2026年11月現在、高校サッカー選手権の最新完了大会は、2025年度に開催された第104回全国高校サッカー選手権大会です。大会得点王に輝いたのは、神村学園のFW日高元。決勝戦で貴重なゴールを決め、大会通算7得点で単独トップに立ちました。2位には同じ神村学園の倉中悠駕が6得点で続き、鹿島学園の清水朔玖、流通経済大柏の金子琉久、東福岡の齊藤琉稀空も4得点を記録しています。
一方、歴代記録に目を向けると、1大会最多得点は大迫勇也の10得点、選手権通算最多得点は平山相太の17得点です。加えて、2026年度の第105回大会は12月28日に開幕予定。最新ランキング、歴代得点王、1試合最多得点記録を整理しながら、次回大会の見どころまで紹介します。
【2026年最新】第104回全国高校サッカー選手権大会の得点ランキング

第104回全国高校サッカー選手権大会は、2025年12月から2026年1月にかけて開催されました。
2026年1月12日の決勝では、神村学園が鹿島学園を3-0で下して初優勝。神村学園のFW日高元が決勝でも得点を挙げ、7ゴールで大会得点王を獲得しました。
日刊スポーツなどの大会報道で紹介された最終得点ランキングは次のとおりです。
第104回大会・最終得点ランキング
| 順位 | 選手名 | 所属高校 | 得点 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 日高元 | 神村学園 | 7 |
| 2位 | 倉中悠駕 | 神村学園 | 6 |
| 3位タイ | 清水朔玖 | 鹿島学園 | 4 |
| 3位タイ | 金子琉久 | 流通経済大柏 | 4 |
| 3位タイ | 齊藤琉稀空 | 東福岡 | 4 |
| 6位タイ | 内海心太郎 | 鹿島学園 | 3 |
| 6位タイ | 酒井束颯 | 鹿島学園 | 3 |
| 6位タイ | 村上慶 | 大津 | 3 |
| 6位タイ | 山本翼 | 大津 | 3 |
| 6位タイ | 臼井蒼悟 | 尚志 | 3 |
| 6位タイ | 田上真大 | 尚志 | 3 |
| 6位タイ | 古川蒼真 | 流通経大柏 | 3 |
| 6位タイ | 谷口昊成 | 堀越 | 3 |
| 6位タイ | 山下紫凰 | 大分鶴崎 | 3 |
※3得点以上の選手を掲載。順位は同得点の場合に同順位としています。
今回のランキングで際立ったのは、神村学園の選手が1位と2位を独占したことです。
日高元が7得点、倉中悠駕が6得点。2人だけで大会通算13ゴールを記録しました。
また、3得点以上の選手が14人に及び、鹿島学園や大津、尚志など複数の強豪校からも得点者が生まれています。
【上位選手を解説】日高元と倉中悠駕はなぜ得点を量産できた?
