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エヴァまごころを君にスロットの設定差は?2007年5号機の確率・RT・後継機を徹底解説

高村 美里 高村 美里 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
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2007年7月、ビスティから登場した『新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~』は、5号機時代のパチスロを代表するタイトルの一つだ。赤7・青7・黄7の3種類のBIGとREG、REG終了後の50ゲームRT「レイチャンス」、そして次回ボーナスまで続く「暴走モード」を搭載。ボーナスを中心に出玉を獲得しながら、小役確率や同時当選を使って設定を推測するゲーム性が特徴だった。

2026年現在、この機種は5号機時代の歴史を振り返るうえで重要な存在となっている。気になるのは、設定1~6のBIG・REG確率や機械割、チェリー重複の期待度、アスカチャンスの発生条件、2種類のRTの違い、そして2018年登場の後継機『まごころを、君に2』とのゲーム性の差だ。基本スペックから実戦データ、シリーズ史における評価まで整理する。

【2007年7月導入】エヴァまごころとは?ビスティが手掛けた5号機の特徴

エヴァまごころを君にスロット

『新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~』は、ビスティが製造した5号機のパチスロだ。正式な型式名は「新世紀エヴァンゲリオン・まごころを君にG」。

2005年9月に登場した初代『新世紀エヴァンゲリオン』に続くシリーズ第2弾として、2007年7月に導入された。

メーカーのSANKYOオンライン博物館によると、本機は劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の映像を多数採用。作品の世界観を液晶演出に取り入れながら、パチスロ独自のゲーム性を構築している。

販売台数約9万9,000台という実績

本機を語るうえで見逃せないのが販売規模だ。

フィールズのIR資料に掲載されたエヴァンゲリオンシリーズの変遷によると、2007年7月に登場した『まごころを、君に』の販売台数は約9万9,000台。

前作の初代『新世紀エヴァンゲリオン』が約2万3,000台だったのに対し、大きく販売規模を伸ばした。

翌2008年9月には『新世紀エヴァンゲリオン~約束の時~』が登場し、こちらも約9万台を販売。エヴァのパチスロシリーズが存在感を高めていく時期だった。

本機の基本的なゲーム性

本機はAタイプをベースにRTを組み合わせたA+RTタイプ。

基本的にはBIGとREGでメダルを獲得する仕組みで、通常時はベル・スイカ・チェリーなどを取りこぼさずに獲得しながらボーナスを待つ。

特徴は、単独ボーナスだけでなく小役との同時当選を採用していること。小役が成立したゲームでボーナスにも当選している可能性があるため、出目や演出の組み合わせを楽しめる。

また、設定推測に使える小役確率にも差が設けられていた。ボーナス回数だけでなく、通常時やボーナス中の小役まで確認することで、台の設定を推測できる設計だった。

【初代のスペック完全解説】BIG・REG確率と設定別機械割

エヴァまごころのスペックを把握するなら、まず設定1~6のボーナス確率を確認したい。

BIGは設定1の約1/372から設定6の約1/284まで上昇。REGも設定1の約1/809から設定6の約1/585へと軽くなる。

ボーナス合算確率にも明確な設定差があり、設定推測の基本材料となる。

設定別BIG・REG・合算確率

設定 BIG確率 REG確率 合算確率 機械割(P-WORLD) 機械割(HAZUSE)
1 1/372 1/809 1/255 95.3% 96.4%
2 1/352 1/762 1/240 98.2% 98.7%
3 1/330 1/712 1/225 101.7% 101.8%
4 1/318 1/661 1/214 104.5% 104.3%
5 1/309 1/624 1/206 107.4% 106.9%
6 1/284 1/585 1/191 113.5% 111.4%

※確率は各設定の代表的な表示値。機械割はP-WORLD掲載値とHAZUSE調べの数値を併記。資料によって差があるため、比較時は算出元を統一する必要がある。

出典:P-WORLD機種データベース、HAZUSE機種解析情報。

BIGは3種類、REGは1種類

本機のボーナスは、獲得枚数が異なる3種類のBIGと1種類のREGで構成されている。

- 赤7BIG: 最大約410枚獲得。
- 青7BIG: 最大約410枚獲得。
- 黄7BIG: 最大約260枚獲得。
- REG: 約52枚獲得。終了後に50GのRTへ移行。

赤7・青7BIGは大量獲得を狙えるボーナスで、黄7BIGはそれより獲得枚数を抑えたタイプ。REGは獲得枚数こそ少ないものの、終了後にレイチャンスへ突入するという独自の役割を持つ。

