台湾野球の魅力を語るうえで、選手のプレーと並んで欠かせない存在になっているのが、球場を盛り上げる専属チアリーダーだ。台湾プロ野球(CPBL)では、6球団それぞれが独自のチアチームを持ち、応援パフォーマンスだけでなく、SNS、テレビ出演、イベント、海外交流など幅広い活動を展開している。
2026年はWBC台湾代表の公式チアチーム「CT AMAZE」に各球団から6人ずつ、合計36人が選抜されたことも大きな話題となった。峮峮(チュンチュン)、林襄(リン・シャン)、Jessy(ジェシー)、一粒(イーリー)ら、日本でも名前を知られる人気メンバーが集結。一方、シーズン中には韓国出身メンバーの活躍やチーム間の移籍・卒業もあり、顔ぶれは変化している。2026年11月5日時点の最新事情を、6球団の比較と人気ランキングを交えて整理する。
【2026年最新】台湾野球チアとは?プロ野球6球団の専属チームを解説

台湾野球チアとは、台湾プロ野球(CPBL)の各球団に所属し、試合中の応援やステージパフォーマンスを担当するチアリーダーたちの総称だ。台湾では中国語で「啦啦隊」と呼ばれ、球団ごとに独自のチーム名やメンバー構成がある。
日本のプロ野球にも公式チアチームは存在するが、台湾ではチアリーダーが観客と一体になって応援をリードする役割が特に大きい。試合中のダンスや応援曲だけでなく、イニング間のパフォーマンス、ファンイベント、球団関連の広告出演など、活動領域は幅広い。
台湾プロ野球を彩る6つのチアチーム
2026年シーズンのCPBLは6球団体制。それぞれに専属チアチームが存在する。
- 中信兄弟:Passion Sisters(パッション・シスターズ)
- 楽天モンキーズ:Rakuten Girls(楽天ガールズ)
- 富邦ガーディアンズ:Fubon Angels(フボン・エンジェルズ)
- 統一ライオンズ:Uni Girls(ユニガールズ)
- 味全ドラゴンズ:Dragon Beauties(ドラゴン・ビューティーズ/小龍女)
- 台鋼ホークス:Wing Stars(ウイング・スターズ)
注目したいのは、チアチームが単なる試合の演出担当ではないことだ。人気メンバーは球団の顔として認知され、個人のSNSやメディア出演を通じて、野球に普段あまり関心のない層にも球団の存在を届けている。
2026年は海外出身メンバーの存在感が拡大
2026年3月25日付の台湾スポーツメディアTSNAの報道では、海外出身チアの起用が各球団で拡大し、統一ライオンズと楽天モンキーズにはそれぞれ6人の海外出身メンバーが在籍していると紹介された。
楽天ガールズには韓国出身メンバー5人と日本出身メンバー1人、統一ライオンズのUni Girlsには日本出身3人と韓国出身3人が参加。Fubon Angelsにも韓国出身メンバー5人が所属するなど、国際色が強まっている。
この動きの出発点の一つになったのが、2023年以降の楽天ガールズによる韓国人チアの積極的な起用だ。その後、他球団も韓国の人気チアを迎えるようになり、台湾の応援文化に韓国のダンス・エンターテインメントの要素が加わった。
【WBC台湾代表チア】CT AMAZE36人の選抜メンバーと東京での活動
2026年の台湾野球チアを象徴する出来事が、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向けて結成された台湾代表公式チアチーム「CT AMAZE」だ。
2026年1月27日、台湾テレビなどの報道で36人のメンバーが正式発表された。選抜方法の特徴は、CPBLの6球団からそれぞれ6人ずつを選ぶ構成にある。普段はライバル球団を応援するメンバーが、国際大会では台湾代表という共通の目標のもとに集結した。
CT AMAZEの全36人・球団別メンバー一覧
発表されたメンバーは以下のとおり。普段所属しているチアチームと合わせて確認すると、それぞれの選抜背景が分かりやすい。
1.Passion Sisters(中信兄弟)
- 峮峮(チュンチュン)
- 衣宸
- 夏蕾
- 妮可
- 短今
- 少鹽
2.Uni Girls(統一ライオンズ)
- 侯芳
- Maggie
- Yuki
- 一七
- 芮絲
- 瑟七
3.Fubon Angels(富邦ガーディアンズ)
- 潔潔
- 丹丹
- 安娜
- 秀秀子
- 卡洛琳
- Jessy(ジェシー)
4.Rakuten Girls(楽天モンキーズ)
- 貝佳頤
- 卉妮
- 孟潔
- 熊霓
- 岱縈
- 彭彭
5.Dragon Beauties(味全ドラゴンズ)
