2026年現在、協栄ジムはなくなってしまったのか。それとも、かつての名門として新たな歴史を歩んでいるのか。実は、2019年12月に休会した旧協栄ジムと、現在の新宿にある協栄ボクシングジム、そして金平桂一郎が会長を務める大阪のTMKジムは、それぞれ異なる経緯を持つ。名前が似ているため混同されやすいが、運営体制や活動拠点、目的には明確な違いがある。
協栄ジムは具志堅用高、亀田興毅、亀田和毅ら、歴代13人の世界王者を輩出した日本ボクシング界屈指の名門だ。2019年の経営者トラブル、2020年の協栄新宿ボクシングジム発足、2022年の名称変更とJBC登録記録をたどると、現在の姿が見えてくる。新宿ジムの料金や体験制度、評判、TMKジムとの関係まで、2026年11月5日時点の情報を整理する。
【2026年最新】協栄ジムは現在どうなっている?新宿で活動を継続中

協栄ジムは、2019年の休会によって歴史が完全に途絶えたわけではない。
現在、新宿で活動しているのは、2020年2月に新体制で発足した協栄新宿ボクシングジムを前身とする協栄ボクシングジムだ。
所在地は東京都新宿区新宿5丁目2-1、ニュー番衆ビル2階。新宿御苑駅から徒歩約5分の場所にある。
現在の会長は瀬藤幹人氏。プロ選手の育成だけでなく、一般会員向けのボクシング、ダイエット、フィットネス、キッズ向けプログラムも提供している。
日本ボクシングコミッション(JBC)の全国ジム住所録にも、同住所で協栄ボクシングジムが掲載されている。したがって、2019年の休会を理由に、現在の新宿ジムまで閉鎖したと考えるのは誤りだ。
2026年もプロ選手が活動している
現在の活動状況を判断するうえで重要なのが、公式サイトに掲載された試合結果だ。
2026年11月3日、協栄所属の福山弘樹選手が東日本新人王決勝戦のフェザー級で勝利し、東日本新人王を獲得した。
さらに公式サイトには、12月1日に予定されている佐々木蓮選手の試合情報も掲載されている。
つまり、現在の協栄ボクシングジムは、一般向けの運動施設として営業しているだけではない。プロ選手を育て、実際の競技活動にも参加するボクシングジムとして機能している。
現在の運営を担う瀬藤幹人とは?
- 生年月日:1979年11月4日
- 元日本スーパーバンタム級暫定王者
- プロ戦績:51戦34勝(18KO)14敗3分
- 現在:協栄ボクシングジム会長兼トレーナー
瀬藤氏は、旧協栄ジムで長年選手として活動してきた人物だ。2000年にプロデビューし、2017年に引退するまで協栄一筋で戦った。
現役引退後もトレーナーとしてジムに携わっており、2019年の休会時には、会員と現役選手のために協栄を立て直したいという意向をブログに記していた。
2020年には新ジムの会長に就任。旧ジムのスタッフや選手の多くが移籍する形で、新宿での活動を継続させた。
現在の公式サイトでも、瀬藤氏は会長兼トレーナーとして紹介されている。
【休会理由の真相】2019年の協栄ジム経営者トラブルで何が起きたのか
協栄ジムの歴史における最大の転換点が、2019年12月の休会だ。
この出来事は単純な経営難による閉店ではない。ジムを実質的に運営するオーナー会社と、会長だった金平桂一郎氏との間で、契約や経営方針をめぐる対立が表面化したものだった。
2014年から始まった運営体制の変化
旧協栄ジムは、1959年4月に金平正紀氏が創設した。
その後、金平桂一郎氏が会長を引き継ぎ、世界王者を多数育てる名門として成長した。
しかし、世界戦の興行収支が悪化したことなどから経営基盤が揺らいでいく。
J-CASTニュースの2019年12月の金平氏への取材記事によると、2012年の佐藤洋太氏の世界戦をめぐる興行収支などが経営悪化の契機となった。
ジムを存続させるため、金平氏はスポンサー側に実質的な経営を委ねる形を選択。2014年9月からオーナー会社がジムを運営し、金平氏は現場で選手指導やマッチメークを担当する体制になった。
2019年11月27日、会長職をめぐる対立が表面化
