紅白の歴史を振り返ると、白組には長年にわたって番組を支えてきた大物歌手が数多くいる。
出場回数は、単なる出演実績ではない。時代ごとの音楽人気や、NHK紅白という番組との長い関係を読み解く手掛かりにもなる。
歴代白組の最多出場ランキング
通常の白組出場回数を基準にした代表的な上位記録は次のとおり。
1位タイ・五木ひろし
50回

1971年初出場・2020年まで出場
長期にわたる連続出場でも知られる。
1位タイ・北島三郎
50回
1963年初出場・通常出場は2013年まで
紅白を代表する大御所歌手の一人。
3位・森進一
48回
1968年初出場・2015年まで出場
演歌界を代表する長期出場歌手。
4位・細川たかし
5位・郷ひろみ
なお、集計方法によって数字が異なるケースもある。北島三郎は通常出場50回に加えて特別企画での出演を含めると51回、細川たかしも特別企画を含める集計では40回とされる。
そのため、ランキングを比較するときは、通常出場と特別企画を区別する必要がある。
2025年の白組で出場回数が多かった歌手
2025年の第76回では、現役の白組出場者にも長い実績を持つ歌手が並んだ。
特に目立つのが次の5組だ。
- 郷ひろみ:38回
- 布施明:26回
- 福山雅治:18回
- 三山ひろし:11回
- 純烈:8回
郷ひろみは1973年の初出場から38回の出演を重ね、2025年の紅白を最後に卒業することを発表した。トップバッターを通算7回務めた記録も持ち、白組の歴史を語るうえで欠かせない存在だ。
紅白白組の歴代勝敗は?通算42勝で優勢
第76回終了時点・通算優勝回数42勝
白組34勝
紅組
白組の勝ち越し
8勝
第76回までの76大会を集計すると、白組42勝、紅組34勝。白組が8勝リードしている。
ただし、白組が毎年優勢だったわけではない。
昭和期には紅組が勝ち越していた時代もあり、白組の優勢が目立つようになったのは1990年代以降だ。特に2005年から2010年にかけて白組は6連勝を達成している。
一方、2020年から2025年までの直近6大会では、紅組3勝、白組3勝と互角だ。
| 年 | 回 | 優勝組 |
|---|---|---|
| 2020年 | 第71回 | 紅組 |
| 2021年 | 第72回 | 紅組 |
| 2022年 | 第73回 | 白組 |
| 2023年 | 第74回 | 紅組 |
| 2024年 | 第75回 | 白組 |
| 2025年 | 第76回 | 白組 |
2026年の第77回では、白組が3連勝を達成するのか、それとも紅組が連勝を止めるのかも見どころとなる。
【2026年の白組は誰が選ばれる?】公式発表と出演予想の見分け方
紅白の出場者が発表される前は、SNSや芸能ニュースでさまざまな出演予想が話題になる。
ただし、人気ランキングや音楽チャートの順位だけで出場が決まるわけではない。
NHKが重視する出場歌手の選考基準
過去のNHKの説明では、出場歌手の選考にあたって、主に次の3つの観点が示されている。
1. 今年の活躍: 音楽活動、作品のヒット、話題性など。
2. 世論の支持: 幅広い視聴者からの認知や支持。
3. 番組の企画・演出: その年のテーマやステージ構成との相性。
これらを中心に総合的に判断するという考え方は、2023年の出場歌手発表時にも報じられた。
つまり、音楽チャートで上位に入ったからといって、必ず紅白に出演するとは限らない。
長年の実績を持つ歌手も、初めて注目された新進アーティストも、番組全体の構成のなかで選ばれることになる。
2026年に注目したい白組アーティスト
現時点で特に注目されるのは、前年の出演実績や音楽活動を確認できるアーティストだ。
Mrs. GREEN APPLE
2025年は3回目の出場。幅広い世代への浸透度や、代表曲の多さが注目される。ただし、2026年の出演は未確定。
福山雅治
2025年は18回目の出場。長いキャリアと幅広い音楽活動を持つベテランとして注目される。
