2026年11月現在、パラアイスホッケー日本代表を振り返るうえで重要なのが、3月7日から14日まで開催されたミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会です。日本代表は18選手で大会に臨み、福西朱莉選手を含むチームで世界の強豪と対戦しました。最終順位は8位。予選3試合と順位決定戦2試合の計5試合を戦いましたが、勝利を挙げることはできませんでした。
一方、日本代表は2025年世界選手権Bプールで2位、同年11月のパラリンピック最終予選では1位となり、ミラノ大会への出場権を獲得しています。堀江航選手のゴールキーパーとしての実績、福西朱莉選手の女子選手としての歴史的な挑戦、熊谷昌治選手ら経験豊富な選手の存在も見逃せません。日本パラアイスホッケー協会の公式発表と国際大会の記録を基に、メンバー、試合結果、代表選考、8位の背景、今後の強化課題を整理します。
【2026年最新】パラアイスホッケー日本代表の登録18選手一覧

ミラノ・コルティナ2026パラリンピックのパラアイスホッケー日本代表は、18選手で構成されました。
日本パラアイスホッケー協会は、2026年1月12日の理事会で代表選手を内定し、日本パラリンピック委員会(JPC)に推薦。1月16日付の公式発表で、選手と大会スケジュールを公表しています。
大会の国際公式登録名簿では、ゴールキーパー2人、ディフェンス6人、フォワード10人という構成です。背番号と名前は以下のとおりです。
ゴールキーパー(GK)
- 19番:堀江航
- 38番:岡部学
ディフェンス(DF)
- 3番:福西朱莉
- 8番:石川雄大
- 7番:松下真大
- 11番:那須智彦
- 40番:塩谷吉寛
- 24番:須藤悟
フォワード(FW)
- 10番:伊藤樹
- 1番:金子幹央
- 95番:河原優星
- 96番:熊谷昌治
- 25番:三澤英司
- 17番:森崎天夢
- 58番:中村俊介
- 5番:新津和良
- 23番:鵜飼祥生
- 13番:吉川守
以上が大会の国際公式登録名簿に掲載された18人です。日本代表は男性17人、女性1人という編成で、福西選手が唯一の女性選手として登録されました。選手名と背番号はWorld Para Ice Hockeyが2026年2月25日に公表した大会登録情報に基づいています。
なお、この18人はミラノ大会の登録メンバーです。2026-2027シーズンの強化指定選手や、その後のトライアウトによる選考対象者とは区別する必要があります。
【注目選手3人】福西朱莉・堀江航・熊谷昌治の実績と役割
18人の代表メンバーのなかでも、福西朱莉選手、堀江航選手、熊谷昌治選手は、それぞれ異なる意味で日本代表を象徴する存在です。
福西朱莉|日本代表唯一の女性選手として歴史的な挑戦
福西朱莉(ふくにし・あかり)選手は1990年11月23日生まれ、大阪府高槻市出身。東京アイスバーンズに所属し、板橋区役所の職員としても活動しています。
小学校からアイスホッケーを始め、大学2年生まで競技を続けました。その後、2021年3月のオートバイ事故で足を負傷したことをきっかけに、パラアイスホッケーの道へ進みます。
ミラノ大会では日本代表唯一の女性選手として出場しました。これは日本チームの構成という意味だけではありません。パラアイスホッケーのパラリンピック競技史においても大きな意味を持つ出来事でした。
World Para Ice Hockeyによると、福西選手はパラリンピックのオープン形式のパラアイスホッケー競技に出場した史上4人目の女性選手です。
加えて、2025年にスロバキアで開催された初の女子パラアイスホッケー世界選手権では、女子代表チームを持たない9か国の選手で構成されたTeam Worldの一員として参加。3試合で5ポイントを記録し、チーム最多得点ポイントを挙げました。
男子選手と女子選手が同じリンクで競うオープン大会において、福西選手の存在は女子競技の普及と競技人口の拡大という観点からも注目されています。
堀江航|最終予選で最優秀ゴールキーパーに選出
堀江航(ほりえ・わたる)選手は1979年5月25日生まれ、東京都出身。東京アイスバーンズに所属するゴールキーパーです。背番号は19番です。
2012年にパラアイスホッケーを始め、2023年の世界選手権Bプール優勝、2024年の世界選手権Aプール8位、2025年の世界選手権Bプール2位など、国際大会で経験を積んできました。
特に注目したいのが、2025年11月のイェスハイム最終予選での活躍です。
