木村昴さんがフランキー役を引き継いだのは、2025年4月です。最初に新しい声が披露されたのは、2025年4月5日(土)にフジテレビ系列の「土曜プレミアム」で放送された第1123話「世界震撼!麦わらの一味立てこもり事件」でした。
ここで押さえておきたいのが、4月5日と4月6日の違いです。4月5日は特別編集版と再開第1話の先行放送で、翌6日からは毎週日曜23時15分の新しいレギュラー放送枠で第1124話以降が放送されました。
つまり、木村さんのフランキーを最初に視聴できたのは4月5日。通常放送での新体制スタートは4月6日です。公式発表とフジテレビの番組情報を照らし合わせると、この2つの日付を区別できます。
木村昴が演じた最初のセリフは?
新しいフランキーの第一声は、ロビンを気遣う「ロビンのケガは、どうなんだ?」というセリフでした。
一方、同日の特別編集版では矢尾一樹さんが最後の出演を務め、矢尾さんによるフランキーの最後のセリフは「石化はまずい!」でした。
長年親しまれた声から新しい声へ切り替わる場面を、同じ日に続けて視聴できたことも、この交代が大きな話題になった理由の一つです。
「ロビンのケガは、どうなんだ?」
木村昴さんが演じた新フランキーの第一声。第1123話についての報道より。
【なぜ降板した?】矢尾一樹の卒業理由と本人コメントの真相

フランキー役の交代が正式に発表されたのは、2024年12月8日です。
ONE PIECE公式サイトは、矢尾一樹さんが麦わらの一味を卒業することを告知しました。発表文では、長きにわたって話し合いを重ねた結果として今回の決定に至ったと説明しています。
後任については12月22日の「ジャンプフェスタ2025」で発表し、同イベント内で矢尾さんの卒業セレモニーを行うことも予告されました。
矢尾一樹が明かした卒業の理由
今回の交代で特に注目されたのが、矢尾さん自身がXで伝えた言葉です。
「俺の理想としてるフランキーとの間に溝が出来てしまった」
矢尾一樹さんの卒業報告より。2024年12月8日。
矢尾さんは、四半世紀近く人生をともにしてきたキャラクターとの別れについて、悲しさや悔しさを率直に表現しました。そして、自らサニー号を降りる決断をしたと説明しています。
この発言から読み取れるのは、長年演じてきたキャラクターに対する矢尾さん自身の理想と、実際に演じるうえで感じていた距離感です。単に出演を終了するという事務的な説明ではなく、フランキーという役に対する思い入れが伝わるコメントでした。
なお、公式発表で示されたのは長期にわたる話し合いの結果という説明です。病気や特定の健康問題が降板理由として公式に発表されたわけではありません。本人が公表した理由と、外部から推測された事情は分けて理解する必要があります。
「スーパーな後釜」と木村昴へのバトンタッチ
矢尾さんは卒業報告の中で、後任についても印象的な言葉を残しました。
「ス〜パ〜な後釜を用意した!」
矢尾一樹さんのXでの卒業報告より。
この言葉が示す後任こそ、木村昴さんでした。
2024年12月22日のジャンプフェスタ2025では、木村さんが新しいフランキー役に決定したことが正式発表されました。
加えて、原作者の尾田栄一郎さんも矢尾さんへの感謝と木村さんへの歓迎を込めたメッセージを寄せています。
「長い間フランキーでいてくれてありがとうございました!! どこへ行こうと仲間だぜ!!」
尾田栄一郎さんが寄せた矢尾一樹さんへのメッセージより。
この言葉には、声優としての担当期間が終わっても、作品を支えてきた仲間であることに変わりはないという温かさがあります。
【声はどう変わった?】矢尾一樹版と木村昴版の違い・評判を比較
フランキーの声優交代で、ファンが最も気にしたのは声の印象でしょう。
フランキーは、麦わらの一味の船大工として船の修理や改造を担うだけでなく、豪快な笑い声や「スーパー!」という決めゼリフでも知られるキャラクターです。声の個性がキャラクターの魅力に直結しています。
矢尾一樹版のフランキー
矢尾さんが演じたフランキーの魅力は、独特のしゃがれた響きと、豪快でクセのある演技です。
2005年から約19年半にわたって担当したことで、声の調子やセリフの間合い、誇張されたリアクションまでがフランキーのイメージとして定着しました。
とりわけ「スーパー!」という決めゼリフは、矢尾さんの演技と切り離せない要素です。フランキーの陽気さ、仲間への情の深さ、技術者としての自信を表す象徴的な表現になっていました。
木村昴版のフランキー
木村さんは、ジャイアンや桜木花道など、力強さと存在感が求められるキャラクターを演じてきた声優です。
フランキー役でも、持ち味であるエネルギッシュな発声を生かしながら、新しい声の個性を加えています。
矢尾さんの演技をそのまま再現するのではなく、フランキーらしい豪快さや仲間思いの一面を引き継ぎながら、木村さん自身の表現で役を成立させている点が見どころです。
木村昴のフランキーに対する視聴者の反応
2025年4月5日の初披露後、ORICON NEWSは視聴者の反応を紹介しました。
