2026年10月11日、東京ドームで行われた巨人対DeNAの一戦は、DeNAが4対1で勝利した。試合はクライマックスシリーズ・セのファーストステージ第2戦。巨人にとって、2026年シーズン最後の試合となった。
2026年10月11日(日)CSファーストステージ第2戦DeNA 4 − 1 巨人

4
DeNA得点42,248
観客数3:01
試合時間
責任投手
- 勝利投手:石田裕太郎(DeNA)
- 敗戦投手:竹丸和幸(巨人)
- セーブ:S・レイノルズ(DeNA)
本塁打
- DeNA:度会隆輝(1回)、牧秀悟(8回)
- 巨人:B・ダルベック(4回)
出典:NPB公式試合速報・2026年10月11日記録
試合の流れを左右したのは立ち上がりだった。DeNAは1回表、度会隆輝の先頭打者本塁打で先制。その後、牧秀悟の二塁打を足掛かりに追加点を挙げ、初回に2点を奪った。
巨人は4回裏、ダルベックのソロ本塁打で1点を返したものの、反撃はここまで。DeNAは7回と8回にも1点ずつ追加し、巨人の追い上げを許さなかった。
最終的な安打数はDeNAの9本に対して巨人は5本。両チームとも失策はゼロだった。巨人は得点圏での攻撃を得点につなげられず、序盤の失点を最後まで取り戻せなかった。
クライマックスシリーズは2連敗で終了
10月10日の第1戦も巨人は1対2で敗れていた。第2戦も落としたことで、DeNAに2連敗。ファーストステージ敗退が決まった。
2試合の先発投手は、10日が井上温大、11日が竹丸和幸。レギュラーシーズンで76勝を積み上げたチームにとって、ポストシーズンでの連敗は悔いの残る結果となった。
なお、記録を見る際には一つ注意点がある。10月11日はシーズン全体の最終試合だが、レギュラーシーズンの最終戦ではない。レギュラーシーズン最後の試合は10月3日のDeNA戦で、巨人は2対5で敗れている。10月11日の1対4はクライマックスシリーズの結果だ。
【2026年セ・リーグ最終順位】巨人は76勝64敗3分で2位
NPBが公表した2026年度セントラル・リーグの最終順位では、巨人は143試合を76勝64敗3分、勝率.543で終了した。優勝した阪神タイガースとの差は2.5ゲームだった。
2026年のセ・リーグは阪神が79勝で優勝。巨人は2位を確保し、3位DeNAには5ゲーム差をつけた。勝ち越し12という数字からも、年間を通じて上位争いを続けたことが分かる。
2026年セ・リーグ最終順位
| 順位 | 球団 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 阪神 | 79勝62敗2分 | .560 |
| 2位 | 巨人 | 76勝64敗3分 | .543 |
| 3位 | DeNA | 71勝69敗3分 | .507 |
| 4位 | 広島 | 61勝78敗4分 | .439 |
| 5位 | ヤクルト | 61勝80敗2分 | .433 |
| 6位 | 中日 | 60勝81敗2分 | .426 |
出典:日本野球機構「2026年度 セントラル・リーグ チーム勝敗表」
注目したいのは、巨人がリーグ2位という結果を残しながら、優勝した阪神には2.5ゲーム差をつけられた点だ。順位だけを見れば安定したシーズンだが、阪神との直接対決で負け越したことが、優勝争いにおける大きな違いになった。
また、2026年の巨人は打撃面と投手面で異なる特徴を示した。チーム防御率は2.80でリーグ2位。一方、チーム打率は.234でリーグ4位だった。投手陣の安定感に対して、打線にはさらなる得点力が求められるシーズンだった。
【巨人の月別試合結果】2026年はいつ好調で、いつ苦戦した?
