここまでの3局を一覧にすると、藤井竜王が先手・後手の両方で勝利していることが分かる。対局日、会場、手数をまとめた結果は次のとおりだ。
| 対局 | 開催日・会場 | 先手・後手 | 結果・手数 |
|---|---|---|---|
| 第1局 | 10月9日・10日 セルリアンタワー能楽堂 |
先手:藤井 後手:服部 |
藤井勝利 113手 |
| 第2局 | 10月22日・23日 三嶋大社 |
先手:服部 後手:藤井 |
藤井勝利 132手 |
| 第3局 | 11月3日・4日 仁和寺 |
先手:藤井 後手:服部 |
藤井勝利 119手 |
| 第4局 | 11月20日・21日 霧島創業記念館「吉助」 |
先手:服部 後手:藤井 |
対局前 |
両棋士のシリーズ成績は、藤井聡太竜王が3勝、服部慎一郎七段が0勝。第1局と第3局は藤井竜王が先手、第2局は後手で勝利している。
この対戦で注目したいのは、藤井竜王が先手番だけでなく後手番でも結果を残している点だ。対局ごとに手番が入れ替わるタイトル戦では、先手・後手それぞれでどのような構想を見せるかが重要になる。ここまでの3局は、その両方で藤井竜王が白星を積み重ねたシリーズとなっている。
【3連勝の意味】藤井聡太竜王は6連覇まであと1勝
第38期までの5連覇から、さらなる記録更新へ
藤井竜王は第34期から第38期まで竜王位を連続して獲得している。第38期では佐々木勇気八段を相手に4勝0敗で防衛し、5期連続の竜王獲得を達成した。
加えて、第38期の防衛によって永世竜王の資格も獲得している。今期はすでに永世称号の資格を得た棋士として、6期連続の竜王獲得を目指すシリーズだ。
今回の第39期で防衛を果たせば、藤井竜王の竜王獲得は通算6期連続となる。第3局終了時点で3勝0敗という成績は、その記録達成に向けて極めて有利な位置にいることを示している。
3連勝でも防衛確定ではない
将棋の七番勝負では、3勝した段階ではまだタイトルの行方は決まらない。防衛・奪取が確定するのは、どちらかの棋士が4勝に到達した時点だ。
つまり、藤井竜王が第4局を制すれば、その時点で4勝0敗となり、防衛が決まる。一方、服部七段が勝利すれば3勝1敗となり、シリーズは第5局以降へ続く。
第4局は、藤井竜王にとって6連覇を決める可能性がある一局であり、服部七段にとっては反撃の足掛かりをつかむための一局となる。両者の立場が明確に分かれる局面だけに、対局序盤からの戦型選択にも注目が集まる。
【竜王戦第4局の日程】11月20日・21日は宮崎県都城市で開催
第4局は2026年11月20日(金)・21日(土)の2日制で行われる。会場は宮崎県都城市にある霧島創業記念館「吉助」だ。
日本将棋連盟の公式日程では、立会人に谷川浩司十七世名人、新聞解説に木村一基九段が予定されている。記録係は清水将馬三段となっている。
第4局の手番は服部七段が先手、藤井竜王が後手。第2局と同じく服部七段が先手を持つ組み合わせになる。
第4局以降の対局スケジュール
第4局以降の予定は以下のとおり。いずれも2日制で、対局は先に4勝した棋士が決まった時点で終了する。
- 第4局:11月20日(金)・21日(土)/霧島創業記念館「吉助」/宮崎県都城市
- 第5局:12月2日(水)・3日(木)/増上寺/東京都港区
- 第6局:12月9日(水)・10日(木)/指宿白水館/鹿児島県指宿市
- 第7局:12月16日(水)・17日(木)/常磐ホテル/山梨県甲府市
藤井竜王が第4局で勝利すれば、後続の第5〜7局は開催されない。服部七段が第4局を制した場合は、第5局以降へ進むことになる。
そのため、11月20日・21日の対局は、単なるシリーズ第4戦ではなく、今期の竜王戦の結末を左右する重要な節目となる。
