2026年11月現在、広島東洋カープの二軍は、ファーム・リーグ西地区の公式戦全日程を終了している。今季のチーム成績は121試合47勝63敗11分、勝率.427で西地区4位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは18.5ゲーム差という結果だった。
一方、個人成績では明るい材料もある。河野佳が防御率2.01で西地区最優秀防御率を獲得し、佐藤柳之介は100奪三振、岸本大希は35盗塁を記録。それぞれ投手力、奪三振能力、機動力という異なる武器を数字で示した。チーム順位だけでは見えてこない若手や一軍復帰を目指す選手の成長も、2026年のカープ二軍を振り返るうえで欠かせないポイントだ。
【この記事の重要ポイントまとめ】

【2026年最新】カープ二軍の今日の試合速報と最終結果
今日のカープ二軍の試合は?
2026年度のファーム・リーグ公式戦は全日程終了している。そのため、11月5日時点でカープ二軍の公式戦速報や当日スタメンはない。
NPBの公式日程によると、広島のレギュラーシーズン最終戦は2026年9月27日のオリックス戦だった。
最終戦の結果は次のとおり。
- 対戦相手:オリックス・バファローズ
- 試合日:2026年9月27日
- 球場:シティS
- 試合結果:広島1-2オリックス
- 広島の安打:8
- 広島の失策:2
広島は5回に1点を先制したものの、6回に2点を失い、逆転負けを喫した。
投手陣では先発の齊藤汰直が5回を1安打無失点、5奪三振と好投。続く黒原拓未が6回に2失点して敗戦投手となった。
8安打を記録しながら1得点に終わったことも、最終戦のポイントだ。投手陣が相手打線を3安打に抑えた一方、攻撃面では得点につなげきれなかった。
9月最終カードの試合結果
最終戦を含むオリックスとの3連戦では、広島が2勝1敗だった。
- 9月25日:広島10-5オリックス
- 9月26日:広島4-0オリックス
- 9月27日:広島1-2オリックス
連勝で最終カードの勝ち越しを決めた後、最終戦は1点差で敗れた形だ。
シーズン終盤にも打線が10得点を記録する試合があり、個々の選手が結果を残す機会はあった。
【最終順位を解説】2026年ファーム西地区の順位表
2026年のファーム・リーグ西地区は、福岡ソフトバンク、オリックス、阪神、広島の4球団で争われた。
NPB公式の最終順位表では、ソフトバンクが70勝を挙げて首位。広島は47勝で4位となった。
2026年ファーム西地区最終順位
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ソフトバンク | 125 | 70 | 49 | 6 | .588 | ― |
| 2位 | オリックス | 119 | 54 | 57 | 8 | .486 | 12.0 |
| 3位 | 阪神 | 126 | 49 | 63 | 14 | .438 | 17.5 |
| 4位 | 広島 | 121 | 47 | 63 | 11 | .427 | 18.5 |
広島のチーム成績から見える課題
広島の勝率は.427。3位阪神の.438との差はわずかだったが、首位ソフトバンクとは18.5ゲーム差がついた。
注目したいのはホームとビジターの成績だ。
- ホーム:20勝32敗8分
- ロード:27勝31敗3分
ロードではホームより勝ち星が多かった一方、本拠地開催の試合では負け越しが大きかった。
また、交流戦の成績は31試合10勝16敗5分、勝率.385。地区内の順位争いだけでなく、異なる地区の球団との対戦でも勝ち星を積み上げる難しさが表れている。
ただし、二軍の順位は一軍の順位と同じ基準で評価するべきではない。ファームには育成、調整、実戦経験の確保という役割があり、選手ごとに出場機会や起用目的が異なるからだ。
【個人成績】河野佳・佐藤柳之介・岸本大希の公式記録
2026年のカープ二軍を振り返る際、特に注目したいのが投手の河野佳と佐藤柳之介、野手の岸本大希だ。
NPB公式記録では、3人とも西地区の個人タイトルに関わる成績を残している。
主要選手の2026年ファーム成績
| 選手 | 部門 | 2026年成績 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 河野佳 | 投手 | 25登板、8勝3敗、防御率2.01 | 最優秀防御率・最多勝 |
| 佐藤柳之介 | 投手 | 20登板、2勝10敗、100奪三振、防御率3.42 | 西地区最多奪三振 |
