2026年11月5日時点で、日本サッカー代表は世界ランキングでどの位置にいるのでしょうか。国際サッカー連盟(FIFA)の最新発表によると、男子日本代表は2026年10月7日発表で世界17位、女子のなでしこジャパンは10月20日発表で世界5位となっています。男女ともアジアのトップに立っており、日本サッカーの国際的な競争力を示す結果です。
男子は世界トップ10入りを目指す位置にあり、女子は世界トップ5という高い水準を維持しています。両者の歴代最高順位、アジアの強豪国との比較、FIFAランキングのポイント算出方法まで整理すると、日本代表の現在地と今後の課題が見えてきます。
【2026年最新】サッカー日本代表の世界ランキングは男子17位・女子5位

2026年11月5日現在、日本代表のFIFAランキングは男子と女子で異なります。男子は17位、女子は5位です。発表日も更新周期も異なるため、それぞれの最新公式発表を基準に確認する必要があります。
男子サッカー日本代表は世界17位
2026年10月7日に発表された男子FIFAランキングで、日本代表は世界17位、1684.75ポイントを獲得しました。前回の1673.68ポイントから11.07ポイント増加したものの、順位は17位を維持しています。
アジアサッカー連盟(AFC)加盟国では引き続き最上位です。AFCの公式発表によると、2026年9月から10月にかけての代表活動で、日本はウルグアイ、ベネズエラ、ニュージーランドに勝利し、エクアドルとは引き分けました。
この4試合で3勝1分けという結果を残したことは、世界17位を維持するうえで重要な材料となりました。
なお、16位のアメリカは1705.47ポイントで、日本との差は20.72ポイントです。15位イタリアとの差は28.29ポイントとなっています。順位だけでなくポイント差を見ると、日本が世界上位グループにどれほど近づいているかが分かります。
女子サッカー・なでしこジャパンは世界5位
女子日本代表のなでしこジャパンは、2026年10月20日発表の女子FIFAランキングで世界5位を維持しました。2026年6月の発表から順位に変動はありません。
女子の世界ランキングではスペインが1位、アメリカが2位、ドイツが3位、イングランドが4位。日本はその直後につけています。
加えて、なでしこジャパンはAFC加盟国の中で最上位です。アジア勢では北朝鮮が12位、オーストラリアが15位、韓国が17位、中国が18位となっています。
男子が世界17位、女子が世界5位という数字は、日本サッカーの男女双方に国際的な競争力があることを示しています。ただし、男女のランキングは別々の競技データから算出されるため、17位と5位を直接比較して男女の実力差を判断することはできません。
FIFAの公式ランキングページでは、男子の次回更新は2026年11月18日、女子は12月7日と案内されています。
【世界ランキング一覧】日本とサッカー強豪国・アジア勢を比較
日本代表の実力を把握するには、世界の強豪国だけでなく、アジアのライバルとの位置関係も確認する必要があります。
以下は2026年10月に公表された男子・女子のFIFAランキングを整理した比較表です。男子は10月7日、女子は10月20日の発表を基準としています。
| ランキング区分 | 世界順位 | 国・地域 | 日本との位置関係 |
|---|---|---|---|
| 男子・世界ランキング上位10か国 | |||
| 男子 | 1位 | スペイン | 世界首位 |
| 男子 | 2位 | アルゼンチン | 世界上位 |
| 男子 | 3位 | フランス | 世界上位 |
| 男子 | 4位 | イングランド | 世界上位 |
| 男子 | 5位 | ポルトガル | 世界上位 |
| 男子 | 6位 | ブラジル | 世界上位 |
| 男子 | 7位 | モロッコ | 世界上位 |
| 男子 | 8位 | ベルギー | 世界上位 |
| 男子 | 9位 | オランダ | 世界上位 |
| 男子 | 10位 | メキシコ | 世界上位 |
| 男子・アジアランキング上位5か国 | |||
| 男子 | 17位 | 日本 | アジア1位 |