報道で取り上げられた反応には、「声変わったけど良さげ」「かっこいいアニキだ」「声が自然すぎた」といった好意的な声がありました。
一方で、長年矢尾さんの声に親しんできたファンにとっては、違いを実感する機会でもありました。新しい声を歓迎する気持ちと、前任者への愛着が同時に存在するのは、長寿アニメのキャスト交代ならではの現象です。
ただし、これらは初回放送時に報道された投稿や反応であり、視聴者全体を対象にした満足度調査ではありません。交代直後の評判を理解する材料として見るのが適切です。
【木村昴とは何者?】ジャイアン・桜木花道など代表作と声優としての実力
声優・俳優・タレント
- 誕生日:6月29日
- 出身地:ドイツ
- 所属:アトミックモンキー
- 特技:英語・ドイツ語
木村昴さんは、アニメ声優としての活動だけでなく、映画、舞台、テレビ番組など幅広い分野で活躍する人物です。
所属事務所アトミックモンキーの公式プロフィールにも、代表的なアニメ出演作品が掲載されています。フランキー役への起用は、これまで培ってきた演技経験を生かせる配役だったと考えられます。
木村昴の代表作1:『ドラえもん』ジャイアン
キャラクター:剛田武(ジャイアン)
豪快な声と力強い発声が印象的な代表的な役柄。
木村さんを代表する役の一つが、テレビアニメ『ドラえもん』のジャイアンです。
ジャイアンは、強気で豪快な一方、仲間思いの一面も持つキャラクター。声の勢いやコミカルな表現、感情を前面に出す演技が大切です。
フランキーにも、豪快な振る舞いと仲間を大切にする性格があります。こうした共通点は、木村さんの起用に納得感を与える要素です。
木村昴の代表作2:『THE FIRST SLAM DUNK』桜木花道
キャラクター:桜木花道
情熱的で勢いのある主人公を演じた話題作。
もう一つの代表作が、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の桜木花道役です。
桜木花道は、負けず嫌いで感情表現が豊かなバスケットボール選手。コミカルな場面から試合中の緊迫した場面まで、幅広い演技が必要になります。
木村さんはこの役でも強い存在感を発揮しました。フランキーのように、笑いと熱さを併せ持つキャラクターを演じるうえで、これまでの経験が生かされていると考えられます。
ほかにもある木村昴の注目出演作品
所属事務所のプロフィールには、以下のような作品も掲載されています。
- 『
- 『
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- 『
- 『
なお、木村さんはフランキー役に就任する以前から『ONE PIECE』に出演しており、幼少期のバギーを演じた経歴もあります。作品世界にまったく初めて参加する声優ではなかったという点も興味深いところです。
【歴代声優と交代の経緯】フランキーを演じた2人のプロフィール・関係性
テレビアニメ『ONE PIECE』のフランキー役を担当した声優は、これまで矢尾一樹さんと木村昴さんの2人です。
交代の経緯を時系列で整理すると、矢尾さんの長年の出演、卒業発表、後任の決定、そして木村さんによる新体制への移行という流れになります。
出典:ONE PIECE公式サイト、フジテレビ、ORICON NEWS、シネマトゥデイなどの発表・報道を基に整理。
2人の声優の関係性は?
矢尾さんと木村さんの関係を象徴する出来事が、ジャンプフェスタ2025での引き継ぎです。
矢尾さんは、フランキーの口癖である「スーパー!」の言い方を木村さんに伝授しました。木村さんが何度も「スーパー!」を練習する場面もあり、会場は笑いに包まれたと報じられています。
加えて、矢尾さんはステージにフランキーを象徴する赤いパンツを置き、後から登場した木村さんがそれを拾うという演出もありました。
これは単なるイベント上の演出にとどまらず、前任者から後任者へキャラクターの象徴を受け渡す、印象的な場面となりました。
【2026年最新】エッグヘッド編からエルバフ編へ、木村昴のフランキーは続投
2026年11月現在、フランキー役の最新の公式キャスト情報でも、木村昴さんの名前が掲載されています。
2025年から木村さんが担当しているフランキーは、エッグヘッド編だけの一時的な代役ではありません。2026年に放送が始まったエルバフ編でも引き続き担当しています。
エッグヘッド編で新フランキーが定着
エッグヘッド編は、未来島を舞台にベガパンクや世界政府をめぐる重要な物語が展開する章です。
木村さんは、この編の再開に合わせてフランキー役を引き継ぎました。第1123話で新しい声が初披露され、その後のエピソードでもフランキーとして出演しています。
エッグヘッド編の完結は2025年12月28日放送の第1155話。長く続いた物語の区切りを経て、アニメは次の冒険へ進みました。
2026年4月からエルバフ編がスタート
ONE PIECE公式サイトは、2025年12月21日にエルバフ編の放送開始を発表しました。
2026年1月から3月までの制作休止期間を経て、2026年4月5日(日)から新章がスタート。公式キャスト一覧でも、フランキー役は木村昴さんと発表されています。