- 小映
- 菲菲
- 蘿拉
- 璦昀
- 沛沛
- 林襄(リン・シャン)
6.Wing Stars(台鋼ホークス)
- 恬魚
- 李樂
- 妡0
- 一粒(イーリー)
- 林浠
- 螢螢
以上36人が2026年WBCに向けて発表された選抜メンバーだ。台湾代表の応援という目的のもと、6球団の人気メンバーと実力派が一つのチームを構成した。
36人全員が東京ドームに参加したわけではない
ここで押さえておきたいのが、36人の選抜名簿と、実際に東京で活動した応援団の編成は同じではないという点だ。
2026年3月5日から8日にかけて東京ドームで行われた台湾代表の応援では、報道された現地編成として、CT AMAZEから12人が参加。さらに6人の応援団長と15人の楽団メンバーが加わり、大規模な応援団を形成した。
東京ドームでのパフォーマンスに参加したCT AMAZEの12人は次のとおり。
- 峮峮
- 林襄
- 妮可
- 小映
- 秀秀子
- Jessy
- 孟潔
- 岱縈
- 瑟七
- 侯芳
- 一粒
- 妡0
3月7日の台湾対チェコ戦では、試合前にCT AMAZEが東京ドームのグラウンド上でパフォーマンスを披露。スタンドでも応援をリードし、台湾のファンだけでなく海外の観客からも注目された。
台湾の応援文化が国際大会の舞台で可視化されたという点で、2026年WBCはチアチームにとっても重要な機会になった。
【6球団を徹底比較】台湾チアの人気チームと注目メンバー一覧
台湾野球チアを知るなら、6球団の特徴を押さえることが近道だ。ここでは2026年のメンバー構成、代表的な人気メンバー、CT AMAZEへの選抜状況を比較する。
| 球団・チアチーム | 注目メンバー | 2026年の特徴・注目ポイント |
|---|---|---|
| 中信兄弟 Passion Sisters |
峮峮、邊荷律、短今、少鹽 | 峮峮が長年チームを代表。CT AMAZEには峮峮ら6人が選抜。 |
| 楽天モンキーズ Rakuten Girls |
琳妲、孟潔、卉妮、河智媛、高橋佳帆 | 韓国・日本出身メンバーも在籍。CT AMAZEには6人が選抜。 |
| 富邦ガーディアンズ Fubon Angels |
Jessy、李珠珢、李雅英、秀秀子 | 韓国出身メンバーの存在感が大きい。Jessyも代表チアに選出。 |
| 統一ライオンズ Uni Girls |
趙娟週、瑟七、千紘、Yuki | 日本・韓国出身メンバーが共演。CT AMAZEには6人が選抜。 |
| 味全ドラゴンズ Dragon Beauties |
林襄、李多慧、菲菲、小映 | 林襄と李多慧が人気を牽引。SNSや芸能活動でも注目。 |
| 台鋼ホークス Wing Stars |
安芝儇、一粒(元所属)、恬魚 | 一粒ら7人が2026年10月に離隊を発表。シーズン後の体制変更に注目。 |
1.Passion Sisters:峮峮が象徴する台湾チアの伝統
中信兄弟のPassion Sistersを代表する存在が、峮峮(チュンチュン)だ。
2016年に加入して以来、長年にわたってチームの中心的存在として活動している。台湾チアの人気を日本に広げたメンバーの一人であり、2019年には日本の雑誌『週刊ヤングジャンプ』の表紙にも登場した。
野球の応援にとどまらず、テレビCMやバラエティーなどにも活動の幅を広げている。明るい表情と親しみやすい雰囲気は、台湾チアを初めて知る日本人にも分かりやすい魅力だ。
2024年加入の韓国出身メンバー、邊荷律(ビョン・ハユル)も注目株。韓国時代のチア経験を持ち、ショート動画をきっかけに人気を集めた経歴がある。峮峮のような長年の看板メンバーと海外出身の新しいスターが共存している。
2.Rakuten Girls:日本との接点も多い国際派チーム
楽天モンキーズのRakuten Girlsは、日本の野球ファンにとって特に親しみやすいチームだ。
日本人メンバーの高橋佳帆は2024年に加入。東北楽天ゴールデンイーグルスの公式チアチーム、東北ゴールデンエンジェルスでの活動経験を持ち、日本で培った応援経験を台湾の球場で生かしている。
2026年の代表的なメンバーには、琳妲(リンダ)、孟潔、卉妮、熊霓、河智媛らがいる。特に孟潔は2026年のCT AMAZEにも選ばれ、代表応援で存在感を見せた。
また、2026年には韓国出身の高佳彬と金佳垠が新加入。韓国出身メンバー5人と日本出身メンバー1人という国際的な構成も特徴だ。
3.Fubon Angels:Jessyと韓国出身スターの共演
