平塚新夢の競技力を評価するうえで注目したいのは、ドライバーの飛距離と身体の使い方です。
JLPGAのプロテスト合格者プロフィールでは、1W(ドライバー)の平均飛距離は240ヤード。スポンサーのKnomakが公開するプロフィールでは、ベストスコアは64とされています。
154cmの体格から240ヤードを生み出すスイング
身長154cm前後の選手が240ヤードを飛ばすという点は、平塚のプレースタイルを考えるうえで興味深いポイントです。
2026年9月23日公開のゴルフ専門誌『EVEN』の記事では、本人のスイングの考え方が詳しく紹介されました。
特に注目したいのは次の4点です。
- 左肩を意識した始動: 手先だけでクラブを上げず、左肩を押されるようなイメージでテークバックする。
- 肩と腰の回転: 腕だけでクラブを持ち上げず、身体の回転を使ってパワーを蓄える。
- コンパクトなトップ: 大きなトップを無理につくるのではなく、肩をしっかり回すことを重視する。
- 切り返しの間: トップで一瞬待つことで、打ち急ぎによるスイングの乱れを抑える。
本人は、飛距離を出すこと自体を意識しすぎず、スイングのポイントを守ることが飛距離と安定性につながるという考え方を紹介しています。
この考え方は、単純に強く振ることと、効率よくボールを飛ばすことの違いを示しています。
参考:EVEN 2026年9月23日掲載「小柄でも240ヤード以上飛ばす!平塚新夢がスイングで大事にしていること」
ベストスコア64が示すショット能力
ベストスコア64は、18ホールを通算8アンダーで回ったことを意味します。パー72のコースでこの数字を出すには、ドライバーだけでなく、セカンドショットやグリーン周辺のプレーも高い水準にある必要があります。
JLPGAのプロテスト合格者プロフィールでは、本人の自己PRとしてアイアンショットの得意さも紹介されています。
つまり、平塚の強みは240ヤードという飛距離だけではありません。ティーショットで距離を稼ぎ、アイアンでピンを狙うという攻撃的なプレーを組み立てられる点にあります。
ただし、ベストスコア64は自己ベストであり、毎試合64前後で回れるという意味ではありません。ツアーでの実力を判断するには、複数大会のスコアや予選通過率、順位も合わせて見る必要があります。
【2026年最新成績】平塚新夢はレギュラーツアーで何位?注目大会を整理

2026年の平塚新夢は、レギュラーツアーへの出場を重ねています。
今季を象徴する大会が、4月30日から5月3日に開催されたNTTドコモビジネスレディスです。
NTTドコモビジネスレディスで5位タイ
この大会で平塚は、初日から67をマーク。2日目も67で回り、通算10アンダーまでスコアを伸ばしました。
2日目には8バーディー、3ボギーの67を記録し、首位と2打差の2位タイに浮上。最終的には3ラウンド合計206ストローク、通算10アンダーで5位タイに入りました。
最終日のスコアは72でしたが、初日と2日目に続けて67を出したことは、本人にとっても大きな自信につながったようです。
大会後、JLPGA公式のコメントでは、3日間のうち2日間を5アンダーで回れたことが自信になったと振り返っています。
2026年の主な大会成績
2026年11月1日までに確認できるGDOの大会結果を整理すると、以下のようになります。
- NTTドコモビジネスレディス:5位タイ(通算10アンダー)
- ヨネックスレディス:19位タイ(通算1アンダー)
- 明治安田レディス:31位(通算11アンダー)
- 資生堂・JALレディス:32位(通算5アンダー)
- 富士通レディース:50位タイ(通算3オーバー)
- 住友生命レディス東海クラシック:54位タイ(通算2オーバー)
- EARTH MONDAMIN CUP:55位(通算4オーバー)
一方、北海道meijiカップやニトリレディス、樋口久子三菱電機レディスなどでは予選落ちも経験しています。
2026年の賞金・ランキングは?
GDOの選手成績データでは、11月初旬時点の2026年シーズンは次のように集計されています。
レギュラーツアー出場19試合
獲得賞金821.1万円
賞金ランキング93位
メルセデスランキング88位
GDO掲載の2026年シーズン集計。大会結果の更新時期によってランキングは変動します。
2026年の注目点は、NTTドコモビジネスレディスで5位タイに入った一方、シーズンを通して同じ水準の成績を維持するところまでは至っていないことです。
飛距離やショットの能力は示していますが、レギュラーツアーで安定して上位に入るには、4日間を通じたスコア管理や予選通過の積み重ねが必要になります。
なお、2026年のJLPGA公式選手プロフィールでは、ツアー出場資格についてリランキング36位、QTランキング57位と掲載されています。レギュラーツアーで出場機会を確保しながら、上位進出を目指している段階です。
2025年にはプロ初優勝も達成
2026年の成績だけを見ると、まだ優勝経験がないように思う人もいる可能性があります。
しかし、平塚は2025年9月27日の中国新聞ちゅーピーレディースカップで、すでにプロ初優勝を達成しています。
ステップ・アップ・ツアーでの優勝で、最終日は5バーディー、ノーボギーの67。3日間の合計は203ストローク、通算13アンダーでした。
2位に4打差をつける見事な勝利で、2017年のアマチュア優勝から約8年を経て、プロとしてもタイトルを手にしました。
したがって、正確には「プロ未勝利」ではありません。ステップ・アップ・ツアーでは優勝経験があり、今後の目標はレギュラーツアーでの初優勝です。
【Knomakスポンサー・amu Golf YouTube】現在の活動とスイング動画
平塚新夢の現在の活動を知るうえでは、所属スポンサーと本人の情報発信にも注目したいところです。
Knomakとのスポンサー契約
平塚は株式会社Knomak(ノマック)に所属しています。
同社は2024年6月20日、平塚とのスポンサー契約締結を発表しました。
契約発表では、世界ジュニアマッチプレー選手権優勝や静ヒルズレディース優勝といった競技実績だけでなく、難病と向き合いながら活動を続ける姿勢にも触れています。
2024年のプロテスト合格後も支援を続け、2025年からのJLPGAでの活動をサポートする方針を示しました。
Knomakの公開プロフィールには、次の競技情報も掲載されています。
- ドライバー平均飛距離:240ヤード
- ベストスコア:64
- 得意クラブ:9番アイアン
こうした情報からも、スポンサー側が平塚の競技面を重視して支援していることが分かります。
amu Golf YouTubeとは?
