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【富士山女子駅伝2026の開催日は12月30日!午前10時スタート】

桐谷 宗吾 桐谷 宗吾 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

2026年大会の正式名称は「2026全日本大学女子選抜駅伝競走」。主催は公益社団法人日本学生陸上競技連合、静岡県・富士市・富士宮市が共催する。

大会概要は次のとおり。

- 開催日:2026年12月30日(水)
- スタート時間:午前10時00分
- スタート地点:富士山本宮浅間大社前
- フィニッシュ地点:富士総合運動公園陸上競技場
- コース:7区間・43.4km
- 閉会式:午後1時頃
- テレビ中継:フジテレビ系列28局で全国生中継

大会前日の12月29日には、午後1時から監督会議、午後2時からプレスインタビュー、午後3時から開会式が予定されている。

年末の大学女子駅伝は、仙台で行われる全日本大学女子駅伝対校選手権大会と並ぶ、学生女子長距離界の大きな舞台だ。

ただし、両大会は別の競技会である。仙台の大会が秋の全国大学女子駅伝の頂点を決めるのに対し、富士山女子駅伝は年末に行われる選抜駅伝として、異なる距離構成とコース条件で各大学の総合力を競う。

2026年は全国放送も予定されており、現地で観戦できない人もレースを追いやすい。特に中継所ごとの順位変動と、終盤のアンカー勝負に注目したい。

【2026年の出場校一覧は?選考方法と注目大学を整理】

大学女子駅伝富士山

2026年大会の出場校については、11月5日時点で公式サイトの出場チームページが「COMING SOON」となっている。

ただし、出場枠の仕組みと、選考対象となる大学の一部はすでに明らかになっている。

2026年の出場チームは、次の3区分で構成される。

- 第44回全日本大学女子駅伝対校選手権大会の上位12チームのうち、出場を希望する大学
- 5000mの登録選手7名の合計記録による10チーム
- 静岡県学生選抜チーム

合計23チーム、161人のランナーが参加する予定だ。

ここで重要なのは、2026年大会では全日本大学選抜チームを編成しないこと。2025年大会とは参加枠の構成が異なるため、前年の出場チーム数をそのまま2026年に当てはめることはできない。

2026年の全日本大学女子駅伝上位12校

2026年10月25日に開催された第44回全日本大学女子駅伝では、名城大学が2時間02分21秒の大会新記録で優勝した。

富士山女子駅伝の出場資格に関係する上位12校は以下のとおり。

1. 名城大学
2. 大東文化大学
3. 城西大学
4. 東北福祉大学
5. 順天堂大学
6. 筑波大学
7. 日本体育大学
8. 大阪学院大学
9. 立命館大学
10. 東洋大学
11. 帝京科学大学
12. 玉川大学

これらは出場希望を提出する上位12チームの対象校であり、全校の出場確定を意味するものではない。

5000mの記録による選考も見逃せない

もう一つの大きな選考枠が、5000mの7名合計タイムによる10チームだ。

2026年の対象記録期間は4月1日から11月29日まで。電気計時の記録が有効とされている。

単独のエースが速いだけではなく、7人の選手をそろえられる大学が有利になる仕組みだ。

出場意思の回答期限は11月9日、選手登録の申込期限は11月30日正午。静岡県学生選抜は12月4日正午が申込期限となっている。

2026年の区間エントリー・選手一覧はいつ分かる?