富邦ガーディアンズのFubon Angelsは、Jessyをはじめとする実力派メンバーがそろうチームだ。
Jessyは2021年に加入。一度ほかの球団へ移った時期を経て、2023年に富邦へ復帰した。2024年の世界12強や2025年のWBC予選でもCT AMAZEに選ばれた経験があり、国際大会での応援にも携わってきた。
2026年には、韓国出身の李珠珢(イ・ジュウン)と李雅英(イ・アヨン)も大きな注目を集めている。李珠珢は韓国で「ピッキピッキダンス」が話題になった後、2025年にFubon Angelsへ加入。台湾での活動を本格化させた。
日本でも知られる秀秀子や丹丹などもCT AMAZEに選ばれており、台湾出身メンバーと海外出身メンバーが一緒に応援する姿が見られた。
4.Uni Girls:日本・韓国の経験が融合するチーム
統一ライオンズのUni Girlsは、海外でのチア経験を持つメンバーが複数在籍するチームだ。
注目メンバーの趙娟週(チョ・ヨンジュ)は韓国出身。韓国の野球チームやバスケットボールなどで応援経験を積んだ後、2024年にUni Girlsへ加入した。
日本出身の千紘も注目したいメンバーだ。2022年から2023年までは埼玉西武ライオンズの公式パフォーマー「bluelegends」で活動していた。日本のプロ野球を経験したメンバーが台湾で活動している点は、日本のファンにとって興味深い。
2026年のCT AMAZEには侯芳、Maggie、Yuki、一七、芮絲、瑟七の6人が選ばれた。日本・韓国出身者を含む多国籍なチーム構成が見どころになっている。
5.Dragon Beauties:林襄と李多慧が牽引する人気チーム
味全ドラゴンズのDragon Beautiesは、日本での知名度も高いメンバーがそろっている。
代表格は林襄(リン・シャン)だ。2021年にRakuten Girlsへ加入して知名度を高めた後、2024年2月に楽天を離れ、同月にDragon Beautiesへ移籍した。現在は副隊長としても活動している。
もう一人の中心人物が韓国出身の李多慧(イ・ダヘ)。2023年に台湾のRakuten Girlsで活動を開始し、翌2024年にDragon Beautiesへ移籍した。台湾では広告出演やイベントなどにも活躍の場を広げている。
林襄と李多慧は、台湾チアの人気を野球ファン以外にも広げた代表的な存在だ。2026年のCT AMAZEには林襄、小映、菲菲ら6人が選ばれた。
6.Wing Stars:一粒の離隊と2026年秋の大きな変化
台鋼ホークスのWing Starsでは、一粒(趙宜莉)が特に高い知名度を獲得した。
2024年には選手の応援曲に合わせたダンスが話題となり、台湾国内で人気が急上昇。2026年WBCのCT AMAZEにも選ばれ、東京ドームでの応援にも参加した。
ただし、2026年11月現在、一粒を現役のWing Starsメンバーとして扱うのは正確ではない。
2026年10月7日、台鋼ホークスは一粒、李樂、妡0、艾琳、黃澄澄、筱雯、圈圈の7人がチームを離れると発表した。一粒本人も離隊を公表し、今後の進路については自分で考え、新しい動きがあれば報告する意向を示した。
一粒の次の所属先については、楽天ガールズへの移籍説などが報じられたものの、球団による正式発表とは区別する必要がある。WBC時点の所属と2026年11月時点の所属を混同しないことが大切だ。
【台湾チア人気ランキング2026】Instagramフォロワーで見る注目メンバー
台湾チアの人気を把握する指標の一つが、Instagramのフォロワー数だ。球場での知名度だけでなく、ファッション、メイク、テレビ出演、動画配信などを通じた個人の発信力も反映される。
台湾メディアNOWnewsが2026年11月2日に公表したCPBLチアリーダーのInstagramフォロワーランキングでは、次の10人が上位に入った。
2026年11月2日時点の人気TOP10
- 李多慧(イ・ダヘ):209.2万人/Dragon Beauties
- 林襄(リン・シャン):184.3万人/Dragon Beauties
- 李珠珢(イ・ジュウン):133.4万人/Fubon Angels
- 李雅英(イ・アヨン):114.3万人/Fubon Angels
- 峮峮(チュンチュン):102.8万人/Passion Sisters
- 琳妲(リンダ):100.9万人/Rakuten Girls
- 禾羽:85万人/Fubon Angels
