日本女子バスケットボールの国内最高峰リーグとして知られる「Wリーグ」。2026-27シーズンの大樹生命Wリーグは、全15チームがWリーグプレミア8チーム、Wリーグフューチャー7チームに分かれ、2026年10月31日にレギュラーシーズンが開幕した。2027年3月までのリーグ戦に加え、4月にはプレミアの上位チームによるプレーオフが予定されている。
最初に押さえておきたいのは、プレミアとフューチャーの2階層制は2026-27シーズンに始まったものではないという点だ。WJBLは2024-25シーズンから2ディビジョン制を導入しており、2026-27シーズンはその仕組みを引き継ぐシーズンとなる。この記事では、全15チームの所属区分、試合日程、最新の順位・結果、プレーオフの出場条件、昇格・降格の仕組み、バスケットLIVEでの視聴方法まで、2026年11月6日時点の情報を整理する。
【基本情報】女子バスケのWリーグとは?2026-27シーズンの2階層制を解説

Wリーグは、一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(WJBL)が運営する女子バスケットボールの国内トップリーグだ。正式な大会名称は「大樹生命Wリーグ」。日本代表選手を含む実力ある選手たちが、所属チームの誇りを懸けてシーズンを戦う。
2026-27シーズンは第28回Wリーグにあたり、全15チームがプレミアとフューチャーの2つのディビジョンに所属する。両者は単純な名称違いではなく、レギュラーシーズンの競技形式やシーズン終了後の昇格・降格条件が異なる。
2ディビジョン制はいつから始まった?
Wリーグの2階層制は、2024年7月に発表された2024-25シーズンからの新しいリーグ構想に基づいている。
WJBLは、上位カテゴリーの「Wリーグ プレミア」と、次のカテゴリーとなる「Wリーグ フューチャー」を設け、両カテゴリー間で昇格・降格を行う制度を採用した。
この改革の大きな意味は、トップレベルの競争を維持しながら、より多くのチームに上位カテゴリーを目指す機会を与えたことにある。毎年の成績が翌シーズンの所属区分に直結するため、優勝争いだけでなく残留争い、昇格争いにも明確な目標が生まれた。
したがって、2026-27シーズンは2階層制の導入初年度ではなく、制度が定着していく段階のシーズンと理解するのが正確だ。
プレミアとフューチャーの違い
Wリーグプレミアは、国内のトップカテゴリーとして優勝とプレーオフ進出を争う8チームで構成される。一方、Wリーグフューチャーは7チームで構成され、プレミアへの自動昇格や入替戦への進出を目標に戦う。
両カテゴリーともレギュラーシーズンは4回戦総当たり方式だが、所属チーム数が異なるため、1チームあたりの試合数にも違いがある。
なお、プレミアとフューチャーは独立した競争カテゴリーであり、フューチャーの優勝チームがそのままWリーグ全体の年間王者になるわけではない。プレミアの年間優勝は、プレミア上位チームによるプレーオフで決まる。
【全15チーム一覧】Wリーグプレミア8チーム・フューチャー7チームの所属区分
2026-27シーズンのWリーグには、合計15チームが参加する。プレミアにはデンソー、トヨタ自動車、富士通、ENEOSなどの強豪が集まり、フューチャーでは東京羽田や山梨、アランマーレなどが上位進出と昇格を目指す。
Wリーグプレミア所属8チーム
プレミアには、2025-26シーズンの上位7チームと、フューチャーから自動昇格した日立ハイテク クーガーズが所属する。
- デンソー アイリス
- トヨタ自動車 アンテロープス
- 富士通 レッドウェーブ
- トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
- ENEOSサンフラワーズ
- シャンソン化粧品 シャンソンVマジック
- アイシン ウィングス
- 日立ハイテク クーガーズ
Wリーグフューチャー所属7チーム
フューチャーには、前シーズンの下位チームとプレミアから降格したチームなどが所属する。
- 東京羽田ヴィッキーズ
- 山梨クィーンビーズ
- プレステージ・インターナショナル アランマーレ
- 三菱電機 コアラーズ
- SMBC TOKYO SOLUA
- 広島イーグレッツ
- 新潟アルビレックスBBラビッツ
全15チームの所属関係と前シーズンの成績