年間成績だけでは見えにくいチーム状態を把握するには、月別の勝敗を確認するのが有効だ。NPBの月別試合結果を集計すると、巨人は6月、7月、9月に勝ち越し、5月と8月に負け越した。
2026年の月別勝敗
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勝利
敗戦
引き分け
10月はレギュラーシーズンの3試合のみ。CSの2試合は含まない。
3・4月:15勝12敗
開幕は3月27日の阪神戦。巨人は3対1で勝利し、好スタートを切った。その後は勝ち負けが交互に現れる展開もあったが、月をまたいだ27試合では15勝12敗と勝ち越した。
開幕直後から複数の先発投手が登板し、竹丸和幸、井上温大、田中将大らが試合を作った。
5月:12勝13敗
5月は25試合で12勝13敗。阪神との対戦では5月1日に5対3で勝利した一方、2日と3日は連敗した。月後半にはソフトバンク、日本ハムとの交流戦も始まり、対戦相手の幅が広がった時期でもある。
特に阪神との直接対決で勝ち星を積み上げられなかったことは、年間の対戦成績にも影響した。
6月:10勝6敗2分
6月は交流戦を含む18試合で10勝6敗2分。勝率換算では.625となり、月別では好調な部類に入る。
オリックスに3連勝し、ロッテとのカードでは1勝2分。楽天戦でも勝ち越すなど、パ・リーグ球団との対戦で安定した結果を残した。
7月:14勝9敗
7月は23試合で14勝9敗。阪神との対戦では7月24日、25日に連勝し、優勝争いに食らいつく姿勢を見せた。月内には首位に立つ時期もあり、シーズンの重要な山場だった。
ただし、月末のDeNA戦で勝利した後も、上位チームとの競争は続いた。
8月:12勝14敗
8月は26試合で12勝14敗。月間では負け越しとなった。DeNAや阪神との試合で連敗する時期があり、首位とのゲーム差も広がった。
一方、広島やヤクルトには勝ち越すなど、対戦相手によって結果に差が出た月でもある。
9月:13勝8敗
9月は21試合で13勝8敗。広島戦では複数の勝利を挙げ、中日戦でも勝ち越した。阪神との直接対決では9月12日に1対0で勝利している。
ただし、DeNAとの3連戦では3連敗を喫するなど、優勝争いを左右するカードで取りこぼしがあった。
10月:0勝2敗1分
レギュラーシーズン最後の3試合は、阪神戦の引き分け、ヤクルト戦とDeNA戦の敗戦だった。その後のCSファーストステージでもDeNAに連敗し、シーズンを終えた。
【巨人の対戦成績・勝率】阪神戦とDeNA戦に見えた明暗
2026年の巨人を分析するうえで、対戦相手別の成績は欠かせない。NPB公式のチーム勝敗表によると、巨人は阪神に大きく負け越した一方、DeNAを含む他のセ・リーグ球団にはすべて勝ち越している。
対戦相手・関連成績の一覧
出典:NPB 2026年度セ・リーグおよびファーム・リーグ公式勝敗表。
阪神戦での負け越しが優勝争いに影響
最も大きな課題は阪神戦だった。25試合で8勝16敗1分。勝率は.333で、対戦相手別の成績では明確な弱点となった。
阪神は最終的に79勝を挙げ、チーム防御率も2.79を記録した。対する巨人は76勝で、防御率は2.80。投手成績には大きな差がなかったものの、直接対決の勝敗が優勝チームとのゲーム差に反映された。
DeNA戦は年間とCSで違う結果に
DeNAとのレギュラーシーズンの対戦成績は13勝12敗。巨人がわずかに勝ち越していた。しかし、シーズン終了後のクライマックスシリーズでは2連敗した。
年間25試合の結果と、短期決戦2試合の結果は別々に評価する必要がある。長いシーズンでは対戦成績が上回っていても、短期決戦では先発投手の出来、継投のタイミング、少ない得点機会を生かせるかどうかが勝敗を大きく左右する。
2026年の巨人にとって、DeNAとのCSはレギュラーシーズンの勝ち越しをポストシーズンの勝利につなげられなかった事例となった。
【巨人の先発投手・勝利投手】2026年の投手陣と打線を検証
2026年の巨人は、投手力がチームを支えたシーズンだった。NPBのチーム投手成績では、防御率2.80を記録。リーグ1位の阪神の2.79に次ぐ数字である。
チーム投手成績はリーグ2位
巨人の投手陣は143試合で444失点。チーム防御率2.80、セーブ47、完封16を記録した。投手陣全体としてはリーグ上位の安定感を示している。
個人投手成績では、井上温大が23試合に登板して10勝8敗、防御率2.02、147イニングを記録。防御率はリーグ3位に相当し、先発陣の中心的な存在だった。
試合結果を確認する際は、先発投手と勝利投手を区別することも大切だ。先発投手が試合を作っても、救援投手が勝ち越しを許したり、打線が援護できなかったりすれば、勝利投手の記録は別の投手につくことがある。
2026年の打線には得点力の課題
一方、チーム打率は.234。143試合で486得点、1098安打、103本塁打だった。リーグ内で打率は4位、本塁打数は5位にとどまった。