機械割を見るときの注意点

機械割は、投入したメダルに対する払い出しの割合を示す数値だ。

例えば機械割100%なら、理論上は投入枚数と払い出し枚数が同程度になる。100%を超える場合は、理論上の払い出しが投入を上回る設計となる。

本機の設定6は、資料によって111.4~113.5%と掲載値に差がある。一つの数字だけを絶対的な確定値として扱うよりも、参照する解析資料をそろえて比較することが大切だ。

また、機械割が高い設定でも、短時間の実戦で必ずプラス収支になるわけではない。ボーナスの偏りや小役の引き、試行ゲーム数によって結果は変わる。

【設定判別の核心】小役確率・チェリー重複・ボーナス色の見方

エヴァまごころが当時の設定推測で支持された理由の一つは、小役やボーナスに複数の設定差が存在したことだ。

特に注目したいのは、通常時のベル・スイカ・チェリー。さらにBIG中の小役とレイチャンス中のハズレ確率も判断材料になる。

通常時の小役確率

HAZUSEの解析情報による通常時の小役確率は以下のとおり。

ベル確率

- 設定1:1/8.04
- 設定2:1/7.94
- 設定3:1/7.85
- 設定4:1/7.76
- 設定5:1/7.58
- 設定6:1/7.24

スイカ確率

- 設定1:1/124.36
- 設定2:1/117.66
- 設定3:1/111.65
- 設定4:1/105.70
- 設定5:1/100.82
- 設定6:1/96.38

チェリー確率

- 設定1:1/132.13
- 設定2:1/125.79
- 設定3:1/118.94
- 設定4:1/113.98
- 設定5:1/109.41
- 設定6:1/105.03

3役とも基本的に高設定ほど出現しやすい。

とりわけベルは出現頻度が高く、比較的多くのサンプルを集められるため、設定推測の中心となる。

スイカはベルに次ぐ重要な要素。チェリーも補助的な判断材料として活用できる。

チェリー同時当選期待度は約20%

本機では全小役にボーナスとの重複当選の可能性がある。

なかでもチェリーは期待度が高く、解析値は次のとおり。

- 設定1:約19.35%
- 設定2:約19.39%
- 設定3:約20.15%
- 設定4:約20.00%
- 設定5:約19.87%
- 設定6:約19.87%