| 岸本大希 | 野手 | 95試合、打率.250、35盗塁 | 西地区最多盗塁 |
| 田村俊介 | 野手 | 93試合、打率.301、6本塁打、43打点 | 打率3割を記録 |
| 林晃汰 | 野手 | 87試合、打率.308、4本塁打、37打点 | チーム内で高い打率 |
| 松本竜也 | 投手 | 36登板、4勝1敗、4セーブ、防御率2.35 | 救援陣の一角 |
河野佳は防御率2.01で投手タイトルを獲得
2026年の投手陣で最も安定した数字を残したのが河野佳だ。
NPB公式の個人成績によると、25試合に登板して8勝3敗。投球回は111回2/3で、防御率は2.01だった。
加えて、勝率.727も記録。最優秀防御率、最多勝、勝率第一位という3部門で西地区のタイトルを獲得した。
特に注目したいのは、111回2/3という投球回数だ。短いイニングだけの好成績ではなく、シーズンを通じて一定の登板機会を確保しながら防御率2点台前半を維持した。
被本塁打は4本、与四球は28。投球回数に対して失点を抑えたことが、防御率2.01という数字につながっている。
一軍の先発ローテーションを考えるうえでも、安定した投球回数と失点管理は評価材料になる。
佐藤柳之介は100奪三振を記録
佐藤柳之介は、奪三振能力という明確な強みを示した。
2026年の成績は20試合登板、113投球回、100奪三振、防御率3.42。西地区最多奪三振のタイトルを獲得している。
一方、勝敗は2勝10敗だった。
ここで重要なのは、奪三振数だけで投手の完成度を判断しないことだ。
113イニングで100奪三振という数字は、打者を三振に仕留める能力を示している。しかし、40四球、43自責点という記録もある。
今後の評価では、三振を奪う能力を維持しながら、四球や失点をどれだけ減らせるかがポイントになる。
岸本大希は35盗塁で機動力をアピール
野手では岸本大希の盗塁数が目を引く。
95試合に出場し、328打数82安打、打率.250。盗塁は35個で、西地区最多盗塁を獲得した。
盗塁成功数だけでなく、盗塁死は10回。走塁を武器にする選手として、出塁後に相手バッテリーへプレッシャーをかけられる点が特徴だ。
また、田村俊介は打率.301、林晃汰は打率.308を記録した。
二軍の個人成績を見る場合、打率だけでなく、試合数、打席数、長打、打点、盗塁も組み合わせると、選手がどのような役割を果たしたのかが見えやすくなる。
【試合日程・スタメン】カープ二軍の試合を確認する方法
2026年のファーム公式戦日程
2026年のファーム公式戦は、東・中・西の3地区制で実施された。
広島は西地区に所属し、ソフトバンク、オリックス、阪神と対戦。NPB公式サイトでは3月から10月までの月別日程と試合結果が整理されている。
広島のレギュラーシーズン最終戦は9月27日。10月以降の通常のファーム・リーグ公式戦はなく、シーズン成績も確定している。
最終戦のカープ二軍スタメン
2026年9月27日のオリックス戦では、次の打順が記録されている。
1番・岸本大希(二塁)
2番・ラミレス(三塁)
3番・小園海斗(遊撃)
4番・林晃汰(指名打者)
5番・ロベルト(左翼)
6番・田村俊介(右翼)
7番・久保修(中堅)
8番・渡邉悠斗(一塁)
9番・髙木翔斗(捕手)
この試合では、小園海斗と林晃汰がそれぞれ2安打を記録。髙木翔斗には打点もついた。
ただし、この打順は9月27日の特定試合の記録であり、シーズンを通じて固定されたスタメンではない。
二軍のスタメンを見るときの注意点
ファームでは、次のような事情で日々のスタメンが変わる。
- 一軍から合流した選手の実戦調整
- 若手選手への出場機会の確保
- 投手の登板間隔や球数管理
- 捕手や内野手など守備位置の経験
- 育成選手の実戦経験
そのため、同じ選手が毎試合同じ打順・ポジションで出場するとは限らない。
スタメンを調べる際には、試合前の発表だけでなく、試合終了後のNPB公式ボックススコアも確認すると、途中交代や守備位置の変更まで把握できる。
【一軍昇格候補】2026年のファーム成績から注目したい選手
二軍の個人成績を確認するファンにとって、最も気になるテーマの一つが一軍昇格候補だ。
ただし、ファームで優れた数字を残した選手が、必ずしも直ちに一軍へ昇格するわけではない。
一軍のポジション事情、故障者の状況、選手の守備力、走塁、対戦相手との相性など、複数の条件が関係する。
2026年の記録から注目したい選手は次のとおりだ。
