立憲民主党の公式役員一覧では、2026年10月28日現在、田名部匡代氏が幹事長、水岡俊一氏が代表に就いています。
この人事は、2026年1月23日の両院議員総会で承認されたものです。野田佳彦前代表をはじめとする衆議院議員の離党と、新党「中道改革連合」の結成によって党内の状況が大きく変わったことが背景にあります。
水岡氏が新代表に選出され、田名部氏を幹事長とする新しい執行部が発足しました。
立憲民主党の役員一覧(2026年10月28日現在)
公式発表に掲載された主な執行役員は次のとおりです。
| 役職 | 氏名 | 主な担当 |
|---|---|---|
| 代表 | 水岡俊一 | 党の最高責任者・党務全般の統括 |
| 幹事長 | 田名部匡代 | 党務執行全般・組織運営 |
| 常任幹事会議長 | 吉田忠智 | 常任幹事会の運営 |
| 選挙対策委員長 | 森本真治 | 候補者擁立・選挙対策 |
| 政務調査会長 | 徳永エリ | 政策活動の統括 |
| 国会対策委員長 | 斎藤嘉隆 | 衆参両院の国会対策 |
| 組織委員長 | 森本真治 | 地域組織・党組織活動 |
| 企業・団体交流委員長 | 岸真紀子 | 企業・団体との交流 |
| 広報委員長 | 高木真理 | 広報・情報発信 |
幹事長部局には、幹事長代理として小沢雅仁氏、田島麻衣子氏、副幹事長として熊谷裕人氏、鬼木誠氏、山内佳菜子氏が配置されています。
政策、国会対応、選挙、組織、広報という各分野を専門の役員が受け持ち、幹事長が全体を調整する構造です。
田名部氏が幹事長に就任した経緯
田名部氏の就任を理解するには、2025年から2026年にかけての党内人事を追う必要があります。
2025年9月11日、野田佳彦代表の下で安住淳氏が幹事長に就任しました。この時点で田名部氏は参議院側の幹事長を務めていました。
その後、2026年1月に衆議院議員の多くが離党し、中道改革連合で活動する政治状況に移行します。
立憲民主党は参議院議員や地方議員、各地域組織を抱える政党として、新たな代表と執行部を早急に整える必要がありました。
1月23日の両院議員総会では、田名部氏が執行役員を代表して人事の経過を説明。その後、水岡氏が代表に選出され、新しい役員人事を提案し、承認を受けました。
この一連の人事によって、田名部氏は参議院の幹事長から、党全体の幹事長へと役割を広げたのです。
【田名部匡代氏の経歴】衆院3期・参院2期の政治キャリア

たなぶ・まさよ
- 生年月日:1969年7月10日
- 出身地:青森県八戸市
- 所属:立憲民主党
- 参議院議員:2期
- 衆議院議員:3期
- 学歴:玉川学園女子短期大学卒業
田名部氏は、衆議院と参議院の双方で経験を積んできた政治家です。
国政選挙での経験だけでなく、農林水産行政や東日本大震災からの復興に関わってきたことも特徴です。
学歴から政治家になるまで
1969年7月10日、青森県八戸市に生まれました。
青森県立八戸東高等学校を卒業後、1990年に玉川学園女子短期大学を卒業しています。
1992年には衆議院議員だった田名部匡省氏の秘書となり、国会や政治活動の現場に携わりました。
1995年には南部山アイスアリーナに勤務。政治の世界だけにとどまらず、地域で働いた経験も持っています。
その後、2003年の衆議院議員選挙で初当選を果たしました。
田名部匡代氏の主な経歴年表
| 年 | 出来事 | 意味・実績 |
|---|---|---|
| 1969年 | 青森県八戸市で誕生 | 青森を地盤とする政治家 |
| 1990年 | 玉川学園女子短期大学卒業 | 学歴 |
| 1992年 | 衆議院議員秘書 | 政治活動に参加 |
| 1995年 | 南部山アイスアリーナ勤務 | 地域での勤務経験 |
| 2003年 | 衆議院議員初当選 | 国政進出 |
| 2005年 | 衆議院議員2期目 | 国会活動を継続 |
| 2009年 | 衆議院議員3期目 | 衆院での経験を蓄積 |
| 2010年 | 農林水産大臣政務官 | 農林水産行政を担当 |
| 2016年 | 参議院議員初当選 | 参院へ活動の場を移す |
| 2022年 | 参議院議員2期目 | 青森選挙区で再選 |
| 2026年1月 | 立憲民主党幹事長就任 | 党全体の運営を担う |
農林水産行政と震災復興への取り組み
田名部氏の政治経歴で注目されるのが、2010年の農林水産大臣政務官への就任です。