| 男子 | 23位 | イラン | アジア2位 |
| 男子 | 26位 | オーストラリア | アジア3位 |
| 男子 | 32位 | 韓国 | アジア4位 |
| 男子 | 55位 | サウジアラビア | アジア5位 |
| 女子・世界ランキング上位5か国 | |||
| 女子 | 1位 | スペイン | 世界首位 |
| 女子 | 2位 | アメリカ | 世界上位 |
| 女子 | 3位 | ドイツ | 世界上位 |
| 女子 | 4位 | イングランド | 世界上位 |
| 女子 | 5位 | 日本 | アジア1位 |
| 女子・アジアの主な上位国 | |||
| 女子 | 12位 | 北朝鮮 | アジア2位 |
| 女子 | 15位 | オーストラリア | アジア3位 |
| 女子 | 17位 | 韓国 | アジア4位 |
| 女子 | 18位 | 中国 | アジア5位 |
男子の世界ランキングでは、スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランドがトップ4を形成しています。ポルトガルは2026年10月の更新で7位から5位へ浮上しました。
日本はトップ10には届いていませんが、17位という順位は世界的に見ても高い水準です。特にアジアでは2位のイランに6つの順位差をつけており、地域内での優位性がはっきりしています。
女子では、日本が世界5位というさらに高い位置にいます。北朝鮮やオーストラリアなどの強豪を上回っており、アジア女子サッカーを代表する存在です。
なお、男子と女子ではランキングの対象国数や算出方法が異なります。単純に男女の順位だけを比較するのではなく、それぞれのカテゴリーにおける世界的な位置づけを見ることが大切です。
【歴代推移】サッカー日本代表の最高順位は男子9位・女子3位
現在の順位だけでは、日本代表がどれほど成長してきたのかは分かりません。過去のFIFAランキングを振り返ると、男子と女子では異なる軌跡をたどってきたことが分かります。
男子日本代表のFIFAランキング推移
男子日本代表のFIFAランキングにおける歴代最高順位は9位です。1998年2月から3月にかけて記録されました。一方、歴代最低順位は1992年12月の66位です。
その後の主な推移を見ると、2010年代後半に大きく順位を落とした時期があり、2019年以降は再び上昇基調に入りました。
- 1998年2月・3月:歴代最高の9位を記録。
- 2018年:年間の最低順位は61位。
- 2019年:年間最終順位は28位。
- 2020年:年間最終順位は27位。
- 2021年:年間最終順位は26位。
- 2022年:年間最終順位は20位。
- 2023年:年間最終順位は17位。
- 2024年:年間最終順位は15位。
- 2025年:年間最終順位は18位。
- 2026年10月:最新発表で17位。
注目したいのは、2018年の61位から2024年の15位まで順位を押し上げたことです。単年の好成績だけでは説明できない、複数年にわたる競争力の回復が見て取れます。
なでしこジャパンのFIFAランキング推移
女子日本代表の歴代最高順位は3位です。2011年から2013年にかけて世界3位を維持しました。
2011年は、なでしこジャパンがドイツで開催されたFIFA女子ワールドカップで優勝した歴史的な年です。アメリカとの決勝戦を制した実績が、日本女子サッカーの国際的評価を大きく押し上げました。
その後は世界ランキングが一時的に低下し、2022年には11位となりました。しかし、2023年は8位、2024年も8位、2025年も8位と、再び世界トップ10の水準を維持しています。
2026年には5位まで順位を上げ、6月と10月の発表で同順位を維持しました。2010年代前半の黄金期とは異なる形で、再び世界の上位に定着している点が特徴です。
男子は1990年代後半に歴代最高の9位を記録し、女子は2011年のワールドカップ優勝を経て3位に到達しました。両者の歴史を比較すると、日本サッカーの国際的な評価は一時的なブームではなく、長期的な実績の積み重ねによって形成されてきたことが分かります。