2025-26シーズンの結果を振り返ると、2026-27シーズンのチーム編成がどのように決まったのかが分かる。特に注目したいのは、プレミアからの自動降格、フューチャーからの自動昇格、入替戦による残留という3つの異なる経路だ。
| 所属区分 | チーム名 | 前シーズンとの関係・注目点 |
|---|---|---|
| プレミア | デンソー アイリス | 2025-26プレミア優勝。初のリーグ制覇を達成 |
| プレミア | トヨタ自動車 アンテロープス | 2025-26レギュラーシーズン1位、プレーオフ準優勝 |
| プレミア | 富士通 レッドウェーブ | 2025-26プレミア3位 |
| プレミア | トヨタ紡織 サンシャインラビッツ | 2025-26プレミア4位 |
| プレミア | ENEOSサンフラワーズ | 2025-26プレミア5位 |
| プレミア | シャンソン化粧品 シャンソンVマジック | 2025-26プレミア6位 |
| プレミア | アイシン ウィングス | 2025-26プレミア7位。入替戦に勝利して残留 |
| プレミア | 日立ハイテク クーガーズ | 2025-26フューチャー1位。自動昇格 |
| フューチャー | 東京羽田ヴィッキーズ | 2025-26プレミア8位。自動降格 |
| フューチャー | 山梨クィーンビーズ | 2025-26フューチャー2位。入替戦で敗れ残留 |
| フューチャー | プレステージ・インターナショナル アランマーレ | 2025-26フューチャー3位 |
| フューチャー | 三菱電機 コアラーズ | 2025-26フューチャー4位 |
| フューチャー | SMBC TOKYO SOLUA | 2025-26フューチャー5位 |
| フューチャー | 広島イーグレッツ | 2025-26フューチャー6位。広島を拠点に活動 |
| フューチャー | 新潟アルビレックスBBラビッツ | 2025-26フューチャー7位 |
この編成で象徴的なのが日立ハイテク クーガーズだ。2025-26シーズンのフューチャーで22勝2敗という成績を残して1位となり、2026-27シーズンのプレミア昇格を決めた。
一方、プレミア7位だったアイシン ウィングスはフューチャー2位の山梨クィーンビーズとの入替戦を制して残留。東京羽田ヴィッキーズはプレミア8位となり、自動降格が決まった。
2025-26シーズンの最終順位と各チームの勝敗は、WJBL公式の歴代表彰・シーズン成績にも掲載されている。
【2026-27試合日程】レギュラーシーズン・プレーオフ・ユナイテッドカップ
2026-27シーズンのレギュラーシーズンは、2026年10月31日から2027年3月14日まで開催される。Wリーグ公式発表では、プレミアとフューチャーの両カテゴリーを合わせ、全国各地で試合が行われる予定だ。
レギュラーシーズンの日程と試合数
- 開催期間:2026年10月31日~2027年3月14日
- Wリーグプレミア:8チームによる4回戦総当たり、合計112試合、1チーム28試合
- Wリーグフューチャー:7チームによる4回戦総当たり、合計84試合、1チーム24試合
- リーグ戦合計:196試合
プレミアは8チームのため、全チームが同じ試合数をこなしながら順位を争う。フューチャーは7チームのため、各節で試合のないチームが発生する。順位表を見る際には、この試合消化数の違いに注意したい。
2026年6月12日にWJBLが発表した日程は、同年8月7日に試合時間を反映して更新された。試合会場や時間は変更される場合があるため、観戦前には公式スケジュールで最新情報を確認する必要がある。
Wリーグプレーオフ2027の日程
プレミアのレギュラーシーズン上位4チームには、年間王者を決めるプレーオフへの出場権が与えられる。
- セミファイナル:2027年4月3日~4月5日
- ファイナル:2027年4月10日~4月12日
セミファイナルはレギュラーシーズン上位4チームが参加し、上位シード同士の組み合わせで優勝決定戦への進出を争う。各シリーズは2戦先勝方式で、先に2勝したチームが次のラウンドへ進む。
ファイナルも2戦先勝方式で行われ、最後まで勝ち抜いたチームが2026-27シーズンのプレミア優勝チームとなる。