参議院の公式プロフィールでは、東日本大震災の被災地における農林水産業の復興や、和食のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みが経歴として紹介されています。
青森県は農業や水産業が地域経済を支える重要な産業となっている地域です。
こうした地域事情を背景に、農林水産分野での政策経験は田名部氏の政治家としての特徴の一つになっています。
2026年10月28日現在、党内では農林漁業再生本部の本部長も担当しています。
加えて、熊本地震対策本部、千葉豪雨対策本部、東日本大震災復興本部でも本部長を務めています。
幹事長という党務の中心的な役職に加え、農林水産業や災害復興などの政策分野にも関わっていることが分かります。
【立憲民主党の歴代幹事長】福山哲郎氏から田名部氏までの変遷
立憲民主党の幹事長人事を振り返ると、党の置かれた政治状況によって、起用される人物の経験や役割が変化してきました。
特に重要なのは、2017年に結党した旧立憲民主党と、2020年9月15日に結党された現在の立憲民主党を区別することです。
両者は同じ党名を使用していますが、2020年には国民民主党などとの合流によって新しい政党として発足しました。
現在の立憲民主党における歴代幹事長
| 就任時期 | 幹事長 | 当時の代表 |
|---|---|---|
| 2020年9月 | 福山哲郎 | 枝野幸男 |
| 2021年12月 | 西村智奈美 | 泉健太 |
| 2022年8月 | 岡田克也 | 泉健太 |
| 2024年9月 | 小川淳也 | 野田佳彦 |
| 2025年9月 | 安住淳 | 野田佳彦 |
| 2026年1月 | 田名部匡代 | 水岡俊一 |
なお、2017年結党の旧立憲民主党でも福山哲郎氏が幹事長を務めていました。現在の政党の歴代人事と混同しないよう注意が必要です。
歴代人事から見える党運営の変化
福山哲郎氏:合流新党の組織づくり
2020年の合流新党発足時に幹事長に就任しました。異なる政党や政治グループから参加した議員をまとめ、新しい組織を運営することが重要な課題でした。
西村智奈美氏:女性幹事長としての執行部運営
2021年12月に就任。泉健太代表を支え、党の政策活動や地方組織との連携を担いました。女性が党の幹事長に就任したことも当時の人事の特徴でした。
岡田克也氏:経験を重視した党勢立て直し
2022年8月の参議院選挙後に起用されました。与党・野党双方で幹事長を経験してきた政治家であり、党の立て直しを意識した人事でした。
小川淳也氏:野田体制での党務運営
2024年9月に幹事長へ就任。野田代表の下で執行部を支える立場を担いました。
安住淳氏:国会対策と党勢回復
2025年9月に就任。国会運営に精通した経験を党の再生に生かすことが期待されました。
田名部匡代氏:参院中心の党組織をまとめる役割
2026年1月の新体制で就任。衆議院議員の離党と新党結成という大きな変化の中で、党の組織維持と再構築を担うことになりました。
歴代人事を比較すると、幹事長の交代は単なる人事異動ではありません。
選挙結果、党勢、国会運営、党内の勢力バランスなど、その時々の課題に応じて執行部が選ばれてきたことが分かります。
【幹事長の役割と権限】代表との違いは党の統括と実務運営
幹事長は政党の中でどの程度の権限を持つのでしょうか。
一般的には、党の実務を取り仕切る重要ポストとして知られていますが、立憲民主党の場合、その職務は党規約第18条に明確に定められています。
幹事長の主な役割
立憲民主党規約第18条では、幹事長について次のように規定しています。
「幹事長は、代表を補佐して党務執行全般を統括する。」
また、幹事長には以下の権限と責務があります。
- 執行役員会の承認を得て、幹事長の下に必要な部局を設置する。
- 必要な役職者を選任する。
- 党役員や役職者の連絡・調整のための会議を招集する。
- 地域組織、地方議員、党員、サポーターなどの意見を聞く。
- 党の予算案を編成する。
- 党の決算報告を作成する。
特に注目したいのが、予算と決算への関与です。
規約第52条では、幹事長が常任幹事会の承認を得て予算を編成し、大会の承認を得ることを定めています。
第53条では、執行役員会の承認を得て決算報告を作成し、会計監査を経て大会の承認を得ることになっています。
つまり、幹事長は政治的な調整役にとどまらず、党の財務管理にも深く関わるポストです。