チームの出場登録と、実際に1区から7区までを走る選手の配置は別の情報だ。

登録選手が発表されても、最終的な区間オーダーが確定したとは限らない。大会直前のメンバー変更も含め、公式のオーダー表を確認する必要がある。

2026年11月5日時点では、出場チームと区間エントリーの確定一覧はまだ公開されていない。

現段階で注目したいのは、2026年の仙台大会で優勝した名城大学、2位の大東文化大学、前年の富士山女子駅伝覇者である城西大学の動向だ。

【富士山女子駅伝のコースは全7区間43.4km!各区間の特徴】

富士山女子駅伝の舞台は、静岡県富士宮市から富士市へと続く富士山麓の道路だ。

総距離は43.4km。コース全体の高低差は174mに及び、平坦なスピード区間と長い下り、厳しい上りが組み合わさっている。

各区間の距離と中継地点を整理する。

1区:4.1km|富士山本宮浅間大社周辺のスタート区間

富士山本宮浅間大社前からスタートする短距離区間。

距離は4.1kmと短いが、浅間大社周辺を巡るコースには約20mの上り下りがある。

序盤から各大学の位置取りが重要になる。後続の選手が走りやすい順位でたすきを渡せるかが、チーム全体の流れを左右する。

2区:6.8km|富士宮市から富士市へ向かう長い下り

富士山本宮浅間大社前から株式会社石井鉄工所前までを走る。

特徴は約98mの高低差を下るコース。下り坂ではスピードが出やすい一方、ペース配分や脚への負担にも注意が必要だ。

1区の順位を引き継ぎ、どこまで上位との差を詰められるかがポイントになる。

3区:3.3km|短距離のスピード勝負

富士市交流プラザ前までの3.3km。

距離が短く、ほぼ平坦な区間であるため、スピードを生かした走りが求められる。

順位を大きく動かすためには、前の選手との距離を素早く縮める必要がある。

4区:4.4km|冬の風が勝負を左右する

富士市クリーンセンターききょう前までの4.4km。

一見すると走りやすい平坦な区間だが、富士川河川敷では冬の風が選手の走りを難しくする。

向かい風や横風への対応が求められ、単純な持ちタイムだけでは実力を判断しにくい区間でもある。

5区:10.5km|各大学のエースが集まる最長区間

富士山女子駅伝で最も長い10.5km。

富士市クリーンセンターききょう前からジヤトコ本社前までを走り、しらす街道、田子の浦港、吉原商店街を通過する。

各大学のエースランナーが配置されやすく、優勝争いを大きく左右する重要区間だ。

ここで大きな差が生まれると、後続の大学は残り2区間で厳しい追い上げを迫られる。

6区:6.0km|最終区間へつなぐ重要な区間

遠州トラック株式会社駐車場前までの6.0km。

富士山を望む田園地帯を走る直線コースが特徴だ。

アンカーにどの順位でたすきを渡すかが重要で、ここでの数十秒の差が7区の逆転可能性を左右する。

7区:8.3km|富士総合運動公園陸上競技場へ向かう最終決戦

最後を締めくくる8.3kmのアンカー区間。

たすきを受けて3kmを過ぎたあたりから厳しい上りが始まり、特に後半の4.6kmでは169mの高低差を駆け上がる。

ゴール手前の標高は176m。富士総合運動公園陸上競技場に向かう大淵街道の上り坂は、この大会を象徴する難所だ。

先行していた大学が失速し、後方の大学が追い抜く展開も珍しくない。

富士山女子駅伝では、単に先頭でたすきを受け取るだけでは優勝できない。最後まで上り坂を走り切るスタミナと精神力が、優勝を決める。

【5区10.5kmと7区の高低差169m!勝負を分けるポイント】

富士山女子駅伝を観戦する際、特に注目したいのが5区と7区の対照的な難しさだ。

5区は距離の長さ、7区は地形の厳しさが勝負の焦点になる。

5区はエースの実力が表れる

10.5kmという距離は、7区間の中で最長だ。

一時的なスピードだけではなく、長い距離を安定して走り続ける能力が求められる。

各大学が主力を投入することも多く、区間賞争いだけでなく、総合順位を左右する重要な戦いになる。

過去の区間最高記録は、拓殖大学の不破聖衣来が2021年に記録した32分23秒。

2025年大会では大東文化大学のサラ・ワンジルが33分29秒で区間賞を獲得した。ワンジルはこの走りで城西大学を逆転し、大東文化大学をトップに押し上げた。

7区は最後まで順位が確定しない

7区の難しさは、終盤に集中する上り坂にある。

長い距離を走ってきた選手にとって、最後の4.6kmで169mを上ることは大きな負担となる。

序盤の下りで差を詰めても、上りに入ってから逆転される可能性がある。

そのため、7区では単純な走力だけでなく、前半に体力を温存できるか、上り坂でフォームとペースを維持できるかが勝負を分ける。

2026年大会で意識したい区間最高記録

公式の過去記録に掲載されている、第5回から第13回大会までの現行コースを基準とした区間最高記録は次のとおり。

- 1区:12分42秒(全日本大学選抜・小川陽香)
- 2区:20分36秒(城西大学・本間香)
- 3区:10分03秒(名城大学・米澤奈々香)
- 4区:13分54秒(立命館大学・山本釉未)
- 5区:32分23秒(拓殖大学・不破聖衣来)
- 6区:19分12秒(立命館大学・福永楓花)
- 7区:28分26秒(名城大学・小林成美)