World Para Ice Hockeyの大会報告によると、堀江選手は大会最優秀ゴールキーパーに選ばれ、セーブ率93.48%、86セーブ、2試合の完封を記録しました。日本のパラリンピック出場権獲得を支えた重要な実績です。
2026年大会でも、守備の最後の砦となるゴールキーパーとして代表に登録されました。
熊谷昌治|長年の国際経験を持つベテラン
熊谷昌治(くまがい・まさはる)選手は1975年2月6日生まれ、長野県飯田市出身。長野サンダーバーズに所属し、背番号96番でプレーしています。
競技を始めたのは2010年。2018年平昌パラリンピックで8位を経験し、2023年世界選手権Bプールでは金メダル、2024年世界選手権Aプールでは8位、2025年世界選手権Bプールでは銀メダルを獲得しています。
2025年の最終予選では、日本代表の攻撃を支える選手としても存在感を示しました。World Para Ice Hockeyの報道では、伊藤樹選手、鵜飼祥生選手、熊谷選手の3人が合計15ゴール、15アシストを記録したと紹介されています。
長期間にわたる国際経験は、若手選手が増えるチームにとっても貴重な財産です。
【全5試合を検証】ミラノ・コルティナ2026の試合日程と対戦結果
日本代表は2026年3月7日から14日までの大会期間中、計5試合を戦いました。
最初の3試合はBグループの予選リーグです。グループ上位2チームが準決勝へ進む方式で、日本はチェコ、カナダ、スロバキアと対戦しました。
予選で4位となった日本はメダル争いから外れ、5~8位を決める順位決定戦へ進みました。
日本代表の全5試合のスコア
第1戦:2026年3月7日 日本 2-3 チェコ
大会初戦はチェコとの対戦でした。日本は2点を挙げましたが、1点差で敗戦。勝ち点を獲得できず、厳しいスタートとなりました。
第2戦:2026年3月9日 日本 0-14 カナダ
第2戦では世界の強豪カナダと対戦。日本は得点を奪えず、14失点という厳しい結果になりました。カナダとの試合では、攻撃を組み立てる時間や相手の攻撃を抑える難しさが数字にも表れました。
第3戦:2026年3月10日 日本 1-5 スロバキア
予選最終戦はスロバキア戦でした。日本は1得点を挙げたものの、5失点で敗れました。予選リーグは3戦全敗、総得点3、総失点22、勝ち点0で終了しています。
第4戦:2026年3月12日 日本 0-5 イタリア
順位決定戦の初戦ではイタリアと対戦。5~8位の順位を争う試合でしたが、5失点で敗れました。この結果、日本は7位決定戦に回ることになります。
第5戦:2026年3月14日 日本 0-1 スロバキア
大会最終戦は7位決定戦でした。相手は再びスロバキア。接戦となりましたが、1点を奪われ、日本は0-1で敗れました。
最終順位は8位|メダル獲得には届かず
日本は全5試合で0勝5敗、総得点3、総失点28という成績で大会を終えました。最終順位は参加8か国中8位です。
大会のメダルは、金メダルがアメリカ、銀メダルがカナダ、銅メダルが中国でした。日本は上位進出を果たせず、順位決定戦でも勝利を逃しました。
この大会結果は、パラアイスホッケーの世界トップレベルに対する日本の現在地を示すものになりました。
【代表選考の経緯】2025年Bプール2位からパラリンピック出場へ
日本代表がミラノ大会に出場するまでには、2025年の世界選手権と最終予選という2つの大きな関門がありました。
ここで重要なのは、2025年世界選手権Bプールでの2位という成績だけで、パラリンピック出場が確定したわけではなかったことです。日本はその後、ノルウェーで開催された最終予選でも結果を残す必要がありました。
2025年9月:世界選手権Bプールで2位
2025年9月6日から11日まで、カザフスタンのアスタナにあるTarlan Arenaで世界選手権Bプールが開催されました。
参加国はイタリア、日本、スウェーデン、カザフスタン、フィンランド、フランスの6か国です。
日本はフランスに20-0、カザフスタンに6-0、スウェーデンに4-1、フィンランドに12-0で勝利。イタリアには2-4で敗れ、4勝1敗で最終順位2位となりました。
この結果、日本はパラリンピック最終予選への出場権を獲得しました。
2025年11月:最終予選を1位で突破
2025年11月5日から10日まで、ノルウェーのイェスハイムでミラノ大会の最終予選が開催されました。
参加したのはスロバキア、韓国、ノルウェー、日本、スウェーデン、カザフスタンの6か国です。大会上位2チームにパラリンピック出場権が与えられました。