幹事長と代表の違い
| 比較項目 | 代表 | 幹事長 |
|---|---|---|
| 基本的な立場 | 党の最高責任者 | 党務執行の責任者 |
| 主な役割 | 党の方向性と全体統括 | 組織運営と実務調整 |
| 党内会議 | 執行役員会を主宰 | 執行役員会を運営 |
| 組織管理 | 党全体の統括 | 部局・役職者・地域組織との調整 |
| 財務 | 党全体の運営に関与 | 予算編成・決算報告を担当 |
| 人事 | 幹事長などを選任 | 所定の承認を得て部局や役職者を配置 |
水岡代表は、党を代表する最高責任者です。
一方、田名部幹事長は代表を支えながら、党の実際の運営を進める立場にあります。
この違いを理解するうえで重要なのが、執行役員会の仕組みです。
立憲民主党規約第13条では、執行役員会は代表が主宰し、幹事長が運営すると定められています。
つまり、代表が会議を主宰して党の方向性を示し、幹事長が議題や各部局との調整を含む運営を担う関係です。
幹事長は政策や選挙も決定するのか
ここは誤解されやすいポイントです。
幹事長は党務全般を統括しますが、政策や選挙の専門部門には、それぞれ担当役員が配置されています。
- 政策:政務調査会長の徳永エリ氏
- 国会対応:国会対策委員長の斎藤嘉隆氏
- 候補者擁立・選挙対策:選挙対策委員長の森本真治氏
- 地域組織:組織委員長の森本真治氏
- 広報・SNS:広報委員長の高木真理氏
幹事長は、これらの部門を横断して調整する役割を持っています。
政策の内容をすべて一人で決めるわけでも、選挙の候補者を独断で決めるわけでもありません。
党規約では、候補者選定や擁立、選挙対策は選挙対策委員長の担当とされ、政策活動は政務調査会長の担当とされています。
【2026年の党改革】政党交付金の減少と田名部幹事長の財政再建策
2026年の立憲民主党にとって、避けて通れない課題が党財政の立て直しです。
2026年1月の政治情勢の変化によって衆議院議員の多くが離党し、中道改革連合で活動することになりました。
この変化は、党の国会議員数だけでなく、政党交付金にも大きな影響を与えています。
2026年の政党交付金は約31億円
総務省が2026年4月8日に決定した政党交付金は、立憲民主党について31億1899万円でした。
2025年分の交付額80億1709万3000円と比較すると、約48億9810万円の減少です。
減少率は約61.1%に達します。
立憲民主党の政党交付金の比較
2025年分
80億1709万円
2026年分
31億1899万円
前年比の減少率約61.1%
総務省の2026年交付決定額と2025年交付額を比較。金額は概数。
政党交付金は、国会議員数と選挙での得票数に応じて配分される仕組みです。
政党助成法では、議員数割と得票数割を基本として交付額を算定しています。
そのため、所属議員の移動や選挙結果は、党の収入に直接影響します。
9月30日に発表された党改革の具体策
こうした財政状況を受け、田名部氏は2026年9月30日の幹事長会見で党改革案を公表しました。
主な内容は次のとおりです。
1.国会議員・都道府県連への交付金を4割削減
国会議員への議員交付金と、都道府県連への交付金について、2025年交付分から4割削減する方針を発表しました。
2.党本部を9階に集約
党本部の固定費を減らすため、現在の事務所を9階に集約し、その他のフロアから退去する方針を示しました。
移転・集約の期限は2027年2月末とされています。
3.党費の見直し
党員や協力党員が負担する党費についても、現状のままでよいのか検討する考えを示しました。
4.政治資金パーティーの再開を検討
これまで自粛してきた政治資金パーティーについて、収入確保の手段として再開を検討する考えを明らかにしました。
田名部氏は会見で、従来と同じ支出を続けることは難しく、抜本的な改革が必要との認識を示しています。
「4割削減」と「政党交付金61%減」は別の話
ここは数字を正確に区別する必要があります。
- 約61.1%減:国から立憲民主党に配分される政党交付金の2025年分と2026年分の比較。
- 4割削減:立憲民主党が党内で国会議員や都道府県連に配分する交付金の削減方針。
両者は同じ数字を示しているわけではありません。
党財政の縮小に対応するため、国からの収入減少だけでなく、党内の支出構造も見直すという二段階の改革です。
党改革の本当の課題は何か
党本部の縮小や交付金の削減は、短期的には経費の圧縮につながります。