事態が大きく動いたのは2019年11月27日だった。
報道によると、オーナー会社側から金平氏に契約解除が通達された。
金平氏側は、実質的オーナーとの金銭問題や経営方針の違いを問題として説明している。一方、オーナー会社側には会長の職務遂行などをめぐる主張があったと報じられた。
この対立で問題となったのは、単なる経営権の争いだけではない。
プロボクシングジムには、選手の健康管理、安全管理、試合への出場などを支える責任がある。
金平氏は、ジムに入れず選手やトレーナーの管理もできない状況では、会長として責任を果たせないと説明した。
つまり、休会の直接的な背景には、運営側と会長側の対立によって、プロジムとして必要な管理体制を維持できなくなったという問題があった。
2019年12月7日、ジム公式サイトと金平氏の説明が食い違う
当時の報道で注目されたのが、ジム側と金平氏側の説明が一致していなかったことだ。
2019年12月7日、金平氏は協栄ジムの活動休止を表明。9日に東日本ボクシング協会とJBCへ休会手続きを行うと説明した。
これに対して、当時の協栄ジム公式サイトは、活動休止を予定している事実はないとする声明を掲載。会員向けのサービスは継続すると説明していた。
しかし、12月9日、金平氏は東日本ボクシング協会に休会届を提出し、受理された。
これにより、旧協栄ジムのプロ活動は正式に休止となった。
この一連の経緯から分かるのは、ジム施設の運営継続と、JBC管轄下でプロ活動を行うための登録・管理体制は別の問題だったということだ。
建物や一般会員向けサービスが直ちになくなることと、プロジムとして休会することは同義ではなかった。
所属選手はどうなった?
休会によって大きな影響を受けたのが所属選手だった。
当時、協栄ジムには10人以上のプロ選手が在籍していた。予定されていた試合への出場にも影響が及び、選手たちは新たな所属先を探す必要に迫られた。
亀田京之介選手や竹原毅選手など、試合を控えた選手の扱いも問題になった。
東日本ボクシング協会の花形進会長らの支援によって、一時的に花形ジムへ移籍するなど、選手が試合に出場できるよう調整が進められた。
旧協栄ジムの休会は、経営者同士の対立にとどまらず、現場で練習を続けていた選手の競技生活にも影響を与えた出来事だった。
【時系列で完全整理】協栄ジムの休会から2022年の名称変更、現在まで
協栄ジムを調べる際に混乱しやすいのが、2020年と2022年の名称変更だ。
特にJBCのジム登録・変更情報には、協栄ジム、協栄新宿ボクシングジム、協栄ボクシングジム、TMKジムという名称が登場する。
それぞれを整理すると、次のようになる。
協栄ジムの重要な出来事一覧
2020年2月14日、協栄新宿ボクシングジムとして再出発
旧協栄ジムが休会した後、同じ新宿の施設を引き継ぐ形で新体制が構築された。
2020年2月13日、東日本ボクシング協会理事会は協栄新宿ボクシングジムの新規加盟を承認した。
翌14日には、ジム公式サイトでも新名称での運営開始を発表。
公式発表では、スタッフ、サービス、場所は従来どおりと説明されている。
会長に就任したのは瀬藤幹人氏。旧協栄ジムの選手やスタッフの多くが移籍し、一般会員向けのサービスとプロ選手の育成を継続することになった。
これは旧協栄ジムの休会後に、別の新規加盟体制で同じ場所の活動を引き継いだという経緯である。
2022年8月、協栄ボクシングジムに名称変更
2022年8月4日、現在の協栄ボクシングジムは公式サイトで名称変更を発表した。
それまでの「協栄新宿ボクシングジム」から「協栄ボクシングジム」へ改称し、プロ加盟ジムとして運営することを明らかにした。
この名称変更によって、新宿のジムは現在の名称に移行した。
JBCの2022年登録記録にあるTMKジムへの変更
ここで重要になるのが、JBCの公式サイトに掲載されているジム登録・変更情報だ。
同記録には、2022年8月1日付で次の2つの変更が掲載されている。
- 旧名称「協栄ジム」から「協栄ボクシングジム」への変更。