1位・日高元(神村学園):決勝弾で7得点に到達
第104回大会の主役となったのが、神村学園のFW日高元です。
日高は大会序盤からゴールを量産しました。
サッカーキングの大会報道によると、東海学園との初戦でハットトリックを達成。さらに水口との3回戦では2得点を挙げました。
その後、尚志との準決勝でも同点ゴールを決め、決勝の鹿島学園戦では前半19分に先制点を記録しています。
この決勝ゴールによって通算7得点となり、単独得点王の座を確定させました。
特筆すべきなのは、決勝という大舞台でも得点を決めたことです。得点ランキング上位にいるだけではなく、チームが優勝を決める重要な試合で結果を残した点に価値があります。
2位・倉中悠駕(神村学園):準々決勝の4発で一気に首位へ
日高とともに神村学園の攻撃を支えたのが、FW倉中悠駕です。
倉中は準々決勝の日大藤沢戦で4ゴールを記録しました。
この爆発的な得点によって通算6得点となり、一時は大会得点ランキングのトップに立っています。
準々決勝終了時点では倉中が6得点、日高が5得点。神村学園の選手同士による得点王争いが注目を集めました。
しかし、準決勝と決勝で日高が得点を重ね、最終的には日高7得点、倉中6得点という結果になりました。
同じチームの選手が得点ランキングの上位を独占したことは、神村学園の攻撃力を象徴する出来事です。
3位タイ・清水朔玖、金子琉久、齊藤琉稀空
4得点で3位タイとなったのは、次の3選手です。
- 清水朔玖(鹿島学園)
- 金子琉久(流通経済大柏)
- 齊藤琉稀空(東福岡)
清水は鹿島学園の選手として、決勝まで勝ち上がるチームの攻撃面を支えました。
金子は流通経済大柏、齊藤は東福岡の選手として、それぞれ4ゴールを記録しています。
得点ランキングを見ると、上位2人の神村学園だけでなく、異なるスタイルを持つ全国の強豪校にも優れた得点力を備えた選手がいたことが分かります。
【歴代記録を比較】大迫勇也の10得点と平山相太の17得点
高校サッカー選手権の得点記録を調べる際、特に混同しやすいのが「1大会最多得点」と「通算最多得点」です。
この2つは別々の記録です。
1大会最多得点は大迫勇也の10得点
この記録はいまも大会歴代最多です。
大迫は初戦から4試合連続で2得点を記録。準決勝でもゴールを決め、決勝の広島皆実戦でも得点しました。
鹿児島城西は惜しくも準優勝に終わりましたが、大迫個人は10ゴールという圧倒的な数字を残しています。
それまでの9得点という記録を更新したことで、高校サッカー選手権の歴史に名を刻みました。
通算最多得点は平山相太の17得点
一方、選手権に複数回出場した選手を対象とする通算得点記録では、平山相太が歴代1位です。
国見高校に所属した平山は、第80回から第82回まで3大会連続で出場しました。
大会ごとの得点は次のとおりです。
- 2001年度・第80回:1得点
- 2002年度・第81回:7得点
- 2003年度・第82回:9得点
3大会の合計は17得点。
2年生と3年生の2年連続で得点王に輝き、当時の通算最多記録だった北嶋秀朗の16得点を上回りました。
平山の特徴は、3年間にわたって得点を積み重ねたことです。1大会で爆発的にゴールを決めるタイプの記録とは異なり、複数年度にわたって高い得点力を維持する必要があります。
高校サッカー選手権の主要記録比較
| 記録の種類 | 選手 | 所属 | 得点 | 大会 |
|---|---|---|---|---|
| 1大会最多 | 大迫勇也 | 鹿児島城西 | 10 | 第87回 |
| 1大会歴代2位 | 平山相太 | 国見 | 9 | 第82回 |
| 1大会歴代2位 | 石黒智久 | 富山第一 | 9 | 第78回 |
| 通算最多 | 平山相太 | 国見 | 17 | 第80~82回 |
| 通算2位 | 北嶋秀朗 | 市立船橋 | 16 | 複数大会 |
1試合最多得点記録は鈴木章斗の5ゴール
1大会の合計だけでなく、1試合で何点決めたかという記録も注目されています。
首都圏開催となった1976年度以降の全国高校サッカー選手権で、個人の1試合最多得点記録を持つのは鈴木章斗です。
阪南大高に所属していた鈴木は、第100回大会の2021年12月31日に行われた奈良育英との2回戦で、1試合5得点を記録しました。
試合は阪南大高が8-0で勝利。鈴木は前半に3ゴール、後半にも2ゴールを決める圧巻の活躍を見せました。