つまり、プレミアではレギュラーシーズンの順位が重要であるだけでなく、短期決戦で勝ち切る力も求められる。上位4チームに入ることが、シーズンを通じた最初の大きな目標だ。
大樹生命Wリーグ ユナイテッドカップ2026-27
リーグ戦とは別に注目したいのが、全15チームが参加するカップ戦「大樹生命Wリーグ ユナイテッドカップ2026-27」だ。
- グループステージ:2026年10月14日~16日
- ファイナルステージ:2027年1月29日~31日
- グループステージ会場:駒沢オリンピック公園総合運動場体育館・屋内球技場
- ファイナルステージ会場:横浜武道館
- 配信:バスケットLIVEで全試合ライブ配信
グループステージでは、デンソー アイリスを除く14チームがトーナメントを戦い、上位4チームがファイナルステージへ進む。2025-26シーズンのWリーグ優勝チームであるデンソー アイリスは、国際大会に出場する可能性を考慮し、ファイナルステージから参戦する特別な形式となっている。
ファイナルステージは、グループステージを勝ち抜いた4チームとデンソーの計5チームによるトーナメントだ。プレミアとフューチャーのカテゴリーを越えて対戦できることが、この大会の魅力となっている。
なお、2026-27シーズンはオールスターゲームの開催が見送られた。WJBLは2027-28シーズン以降の開催に向けて取り組む方針を示している。
【順位表・最新結果】2026年11月6日時点のプレミア・フューチャー速報
2026-27シーズンは10月31日に開幕し、11月1日までに第1週の試合が行われた。11月6日時点ではまだ開幕直後であり、各チームの成績は2試合分を中心とした序盤の数字だ。
Wリーグプレミアの暫定順位
11月1日までの試合結果を集計した速報では、日立ハイテク クーガーズ、トヨタ自動車 アンテロープス、富士通 レッドウェーブの3チームが2勝0敗でスタートしている。
- 1位相当:日立ハイテク クーガーズ(2勝0敗)
- 2位相当:トヨタ自動車 アンテロープス(2勝0敗)
- 3位相当:富士通 レッドウェーブ(2勝0敗)
- 4位相当:シャンソン化粧品 シャンソンVマジック(1勝1敗)
- 5位相当:ENEOSサンフラワーズ(1勝1敗)
- 6位相当:デンソー アイリス(0勝2敗)
- 7位相当:アイシン ウィングス(0勝2敗)
- 8位相当:トヨタ紡織 サンシャインラビッツ(0勝2敗)
この順位は開幕2試合終了時点の速報集計であり、シーズン最終順位ではない。同じ勝率のチームが並んでいる場合、実際の順位は公式のタイブレーク規定によって決まる。
Wリーグフューチャーの開幕状況
フューチャーでは、東京羽田ヴィッキーズとプレステージ・インターナショナル アランマーレが開幕から2連勝を記録した。
- 東京羽田ヴィッキーズ:2勝0敗
- プレステージ・インターナショナル アランマーレ:2勝0敗
- 三菱電機 コアラーズ:1勝1敗
- 広島イーグレッツ:1勝1敗
- 新潟アルビレックスBBラビッツ:開幕時点で試合消化なし
- 山梨クィーンビーズ:0勝2敗
- SMBC TOKYO SOLUA:0勝2敗
ここで注意したいのは、フューチャーの順位表には試合消化数の違いが影響することだ。7チーム制では各節に試合のないチームが生じるため、単純な勝敗数だけで全チームの実力を判断するのは早い。
実際、WJBL公式の星取表・順位ページでは、2026-27シーズンのフューチャー順位表について、全チームの試合消化後となる11月9日以降に公開する旨が案内されている。11月6日時点の順位は速報として受け止め、公式順位表の公開後に改めて比較するのが適切だ。
開幕戦から見える注目結果
プレミアの開幕カードでは、トヨタ自動車がトヨタ紡織に連勝。日立ハイテクもアイシンを連破し、昇格初年度から好スタートを切った。
富士通は2025-26シーズン王者のデンソーを連勝で下し、ENEOSもシャンソンとの対戦で1勝1敗とした。前シーズンの優勝チームであるデンソーが開幕から苦戦したことは目を引くが、まだ2試合の結果であり、年間の勢力図を決めつける段階ではない。
次の注目カードは11月7日・8日に予定されている富士通対ENEOS、アイシン対トヨタ自動車、シャンソン対日立ハイテク、トヨタ紡織対デンソーだ。特にデンソーが開幕2連敗からどのように立て直すかは、序盤戦の大きな見どころとなる。
【昇格・降格制度】プレミアとフューチャーの入替戦はどう決まる?