【公式結果・中継情報】日本将棋連盟とABEMAで最新情報を確認
日本将棋連盟の公式結果を確認する
竜王戦の勝敗や正式な日程を確認する際に、最も基本となるのが日本将棋連盟の公式棋戦情報だ。
第39期の七番勝負のページでは、藤井聡太竜王と服部慎一郎七段の勝敗が局ごとに掲載されている。2026年11月6日時点では、第1局から第3局まで藤井竜王に○、服部七段に●が記録されている。
対局日や会場、立会人、新聞解説、記録係といった情報も掲載されるため、結果だけでなく対局運営に関する情報を調べたい場合にも役立つ。
ABEMA将棋中継で対局をリアルタイム観戦
対局の映像を見たい場合は、ABEMAの将棋チャンネルが主要な視聴手段となる。
ABEMA TIMESの第39期竜王戦案内では、七番勝負の各局について1日目・2日目の生中継情報が紹介されている。プロ棋士による解説を通じて、盤面の変化や指し手の意図を確認できるのが特徴だ。
また、長時間の2日制対局では、封じ手や昼食、おやつ、対局再開後の展開なども観戦の見どころとなる。リアルタイムで視聴できない場合には、ABEMAプレミアムの見逃し視聴に関する案内も確認しておきたい。
対局当日の配信開始時間や解説者、視聴条件は番組ごとに異なる場合があるため、第4局の番組情報を事前に確認しておくとよい。
なお、棋譜や勝敗の正式な記録を確認したい場合は日本将棋連盟、映像で対局の流れを追いたい場合はABEMAというように、目的に応じて情報源を使い分けると便利だ。
【竜王戦結果2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年第39期竜王戦の現在の結果は?
A1:2026年11月6日時点で、藤井聡太竜王が服部慎一郎七段に3勝0敗でリードしている。第1局、第2局、第3局のすべてで藤井竜王が勝利した。
Q2:竜王戦第3局は何手で藤井聡太が勝った?
A2:第3局は2026年11月3日・4日に京都の仁和寺で行われ、藤井竜王が先手で119手の勝利を収めた。
Q3:竜王戦第4局はいつ、どこで開催される?
A3:2026年11月20日(金)・21日(土)に、宮崎県都城市の霧島創業記念館「吉助」で開催される。先手は服部慎一郎七段、後手は藤井聡太竜王の予定だ。
Q4:藤井聡太竜王の6連覇は決まった?
A4:まだ決まっていない。第3局終了時点では3勝0敗で、あと1勝すれば防衛と6期連続の竜王獲得が決定する。
Q5:竜王戦の結果や速報はどこで確認できる?
A5:日本将棋連盟の公式棋戦ページで勝敗や日程を確認できる。映像によるリアルタイム観戦にはABEMA将棋チャンネルが利用できる。
まとめ:第39期竜王戦は第4局が6連覇の決定戦になる可能性
2026年11月6日時点の第39期竜王戦は、藤井聡太竜王が服部慎一郎七段に3勝0敗とリードしている。第1局は113手、第2局は132手、第3局は119手で、すべて藤井竜王が勝利した。
次の第4局は11月20日・21日に宮崎県都城市の霧島創業記念館「吉助」で開催予定。藤井竜王が勝てば6連覇が決まり、服部七段が勝てばシリーズは第5局以降へ続く。
今回のシリーズを追ううえで押さえておきたいのは、3勝0敗は防衛確定ではなく、あと1勝でタイトル獲得が決まる段階だという点だ。結果だけを確認するなら日本将棋連盟の公式記録、対局の臨場感や戦術を楽しむならABEMAの中継が適している。
藤井竜王が第4局で6連覇を決めるのか。それとも服部七段が初勝利を挙げて反撃のきっかけをつかむのか。第39期竜王戦の大きな山場となる11月20日・21日の対局に注目したい。
主な事実確認資料: 日本将棋連盟の第39期竜王戦公式日程・対戦成績、およびABEMA TIMESの2026年11月4日付対局結果報道。