つまり、チェリー成立時にはおよそ5回に1回の割合でボーナスとの同時当選が期待できる。

ここで注意したいのは、チェリー成立時の重複期待度とチェリー自体の出現率は別の数字という点だ。

重複期待度には大きな設定差がない一方、チェリーの出現率は設定1の1/132.13から設定6の1/105.03へ変化する。

したがって、チェリーを引いた際の当選期待度だけで設定を判断するのではなく、チェリーの総出現回数も併せて確認する必要がある。

スイカの同時当選期待度は約4.4~5.1%。チェリーと比較すると低いものの、こちらもボーナスとの重複当選を楽しめる役だ。

BIG中の小役にも設定差がある

通常時だけを見ていると、設定推測の材料を十分に活用できない。

BIG中もチェリーやスイカの出現回数を確認したい。

特にスイカは設定1・2で1/16.38、設定6では1/10.92。設定6の数値が大きく優遇されている。

チェリーも設定1の1/29.79に対して設定6は1/20.48となる。

BIG中は通常時よりも小役のサンプルが集まりにくいものの、複数回のボーナスを通して確認する価値がある。

ボーナスの色別確率にも注目

本機では赤7・青7・黄7のBIGそれぞれに設定差がある。

ただし、赤7と青7は設定ごとの出現率が単純な右肩上がりではない。

一方、黄7BIGは設定1の約1/753から設定6の約1/570、REGは約1/809から約1/585へと高設定ほど出現しやすくなる。

そのため、赤7や青7が何回出たかだけで結論を出すのは危険だ。

BIGの色別出現状況、REG回数、通常時の小役確率を組み合わせて判断することが基本となる。

【RTの仕組みを解説】レイチャンス・暴走モード・アスカチャンスの違い

エヴァまごころを特徴づけるのが、レイチャンスと暴走モードという2種類のRTだ。

どちらもリプレイ確率が変化する仕組みだが、突入条件や継続ゲーム数、メダルの増減は異なる。

レイチャンスはREG終了後の50G RT

レイチャンスは、REG終了後に必ず突入する50ゲームのRTだ。

この間はリプレイ確率が大きく上昇するため、通常時よりもメダルの減少を抑えながら次のボーナスを狙える。

さらに重要なのが、暴走モードへの昇格チャンスを兼ねていること。

通常時の特殊リプレイ確率は1/16,384だが、レイチャンス中は1/655.36まで上昇する。

50Gのレイチャンス中に特殊リプレイを引く確率は、解析上約7.35%。

この抽選に当選すると、次回ボーナスまで継続する暴走モードへ移行する。

レイチャンスは50Gで終了するものの、その間に特殊リプレイを引けるかどうかがゲーム性の大きなポイントとなる。

暴走モードは次回ボーナスまで継続

暴走モードは、特殊リプレイ成立を契機に突入する無期限RT。

最大の特徴は、次のボーナスが成立するまで終了しないことだ。

通常時から突入する可能性もあるが、特殊リプレイの確率は約1/16,384と低い。

レイチャンス中は特殊リプレイ確率が上昇するため、こちらからの突入が主なルートとなる。

暴走モード中はリプレイ確率も約1/1.82~1/1.93まで上がる。

ただし、ここで誤解しやすいのがメダルの増加性能だ。

暴走モードは次回ボーナスまで継続するため、長く滞在できる点が魅力だが、大量のメダルが増えるタイプではない。

パチ&スロ必勝本の解析では、1Gあたりの増減は約+0.03~+0.11枚。基本的には現状維持に近いRTとして理解したい。

アスカチャンスの発生条件と期待度

アスカチャンスは、チェリー成立後などに発展する本機独自のチャンス演出。

通常の演出とは異なり、弐号機を中心とした専用ステージへ移行する。

基本的には数ゲーム継続し、アスカの覚醒演出などを経てボーナスを告知する流れだ。

注目したいのは、チェリー成立後にアスカチャンスへ発展した場合の期待度。

メーカーのSANKYOオンライン博物館でも、チェリー成立後にアスカチャンスへ移行すれば大きな期待が持てる演出として紹介されている。

ただし、アスカチャンスへの突入そのものとボーナス確定は同じではない。

最終的にアスカが覚醒するなど、演出の結末まで確認することが重要だ。

また、レイチャンス中に発生する場合もあり、通常時とは異なる演出の見せ方も楽しめる。

【まごころを、君に2と比較】歴代エヴァスロットの中での立ち位置

エヴァまごころを語る際に混同しやすいのが、2018年登場の『新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~2』だ。

名前が似ているため同じゲーム性を想像しがちだが、両機種には明確な違いがある。

2007年版と2018年版の違い

2007年版はREG終了後の50G RTを中心に、特殊リプレイ成立で暴走モードへ移行する設計。

一方、2018年版はボーナス終了後に必ずRTへ移行し、特殊リプレイ成立によって上位のRTへ昇格する構成になっている。

具体的には、2018年版では以下の流れを採用している。

- スーパーBIG・BIG終了後:最大20Gのレイチャレンジ。
- REG終了後:最大10Gのレイチャレンジ。
- レイチャレンジ中に特殊リプレイ成立:最大50Gのレイチャンスへ移行。

つまり、初代ではREG後のRTと暴走モードがゲーム性の中心だったのに対し、後継機では全ボーナス後のRTを起点とする仕組みに変わった。

2018年版の基本スペック

『まごころを、君に2』は2018年2月5日導入の5.9号機。

ボーナスは3種類で、最大獲得枚数は以下のとおり。

- スーパーBIG:最大407枚
- BIG:最大203枚
- REG:最大96枚

ボーナス合算確率は設定1で1/199.8、設定6で1/163。機械割は設定1の97.5%から設定6の110.2%までとなっている。

初代と比較すると、ボーナス確率は大幅に軽くなった一方、BIGの獲得枚数は抑えられている。

RTも、初代の暴走モードを中心とした仕組みから、レイチャレンジとレイチャンスの段階的な構成へ変化した。

SANKYOオンライン博物館とパチ&スロ必勝本の機種情報でも、この違いが確認できる。

エヴァスロット歴代機種の流れ

フィールズのIR資料に記録されたパチスロシリーズの変遷を整理すると、エヴァのパチスロは次のように展開してきた。

- 2005年9月: 初代『新世紀エヴァンゲリオン』
- 2007年7月: 『新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~』
- 2008年9月: 『新世紀エヴァンゲリオン~約束の時~』
- 2010年3月: 『新世紀エヴァンゲリオン~魂の軌跡~』
- 2011年3月: 『ヱヴァンゲリヲン~真実の翼~』
- 2018年2月: 『新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~2』