- 旧名称「協栄新宿ボクシングジム」から「協栄ジム」への変更。
一方、現在の新宿ジム自身は、2020年2月14日から協栄新宿ボクシングジムとして運営し、2022年8月に協栄ボクシングジムへ改称したと発表している。
このため、JBCの登録変更一覧にある名称の対応関係と、現ジムの公式発表は、単純に一つの名称変更として読み替えられない部分がある。
さらに注目すべきなのが、2022年12月20日付のJBC記録だ。
ここには、東京都新宿区新宿5-2-1の旧名称「協栄ジム」が休会し、新名称「TMKジム」として大阪府大阪市西成区玉出東1-13-18へ移転・再開した記録が掲載されている。
ただし、この履歴だけを見て、現在の新宿の協栄ボクシングジムがTMKジムに変わったと判断することはできない。
現在のJBC全国ジム住所録には、新宿5-2-1に協栄ボクシングジムが掲載されており、公式サイトでも同じ所在地で瀬藤会長のもと営業している。
名称だけでなく、登録履歴、住所、代表者を照合することが、両者を正しく見分けるポイントだ。
【歴代世界王者13人】具志堅用高・亀田興毅を生んだ協栄ジムの実績
協栄ジムが日本のボクシング界で特別な存在とされる理由は、長い歴史だけではない。
最大の実績は、通算13人の世界王者を輩出したことだ。
2018年11月には亀田和毅選手がWBC世界スーパーバンタム級暫定王座を獲得。協栄ジム所属の13人目の世界王者となり、当時の国内最多記録を更新した。
協栄ジムが輩出した13人の世界王者
| 選手名 | 主な実績 |
|---|---|
| 海老原博幸 | 世界フライ級王者 |
| 西城正三 | WBA世界フェザー級王者 |
| 具志堅用高 | WBA世界ライトフライ級王者 |
| 上原康恒 | WBA世界スーパーフェザー級王者 |
| 渡嘉敷勝男 | WBA世界ライトフライ級王者 |
| 鬼塚勝也 | 世界スーパーフライ級王者 |
| 勇利アルバチャコフ | 世界フライ級王者 |
| オルズベック・ナザロフ | 世界ライト級王者 |
| 佐藤修 | WBA世界スーパーバンタム級王者 |
| 亀田興毅 | WBA世界ライトフライ級王者 |
| 坂田健史 | WBA世界フライ級王者 |
| 佐藤洋太 | WBC世界スーパーフライ級王者 |
| 亀田和毅 | WBC世界スーパーバンタム級暫定王者など |
具志堅用高が築いた協栄ジムの黄金時代
協栄ジムを代表する歴代王者の一人。WBA世界ライトフライ級王座を獲得し、13度の防衛を記録した。
具志堅用高氏は、協栄ジムの名声を全国に広めた象徴的な存在だ。
世界王者としての実績だけでなく、長期にわたる王座防衛によって、日本のボクシング界を代表する選手として知られるようになった。
協栄ジムにとって具志堅氏は、単なる過去の所属選手ではない。世界王者を育てるジムというブランドイメージを確立した重要な存在である。
亀田興毅がもたらしたメディア時代の協栄ジム
世界タイトル獲得とテレビ中継を通じて、ボクシングを幅広い視聴者に届けた選手。
具志堅氏が協栄ジムの黄金時代を象徴するなら、亀田興毅氏はテレビ時代の協栄ジムを象徴する存在だ。
亀田興毅氏の登場によって、協栄ジムはボクシングファンだけでなく、一般のテレビ視聴者にも広く知られるようになった。
一方で、亀田家をめぐる試合や競技運営上の問題は、ボクシング界全体で議論を呼んだこともある。
こうした歴史を考えると、協栄ジムの知名度は、単に強い選手を育てたことだけではなく、テレビや興行を通じてボクシングの社会的な注目度を高めたこととも結び付いている。
亀田和毅が13人目の世界王者に
2018年11月、協栄ジム所属で13人目の世界王者となった。
亀田和毅選手は、亀田興毅氏、亀田大毅氏に続く世界王者として知られる。
2018年11月12日、後楽園ホールでアビゲイル・メディナ選手を判定で破り、WBC世界スーパーバンタム級暫定王座を獲得した。
これによって協栄ジムの世界王者は13人となった。