- 安芝儇(アン・ジヒョン):77.1万人/Wing Stars
- 河智媛(ハ・ジウォン):61.8万人/Rakuten Girls
- 籃籃(ランラン):58.2万人/Rakuten Girlsの元メンバー・推進隊長
1位の李多慧は200万人を超えるフォロワーを抱え、2位の林襄も約184万人。3位の李珠珢と4位の李雅英はFubon Angelsに所属しており、韓国出身メンバーの存在感もランキングから読み取れる。
特に興味深いのは、上位にDragon BeautiesとFubon Angelsのメンバーが複数入っていることだ。球団単位で見ても、人気メンバーの存在がチーム全体への関心を高めている。
フォロワー数だけでは分からない人気の違い
このランキングはInstagramのフォロワー数を基準にしたものであり、ダンス技術や球場での応援実績を順位付けしたものではない。
例えば、峮峮は長年の球場活動と日本でのメディア露出を通じて支持を築いてきた。一方、李多慧や李珠珢は韓国での活動実績とSNSでの発信力を台湾に持ち込み、短期間で大きな人気を獲得した。
また、林襄はチアリーダーとしてだけでなく、ファッションや美容の発信、テレビ番組出演などでも知名度を伸ばしている。
つまり、台湾チアの人気は球場での活動だけで決まらない。競技場でのパフォーマンス、個人のキャラクター、SNSでの発信、芸能活動が組み合わさって形成されている。
【台湾野球チアが人気の理由と実態】日本とは違う応援文化の魅力
台湾チアの人気を理解するには、単にメンバーのビジュアルやダンスだけを見るのでは不十分だ。注目すべきなのは、チアリーダーが野球観戦そのものに組み込まれていることだ。
理由1:観客とチアの距離が近い
台湾プロ野球では、チアリーダーが観客席の前方などでパフォーマンスを行い、観客と一緒に応援する場面が多い。
試合を見ながら応援曲に合わせて手拍子をしたり、振り付けをまねたりすることで、観客自身も演出に参加できる。チアリーダーは遠くのステージに立つ存在ではなく、ファンと一緒に試合の雰囲気を作る存在なのだ。
2026年3月に放送された日本のテレビ番組でも、楽天ガールズ所属の日本人メンバー高橋佳帆が台湾の応援文化について紹介し、ファンとチアの距離の近さが特徴として取り上げられた。
理由2:韓国型ダンスと台湾独自の応援文化の融合
2026年9月22日付の東洋経済オンラインの記事では、台湾野球の応援文化について、日本型の応援を基盤に韓国のエンターテインメント性が融合していると分析された。
韓国出身チアの加入によって、振り付けやダンスの見せ方、SNSでの発信方法などに新しい要素が加わっている。
ただし、台湾の応援文化が韓国型に置き換わったわけではない。台湾独自の応援曲や観客との一体感を土台に、海外から来たメンバーがそれぞれの経験を持ち込んでいる。
峮峮のように台湾の球場文化を長く支えてきたメンバーと、李多慧や李珠珢のように韓国で人気を築いてから台湾に活動の場を広げたメンバーが共存していることが、2026年の特徴だ。
理由3:SNSを通じて球場の外にも人気が広がる
InstagramやYouTube、ショート動画は、台湾チアの知名度を海外に広げる重要な手段になっている。
球場で披露されたダンスが動画として拡散されると、そのメンバーを知らなかった人も興味を持つ。加えて、本人がファッションや日常の様子を発信することで、野球に関心がない人もファンになる可能性がある。
林襄や李多慧の人気がその代表例だ。野球場での活動をきっかけに知名度を高め、その後は広告、イベント、テレビ出演などへ活動を広げている。
理由4:国際大会が台湾チアの魅力を世界へ届ける
2023年のWBCや世界12強、そして2026年WBCなどの国際大会は、台湾の応援文化を海外の観客に紹介する機会になっている。
2026年のCT AMAZEは、6球団から36人を選ぶことで、特定球団だけでは実現できない規模の応援チームを構成した。東京ドームでの活動では、台湾代表を応援するファンとチアリーダーが一体となり、台湾式の応援を日本の観客に見せた。
これはチアリーダー個人の知名度だけでなく、台湾プロ野球そのものの認知度を高める効果も持つ。
台湾チアを見るときに知っておきたい実態
華やかなステージの裏側には、長時間の練習や試合日程に合わせた活動がある。球場でのパフォーマンスだけでなく、イベントや撮影、SNS発信などを並行するメンバーも多い。