個人打撃では松本剛が打率.2744を記録し、チームの打撃上位に入った。浦田俊輔は打率.271で36盗塁、泉口友汰は打率.264で120安打を記録している。
この数字を投手成績と合わせると、2026年の巨人の特徴がはっきりする。投手陣はリーグ優勝チームに匹敵する水準だった一方、打線は得点力で上位球団に及ばなかった。特に阪神との直接対決で勝ち星を伸ばせなかったことを考えると、接戦での得点力向上は翌シーズンに向けた重要な課題となる。
出典:NPB「2026年セントラル・リーグ年度別成績」。
【巨人1軍・2軍の試合結果】ファームは地区2位、ファーム日本選手権は準優勝
巨人の2026年を振り返る際には、1軍だけでなく2軍の結果も確認しておきたい。NPBのファーム・リーグは2026年に東・中・西の地区別で順位が集計されており、巨人は中地区に所属した。
巨人のファーム公式戦成績は124試合75勝47敗2分、勝率.615。中地区2位で、首位DeNAとは3ゲーム差だった。
1軍がセ・リーグ2位、2軍も地区2位という結果は、チーム全体として一定の競争力を示したものだ。2軍では若手選手や調整中の選手が実戦経験を積み、1軍への昇格を目指す。1軍の勝敗だけでは見えない選手層の厚さを確認する材料になる。
ファーム日本選手権では決勝進出
巨人はファーム日本選手権にも出場した。10月4日の準決勝では横浜DeNAに3対1で勝利。続く決勝では北海道日本ハムファイターズと対戦したが、2対5で敗れた。
日本ハムが29年ぶり2度目のファーム日本一となり、巨人は準優勝。1軍のCS敗退とは別に、ファームでは決勝まで進出する成果を残している。
1軍は76勝64敗3分でセ・リーグ2位、2軍は75勝47敗2分で中地区2位。両カテゴリーの記録を並べると、2026年の巨人はチーム全体で上位の成績を残した一方、優勝や日本一という最後の目標には届かなかったシーズンだった。
【巨人試合結果2026年】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の2026年シーズン最終成績は?
A1:レギュラーシーズンは143試合で76勝64敗3分、勝率.543。セ・リーグ2位で終了した。
Q2:巨人の2026年最後の試合はいつ?
A2:10月11日のDeNA戦。東京ドームで行われたクライマックスシリーズ・ファーストステージ第2戦で、1対4で敗れた。
Q3:10月11日の巨人対DeNA戦の勝利投手は誰?
A3:DeNAの石田裕太郎。巨人の先発・竹丸和幸が敗戦投手となり、S・レイノルズがセーブを記録した。
Q4:2026年の巨人は阪神に何勝何敗だった?
A4:8勝16敗1分。25試合で大きく負け越した。対DeNAは13勝12敗で勝ち越している。
Q5:巨人の2026年のチーム防御率と打率は?
A5:チーム防御率は2.80、チーム打率は.234。投手成績はリーグ2位、打率はリーグ4位だった。
Q6:巨人の2軍は2026年に何位だった?
A6:ファーム・リーグ中地区で75勝47敗2分、勝率.615の2位。ファーム日本選手権では決勝に進出し、日本ハムに2対5で敗れて準優勝だった。
Q7:2026年11月5日現在、巨人の試合予定はある?
A7:2026年度の1軍公式戦は全日程終了している。レギュラーシーズンとクライマックスシリーズを含め、巨人のシーズン最終試合は10月11日だった。
まとめ:巨人の2026年は投手力で2位を確保、来季の課題は打線と直接対決
読売ジャイアンツの2026年は、76勝64敗3分、勝率.543でセ・リーグ2位という結果に終わった。阪神との差は2.5ゲーム。投手陣は防御率2.80とリーグトップクラスの成績を残した一方、チーム打率.234、103本塁打という数字には改善の余地があった。
特に注目すべきは、阪神戦の8勝16敗1分という対戦成績だ。他球団には勝ち越しながら、優勝チームとの直接対決で大きく負け越したことが、年間順位を考えるうえで見逃せない。
10月11日のDeNA戦は1対4で敗れ、CSファーストステージ敗退が決定。1軍はリーグ2位、2軍はファーム日本選手権準優勝という成果を残したものの、タイトル獲得には届かなかった。
2027年に向けて注目したいのは、井上温大ら投手陣の安定感を維持しながら、打線の得点力をどこまで高められるかという点だ。巨人の試合結果を追う際には、単日のスコアだけでなく、月別勝敗、対戦相手別成績、先発投手、チーム打撃・投手成績を組み合わせて見ることで、チームの本当の状態を把握しやすくなる。
2026年の公式記録は、巨人が優勝争いに加わる力を持ちながら、阪神との直接対決と短期決戦に課題を残したシーズンだったことを示している。
主な記録出典:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦成績、セントラル・リーグ勝敗表、読売ジャイアンツ月別試合結果、クライマックスシリーズ試合速報、ファーム公式戦成績およびファーム日本選手権記録。