この記録は、2019年の休会前に達成された歴史的実績であり、2026年現在の新宿ジムが新たに13人の世界王者を輩出したという意味ではない。
過去の実績と現在の運営体制を区別することが、協栄ジムの歴史を正しく理解するうえで大切だ。
【TMKジムとの違い】金平桂一郎と協栄ジムの関係を徹底比較
協栄ジムについて調べると、必ずといってよいほど登場するのがTMKジムだ。
その理由は、旧協栄ジムの会長だった金平桂一郎氏がTMKジムの会長に就任しているためである。
しかし、現在の新宿の協栄ボクシングジムとTMKジムは、同一の施設ではない。
TMKジムは2022年12月に大阪で始動
- 所在地:大阪府大阪市西成区玉出東1-13-18
- 会長:金平桂一郎氏
- 主な選手:亀田和毅
- 活動方針:プロ選手育成、世界王者の輩出、子どもの育成
TMKジムは2022年12月、亀田和毅選手が自身の地元である大阪市西成区に設立したジムだ。
亀田和毅選手は、かつて協栄ジムに所属して世界2階級制覇を達成した選手でもある。
ジムの会長には金平桂一郎氏が就任した。
TMKという名称は、Tomoki Kamedaの頭文字に由来する。
TMKジムの公式サイトによれば、一般会員を募集する通常のフィットネス施設ではなく、プロ選手の育成を中心とするプライベートジムとして運営されている。
また、子どもの育成やボクシングを通じた人格形成にも力を入れる方針を掲げている。
協栄ボクシングジムとTMKジムの比較
| 比較項目 | 協栄ボクシングジム | TMKジム |
|---|---|---|
| 所在地 | 東京都新宿区 | 大阪市西成区 |
| 現在の会長 | 瀬藤幹人 | 金平桂一郎 |
| 活動開始の経緯 | 2020年の新体制発足 | 2022年の新設・再開 |
| 主な活動 | プロ育成・一般会員向けフィットネス | プロ選手育成・興行 |
| 一般会員 | 募集あり | 一般会員の募集なし |
| 主な関係選手 | 協栄所属プロ選手 | 亀田和毅など |
| 施設の性格 | 一般向けとプロ向けの両立 | プロ選手中心 |
この比較で重要なのは、瀬藤幹人氏が運営する新宿の協栄ボクシングジムと、金平桂一郎氏が運営するTMKジムは、会長も所在地も運営目的も異なるという点だ。
金平桂一郎はなぜTMKジムの会長になったのか
旧協栄ジムの会長を務めた人物。2022年12月からTMKジムの会長として活動している。
金平氏は2019年の休会時、協栄ジムを再建したいという意向を示していた。
その後、2022年12月にTMKジムの会長に就任する。
TMKジムの公式サイトでは、金平氏自身が、もう一度自分の関わるジムから世界チャンピオンを誕生させたいという思いを就任の背景として説明している。
これは旧協栄ジムの経営権をそのまま取り戻したということではない。
新宿の協栄ボクシングジムは瀬藤氏の体制で運営され、金平氏は大阪のTMKジムで新たな活動を始めたという関係だ。
2026年のTMKジムと亀田和毅の最新動向
2026年のTMKジムは、プロ興行と世界戦への挑戦を続けている。
公式サイトには、2026年7月11日に開催された主催イベント「TMK BOX VOL.3」の報告や、所属契約選手の試合情報が掲載されている。
さらに注目されたのが、10月17日に米ラスベガスで予定されていた亀田和毅選手のWBA世界フェザー級タイトルマッチだ。
対戦相手はブランドン・フィゲロア選手だったが、フィゲロア選手が前日計量で体重超過となり王座を剥奪された後、体調不良を理由に試合当日に出場を取りやめた。
このため、試合は中止となった。
亀田選手は計量をクリアしており、勝利すれば3階級制覇という重要な一戦だった。
10月20日には、WBAが亀田選手の状況を最優先事項として扱うとの声明を発表。次回のフェザー級王座決定戦に向けた優先権も注目されている。
この動向からも、TMKジムが2026年現在もプロボクシングの第一線で活動していることが分かる。
【料金・費用・口コミ】現在の協栄ボクシングジム新宿は通いやすい?