Wリーグの2階層制を理解するうえで、最も重要なのがシーズン終了後の昇格・降格制度だ。
プレミアとフューチャーの間には、自動昇格・自動降格と入替戦の2つの仕組みが設けられている。単にフューチャーの優勝チームだけが昇格するわけではなく、プレミアの下位チームにも翌シーズンの所属を懸けた戦いが待っている。
昇格・降格の基本ルール
- フューチャー1位:翌シーズンのWリーグプレミアへ自動昇格。
- フューチャー2位:プレミア7位との入替戦に進出。
- プレミア7位:フューチャー2位との入替戦に進出。
- プレミア8位:翌シーズンのWリーグフューチャーへ自動降格。
つまり、フューチャーの優勝チームは入替戦を経ずにプレミアへ進める。一方、2位のチームにもプレミア昇格の可能性が残されている。
2027年の入替戦は3月20日から22日まで
2026-27シーズンの入替戦は、2027年3月20日から22日までの開催が予定されている。
対戦するのは、プレミア7位とフューチャー2位。方式は2戦先勝方式で、最大3試合を行い、先に2勝したチームが翌シーズンのプレミア所属権を獲得する。
例えば、プレミア7位のチームが2連勝すれば残留が決定する。反対にフューチャー2位が2勝すれば、プレミアへの昇格を果たす。1勝1敗となった場合には第3戦で決着する。
この制度によって、プレミア下位チームには残留を懸けた緊張感が生まれ、フューチャー上位チームには昇格を実現する具体的なチャンスが与えられる。
順位決定のルールは勝率が基本
レギュラーシーズンの順位は、基本的に勝率によって決まる。勝利数だけではなく、消化した試合数に対する勝率が基準になるため、試合数が異なる場合にも比較できる。
2チーム以上が同じ勝率になった場合、WJBL公式の2026-27シーズン競技方法では、次の順番で順位を決定する。
- 当該チーム間の対戦試合の勝率
- 当該チーム間の対戦試合の総得失点差
- リーグ戦全試合の総得失点差
例えば、2チームが同じ勝率だった場合、まず直接対決でどちらが多く勝ったかを確認する。それでも差がつかなければ、直接対決での得失点差、さらにリーグ全体での得失点差へと判断基準が移る。
このため、シーズン序盤から大差で勝つことだけが重要なのではない。接戦で勝ち切ることや、直接対決での勝利を積み重ねることも、最終順位に影響する。
【注目チーム・配信情報】デンソー、ENEOS、トヨタ自動車をどう見る?
2026-27シーズンのWリーグを楽しむなら、前シーズンの実績と新シーズン序盤の結果を組み合わせてチームを見ると面白い。特にプレミアには、優勝経験や日本代表選手を擁する強豪が集まっている。
デンソー アイリス:初優勝を果たした王者の連覇への挑戦
デンソー アイリスは2025-26シーズンにプレミア初優勝を達成したチームだ。
レギュラーシーズンは18勝10敗の2位で終え、プレーオフのセミファイナルとファイナルを勝ち抜いて初の頂点に立った。プレーオフMVPには高田真希が選ばれている。
2026-27シーズンは連覇を目指す立場となるが、開幕戦では富士通に連敗した。前年王者がどのように修正し、シーズン後半に向けて調子を上げるかが注目される。
トヨタ自動車 アンテロープス:レギュラーシーズン1位の実力
トヨタ自動車 アンテロープスは2025-26シーズンのレギュラーシーズンで23勝5敗を記録し、堂々の1位となった。
プレーオフではファイナルまで進出したものの、デンソーに敗れて準優勝。レギュラーシーズンの安定感と、短期決戦での勝負強さをどう両立するかが今季のテーマになる。
2026-27シーズンも開幕2連勝と好調なスタートを切った。優勝候補の一角として、シーズンを通じて注視したいチームだ。
ENEOSサンフラワーズ:上位争いへの巻き返し
ENEOSサンフラワーズは、Wリーグを代表する伝統ある強豪チームの一つだ。
2025-26シーズンは15勝13敗でプレミア5位。プレーオフ進出には届かなかったものの、上位チームとの競争に再び食い込めるかが焦点となる。
今季は開幕戦でシャンソンに敗れた後、11月1日の試合で勝利し1勝1敗。11月7日・8日の富士通戦は、序盤の立ち位置を見極めるうえで重要なカードになる。
日立ハイテク クーガーズ:昇格初年度の挑戦
2026-27シーズンの新たな注目株が日立ハイテク クーガーズだ。
前シーズンのフューチャーで22勝2敗という圧倒的な成績を残し、自動昇格を決めた。加えて、プレミア開幕からアイシンに連勝している。
フューチャーでの強さをプレミアでも発揮できるかは、今季のリーグを面白くする大きなポイントだ。昇格チームがプレミア上位4チームに食い込めば、従来の勢力図にも変化が生まれる。
バスケットLIVEでWリーグを視聴する方法
試合をリアルタイムで楽しみたい人にとって便利なのが、バスケットLIVEだ。