【FIFAランキングの算出方法】勝敗だけでは順位が決まらない理由
FIFAランキングを正しく理解するには、ポイントの算出方法を知る必要があります。日本代表が勝った試合数だけで順位が決まるわけではありません。
男子は2018年からSUM方式を採用
男子FIFAランキングでは、2018年8月から新しい算出モデルである「SUM方式」が導入されました。FIFA理事会の承認を受けたこの方式は、試合ごとにポイントを加算・減算する仕組みです。
基本となる計算式は次のとおりです。
P = Pbefore + I × (W − We)
- P:試合後のポイント。
- Pbefore:試合前のポイント。
- I:試合の重要度を示す係数。
- W:実際の試合結果を数値化したもの。
- We:対戦相手とのポイント差から算出する期待結果。
基本的に勝利は1、引き分けは0.5、敗戦は0として評価されます。実際の結果が事前の期待を上回ればポイントが増え、期待を下回ればポイントが減少します。
例えば、ランキング上位の国が下位の国に勝利しても、予想どおりの結果であれば獲得要点は大きくなりません。反対に、ランキング上位国を相手に勝利すれば、期待以上の結果としてポイントを獲得しやすくなります。
加えて、試合の重要度も影響します。親善試合とワールドカップ本大会では重要度が異なり、大会の勝ち上がりに関わる試合ほどポイントへの影響が大きくなる仕組みです。
女子は独自のレーティング方式で評価
女子FIFAランキングも実力を数値化する方式ですが、男子のSUM方式とまったく同じ計算式ではありません。
女子ランキングの基本式は次のとおりです。
WWR,new = WWR,old + (Actual − Predicted)
実際の試合結果と事前に予測された結果の差によって、チームの評価が変動します。
女子の算出では、次の要素が考慮されます。
- 試合の勝敗や引き分け。
- 得点差や総得点。
- ホーム、アウェー、中立地の違い。
- ワールドカップや予選など試合の重要度。
- 対戦する両チームのレーティング差。
FIFAの算出方法によると、女子のワールドカップ本大会は通常の親善試合よりも重要度が高く設定されています。また、上位10チーム同士の親善試合にも通常より高い重要度が与えられています。
つまり、男女とも単純な勝ち数ではなく、どの相手に、どのような条件で、どの大会の試合に勝ったかが評価を左右します。
【ランキング上昇の理由】日本代表がアジア首位を維持できる背景
日本代表が世界ランキングで高い位置を維持している背景には、継続的な国際試合での結果と、ランキング制度そのものの特徴があります。
男子は強豪国との対戦で結果を積み重ねている
2026年10月の男子ランキング更新では、日本はウルグアイ、ベネズエラ、ニュージーランドに勝利し、エクアドルと引き分けました。
この4試合で要点は1673.68から1684.75へ増加しています。順位自体は17位のままですが、ポイントを積み重ねていることが重要です。
FIFAランキングは順位だけでなくポイントの増減を見ることで、代表チームの評価がどの方向に動いているかを判断できます。日本の場合、アジア首位を守りながら世界上位との差を縮めることが次の課題です。
アジア内での競争力が安定している
男子では日本が17位、イランが23位、オーストラリアが26位です。韓国は32位となっており、日本はアジアのライバルに対して順位上の優位性を確保しています。
女子でも日本は5位で、アジア2番手の北朝鮮に7つの順位差をつけています。男女双方でアジア1位を維持していることは、日本サッカーの大きな強みです。
ただし、地域内での順位が高いことと、世界大会で優勝できることは別問題です。男子は世界トップ10入り、女子は世界トップ4への進出が、それぞれ今後の競争力を測る一つの目安になります。
2018年の制度変更も歴史を読み解くポイント
男子ランキングは2018年8月にSUM方式へ変更されました。それ以前は一定期間の試合ポイントを平均化する仕組みでしたが、新方式では試合ごとにポイントを加減します。