同大会では最終的に7得点を挙げ、得点王にも輝いています。
つまり、鈴木章斗は1試合最多得点記録と1大会7得点という実績を持つ選手です。
【歴代得点王一覧】1991年度から第104回大会までの主な記録
高校サッカー選手権では、毎年必ずしも得点王が1人に決まるわけではありません。
複数の選手が同じ得点数を記録し、同時に得点王となる大会もあります。
サッカーキングが掲載した歴代記録をもとに、1991年度から第103回大会までの得点王を整理すると、次のようになります。
近年の歴代得点王
- 2025年度・第104回:日高元(神村学園)7得点
- 2024年度・第103回:三鴨奏太(堀越)5得点
- 2023年度・第102回:米谷壮史(青森山田)、郡司璃来(市立船橋)5得点
- 2022年度・第101回:今井拓人(岡山学芸館)、真田蓮司(東山)、福田師王(神村学園)、山本颯太(前橋育英)、森重陽介(日大藤沢)3得点
- 2021年度・第100回:鈴木章斗(阪南大高)7得点
- 2020年度・第99回:安斎颯馬(青森山田)5得点
- 2019年度・第98回:岩本悠輝(静岡学園)、森夢真(四日市中央工)5得点
- 2018年度・第97回:染野唯月(尚志)、藤井奨也(立正大淞南)、大竹悠聖(大津)5得点
- 2017年度・第96回:飯島陸(前橋育英)7得点
- 2016年度・第95回:鳴海彰人(青森山田)6得点
- 2015年度・第94回:村上光樹(帝京第三)5得点
2001~2014年度の歴代得点王
- 2014年度・第93回:大田賢生、髙澤優也、田場ディエゴ、中村恒貴、河野翔太、君垣隆義、坂本和雅(各3得点)
- 2013年度・第92回:渡辺仁史朗、長谷川覚之(各4得点)
- 2012年度・第91回:小屋松知哉、仙頭啓矢(各5得点)
- 2011年度・第90回:浅野拓磨(7得点)
- 2010年度・第89回:樋口寛規(8得点)
- 2009年度・第88回:山本大貴(5得点)
- 2008年度・第87回:大迫勇也(10得点)
- 2007年度・第86回:大前元紀(7得点)
- 2006年度・第85回:小室俊之(4得点)
- 2005年度・第84回:迫田亮介(5得点)
- 2004年度・第83回:山下真太郎、糠谷祐真、福士徳文(各4得点)
- 2003年度・第82回:平山相太(9得点)
- 2002年度・第81回:平山相太(7得点)
- 2001年度・第80回:柴崎晃誠、片桐淳至(各6得点)
1991~2000年度の歴代得点王
- 2000年度・第79回:大久保嘉人(6得点)
- 1999年度・第78回:石黒智久(9得点)
- 1998年度・第77回:林丈統(8得点)
- 1997年度・第76回:金古聖司、河村優(各5得点)
- 1996年度・第75回:北嶋秀朗、日下亮(各6得点)
- 1995年度・第74回:吉原宏太(7得点)
- 1994年度・第73回:森崎嘉之(8得点)
- 1993年度・第72回:野見山秀樹(5得点)
- 1992年度・第71回:江原淳史(8得点)
- 1991年度・第70回:松波正信(7得点)
この一覧から分かるのは、得点王の得点数が大会ごとに大きく異なることです。
第87回の大迫勇也は10得点、第82回の平山相太は9得点を記録しました。一方、第101回のように3得点で複数選手が得点王となった大会もあります。
優勝チームの試合数や対戦相手、チーム全体の攻撃力などによって、個人の得点数は変化します。
【2026年度・第105回大会】日程と次の得点王争いの注目点
2026年度の第105回全国高校サッカー選手権大会は、すでに日本サッカー協会(JFA)から大会概要が発表されています。
開催日程は2026年12月28日から2027年1月11日までです。
第105回大会の開催スケジュール
- 2026年11月16日:組み合わせ抽選会
- 2026年12月28日:開会式・開幕戦
- 2026年12月29日:1回戦
- 2026年12月31日:2回戦
- 2027年1月2日:3回戦
- 2027年1月4日:準々決勝
- 2027年1月9日:準決勝
- 2027年1月11日:決勝
会場は東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏9会場。出場チームは48校で、46道府県の代表に東京都の2代表を加えた構成です。