日本の5試合の結果は次のとおりです。
- 11月5日:日本 1-2 韓国
- 11月6日:日本 3-2 スロバキア
- 11月7日:日本 4-0 カザフスタン
- 11月9日:日本 3-0 スウェーデン
- 11月10日:日本 8-2 ノルウェー
初戦こそ韓国に敗れましたが、その後4連勝。4勝1敗、勝ち点12、得失点差プラス13で最終順位1位となりました。
2位のスロバキアも4勝1敗でしたが、得失点差はプラス9。日本はこれを上回り、見事にパラリンピック出場を決めています。
選手選考から本大会までの関係性を整理
代表選考、国際大会での実績、注目選手の役割を整理すると、日本代表の構成とミラノ大会までの道筋が分かります。
| 対象・人物 | 主な役割・実績 | 日本代表との関係 |
|---|---|---|
| 日本パラアイスホッケー協会 | 代表選考・強化・大会派遣 | 2026年1月12日の理事会で18選手を内定 |
| 福西朱莉 | 日本代表唯一の女性選手 | 2025年女子世界選手権でTeam World最多の5ポイント |
| 堀江航 | ゴールキーパー | 2025年最終予選の最優秀ゴールキーパー |
| 熊谷昌治 | 国際大会経験の豊富なベテラン | 2018年平昌、2023年Bプール優勝、2025年Bプール準優勝を経験 |
| 2025年世界選手権Bプール | 6か国参加の国際大会 | 日本は4勝1敗で2位、最終予選への出場権を獲得 |
| 2025年イェスハイム最終予選 | 6か国による出場権争い | 日本は4勝1敗で1位となり、パラリンピック出場を決定 |
日本代表選手はどのように選ばれたのか
日本パラアイスホッケー協会には、強化指定選手の選考規定と日本代表選手選考規程があります。
強化指定選手の選考では、クラブチームから推薦された選手がトライアウトに参加する方式が基本です。トライアウトを実施しないシーズンには、日本代表監督が選手を招集する仕組みも設けられています。
選考では前シーズンの大会成績、強化合宿での取り組み、選手としての態度などが評価対象になります。
そのうえで、強化責任者と代表監督・コーチが強化指定選手を選考。日本代表については、監督が推薦した選手を選手選考委員会で検討し、過半数の合意を得た候補案を理事会が審議して決定する仕組みです。
2026年の18選手も、この日本代表選手選考規程に基づいて内定されました。
【競技ルールと仕組み】パラアイスホッケーはどんなスポーツ?
パラアイスホッケーは、下肢に障がいのある選手を対象に、通常のアイスホッケーのルールを一部変更して行う競技です。
最大の特徴は、スケート靴ではなく「スレッジ」と呼ばれる専用のそりに乗ってプレーすること。両手にはそれぞれ専用スティックを持ち、氷上を移動しながらパックを操作します。
スレッジと2本のスティックが競技の特徴
スレッジには2枚のスケートブレードが取り付けられています。選手が持つスティックの片側にはパックを操作するブレード、反対側には氷を蹴るためのギザギザした金属製のピックが付いています。
このピックを氷に突き立てて前進し、ブレード側でパスやシュートを行います。両手のスティックを使って移動と攻撃を同時に行うため、通常のアイスホッケーとは異なる技術が大切です。
試合人数と競技時間
- 試合時間:15分×3ピリオド、合計45分
- 1チームの基本構成:15人
- リンク上の選手:ゴールキーパーを含む6人
- 内訳:フォワード3人、ディフェンス2人、ゴールキーパー1人
- 選手交代:試合中も随時可能
- 身体接触:ボディチェックが認められている
ボディチェックが認められていることから、スピードだけでなく、接触への対応力や体勢を維持する技術も試合を左右します。
また、国際パラリンピック委員会の公式大会では、通常のアイスホッケーに出場できない永久的な障がいを持つ選手が参加資格の対象です。競技普及の観点から、女性選手の国際大会への参加も認められています。
ミラノ大会の日本代表に福西選手が選ばれた背景にも、この男女混合のオープン競技という特徴があります。
【日本代表が8位になった背景】国際上位との差と今後の強化課題
2025年のBプール2位、最終予選1位という実績を持ちながら、2026年のパラリンピックでは8位。結果だけを見ると、急激に競技力が低下したようにも感じられます。
しかし、この2つの大会は参加国の競技レベルが異なります。2025年のBプールは世界ランキング9~14位の国が参加する大会であり、最終予選も限られた6か国による出場枠争いでした。