また、人気メンバーが必ずしも同じ球団に在籍し続けるわけではない。林襄の楽天からDragon Beautiesへの移籍や、李多慧の球団間の移籍、一粒の2026年10月の離隊発表は、チアチームのメンバー構成が固定されていないことを示している。
ファンにとっては、好きなメンバーの所属チームや出演予定をシーズンごとに確認することも、台湾チアを楽しむうえで欠かせない。
【プロの結論】2026年の台湾チアを正しく楽しむための判断基準
2026年の台湾野球チアを理解するうえで、押さえておきたい要点は3つある。
1.メンバーの知名度と現在の所属を分けて考える
林襄は以前Rakuten Girlsに所属していたが、2024年からDragon Beautiesで活動している。一粒は2026年WBCのCT AMAZEに選ばれたが、同年10月にWing Starsからの離隊を発表した。
過去の所属や大会時点の所属だけで現在のチームを判断すると、情報が古くなる。人物名とチーム名をセットで調べる際には、発表日や対象シーズンを確認することが大切だ。
2.人気ランキングとパフォーマンス評価を混同しない
Instagramのフォロワー数は知名度を測る便利な数字だが、ダンスの技術や応援の経験値、球団への貢献度を直接示すものではない。
例えば、峮峮は2016年からPassion Sistersで活動してきた経験があり、長期的な支持という面で大きな実績を持つ。対して新加入メンバーは、SNSでの注目度や海外での活動経験など、別の強みを持っている。
人気と実力はそれぞれ異なる評価軸として見るべきだ。
3.チアだけでなく球団の応援文化も楽しむ
台湾野球チアの本当の魅力は、個人のパフォーマンスだけではなく、球団ごとに異なる応援文化と一緒に楽しめることにある。
初めて台湾の野球を観戦する人は、まず好きなメンバーが所属する球団を調べ、球団の応援曲やチアチームのパフォーマンスを確認するとよい。
一方、チアリーダーのSNSだけを追いかけたい人は、Instagramの個人アカウントや公式チーム発表を中心にチェックすると、移籍や新加入の情報を追いやすい。
特に日本のファンにとっては、高橋佳帆のような日本出身メンバーを入口にして、台湾の応援文化を知る方法もおすすめだ。
【台湾野球チア2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の台湾プロ野球チアチームは全部で何組ある?
A1:CPBLの6球団にそれぞれ専属チームがあり、Passion Sisters、Rakuten Girls、Fubon Angels、Uni Girls、Dragon Beauties、Wing Starsの6組です。
Q2:WBC台湾代表チアCT AMAZEは何人?
A2:2026年1月27日に発表された選抜メンバーは36人です。各球団から6人ずつ選ばれました。ただし、東京での現地応援団は12人のCT AMAZEメンバーを中心に、応援団長6人と楽団15人を加えた編成で活動しました。
Q3:2026年に最も人気の台湾チアは誰?
A3:2026年11月2日付のNOWnewsによるInstagramフォロワーランキングでは、Dragon Beautiesの李多慧が約209.2万人で1位、林襄が約184.3万人で2位でした。峮峮、李珠珢、李雅英なども上位に入っています。フォロワー数は変動するため、ランキングには集計日が重要です。
まとめ:台湾野球チアは6球団と国際大会の両方から楽しめる
2026年の台湾野球チアは、6球団の専属チームを中心に、国内外のメンバーが活躍する国際的なエンターテインメントへと広がっている。
Passion Sistersの峮峮、Rakuten Girlsの孟潔や琳妲、Fubon AngelsのJessy、Uni Girlsの趙娟週、Dragon Beautiesの林襄と李多慧、Wing Starsで人気を集めた一粒など、それぞれに異なる魅力と活動歴がある。
2026年WBCでは、各球団から6人ずつ選ばれたCT AMAZEの36人が台湾代表を応援。東京ドームでの活動を通じて、台湾独自の応援文化を日本の観客にも届けた。
一方、海外出身メンバーの増加やチーム間の移籍、シーズン終了時の卒業など、チアチームの顔ぶれは常に変化している。人気メンバーの過去の所属だけで判断せず、最新の球団発表や活動情報を確認することが大切だ。
台湾野球チアをより深く楽しむなら、好きなメンバーを一人見つけるだけでなく、そのメンバーが所属する球団の応援曲やチームの歴史にも注目してほしい。野球、音楽、ダンス、ファン文化が一体となった台湾プロ野球の魅力が、さらに見えてくるはずだ。