大会はノックアウト方式で実施され、準々決勝までは80分、準決勝と決勝は90分。決勝のみ延長戦が設けられています。
第105回大会の得点ランキングはまだ確定していない
2026年11月6日時点では、第105回大会は開幕前です。
そのため、2026年度の得点王や最新得点ランキングはまだ存在しません。
現在参照できる最新の確定ランキングは、第104回大会のものです。
次回大会では、前回王者の神村学園をはじめ、全国の強豪校が優勝を目指します。日高元の7得点や倉中悠駕の6得点を超える選手が登場するかも、大きな見どころです。
【プロの結論】高校サッカー選手権の得点ランキングで注目すべき3つのポイント
得点ランキングを見るときは、単純なゴール数だけで選手を評価しないことが大切です。
特に次の3点を押さえておくと、大会の見方が変わります。
1. 1大会の得点数と通算得点数は区別する
大迫勇也の10得点は1大会の最多記録です。
対して平山相太の17得点は、3大会を通じて積み上げた通算記録です。
同じ「最多得点」でも意味が異なります。ランキングを比較するときは、必ず対象期間を確認しましょう。
2. 得点王と優勝チームのエースは必ずしも同じではない
第87回大会の大迫勇也は10得点を挙げましたが、鹿児島城西は決勝で敗れて準優勝でした。
一方、第104回大会では日高元が得点王に輝き、神村学園も優勝しています。
個人の得点力とチームの勝利は密接に関係しますが、必ずしも一致するものではありません。
3. 複数大会で活躍する選手にも注目する
平山相太の17得点は、3年間にわたって高いパフォーマンスを維持した結果です。
1大会の爆発力だけでなく、継続して結果を出せるかどうかも、高校サッカー選手権の歴代記録を読み解く要点になります。
日高元や倉中悠駕のような1大会での活躍と、平山相太のような複数大会での積み重ねは、異なる価値を持つ記録です。
【高校サッカー選手権の得点ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の高校サッカー選手権得点王は誰ですか?
A1:2026年11月現在、最新の完了大会である第104回大会の得点王は、神村学園のFW日高元です。2026年1月12日の決勝でゴールを決め、7得点で単独トップとなりました。
Q2:第104回全国高校サッカー選手権の2位は誰ですか?
A2:神村学園の倉中悠駕です。準々決勝で4得点を記録するなど、合計6得点を挙げました。
Q3:高校サッカー選手権の1大会最多得点記録は何点ですか?
A3:10得点です。2008年度の第87回大会で鹿児島城西の大迫勇也が達成しました。
Q4:高校サッカー選手権の通算最多得点記録は誰が持っていますか?
A4:国見高校出身の平山相太です。第80回から第82回までの3大会で合計17得点を記録しています。
Q5:高校サッカー選手権の1試合最多得点記録は何点ですか?
A5:首都圏開催となった1976年度以降の大会における個人記録は5得点です。第100回大会で阪南大高の鈴木章斗が奈良育英戦で達成しました。
Q6:第105回全国高校サッカー選手権大会はいつ開催されますか?
A6:2026年12月28日に開幕し、2027年1月11日に決勝が開催される予定です。組み合わせ抽選会は2026年11月16日に予定されています。
まとめ:高校サッカー選手権の最新ランキングと歴代記録を押さえよう
2026年最新の高校サッカー選手権得点ランキングでは、第104回大会の神村学園・日高元が7得点で単独得点王に輝きました。倉中悠駕も6得点を記録し、神村学園の選手が1位と2位を独占しています。
歴代記録では、大迫勇也が1大会10得点、平山相太が通算17得点という偉大な記録を保持しています。また、鈴木章斗の1試合5得点も忘れてはならない記録です。
次回の第105回大会は2026年12月28日に開幕します。日高元の7得点を上回る新たな得点王が誕生するのか、それとも歴代最多記録に迫る選手が現れるのか。2026年度の全国大会でも、ゴールをめぐる新たなドラマに注目です。
主な情報根拠・確認資料
- 日本サッカー協会:第105回大会の公式大会概要
- 日刊スポーツ:第104回大会の最終得点ランキングと日高元の得点王獲得
- サッカーキング:歴代得点王・1大会最多・通算最多・1試合最多記録
- JFA:第104回大会決勝の公式記録