2026年8月時点のサービス案内では、Wリーグのレギュラーシーズン、オールスターゲーム、プレーオフの全試合についてライブ配信が予定されている。見逃し配信やダイジェスト、特集映像なども用意されている。
視聴を始める場合は、バスケットLIVEの公式アプリやサービス案内から利用条件を確認するとよい。対応端末や利用地域、料金などは契約条件によって異なる場合がある。
また、ユナイテッドカップについてはWJBL公式の大会要項でも全試合ライブ配信が明記されている。リーグ戦だけでなく、カテゴリーを越えたカップ戦も楽しめるのが魅力だ。
【プロの結論】2026-27シーズンは何を基準に観戦すべきか
2026-27シーズンのWリーグを理解するうえで、最も大切なのは「優勝争い」と「昇格・降格争い」を別々の視点で追うことだ。
プレミアを中心に観戦するなら、上位4チームに入るための勝率争い、プレーオフでの短期決戦、7位・8位の残留問題が見どころになる。フューチャーを中心に見るなら、1位の自動昇格と2位の入替戦進出をめぐる競争に注目したい。
観戦スタイルによって、おすすめの楽しみ方も変わる。
- 日本代表クラスの選手や高水準の試合を見たい人:デンソー、トヨタ自動車、富士通、ENEOSなどが所属するプレミアがおすすめ。
- 昇格争いや若い選手の成長を追いたい人:フューチャーがおすすめ。
- リーグ全体の勢力図を知りたい人:両カテゴリーの順位と入替戦の結果を継続して確認したい。
反対に、プレミアの優勝チームだけを追いたい人にとっては、フューチャーの順位や入替戦の情報は優先度が低くなるかもしれない。しかし、リーグ全体の仕組みを理解すると、シーズン終盤の1試合が持つ意味まで見えてくる。
また、よくある誤解として、ユナイテッドカップの優勝がプレミア昇格につながるという見方がある。実際には、カップ戦とレギュラーシーズンの昇格・降格は別の競技制度だ。昇格を決めるのはフューチャーのレギュラーシーズン順位と入替戦の結果である。
もう一つ注意したいのが、開幕直後の順位表だ。特に7チーム制のフューチャーでは試合のないチームが発生するため、勝敗だけを見てチームの優劣を判断するのは早い。試合消化数、直接対決、得失点差まで確認することが、正確な観戦につながる。
【バスケ女子Wリーグ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Wリーグ2026-27シーズンはいつからいつまで開催されますか?
A1:レギュラーシーズンは2026年10月31日に開幕し、2027年3月14日まで開催されます。その後、プレミアのプレーオフが2027年4月3日から12日まで予定されています。
Q2:Wリーグ2026-27シーズンの全15チームはどのように分かれていますか?
A2:Wリーグプレミアが8チーム、Wリーグフューチャーが7チームです。プレミアにはデンソー、トヨタ自動車、富士通、ENEOSなどが所属し、フューチャーには東京羽田、山梨クィーンビーズ、アランマーレ、三菱電機などが所属しています。
Q3:Wリーグの昇格・降格はどのように決まりますか?
A3:フューチャー1位はプレミアへ自動昇格し、プレミア8位はフューチャーへ自動降格します。また、プレミア7位とフューチャー2位は入替戦を行い、2戦先勝したチームが翌シーズンのプレミアに所属します。2026-27シーズンの入替戦は2027年3月20日から22日までの予定です。
Q4:Wリーグの試合はどこで見られますか?
A4:バスケットLIVEでレギュラーシーズンやプレーオフなどのライブ配信が予定されています。ユナイテッドカップ2026-27についても、WJBL公式の大会要項で全試合ライブ配信が案内されています。
まとめ:Wリーグ2026-27は全15チームの優勝・昇格争いに注目
2026-27シーズンの大樹生命Wリーグは、プレミア8チーム、フューチャー7チームの全15チームが参加するシーズンだ。2階層制自体は2024-25シーズンに導入されており、2026-27シーズンはその競争構造がさらに定着していく段階にある。
プレミアでは上位4チームによるプレーオフ進出争いと年間王者の決定、フューチャーでは自動昇格と入替戦への進出を懸けた戦いが続く。加えて、両カテゴリーのチームが参加するユナイテッドカップも、シーズンを彩る重要な大会だ。
注目は、初優勝から連覇を狙うデンソー アイリス、王座奪還を目指すトヨタ自動車 アンテロープス、開幕から好調な日立ハイテク クーガーズ、そして巻き返しを図るENEOSサンフラワーズだ。
順位表を確認するときは勝率だけでなく、試合消化数や直接対決の結果にも目を向けたい。昇格・降格制度まで理解すれば、プレミアの優勝争いだけでは見えてこないWリーグ全体の面白さが分かる。2027年4月のプレーオフ、そして3月の入替戦まで、全15チームの戦いから目が離せない。