特に2区の本間香は2025年大会で区間新記録を樹立した。7区の記録は名城大学が保持しており、歴代の強豪校が各区間で存在感を示している。

【歴代優勝校と優勝回数!立命館・名城・城西の実績を比較】

富士山女子駅伝の歴史を振り返ると、立命館大学と名城大学が長く優勝争いをリードしてきたことが分かる。

2013年の第1回大会から2017年まで、立命館大学が5連覇を達成。その後、2018年から2023年までは名城大学が6連覇を成し遂げた。

2024年には立命館大学が優勝し、2025年には城西大学が初優勝。長年続いた2強の構図に変化が生まれた。

主要大学の優勝実績と近年の成績

大学 歴代優勝回数 2025年富士山女子駅伝 2026年仙台大会
立命館大学 6回 5位 9位
名城大学 6回 4位 優勝
城西大学 1回 優勝 3位
大東文化大学 0回 3位 2位
東北福祉大学 0回 2位 4位

※優勝回数は2025年大会終了時点。2026年仙台大会は10月25日の第44回大会の成績。

立命館大学:初期の大会を支えた名門

立命館大学は2013年から2017年まで5連覇を達成し、2024年にも優勝している。

通算6回の優勝は名城大学と並ぶ最多記録だ。

2025年は5位に終わったものの、区間賞を獲得した選手もおり、2026年の巻き返しが期待される。

名城大学:2018年から6連覇の圧倒的実績

名城大学は2018年から2023年まで6大会連続優勝を達成した。

2024年は4位、2025年は4位と優勝から遠ざかっていたが、2026年10月の全日本大学女子駅伝では大会新記録で優勝。

富士山女子駅伝でも、再び優勝争いの中心に戻る可能性がある。

城西大学:2025年の初優勝で勢力図を変えた

城西大学は2025年に2時間22分36秒で優勝した。

関東勢として初めて富士山女子駅伝を制し、全日本大学女子駅伝との大学2冠も達成した。

2026年の仙台大会では3位。連覇を狙うチームとして、年末の富士山でどのような走りを見せるか注目される。

【富士山女子駅伝2025結果!城西大学が最終7区で初優勝】

2025年12月30日に行われた第13回大会は、城西大学が歴史的な初優勝を飾った。

総合タイムは2時間22分36秒。2位の東北福祉大学との差はわずか11秒だった。

最終的な上位8チームは次のとおり。

1位:城西大学 2時間22分36秒
2位:東北福祉大学 2時間22分47秒
3位:大東文化大学 2時間23分10秒
4位:名城大学 2時間24分34秒
5位:立命館大学 2時間25分59秒
6位:大阪学院大学 2時間26分35秒
7位:福岡大学 2時間26分59秒
8位:全日本大学選抜 2時間27分03秒

1区から7区までの区間賞一覧

2025年大会の区間賞は以下の選手が獲得した。

- 1区:佐藤ゆあ(立命館大学)12分47秒
- 2区:本間香(城西大学)20分36秒・区間新
- 3区:森安桃風(立命館大学)10分10秒
- 4区:米澤奈々香(名城大学)14分14秒
- 5区:サラ・ワンジル(大東文化大学)33分29秒
- 6区:窪田舞(城西大学)19分24秒
- 7区:大西由菜(城西大学)29分37秒

城西大学は2区、6区、7区の3区間で区間賞を獲得した。

2025年の優勝を決めた大西由菜の走り

2025年大会の最大の見どころは、最終7区で繰り広げられた逆転劇だった。

城西大学は1区を3位でスタート。2区の1年生・本間香が区間新記録の20分36秒で走り、チームをトップに押し上げた。

3区、4区も首位を守ったが、最長の5区で大東文化大学のサラ・ワンジルに逆転を許す。

6区では1年生の窪田舞が区間賞の走りを見せ、城西大学は再び上位に浮上。アンカーの大西由菜へたすきをつないだ。

最終7区では、大西が大東文化大学を追い抜く展開に。しかし東北福祉大学にも一度は先行され、最後まで気の抜けない競り合いとなった。

大西は終盤の上り坂で再び前に出て、そのままフィニッシュ。城西大学に初めての富士山女子駅伝優勝をもたらした。

この大会では、城西大学の1年生3人が区間賞を獲得した点も印象的だった。

2025年の結果は、駅伝がエース1人の力だけで決まる競技ではないことを示している。序盤で流れをつくり、最長区間で耐え、最後の難所で再び勝負する。7人それぞれの役割がかみ合った結果だった。