Number_i
2025年は2回目の出場。グループとしての音楽活動と話題性が注目ポイントとなる。
Vaundy
2025年は3回目の出場。幅広い楽曲制作とアーティスト活動を続けている。
BE:FIRST
2025年は4回目の出場。ライブ活動や楽曲展開を含め、若い世代の音楽シーンを代表するグループの一つ。
これらは過去の実績を踏まえた注目対象であり、2026年の出場決定者ではない。
出演決定と出演予想を見分ける3つのポイント
| 情報の種類 | 判断基準 |
|---|---|
| 公式発表 | NHKが出演者として正式に公表している |
| 報道による予想 | メディアが過去の実績や活動から予測している |
| SNSの噂 | 投稿者の推測やファンの希望であり、出演の証拠にはならない |
特に注意したいのが、通常の白組出場と特別企画の違いだ。
2025年には、白組の通常出場歌手とは別に、特別企画で登場するアーティストもいた。テレビに出演したという事実だけでは、白組の正式な出場回数に加算されるとは限らない。
出場回数ランキングを調べる際にも、この区別が欠かせない。
【紅白白組に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の紅白白組出場歌手はいつ発表されますか?
A1:11月6日時点では発表日未定です。過去には2022年11月16日、2023年11月13日、2024年11月19日、2025年11月14日に発表されています。2026年も11月中旬が参考になる時期です。
Q2:Mrs. GREEN APPLE、福山雅治、Number_iは2026年も出演しますか?
A2:2026年の出演はまだ決定していません。2025年にはMrs. GREEN APPLEが3回目、福山雅治が18回目、Number_iが2回目の出場を果たしましたが、前年の実績だけで続投は確定しません。
Q3:2025年の白組初出場アーティストは誰ですか?
A3:&TEAMとM!LKの2組です。両グループとも第76回NHK紅白歌合戦で初めて白組として出演しました。
Q4:紅白の歴代勝敗は白組と紅組のどちらが多いですか?
A4:2025年の第76回終了時点では、白組42勝、紅組34勝です。白組が8勝リードしています。
Q5:紅白歴代の白組最多出場歌手は誰ですか?
A5:通常出場の集計では、北島三郎と五木ひろしがそれぞれ50回で並びます。特別企画を含める集計では北島三郎が51回とされる場合もあります。
まとめ:紅白白組2026は11月中旬の公式発表に注目
第77回NHK紅白歌合戦は、2026年12月31日に開催されることが決まっており、司会も芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、鈴木奈穂子アナウンサーの4人に決定している。
一方、白組の出場歌手、初出場アーティスト、歌唱曲、曲順については11月6日時点で未発表だ。
2025年の白組には&TEAM、M!LKの初出場組をはじめ、Mrs. GREEN APPLE、福山雅治、Number_i、郷ひろみ、布施明など21組が出演した。
歴代の記録を見ると、白組は通算42勝で紅組を8勝上回っている。出場回数では北島三郎、五木ひろし、森進一らが長い歴史を刻んできた。
【プロの結論】
2026年の紅白白組を追いかける際に押さえておきたいのは、次の3点だ。
- 出場者の発表日と出演決定を混同しないこと。
- 前年の出演実績と翌年の続投を同一視しないこと。
- 通常出場と特別企画を区別して、出場回数や歴代記録を確認すること。
紅白の魅力は、単なる人気アーティストの集合ではなく、長年音楽を届けてきた歌手と新しい時代を切り開くアーティストが同じ舞台に立つことにある。
11月中旬に予定される出場歌手発表が、第77回の白組を占う大きな節目となる。NHKの公式発表によって顔ぶれが明らかになった後は、初出場組、ベテラン勢、歌唱曲、曲順にも注目したい。