新宿の協栄ボクシングジムは、プロ志望者だけを対象にした施設ではない。
公式サイトでは、初心者、女性、学生、キッズ、健康維持を目的とする一般会員向けのプログラムも案内されている。
ここでは、実際に入会を検討する際に気になる料金、クラス、体験制度を整理する。
協栄ボクシングジムの料金表
2026年11月5日時点で公式入会案内に掲載されている料金は次のとおり。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 入会金 | 22,000円(キャンペーン期間中無料表示) |
| 男性会員 | 14,300円/月 |
| 女性会員 | 12,100円/月 |
| 高校生 | 12,100円/月 |
| 中学生以下・キッズ | 9,900円/月 |
| 一般会員の体験 | 無料・1回 |
| パーソナルレッスン | 6,600円/45分 |
| 時間外パーソナル | 通常料金+1,100円 |
| ビジターチケット | 5,000円/回 |
一般男性の場合、月会費は14,300円。女性と高校生は12,100円、中学生以下は9,900円となっている。
また、パーソナルレッスンは45分6,600円。通常のクラス練習に加えて、個別にボクシング技術やフィジカルトレーニングを学びたい人向けの制度だ。
入会金については、公式ページで通常22,000円と表示される一方、キャンペーン期間中は無料と案内されている。
キャンペーンの適用期間や特典は変更されるため、入会前に最新の料金を確認したい。
どのようなトレーニングができる?
協栄ボクシングジムでは、目的に合わせて複数のクラスを用意している。
| クラス | 主な内容 |
|---|---|
| フィジカルクラス | 筋力、体幹、身体能力の向上 |
| 実戦クラス | オフェンス・ディフェンス、対人練習 |
| ボックスフィット | 音楽とボクシングを組み合わせた運動 |
| ボクシングコーディネーション | 基本フォーム、コンビネーション |
| ジュニアクラス | 子どもの運動能力・ボクシング技術向上 |
| コンディショニング | ストレッチ、ケガ予防、身体の調整 |
特に注目したいのが、一般会員も参加できるボックスフィットだ。
音楽に合わせたボクシングエクササイズやシャドーボクシング、ミット打ちなどを組み合わせている。
本格的なプロボクサーを目指す人だけでなく、運動不足の解消やダイエットを目的とする人にも利用しやすい内容となっている。
また、実戦クラスでは瀬藤会長が直接指導する。元日本チャンピオンから実戦的な技術を学べる点は、同ジムの特徴の一つだ。
無料体験・見学の方法
初めて利用する人は、無料体験から始められる。
公式サイトに掲載されている体験の流れは次のとおり。
1. 電話またはウェブから体験を申し込む。
2. 予約した日時にジムへ行く。
3. トレーナーの指導を受けながら体験する。
4. 希望する場合は入会手続きを進める。
体験時の持ち物は、動きやすい服装、屋内シューズ、タオル、飲み物。
無料体験は1回のみで、受付時間は平日13時~19時、土曜日12時~19時。日曜日と祝日は体験を受け付けていない。
なお、見学については営業時間内であれば予約なしでも可能と案内されている。
営業時間・アクセス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 協栄ボクシングジム |
| 住所 | 東京都新宿区新宿5-2-1 ニュー番衆ビル2階 |
| 最寄り駅 | 新宿御苑駅 |
| 電話 | 03-6273-2117 |
| 平日 | 13:00~21:45 |
| 土曜日 | 12:00~20:45 |
| 日曜日 | 定休日 |
| 祝日 | 12:00~16:00 |
協栄ジムの評判・口コミは?
協栄ボクシングジムの公式サイトには、会員から寄せられた感想が掲載されている。
紹介されている会員には、20代のプロ志望練習生や50代の一般会員がいる。
プロ志望の会員は、スタッフやトレーナーが親切で、練習に励みやすい環境を評価している。
一方、50代の一般会員は、スポーツクラブでのボクシングエクササイズをきっかけに興味を持ち、より本格的にサンドバッグやミット打ちを経験したいと考えて入会した経緯を紹介している。
ここから読み取れるのは、競技志向の会員と健康維持を目的とする会員の両方を受け入れていることだ。
ただし、公式サイトの会員コメントはジム側が掲載した体験談であり、第三者による独立した評価や口コミ全体の集計とは異なる。
実際の雰囲気を確かめるには、無料体験で次の点を確認するとよい。
- 初心者への指導が丁寧か。
- トレーナーに質問しやすいか。
- 一般会員とプロ志望者の練習環境が分かれているか。
- 自分が参加したいクラスの時間が生活スタイルに合うか。
- 混雑時でも十分に練習できるか。
歴史や知名度だけで決めるのではなく、実際の指導内容と通いやすさを確かめることが重要だ。
協栄ボクシングジムが向いている人・向いていない人
向いている人
- ボクシングを基礎から習いたい初心者。
- ミット打ちやサンドバッグを本格的に経験したい人。
- ダイエットや体力向上を目指す人。
- 元日本チャンピオンの指導を受けたい人。
- 将来的にプロボクサーを目指したい人。
- 子どもにボクシングや運動を経験させたい人。
事前確認をおすすめする人
- 完全マンツーマンの指導を希望する人。
- 深夜や早朝にトレーニングしたい人。
- 日曜日や祝日に定期的に通いたい人。
- 一般的なフィットネスクラブのように、自由に筋トレ設備を利用したい人。
特に、完全予約制のパーソナル指導を中心に考えている場合は、通常会費に加えて追加費用が発生する点を確認しておきたい。
【よくある質問】協栄ジムの現在・休会理由・TMKジムについて
Q1:協栄ジムは2026年現在も存在していますか?