しかし、政党の活動は国会議員だけで成り立っているわけではありません。
各地域の候補者擁立、地方議員との連携、政策調査、広報活動、選挙ボランティアとの関係など、幅広い活動が必要です。
特に地方組織への交付金削減は、地域によっては選挙活動や組織維持に影響する可能性があります。
経費削減と同時に、地方の活動基盤をどこまで守れるか。これが田名部幹事長に課された重要な経営課題です。
【野党連携と今後】民主改革の会・公明党との協議、統一地方選への準備
田名部幹事長の仕事は、党内の財政改革だけではありません。
もう一つの重要な課題が、他の野党との関係構築です。
民主改革の会との連携を検討
2026年9月30日の記者会見では、新党「民主改革の会」との連携について質問がありました。
田名部氏は、今後どのような連携ができるのか、丁寧に協議していく考えを示しました。
加えて、公明党を含む野党との協力についても前向きな姿勢を示しています。
「民主改革の会、公明党のみならず、野党として結集できることがあれば、われわれはそのために汗を流したい」
これは、立憲民主党が他党との協力を模索していることを示す発言です。
ただし、連携の検討と正式な合流・統一会派の結成は別の話です。2026年9月30日の公式発表で示されたのは、今後の政策協議や野党間の協力を丁寧に進める方針です。
全国幹事長会議が持つ意味
地方組織との関係を考えるうえで重要なのが、全国幹事長会議です。
立憲民主党規約第48条では、地域組織にも影響する重要事項について判断する場合、幹事長などが全国幹事長会議を招集し、地域組織の意見を聞くよう努めると定めています。
全国幹事長会議は、単に党本部から地方へ指示を伝えるだけの会議ではありません。
各都道府県連の意見を党本部に届け、組織運営や選挙方針について調整する場でもあります。
2026年9月30日の党改革発表に際しても、両院議員総会や全国幹事長会議が開かれました。
田名部氏にとって、地方組織の理解を得ながら改革を進めることは、幹事長としての重要な仕事です。
10月28日の幹事長会見で明らかになった新たな課題
2026年10月28日、田名部氏は国会内で定例記者会見を開催しました。
会見では、主に次の4つのテーマが取り上げられています。
- 2027年統一地方自治体選挙に向けた総合選挙対策本部の設置
- 水岡代表の海外訪問
- 「生活どまんなか全国キャンペーン」の実施
- 国会対応と選挙制度をめぐる議論
特に注目されるのが、2027年の統一地方自治体選挙に向けた準備です。
田名部氏は総合選挙対策本部の設置を報告し、全国幹事長・選挙責任者会議でも改めて説明する予定であることを明らかにしました。
また、都道府県連と協力しながら、候補者を一人でも多く擁立する方針を示しています。
水岡代表の海外訪問と外交面の動き
10月28日の会見では、水岡代表の韓国訪問についても報告されました。
訪問の目的は、韓国の与党「共に民主党」と最大野党「国民の力」が共催するアジア政党会議(ICAPP)第13回総会への参加です。
公式発表では、アジア36カ国・90政党の参加が見込まれる会議と説明されています。
田名部氏は、北東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、隣国との良好な関係を維持することの重要性を説明しました。
党内組織の再建を進める一方で、代表による国際的な政党交流も進める構図です。
今後の立憲民主党を左右する3つの焦点
2026年11月以降の党運営を見るうえでは、次の3点が重要です。
第一に、財政改革の実行力。
交付金削減や党本部の集約を実施しながら、地方組織の活動を維持できるかが問われます。
第二に、野党連携の具体化。
民主改革の会や公明党などとの関係を、政策協議や選挙協力にどこまで発展させられるかが焦点です。
第三に、2027年統一地方選挙への対応。
国政選挙での勢力変化を受け、地方でどれだけ候補者を擁立し、地域に根ざした政治活動を継続できるかが試されます。
この3つは相互に関係しています。財政が弱まれば選挙活動が制約され、地方組織が弱まれば野党としての存在感も低下しかねません。
田名部幹事長の実務能力が問われるのは、まさにこの部分です。
【立憲民主党の幹事長】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、立憲民主党の幹事長は誰ですか?