河野佳:先発投手としての安定感
防御率2.01、8勝3敗という結果は、先発投手としての評価材料になる。
111回2/3を投げている点も大きい。短期的な好調ではなく、一定の投球回を消化しながら結果を残したことは、一軍での先発機会を考える際のプラス材料だ。
岸本大希:走塁と出塁後のプレッシャー
35盗塁という実績は、カープの機動力という観点から注目できる。
打率.250に加えて95試合に出場しており、実戦経験も積んだ。今後は出塁率や盗塁成功率、守備面での安定感を伸ばせるかがポイントになる。
田村俊介・林晃汰:打撃面のアピール
田村は打率.301、6本塁打、43打点。林は打率.308、86安打を記録した。
どちらも打率3割を超えている点は評価できる。
一軍で定着するためには、二軍での打率だけでなく、一軍投手の球速や変化球への対応、長打力、守備面も含めた総合的なアピールが求められる。
佐藤柳之介:奪三振能力を次の段階へ
100奪三振という結果は大きな強みだ。
ただし、10敗、防御率3.42という成績もある。奪三振能力を維持しながら、失点を抑える投球へ進化できるかが今後の焦点となる。
一軍昇格候補を見極める際には、タイトルの有無だけではなく、直近の登板内容、投球回、与四球、守備力、チーム事情まで確認したい。
【プロの結論】2026年カープ二軍の数字から読み解く本当の課題
2026年のカープ二軍は、西地区4位という順位だけを見ると、厳しいシーズンだった。
しかし、個人記録に目を向けると、河野佳の防御率2.01、佐藤柳之介の100奪三振、岸本大希の35盗塁という明確な成果がある。
この3人の数字は、それぞれ異なる意味を持つ。
河野は試合を作る能力、佐藤は三振を奪う能力、岸本は走塁による攻撃の選択肢を示した。
加えて、田村俊介と林晃汰が打率3割を超えたことも、野手陣の成長を確認する材料になる。
重要なのは、二軍の順位と個人の成長を分けて評価することだ。
ファームの本来の役割は、一軍で活躍できる選手を育て、必要なときに戦力として送り出すことにある。勝敗はチーム全体の現状を示す一方、個人成績は次の戦力を見極める手掛かりになる。
2027年以降のカープを考えるうえでも、2026年に記録された数字は重要な比較材料になるだろう。
【カープ二軍速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月5日のカープ二軍の試合はありますか?
A1:2026年度のファーム・リーグ公式戦は全日程終了しています。広島の最終戦は9月27日のオリックス戦で、結果は1-2の敗戦でした。
Q2:2026年のカープ二軍は西地区何位でしたか?
A2:4位です。121試合47勝63敗11分、勝率.427で、首位ソフトバンクとは18.5ゲーム差でした。
Q3:2026年のカープ二軍で防御率が最も良かった投手は誰ですか?
A3:河野佳です。25試合に登板し、8勝3敗、防御率2.01を記録。西地区の最優秀防御率と最多勝、勝率第一位を獲得しました。
Q4:佐藤柳之介の2026年二軍の奪三振数はいくつですか?
A4:100奪三振です。113イニングを投げ、西地区最多奪三振のタイトルを獲得しました。
Q5:岸本大希の2026年二軍の盗塁数はいくつですか?
A5:35盗塁です。95試合に出場し、打率.250を記録。西地区最多盗塁を獲得しました。
まとめ:2026年カープ二軍の最終成績と今後の注目点
2026年の広島東洋カープ二軍は、47勝63敗11分、勝率.427でファーム西地区4位という結果に終わった。
一方、個人では河野佳の防御率2.01、佐藤柳之介の100奪三振、岸本大希の35盗塁など、リーグタイトルにつながる活躍もあった。
田村俊介と林晃汰の打率3割超えも見逃せない。
今後のカープ二軍速報を追う際には、次の4点を確認すると選手の成長をより正確に把握できる。
1. チームの勝敗と西地区順位
2. 投手の防御率・奪三振・投球回
3. 野手の打率・出塁率・長打・盗塁
4. 一軍登録や昇格に関する公式発表
特に、河野佳の安定感、佐藤柳之介の奪三振能力、岸本大希の機動力が今後どのように発展するかは、引き続き注目したいテーマだ。
2026年の最終成績は、単なる順位表ではない。次のシーズンに向けて、広島の若手とファーム戦力がどこまで成長できるかを判断するための重要な基準となる。
主な根拠資料: 日本野球機構(NPB)2026年度ファーム公式戦順位表・個人成績・試合速報、および広島東洋カープ公式サイトの2026年度成績。