豆柴の大群の元メンバー、カエデフェニックスは、なぜ約3年間活動したグループを離れる決断をしたのでしょうか。2019年にTBS系『水曜日のダウンタウン』の企画「MONSTER IDOL」から誕生した豆柴の大群に加入し、紫担当として活動していた彼女は、2022年12月17日の公演を最後にグループを脱退。同時に所属事務所WACKからも退所しました。
脱退理由について本人が公式発表で明かしたのは、グループの変化が進むなかで、これからも豆柴の大群としてステージに立ち続ける自信を持てなくなったということです。一方、脱退後の活動や芸能界引退については、本人から具体的な発表が確認できず、現在の状況には不明な部分も残っています。
【脱退理由】カエデフェニックスが豆柴の大群を辞めた本当の理由

カエデフェニックスの脱退について、最も重要な資料となるのが、2022年11月25日に豆柴の大群公式サイトで公開された発表と本人のメッセージです。
公式発表によると、脱退はカエデフェニックス本人からの申し出によるもので、メンバーとスタッフの間で話し合いを重ねた結果、2022年12月17日のツアーファイナルをもって実施することになりました。
本人が明かした決定的な理由は「自信を持てなくなったこと」
本人は脱退理由について、当時進行していた「MUST CHANGE PROJECT」に言及しています。同プロジェクトは、グループが新しい体制へと変わっていくための取り組みで、新メンバー追加オーディションなども含まれていました。
その状況について、本人は公式メッセージで次のように説明しています。
9月からMUST CHANGE PROJECTが始まり、グループ全体が大きく変わろうとしている中、自分がこれからも豆柴の大群としてステージに立ち続けていくことに自信が持てなくなってしまいました。
このコメントから読み取れるのは、グループの方向性が変わる局面で、自分自身が今後もメンバーとして活動を続けていくことに確信を持てなくなったという事情です。
重要なのは、本人が脱退理由として説明したのが、メンバーとの不仲や事務所とのトラブルではなかった点です。特定の人物との対立、契約上の問題、学業上の事情などを直接の理由とする公式発表もありません。
突然の発表だったが、本人は以前から考えていた
2022年11月25日の発表は、ファンにとって突然の知らせでした。しかし、12月17日の最後のライブ後に行われたStoryWriterのインタビューでは、本人が長い時間をかけて自分で出した答えだったと振り返っています。
当日のライブでは、WACK代表の渡辺淳之介氏から、辞めなくてもいいのではないかという趣旨の言葉もあったと報じられています。それでも本人は決断を変えず、別の道へ進む意志を示しました。
したがって、脱退は企画上の強制的な卒業や突然の解雇ではなく、本人の申し出を受けて話し合いのうえで決まった選択だったと整理できます。
【加入の経緯】水曜日のダウンタウン「MONSTER IDOL」で注目されたカエデ
カエデフェニックスのキャリアを理解するには、2019年に放送された『水曜日のダウンタウン』の企画「MONSTER IDOL」を振り返る必要があります。
この企画は、安田大サーカスのクロちゃんがプロデューサーとなり、女性アイドルグループを結成するための候補生を選考するオーディション企画でした。
一度は脱落した候補生から正式メンバーへ
カエデはオーディションに参加したものの、最初のメンバー選考では脱落しています。最終的にクロちゃんが個人的な感情から彼女を選ばなかった経緯がありました。
その後、番組内でクロちゃんのプロデューサー解任が決まり、2019年12月、カエデの正式加入が発表されました。
この加入経緯は、豆柴の大群の結成過程でも印象的な出来事です。最初から選ばれたメンバーではなく、一度は夢を断たれた候補生が、番組の展開によって正式メンバーになったからです。
本人も2022年12月のラストインタビューで、通常のWACKオーディションでは約5回落ちていたことを明かしています。クロちゃんが自分を好きになってくれたからグループに入れた、という趣旨の振り返りも残しています。
豆柴の大群での約3年間
正式加入後は、紫を担当カラーとして活動。2019年12月のデビューシングル「りスタート」から、ライブや音楽番組への出演、メジャーデビューなどを経験しました。
豆柴の大群は2020年10月7日にavexからメジャーデビュー。第62回日本レコード大賞では新人賞を受賞し、テレビ発のアイドルグループとして知名度を広げました。
カエデにとっては、何度もオーディションに挑戦してつかんだアイドルとしての活動の場でした。だからこそ、2022年の脱退は単なる所属変更ではなく、本人にとって大きな人生の転換点だったと考えられます。
【年表】2019年の加入から2022年12月17日の脱退まで
カエデフェニックスの活動を時系列で整理すると、番組企画から始まったアイドル人生と、グループの大きな変革期が重なっていたことが分かります。
| 時期 | 出来事 | 詳細・ポイント |
|---|---|---|