また、2026年3月28日のAnimeJapan 2026では、フランキー役の木村さんがルフィ役の田中真弓さん、ゾロ役の中井和哉さんらとともにステージに登場。エルバフ編に向けた作品の最新情報が紹介されました。
2026年11月時点で、フランキーの声優が再び変更されたという公式発表はありません。エルバフ編でも木村さんが担当する体制が続いています。
エルバフ編で注目したいフランキーの役割
フランキーは麦わらの一味の船大工であり、サウザンド・サニー号を支える重要な存在です。戦闘力だけでなく、機械や科学技術に関する知識、仲間を守る行動力もキャラクターの魅力になっています。
エルバフ編では巨人族との関係や、麦わらの一味が新しい世界で経験する出来事が描かれます。フランキーの豪快さや技術者としての能力が、物語の中でどのように発揮されるかも見どころです。
長年のファンにとっては、矢尾さんが築いたフランキー像を思い出しながら、木村さんが新たに加える表現を楽しめる段階に入っています。
【プロの結論】フランキーの声優交代から見える作品とキャラクターの継承
今回の交代で注目すべきなのは、単純に声が変わったという事実ではありません。
約19年半にわたってキャラクターを演じてきた声優が、自身の理想とする役柄との距離を理由に卒業を決め、その後任を次の世代の声優が引き受けたことです。
特に重要なのは、次の3点です。
1. キャラクターの歴史は前任者の演技によって築かれる。
矢尾さんのフランキーには、長年の演技によって確立された独自の個性がありました。「スーパー!」という口癖もその一つです。新しい声優が担当するからといって、それまでの歴史が消えるわけではありません。
2. 後任者には模倣だけでなく、新しい解釈も求められる。
木村さんは、矢尾さんの演技への敬意を示しながら、自身の声と演技でフランキーを表現しています。前任者の個性を完全にコピーすることだけが、役を引き継ぐ方法ではありません。
3. 長寿作品では、世代を超えたキャストの継承が作品の持続性を支える。
『ONE PIECE』のように長期にわたって続く作品では、声優の交代は避けられない場合があります。大切なのは、キャラクターの本質と作品への敬意を保ちながら、新しい表現を受け入れていくことです。
矢尾さんの卒業は一つの時代の節目でした。そして木村さんの起用は、フランキーというキャラクターがこれからも麦わらの一味の仲間として活躍し続けるための新しいスタートです。
【フランキーの声優・木村昴】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:フランキーの声優はいつから木村昴に変わった?
2025年4月からです。最初に声が披露されたのは2025年4月5日放送の第1123話で、通常放送では翌6日から新体制が始まりました。
Q2:矢尾一樹がフランキーを卒業した理由は?
矢尾さん本人は「理想としてるフランキーとの間に溝が出来てしまった」と説明しています。公式発表では、長きにわたる話し合いを重ねた結果とされています。
Q3:フランキーの歴代声優は誰?
テレビアニメでは、初代が矢尾一樹さん、2代目が木村昴さんです。矢尾さんは2005年から約19年半担当し、2025年4月から木村さんに交代しました。
Q4:木村昴が演じるフランキーの第一声は?
第1123話の「ロビンのケガは、どうなんだ?」です。2025年4月5日の特別番組内で初披露されました。
Q5:木村昴はジャイアンや桜木花道も演じている?
はい。『ドラえもん』のジャイアンこと剛田武役、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の桜木花道役を担当しています。ほかにも『呪術廻戦』の東堂葵役などがあります。
Q6:2026年のエルバフ編でもフランキーの声優は木村昴?
はい。2026年4月5日から始まったアニメのエルバフ編でも、公式キャストは木村昴さんです。
まとめ:フランキーの声優交代は新しい航海の始まり
『ONE PIECE』のフランキー役は、2025年4月から木村昴さんが担当しています。
約19年半にわたって演じた矢尾一樹さんは、2024年12月に卒業を発表。自身の理想とするフランキーとの距離感を理由に挙げ、ジャンプフェスタ2025で木村さんへバトンを渡しました。
木村さんはジャイアンや桜木花道などの代表作で培った経験を生かし、新しいフランキーを表現しています。初披露時には好意的な反応も報じられ、2026年のエルバフ編でも引き続き担当しています。
今回の声優交代は、矢尾さんが築いた歴史を大切にしながら、木村さんが新しい魅力を加えていく世代交代です。これからの『ONE PIECE』では、フランキーの活躍だけでなく、木村さんならではの演技にも注目したいところです。
主な参考資料:ONE PIECE公式サイト、フジテレビ公式番組発表、株式会社アトミックモンキー公式プロフィール、ORICON NEWS、スポニチアネックス、日刊スポーツ。