一方、ミラノ大会は世界の上位8か国が集まるパラリンピック本大会です。日本が直面したのは、予選を勝ち抜く力だけでなく、世界のトップチームと複数試合を戦い抜く総合的な競技力でした。
日本パラアイスホッケー協会が認めた3つの課題
大会終了後の2026年3月24日、日本パラアイスホッケー協会は理事長名義で大会を総括する公式メッセージを公表しました。
そのなかで、世界の強豪との差として特に挙げたのが次の3点です。
1.試合展開のスピード
国際上位チームは、パックを奪ってから攻撃へ移るまでの判断やプレーの切り替えが速く、相手に守備態勢を整える時間を与えません。日本が上位と互角に戦うには、個人の移動速度だけでなく、パスや攻守の切り替えを含むチーム全体のスピードが必要です。
2.フィジカルコンタクトへの対応力
パラアイスホッケーでは身体接触が認められています。接触の強さだけでなく、ぶつかった後もパックを保持し、味方との連携を維持する能力が大切です。
強豪との対戦で主導権を維持するためには、身体の使い方や接触後のプレー継続能力を高める必要があります。
3.得点力
日本の大会総得点は5試合で3点でした。対するカナダ戦では14失点し、イタリア戦では無得点で5失点しています。
守備を維持するだけでは、世界の上位チームには勝てません。相手の守備を崩す攻撃パターン、シュート機会の創出、ゴール前での決定力が今後の課題になります。
2025年の好成績を2026年につなげられなかった理由
注目すべきなのは、2025年の最終予選で日本が4勝1敗を記録していたことです。
同大会では韓国に敗れた後、スロバキア、カザフスタン、スウェーデン、ノルウェーに勝利しました。特にスロバキアには3-2で競り勝ち、ノルウェーには8-2で勝利しています。
しかし、パラリンピック本大会ではカナダ、チェコ、スロバキアという強豪とのグループ戦で3連敗しました。最終予選での勝利が、そのまま本大会の上位進出につながるわけではないことが明確になりました。
つまり、日本には出場権を勝ち取る競争力があった一方、世界の上位チームと安定して渡り合うための競争力には、なお差が残っていたということです。
次の大会に向けて必要な強化策
協会は2026年3月の総括で、次のパラリンピックに向けた強化戦略の再構築を表明しています。具体的には、選手の発掘・育成・強化を一体的に見直し、競技力向上に直結する体制整備を進める方針です。
この方針を実際の競技力向上につなげるためには、次の取り組みが重要になります。
- 若手選手の発掘:代表候補となる選手層を広げ、将来の主力選手を育成する。
- 国際試合の経験拡大:世界上位のチームと対戦する機会を増やし、試合速度への適応を進める。
- 攻撃力の強化:得点につながるパスワーク、シュート精度、攻撃時の連携を磨く。
- 守備力の向上:相手のスピードや身体接触に対応できる組織的な守備を構築する。
- 競技普及と支援基盤の拡充:選手が継続的に競技に取り組める環境を整える。
- 女子選手の育成:福西選手のような選手が競技を続け、次世代の女性選手が国際舞台を目指せる環境をつくる。
特に重要なのは、パラリンピック直前だけの強化ではなく、日常的に競技力を高められる環境づくりです。競技人口、練習機会、国際経験、指導体制が連動しなければ、世界上位との実力差を継続的に縮めることは難しくなります。
【プロの結論】8位という結果をどう評価すべきか
2026年の日本代表は、最終順位だけを見れば8位という厳しい結果でした。5試合全敗という数字も、世界上位との差を示しています。
ただし、評価すべきなのは結果だけではありません。2025年の世界選手権Bプール2位、最終予選1位という過程を経て、世界の上位8か国が集まるパラリンピックの舞台に戻ってきたことにも意味があります。
加えて、福西朱莉選手の歴史的な出場、堀江航選手の最終予選での活躍、熊谷昌治選手ら経験豊富な選手の存在は、日本代表が次の世代へ競技経験をつないでいくうえで重要です。
今後、日本代表を評価するときは、パラリンピックの順位だけでなく、世界選手権での成績、強豪との得失点差、得点力、若手選手の台頭、女子選手の参加状況も合わせて見る必要があります。
8位という結果を単なる失敗として片付けるのではなく、世界上位に近づくために何が不足しているのかを具体的に把握できた大会として捉えることが、次の強化につながります。
パラアイスホッケー日本代表に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のパラアイスホッケー日本代表メンバーは何人ですか?