| 2019年 | MONSTER IDOL出演 | 水曜日のダウンタウンの企画に候補生として参加。 |
| 2019年12月 | 正式メンバー加入 | クロちゃんのプロデューサー解任後、豆柴の大群への加入が決定。 |
| 2020年10月 | メジャーデビュー | avexからメジャーデビューし、グループの活動が拡大。 |
| 2021年3月 | 大学留年を報告 | 本人がSNSで留年を公表。アイドルと大学生を両立していた。 |
| 2022年7月 | 足のけがを公表 | 公式発表で全治6週間と診断されたことが明らかになった。 |
| 2022年9月 | MUST CHANGE PROJECT開始 | グループの変革と新メンバー追加に向けた企画が進行。 |
| 2022年11月25日 | 脱退を公式発表 | 本人の申し出による脱退とWACK退所が発表された。 |
| 2022年12月17日 | 最後のライブ | ヒューリックホール東京でのツアーファイナルをもって脱退・退所。 |
最後のライブは40曲を披露する節目に
2022年12月17日、東京・ヒューリックホール東京で開催された「WE MUST CHANGE TOUR FiNAL」が、カエデにとって最後のステージになりました。
音楽ナタリーやStoryWriterのライブレポートによると、この公演では40曲が披露され、同時に新メンバーの発表も行われました。
カエデの脱退と新体制への移行が同じ日に重なったことで、グループにとっても大きな節目となった公演です。
なお、脱退発表日は11月25日、実際の脱退・退所日は12月17日です。この2つの日付は混同されやすいため、区別しておく必要があります。
【ラストインタビュー】脱退後に語った3年間の思いとクロちゃんへの感謝
脱退理由をより深く理解するうえで注目したいのが、2022年12月18日に公開されたStoryWriterの本人インタビューです。最後のライブを終えた直後の言葉が記録されており、公式発表だけでは分からない本人の心境が伝わってきます。
最後まで豆柴の大群で活動できたことへの誇り
本人は3年間の活動を振り返り、自分が思っていた以上に不器用だったことや、理想としていたアイドル像になれなかったことを率直に語っています。
一方で、実際にアイドルとして活動してみると、想像していた以上に仕事が魅力的だったとも話しています。特にWACKのライブ中心の活動について、目の前に幸せにしたい人がいることが、やりがいや生きがいにつながったと振り返りました。
印象的なのは、最後のライブでファンが紫色のペンライトを掲げた場面です。
私はこんなに愛されていたんだなってファンのみなさんから自信をもらいました。
これは脱退を決めた理由と矛盾するものではありません。自信を持てなくなったという本人の決断は変わらなかったものの、最後のステージでファンの愛情を改めて感じたということです。
クロちゃんや渡辺淳之介氏への感謝
クロちゃんについても、本人は感謝を示しています。一般的には番組の演出やキャラクターが強く印象に残る人物ですが、本人はインタビューで、活動を真剣に考え、誠実に言葉をかけてくれたと評価していました。
また、WACK代表の渡辺淳之介氏についても、WACKに入りたいと思った大きな理由の一つだったと説明しています。
つまり、カエデの脱退を、クロちゃんとの関係悪化や事務所との対立と結び付ける根拠はありません。本人の発言からは、むしろ関係者への感謝を持ちながら、自分で決めた別の道へ進もうとする姿勢が読み取れます。
「豆柴の大群は3年間の私の全てでした」
インタビューの最後、豆柴の大群とはどのような存在だったかという質問に、本人は次のように答えています。
豆柴の大群は3年間の私の全てでした。
この言葉は、約3年間の活動が本人にとってどれほど大きな経験だったのかを端的に表しています。
また、脱退後のグループについても、離れた立場からメンバーの成長を楽しみにしていると語っていました。グループを離れることと、仲間や活動への思いを失うことは同じではなかったのでしょう。
【2026年現在】カエデフェニックスのその後・SNS・芸能界引退の真相
2026年11月現在、最も気になるのがカエデフェニックスの現在の活動です。
結論からいえば、2022年12月の脱退・WACK退所後、本人が新しい芸能活動や所属先を公式に発表したことを裏付ける情報は確認できません。現在の職業や生活についても、本人が公表した確かな情報は限られています。
脱退後は芸能界を引退したのか
カエデは2022年11月25日の公式メッセージで、これまでの経験を糧に、これからは別の道で頑張っていくと説明していました。
しかし、この言葉は豆柴の大群とWACKを離れることを示したものであり、芸能界引退を明確に宣言したものではありません。
一方で、脱退後に新しい芸能事務所へ所属したという公式発表や、芸能活動を再開したという確かな報道も確認できません。
そのため、現状を正確に表現するなら、芸能界引退が公式に発表されたわけではないものの、芸能活動の継続も公表されていない、という状態です。
カエデフェニックスのSNSは現在も更新されている?