A:存在しています。東京都新宿区の協栄ボクシングジムが営業中です。瀬藤幹人氏が会長を務め、一般会員向けのフィットネスとプロ選手の育成を続けています。
Q2:協栄ジムが2019年に休会した理由は何ですか?
A:旧会長の金平桂一郎氏と実質的オーナー側の契約・経営上の対立です。金平氏がジムの管理を担えなくなったことを理由に休会届を提出し、2019年12月9日に受理されました。
Q3:協栄新宿ボクシングジムは現在どうなっていますか?
A:2020年2月14日に協栄新宿ボクシングジムとして新体制で運営を開始し、2022年8月に協栄ボクシングジムへ名称変更しました。現在の新宿のジムにつながっています。
Q4:TMKジムと協栄ジムは同じですか?
A:同じ施設ではありません。新宿の協栄ボクシングジムは瀬藤幹人氏が会長を務め、大阪のTMKジムは金平桂一郎氏が会長を務めています。
Q5:協栄ジムは具志堅用高や亀田興毅を育てたジムですか?
A:はい。具志堅用高氏、亀田興毅氏をはじめ、海老原博幸氏、西城正三氏、鬼塚勝也氏など、合計13人の世界王者を輩出しています。
Q6:新宿の協栄ボクシングジムの料金はいくらですか?
A:公式料金ページでは、一般男性が月額14,300円、女性と高校生が12,100円、中学生以下が9,900円です。入会金は通常22,000円ですが、キャンペーンによる無料表示があります。無料体験も1回利用できます。
Q7:金平桂一郎氏は現在も協栄ジムに関係していますか?
A:旧協栄ジムの会長を務めた金平氏は、現在は大阪のTMKジムの会長です。新宿の協栄ボクシングジムは瀬藤幹人氏が運営しています。
まとめ:協栄ジムは消滅していない!新宿とTMKの現在を正しく理解する
協栄ジムの歴史を振り返ると、2019年の休会は名門の終焉というより、運営体制が大きく分かれる転換点だった。
1959年に金平正紀氏が創設したジムは、具志堅用高氏、亀田興毅氏、亀田和毅選手ら13人の世界王者を輩出した。
2019年12月には金平桂一郎氏と実質的オーナー側の対立によって旧ジムが休会したが、2020年2月には瀬藤幹人氏を会長とする協栄新宿ボクシングジムが発足した。
その後、2022年8月に協栄ボクシングジムへ名称を変更。金平氏は同年12月から大阪のTMKジムで新たな活動を始めた。
2026年11月現在、新宿の協栄ボクシングジムはプロ選手の育成と一般会員向けのフィットネスを継続している。TMKジムも亀田和毅選手を中心に、世界戦やプロ興行に取り組んでいる。
今後、協栄ジムの動向を追う際に押さえておきたいのは、次の3点だ。
1. 新宿の協栄ボクシングジム: 瀬藤幹人会長のもと、歴史ある名称と実績を引き継いで活動するジム。
2. 大阪のTMKジム: 金平桂一郎会長と亀田和毅選手を中心とするプロ育成型のジム。
3. 旧協栄ジム: 2019年に休会した旧体制であり、現在の新宿ジムやTMKジムと単純に同一視できない登録・運営上の経緯がある。
協栄ジムの名前は、2019年の休会によって消えたわけではない。新宿と大阪、それぞれ異なる運営体制のもとで受け継がれている。
13人の世界王者を生んだ伝統が、これからどのような形で次世代のチャンピオンにつながっていくのか。2026年以降も、新宿ジムの選手育成とTMKジムの世界戦への挑戦が注目される。