平塚新夢には、本人名義のゴルフチャンネル「amu Golf【平塚新夢】」があります。
チャンネルの紹介文では、本人がゴルファーの平塚新夢であることを説明し、ラウンド動画を中心に投稿する趣旨を掲げています。
内容は、ゴルフを始めたばかりの人から中・上級者まで楽しめるラウンド映像が中心です。
試合中の公式映像とは違い、ラウンドを通じたプレーの様子を見られる点が魅力です。
平塚新夢のスイング動画・映像を見るなら?
スイングを詳しく確認したい場合は、次の情報が参考になります。
1. amu Golfのラウンド動画: 実際のコースでのプレーを確認できる。
2. ALBA Netのスイング連続写真: 2025年2月17日撮影のドライバーショットを正面・後方から確認できる。
3. EVENの2026年スイング解説: 2026年9月23日掲載。スイングの始動やトップ、切り返しについて本人の考え方を紹介している。
特にEVENの記事は、単にスイングの見た目を紹介するだけでなく、240ヤード以上を飛ばすために何を意識しているのかが分かる内容です。
【プロの結論】平塚新夢の本当の強さと今後の課題
平塚新夢のゴルフ実力を評価する際には、ジュニア時代の優勝歴、プロテスト合格までの過程、そして現在のツアー成績を分けて考える必要があります。
特に評価できるのは、次の3点です。
1. ジュニア時代から証明してきた競技能力
世界ジュニアマッチプレー選手権優勝と、ステップ・アップ・ツアーのアマチュア優勝は、若い頃から高い競技能力を持っていたことを示す実績です。
2. 240ヤードの飛距離とアイアンショット
小柄な体格ながら240ヤードを飛ばし、アイアンショットを得意とする点は、ツアーで戦ううえでの強みです。2026年のNTTドコモビジネスレディス5位タイも、その実力を示す結果でした。
3. 長期的な競技継続力
成人発症スチル病の発症やプロテストへの7度の挑戦を経て、プロ初優勝までたどり着いたことは、キャリアを評価するうえで欠かせない背景です。
一方、今後の課題も明確です。
2026年はレギュラーツアーで19試合に出場しながら、予選落ちも経験しています。単発の好成績を継続的な上位進出につなげることが、次のステップになります。
飛距離を伸ばすだけでなく、パッティング、ショートゲーム、コースマネジメントを含めた総合力が、レギュラーツアーでの優勝争いを左右するでしょう。
【平塚あむのゴルフ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:平塚あむと平塚新夢は同じ人物ですか?
A1:同じ人物です。正式な選手名は平塚新夢で、読み方は「ひらつか・あむ」です。
Q2:平塚新夢のベストスコアと平均飛距離は?
A2:公開プロフィールによると、ベストスコアは64、ドライバーの平均飛距離は240ヤードです。
Q3:平塚新夢はプロテストに何回目で合格しましたか?
A3:2024年の7度目の挑戦で合格しました。最終プロテストまで進んだのは3度目でした。
Q4:平塚新夢の2026年の最高成績は?
A4:2026年5月のNTTドコモビジネスレディスで5位タイに入りました。通算10アンダー、合計206ストロークでした。
Q5:平塚新夢は病気を克服したのですか?
A5:2018年に成人発症スチル病を発症し、治療と競技生活を両立してきました。スポンサーのKnomakは症状が落ち着いている一方、現在も病と向き合っていると紹介しています。
Q6:平塚新夢のスイング動画はどこで見られますか?
A6:本人のYouTubeチャンネル「amu Golf」のラウンド動画や、EVENの2026年9月掲載のスイング解説記事が参考になります。
まとめ:平塚新夢の現在と2027年以降の活躍に注目
平塚あむこと平塚新夢は、ジュニア時代から優れた実績を持ち、難病や長いプロテスト挑戦を経て、2024年にJLPGA97期生となった女子プロゴルファーです。
2017年の静ヒルズレディース優勝、2024年のプロテスト合格、2025年のステップ・アップ・ツアーでのプロ初優勝、そして2026年のNTTドコモビジネスレディス5位タイと、着実にキャリアを積み重ねています。
平均飛距離240ヤード、ベストスコア64という数字は、平塚の持つポテンシャルを知る手がかりです。ただし、現在の実力を判断するなら、飛距離だけでなくツアーでの順位や安定性も見る必要があります。
今後の最大の注目点は、レギュラーツアーでの初優勝と継続的な上位進出です。
7度目の挑戦でつかんだプロの舞台で、ジュニア時代から期待された才能をどこまで開花させられるのか。2027年以降の平塚新夢の戦いにも注目が集まります。