在籍当時は、本人名義のX(旧Twitter)アカウント「@KAEDEMAMESHiBA_」を使用していました。2021年の大学留年報告や、グループ活動に関する発信も同アカウントを通じて行われていました。
ただし、2026年11月時点で本人が継続的に運用していると確認できる公式SNSアカウントや、近況を発信する公式チャンネルは確認できません。
検索結果に本人の名前が出てきても、それが本人の現在の投稿とは限りません。過去の投稿を引用したファンアカウントや、本人とは別の人物による投稿が含まれる可能性もあります。
したがって、現在もInstagramやXで積極的に発信している、モデルやインフルエンサーとして活動している、といった情報は確定事項として扱えません。
大学留年のその後は?大学名や卒業状況は公表されている?
カエデフェニックスは2021年3月24日、自身のSNSで大学を留年したことを報告しました。
当時の日刊スポーツなどの報道によると、本人は「大学留年しました」と投稿し、4月以降もアイドル兼女子大生として活動することを伝えていました。また、できるだけ早く専業アイドルになりたいという目標にも触れていました。
この報告から、当時は学業とアイドル活動を並行していたことが分かります。
ただし、通っていた大学の正式名称や学部、最終的な卒業時期については、確認できる公表情報がありません。留年したという事実だけを根拠に、大学を中退した、あるいは卒業できなかったと判断することはできません。
また、2022年の脱退理由について本人が説明したのは、ステージに立ち続ける自信を持てなくなったことです。大学留年と脱退を直接結び付ける発言は確認されていません。
2026年現在の豆柴の大群はどうなっている?
カエデのその後を理解するには、彼女が離れた豆柴の大群の変化も押さえておきたいところです。
豆柴の大群は2024年1月から、番組企画「MONSTER LOVE」から誕生した都内某所と合併し、「豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL」として活動しました。
その後、2025年1月8日放送の『水曜日のダウンタウン』で、クロちゃんのプロデューサー就任とハナエモンスターの復帰、グループ名を豆柴の大群に戻すことが発表されました。
2026年の公式プロフィールでは、アイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオ、レオナエンパイア、モモチ・ンゲール、ハナエモンスターの5人がメンバーとして掲載されています。
こうしたグループの再編は、カエデが脱退した後も豆柴の大群が活動を続け、変化してきたことを示しています。ただし、現在のグループの活動状況と、元メンバーであるカエデ本人の活動状況は分けて考える必要があります。
【誤解を検証】カエデフェニックスの脱退をめぐる噂と事実
カエデフェニックスについて検索すると、脱退理由、大学、SNS、芸能界引退など、さまざまな情報が見つかります。ここでは、公式発表や本人のインタビューと照らし合わせて、混同しやすいポイントを整理します。
脱退はクビや事務所からの解雇だった?
公式発表では、本人からの申し出を受け、メンバーとスタッフで話し合った結果として脱退・退所が決まったと説明されています。
したがって、運営から一方的に解雇されたという説明は、公式発表と一致しません。
クロちゃんとの関係が悪くなったことが原因?
クロちゃんは、MONSTER IDOLでカエデの加入に関わった人物です。本人もラストインタビューでクロちゃんへの感謝を語っています。
脱退理由として本人が挙げたのは、ステージに立ち続ける自信を失ったことです。クロちゃんとの不仲を示す公式な説明はありません。
大学留年が脱退の原因だった?