このため、2018年以前と以後の順位を単純に比較する際には注意が必要です。日本の順位上昇をすべて制度変更の効果と考えることも、逆にすべてを試合結果だけで説明することも適切ではありません。
重要なのは、制度変更後も日本代表が継続して結果を残し、2024年には15位、2026年10月には17位という世界上位の水準に到達している点です。
【日本サッカー世界ランキングの見方】順位だけで判断しないための基準
FIFAランキングは国際的な実力を把握するうえで便利な指標ですが、順位だけを見てチームの強さを完全に判断することはできません。
ランキングを比較するときは、次の4つのポイントを確認すると、より正確な評価ができます。
- 発表日:男子と女子では更新日が異なるため、同じ時点の数字として扱わない。
- ポイント差:順位が何位違うかだけでなく、実際のポイント差を確認する。
- 対戦相手:ランキング上位国との試合でどのような結果を残したかを見る。
- 長期的な推移:一度の順位変動ではなく、数年間にわたる上昇・下降の流れを確認する。
もう一つ注意したいのが、FIFAランキングはクラブチームの順位ではないという点です。日本代表の17位は、サッカー日本代表という国際A代表チームの評価であり、Jリーグのクラブや日本のサッカー全体を直接順位づけしたものではありません。
また、U-23日本代表や年代別代表、フットサル代表にも、それぞれ異なる競技カテゴリーがあります。男子A代表の17位を、そのまま日本のすべての代表チームに当てはめることはできません。
日本代表の現状を評価するなら、男子は世界17位・アジア1位という安定した立ち位置、女子は世界5位というトップクラスの実績を分けて考えることが重要です。
【サッカー日本代表のランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の男子サッカー日本代表のFIFAランキングは何位ですか?
A1:2026年10月7日発表の最新ランキングでは世界17位です。1684.75ポイントを獲得し、AFC加盟国では1位となっています。
Q2:なでしこジャパンの最新FIFAランキングは何位ですか?
A2:2026年10月20日発表で世界5位です。6月の発表から順位を維持しており、女子もアジア最上位です。
Q3:サッカー日本代表のFIFAランキング歴代最高順位は何位ですか?
A3:男子は9位で、1998年2月から3月に記録しました。女子は3位で、2011年から2013年にかけて維持しました。
Q4:FIFAランキングは勝利数だけで決まるのですか?
A4:いいえ。対戦相手の強さ、試合結果、試合の重要度などがポイントに影響します。男子は2018年からSUM方式を採用し、女子は独自のレーティング方式を使用しています。
Q5:FIFAランキングの次回発表はいつですか?
A5:2026年11月5日時点のFIFA公式案内では、男子は11月18日、女子は12月7日が次回の更新予定日です。
まとめ:2026年の日本代表は男女ともアジアの頂点、次の目標は世界上位
2026年11月5日時点のサッカー日本代表は、男子が世界17位、女子のなでしこジャパンが世界5位です。男女ともアジアランキングで首位に立ち、日本サッカーの国際的な競争力を示しています。
男子は歴代最高9位を記録しており、現在は世界トップ10入りを目指す位置にいます。女子は歴代最高3位の実績を持ち、2026年には世界5位まで順位を上げています。
今後の注目点は、男子が世界トップ10に近づけるか、女子が世界トップ4、さらには歴代最高の3位を超える順位を狙えるかという点です。
FIFAランキングを見る際には、最新順位だけでなく、ポイント差、対戦相手、試合の重要度、過去数年間の推移を合わせて確認することが大切です。
2026年の日本代表は、単にアジアで強いだけではなく、世界の強豪国と比較できる位置まで成長しています。次回のランキング更新で順位とポイントがどう変化するか、男子・女子それぞれの動向に注目が集まります。
主な根拠資料: FIFA公式ランキング・算出方法、AFC公式発表、東アジアサッカー連盟(EAFF)の2026年10月発表、FIFAランキング歴史データ。