【富士山女子駅伝2026の速報・順位・大会結果はどこで確認する?】

2026年大会は12月30日開催のため、11月5日時点では当日の速報順位や総合結果はまだ存在しない。

大会当日に確認したい情報は、大きく3つある。

1. 総合順位・通過順位

各中継所での順位を追えば、どの大学が優勝争いをしているか分かる。特に5区終了時と6区終了時の順位は、最終7区の展開を予想するうえで重要だ。

2. 区間賞・区間タイム

総合順位だけでは、選手個人の活躍は見えにくい。区間賞や区間記録を確認することで、どの大学が流れを変えたのかを把握できる。

3. 最終順位・総合タイム

フィニッシュ後は、優勝校から最終順位までの公式記録を確認したい。僅差の勝負では、11秒差で決着した2025年のような展開もある。

情報の確認先としては、富士山女子駅伝の公式サイト、日本学生陸上競技連合、フジテレビ系列の全国生中継が中心となる。

速報を追う際は、途中経過と確定結果を区別することも大切だ。中継所の通過順位は、その時点での順位であり、最終的な順位ではない。

【大学女子駅伝富士山に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:富士山女子駅伝2026はいつ開催されますか?
A1:2026年12月30日(水)です。午前10時に富士山本宮浅間大社前からスタートします。

Q2:富士山女子駅伝2026の出場校は何校ですか?
A2:2026年大会は23チーム・161人の参加予定です。全日本大学女子駅伝の上位12チームのうち出場希望校、5000mの7名合計記録による10チーム、静岡県学生選抜で構成されます。

Q3:富士山女子駅伝のコースは何キロですか?
A3:全7区間・43.4kmです。富士宮市の富士山本宮浅間大社前から富士市の富士総合運動公園陸上競技場までを走ります。

Q4:富士山女子駅伝で最も長い区間はどこですか?
A4:5区の10.5kmです。各大学のエースが集まる重要区間で、2025年は大東文化大学のサラ・ワンジルが区間賞を獲得しました。

Q5:富士山女子駅伝で最も難しい区間はどこですか?
A5:最終7区です。距離は8.3kmで、後半4.6kmに169mの高低差がある厳しい上り坂が待っています。

Q6:富士山女子駅伝の歴代最多優勝校はどこですか?
A6:立命館大学と名城大学が、それぞれ6回で並んでいます。2025年には城西大学が初優勝しました。

Q7:2025年の富士山女子駅伝で優勝した大学はどこですか?
A7:城西大学です。2時間22分36秒で、2位の東北福祉大学に11秒差をつけました。最終7区の大西由菜が逆転優勝を決めています。

【まとめ:富士山女子駅伝2026は5区と7区が優勝争いの鍵】

2026年の富士山女子駅伝は、12月30日(水)午前10時スタート。富士山本宮浅間大社前から富士総合運動公園陸上競技場まで、7区間43.4kmを駆け抜ける。

歴代の優勝回数では立命館大学と名城大学が各6回で並ぶ。一方、2025年は城西大学が初優勝し、2026年の仙台大会では名城大学が大会新記録で優勝するなど、大学女子駅伝の勢力図は動いている。

【プロの結論】

2026年大会を予想する際に見るべき要点は、単純な大学の知名度や前年の総合順位ではない。

特に注目したいのは次の3点だ。

- 選手層の厚さ:5000mの7名合計記録や、登録選手全体の実力。
- 5区のエース力:10.5kmを走り切り、チームの順位を押し上げられる選手がいるか。
- 7区の対応力:169mの上り坂で失速せず、最後まで順位を守れるアンカーがいるか。

2025年の城西大学の優勝劇は、5区で逆転されても、6区と7区で再び流れを引き寄せられることを証明した。

2026年は、仙台で3年ぶりの優勝を果たした名城大学、連覇を狙う城西大学、2位の大東文化大学、そして立命館大学の巻き返しが大きな見どころになる。

富士山を背景にした美しい景色と、最後まで順位が動く過酷なコース。年末の女子大学駅伝を締めくくる一戦として、5区のエース対決と7区の逆転劇に注目したい。

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桐谷 宗吾
コンテンツディレクター 桐谷 宗吾
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