A1:2026年10月28日現在、参議院議員の田名部匡代氏です。2026年1月23日の両院議員総会で承認された新執行部で幹事長に就任しました。
Q2:立憲民主党の代表は誰ですか?
A2:水岡俊一氏です。2026年1月23日に新代表に選出されました。2026年10月28日現在、参議院議員会長も兼務しています。
Q3:幹事長と代表ではどちらが偉いのですか?
A3:党規約上、代表は党を代表する最高責任者です。幹事長は代表を補佐し、党務執行全般を統括します。代表が党全体の責任を負い、幹事長が実務と組織運営を取り仕切る関係です。
Q4:田名部匡代氏はどのような経歴の持ち主ですか?
A4:青森県八戸市出身で、衆議院議員を3期、参議院議員を2期務めています。2010年には農林水産大臣政務官に就任しました。農林水産業や震災復興に関わってきた政治家です。
Q5:立憲民主党の政党交付金はなぜ減ったのですか?
A5:2026年1月の衆議院議員の離党と新党結成などに伴い、所属議員数や選挙結果を反映した交付額が減少したためです。2026年分の交付決定額は31億1899万円で、2025年分の交付額から約61.1%減少しました。
Q6:田名部幹事長は民主改革の会と合流する予定ですか?
A6:2026年9月30日の公式会見で、民主改革の会や公明党などとの野党連携を検討する方針を示しています。ただし、連携の検討と政党合流は異なり、同会見で正式な合流決定が発表されたわけではありません。
【プロの結論】まとめ:田名部幹事長の手腕が立憲民主党の今後を左右する
2026年10月28日現在、立憲民主党の幹事長は田名部匡代氏、代表は水岡俊一氏です。
田名部氏は、衆議院議員3期、参議院議員2期という国政経験を持ち、農林水産行政や震災復興にも携わってきました。
2026年1月の執行部交代は、単なる役員人事ではありません。衆議院議員の離党と新党結成によって、立憲民主党が組織の存続と再構築を迫られた結果でもあります。
今後の評価を左右するのは、次の3つの実績です。
1. 財政再建: 政党交付金の減少を受けた支出改革を実行し、地方組織の活動を維持できるか。
2. 野党連携: 民主改革の会や公明党などとの協力を、具体的な政策や選挙協力につなげられるか。
3. 地方組織の再建: 2027年統一地方自治体選挙で候補者を擁立し、党の支持基盤を回復できるか。
特に重要なのは、党本部の経費削減だけで改革を終わらせないことです。政党の競争力は、国会での発信力だけでなく、地域に根ざした組織力によっても決まります。
田名部氏が幹事長として、党本部、国会議員、地方組織、他の野党をどのようにつなぐのか。その成果を測る大きな節目が、2027年の統一地方選挙になるでしょう。
立憲民主党の今後を見極める際には、役員人事だけでなく、財政改革の進捗、全国幹事長会議での地方組織との調整、野党間の政策協議、そして選挙結果を合わせて確認することが大切です。