A1:ミラノ・コルティナ2026パラリンピックの登録メンバーは18人です。ゴールキーパー2人、ディフェンス6人、フォワード10人で構成され、女性選手は福西朱莉選手の1人でした。
Q2:パラアイスホッケー日本代表の2026年大会の最終順位は何位ですか?
A2:最終順位は8位です。予選リーグ3試合と順位決定戦2試合を戦い、0勝5敗で大会を終えました。
Q3:福西朱莉選手はどのような選手ですか?
A3:1990年生まれ、大阪府高槻市出身のパラアイスホッケー選手です。東京アイスバーンズに所属し、ミラノ大会では日本代表唯一の女性選手として出場しました。パラリンピックのオープン競技に出場した史上4人目の女性選手でもあります。
Q4:堀江航選手の主な実績は何ですか?
A4:ゴールキーパーとして活躍し、2025年11月のパラリンピック最終予選では最優秀ゴールキーパーに選出されました。大会ではセーブ率93.48%、86セーブ、2試合の完封を記録しています。
Q5:日本代表はどのようにしてミラノ大会への出場権を獲得しましたか?
A5:2025年9月の世界選手権Bプールで2位となり、11月のノルウェーでの最終予選に進出しました。最終予選では4勝1敗で1位となり、出場権を獲得しました。
Q6:パラアイスホッケーの試合時間は何分ですか?
A6:1ピリオド15分の3ピリオド制で、合計45分です。選手はスレッジと呼ばれる専用のそりに乗り、2本のスティックを使ってプレーします。
Q7:日本代表が2026年大会で8位になった主な理由は何ですか?
A7:日本パラアイスホッケー協会は、試合展開のスピード、フィジカルコンタクトへの対応力、得点力を国際上位との差として挙げています。これらの競技力を高めることが今後の強化課題です。
Q8:2025年の世界選手権Bプールで日本代表は優勝しましたか?
A8:優勝ではなく2位です。4勝1敗で大会を終え、イタリアに次ぐ銀メダルを獲得しました。その後、最終予選で1位となり、パラリンピック出場を決めています。
まとめ:パラアイスホッケー日本代表の今後に注目
パラアイスホッケー日本代表は、2026年ミラノ・コルティナパラリンピックに18選手で出場し、最終順位8位という結果を残しました。全5試合の成績は0勝5敗でしたが、出場までには2025年世界選手権Bプール2位、最終予選1位という実績があります。
福西朱莉選手は日本代表唯一の女性選手として歴史的な出場を果たし、堀江航選手は最終予選で最優秀ゴールキーパーに選ばれました。熊谷昌治選手をはじめとする経験豊富な選手たちも、チームを支えています。
一方、パラリンピック本大会では、試合展開のスピード、身体接触への対応、得点力という課題が浮き彫りになりました。日本パラアイスホッケー協会も、選手の発掘・育成・強化を一体的に見直す方針を示しています。
今後の日本代表を追う際には、選手名簿だけでなく、世界選手権の順位、国際大会での得失点差、若手選手の成長、女子選手の競技環境にも注目したいところです。
2026年の8位は、日本代表が世界のトップレベルへ近づくための現在地を示した結果です。次のパラリンピックに向けた強化が、どのように国際競争力の向上につながるのか。日本代表の今後の挑戦が注目されます。
主な情報源: 日本パラアイスホッケー協会の2026年代表発表・大会総括、World Para Ice Hockeyの登録選手・試合結果・選手紹介、パラサポWEBの選手プロフィール。