大学留年は2021年3月の本人のSNS投稿で確認できます。一方、脱退発表は2022年11月です。本人が公表した脱退理由は、グループの変化のなかで活動を続ける自信を持てなくなったことでした。
両者を直接結び付ける根拠はなく、大学留年が脱退の原因だったと断定することはできません。
芸能界を完全に引退したと発表している?
本人は「別の道で頑張っていきます」と述べていますが、芸能界引退という言葉で活動終了を宣言したわけではありません。
WACK退所と豆柴の大群脱退は確認できる事実ですが、芸能界全体から引退したかどうかは別の問題です。2026年現在も、引退を正式に表明したという確かな情報は確認できません。
【豆柴の大群カエデフェニックス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カエデフェニックスはなぜ豆柴の大群を脱退したのですか?
A1:本人は、2022年に進行していたMUST CHANGE PROJECTによってグループが大きく変わろうとするなか、自分がこれからもステージに立ち続ける自信を持てなくなったと説明しています。本人からの申し出による脱退でした。
Q2:カエデフェニックスが豆柴の大群を脱退した日はいつですか?
A2:2022年12月17日です。同日、東京・ヒューリックホール東京で開催された「WE MUST CHANGE TOUR FiNAL」を最後に、豆柴の大群と所属事務所WACKを離れました。脱退の発表日は同年11月25日です。
Q3:カエデフェニックスは2026年現在、芸能界を引退していますか?
A3:芸能界引退を正式に発表したという確かな情報は確認できません。ただし、WACK退所後の新しい芸能活動や所属先についても、本人による具体的な公表情報は確認できていません。
Q4:カエデフェニックスは大学を卒業したのでしょうか?
A4:2021年3月に大学留年を本人が報告したことは報道で確認できます。しかし、大学名や最終的な卒業状況については公表情報が確認できません。
Q5:カエデフェニックスの現在のSNSアカウントはありますか?
A5:在籍当時は本人名義のXアカウントがありましたが、2026年現在、本人が継続運用していると確認できる公式SNSアカウントは特定できていません。名前が一致するだけのアカウントを本人のものと判断するのは避ける必要があります。
【プロの結論】カエデフェニックスの脱退は自分の人生を選び直す決断だった
カエデフェニックスの豆柴の大群脱退を振り返ると、2019年のMONSTER IDOLで一度夢を逃しながらも、正式メンバーとして加入し、約3年間にわたって活動した経歴が浮かび上がります。
2022年の脱退理由について、本人が明確に語ったのは、グループの変化に向き合うなかでステージに立ち続ける自信を失ったことでした。そこに大学留年やクロちゃんとの不仲、事務所との対立などを付け加える根拠はありません。
特に重要なのは、脱退後のラストインタビューです。本人はファンへの感謝を語り、最後のライブで紫色のペンライトを見たことで、自分が愛されていたことを実感したと振り返りました。それでも、自分で時間をかけて出した答えを尊重し、別の道へ進む決断を維持しています。
2026年現在、カエデフェニックスの具体的な活動状況は公表情報だけでは明らかになっていません。芸能界引退が確定したわけでも、芸能活動を再開したと確認できるわけでもありません。
彼女について正確に理解するためには、2019年の加入、2022年の本人による脱退発表、最後のインタビュー、そして脱退後の公表情報を分けて捉えることが大切です。
「豆柴の大群は3年間の私の全てでした」という言葉に表れているように、カエデフェニックスにとってグループで過ごした時間は大切な人生の一部でした。今後、本人から新しい活動や近況が公表されることがあれば、その発信が現在を知るための最も確かな手掛かりになるでしょう。
主な参照資料
- 豆柴の大群公式サイト「カエデフェニックスにつきまして」(2022年11月25日)
- StoryWriter「カエデフェニックス、ラストインタビュー」(2022年12月18日)
- TOWER RECORDS ONLINE「カエデが正式メンバー加入」(2019年12月26日)
- 日刊スポーツ「大学留年を報告」(2021年3月25日)
- 音楽ナタリー「豆柴の大群、カエデフェニックス脱退&新メンバー加入」
- 豆柴の大群公式プロフィール・エイベックス公式プロフィール
- ORICON NEWS「カエデフェニックス プロフィール」