この流れを見ると、2007年版は単なるシリーズの一作品ではない。

初代のゲーム性を発展させながら、小役との重複当選や特殊RTを組み合わせたことで、その後のエヴァスロットを語るうえでも重要な位置を占めている。

【2026年の評価と現在】エヴァまごころはなぜ名機と呼ばれるのか

エヴァまごころの評判を振り返ると、特に評価されてきたのが設定推測の面白さと、ボーナス・RTのバランスだ。

一方、演出の完成度については好みが分かれる。

高く評価されたのは設定推測の奥深さ

本機の魅力は、ボーナス回数だけでなく、小役確率やボーナス中の成立役、RT中のハズレ確率など、複数の情報から設定を推測できる点にある。

特にベルは通常時に何度も成立するため、データを集めやすい。

スイカやチェリー、BIG中の小役なども合わせて確認すれば、単なるボーナスの引きだけでは見えない設定差を読み取れる。

当時の機種レビューにも、設定推測要素の豊富さや攻略性を評価する声が見られる。

演出面には賛否もあった

一方、口コミサイトのみんスロに掲載された2019年の個人レビューでは、ゲーム性や攻略性を評価する一方で、演出の作り込みや筐体デザインについては厳しい意見も記されている。

つまり、すべての要素が万人受けしたわけではない。

派手な液晶演出を重視する人と、出目や小役確率を分析しながら楽しむ人では、本機に対する評価が異なる。

この点は、エヴァまごころの特徴を理解するうえで重要だ。

2026年現在、ホールで打てるのか

現在の状況については、5号機全体の撤去が大きな転換点となった。

2018年の規則改正後、旧規則機には経過措置が設けられたものの、2022年1月31日までに旧規則機の市場撤去が進められた。

そのため、2007年導入のエヴァまごころは、2026年の一般ホールで現行機として遊技する対象ではない。

現在の価値は、実際のホール稼働よりも、5号機時代の機種史や設定推測の仕組みを振り返る資料的な側面に移っている。

また、2018年版の『まごころを、君に2』も初代と同じ台ではない。機種名だけで判断せず、導入年と仕様を区別する必要がある。

【エヴァまごころを君にスロット】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:エヴァまごころの設定6のBIG・REG確率はいくつ?

A1:設定6のBIG確率は約1/284、REG確率は約1/585。合算確率は約1/191となっている。設定1と比較すると、両方のボーナスが当たりやすくなる。

Q2:チェリーの同時当選期待度はどれくらい?

A2:設定1~6で約19.35~20.15%。およそ5回に1回の割合でボーナスとの重複が期待できる。ただし、チェリー成立時の期待度とチェリー自体の出現率は別の設定推測要素だ。

Q3:レイチャンスと暴走モードの違いは?

A3:レイチャンスはREG終了後に必ず突入する50GのRT。暴走モードは特殊リプレイ成立によって突入し、次回ボーナス成立まで継続するRTだ。レイチャンス中は特殊リプレイ確率が上がり、暴走モードへの昇格が期待できる。

Q4:アスカチャンスに入ればボーナス確定?

A4:突入時点で確定ではない。チェリー成立後に発展する期待度の高い演出で、最終的なアスカ覚醒などの演出結果がボーナス成立を知らせる。

Q5:まごころを、君に2は初代と同じスペック?

A5:異なる。2018年版は5.9号機で、ボーナス合算確率は設定1で1/199.8、設定6で1/163。全ボーナス終了後にレイチャレンジへ移行し、特殊リプレイ成立でレイチャンスへ昇格する仕組みだ。

まとめ:エヴァまごころは5号機時代の設定推測を象徴する一台

『新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~』は、2007年7月にビスティから登場した5号機のA+RTタイプ。

赤7・青7・黄7の3種類のBIG、REG終了後の50G RT、特殊リプレイを契機とする暴走モードなど、ボーナスを中心にしながら複数のゲーム性を楽しめる構成だった。

設定推測では、BIG・REG合算確率だけでなく、ベル・スイカ・チェリーの出現率、BIG中の小役、レイチャンス中のハズレ確率を組み合わせることがポイントとなる。

特にチェリーは、成立時のボーナス期待度が約20%と高く、アスカチャンスへの発展も見どころだった。

2018年の『まごころを、君に2』はRTの構造やボーナス確率が変更され、初代とは異なる方向へ進化している。

プロの

2026年に5号機時代を振り返る際にも、エヴァまごころは設定推測の面白さと、作品の世界観を融合させた代表的な機種として記憶される一台だ。

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高村 美里
デジタルマーケター 高村 美里
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暮らし・レシピのテーマを担当。公的機関の資料やメーカー公式の表示を参照し、手順は再現できる形で整理します。

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