石原さとみ主演の医療ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』。2020年にフジテレビ系の木曜劇場で放送され、病院薬剤師という、それまで医療ドラマではあまり主役として描かれてこなかった職業にスポットを当てた作品です。石原さとみが葵みどりを演じ、西野七瀬、成田凌、田中圭、桜井ユキ、井之脇海、真矢ミキら実力派俳優が薬剤部の仲間を演じました。
2026年11月現在もキャストや役名を調べる人が多い本作。この記事では、フジテレビの公式キャスト情報や人物相関図、各話の出演者発表をもとに、主要出演者、薬剤部メンバー、ゲスト俳優、2020年の放送期間と最終回、原作漫画との違いをまとめます。加えて、2026年時点の新キャスト・続編情報も整理します。
【主要キャスト一覧】石原さとみ・西野七瀬・田中圭らの役名と人物像

『アンサング・シンデレラ』の中心となるのは、萬津総合病院の薬剤部で働く薬剤師たちです。主人公の葵みどりを中心に、新人、ベテラン、管理職と、それぞれ異なる立場の人物が登場します。
フジテレビ公式サイトのキャスト&スタッフ情報で確認できる主要な配役は次のとおりです。
主演・主要人物
葵みどり:石原さとみ
主人公・萬津総合病院の病院薬剤師
キャリア8年目
患者の生活背景まで理解し、薬の専門家として一人ひとりに向き合う。仕事に時間をかけすぎることもあるが、患者のために行動する信念の強い人物。
石原さとみが演じる葵みどりは、医師や看護師とは異なる立場から患者を支える主人公です。処方箋どおりに薬を渡すだけではなく、患者がどのような生活を送り、どんな問題を抱えているのかまで考えます。
仕事の効率を重視する同僚と衝突することもありますが、その姿勢が周囲の薬剤師にも影響を与えていきます。
相原くるみ:西野七瀬
萬津総合病院の新人薬剤師
みどりの後輩
当初は消極的な理由で薬剤師の道を選んだ人物。みどりと一緒に患者と向き合う中で、薬剤師としての責任や仕事の意味を理解していく。
西野七瀬が演じる相原くるみは、視聴者に近い目線から病院薬剤師の仕事を知っていく存在です。
薬剤師としての経験が浅く、患者への接し方や判断に迷う場面もあります。みどりとの関係を通して成長していく姿は、作品の大きな見どころです。
小野塚綾:成田凌
ナカノドラッグの薬剤師
病院薬剤師とは異なる立場の人物
奨学金返済などの事情からドラッグストアで働く。理想と現実の間で悩み、みどりの仕事に対して冷ややかな態度を見せることもある。
成田凌が演じる小野塚綾は、病院薬剤師ではなくドラッグストアで働く薬剤師です。
病院とドラッグストアでは仕事の環境や患者との関わり方が異なります。小野塚の存在によって、作品は病院内だけでなく、地域の薬局を含む薬剤師の仕事にも視野を広げています。
瀬野章吾:田中圭
萬津総合病院薬剤部の副部長
みどりの先輩薬剤師
ぶっきらぼうで厳しい態度を取ることもあるが、患者を大切にする気持ちは誰よりも強い。みどりの仕事ぶりを認めている。
田中圭が演じる瀬野章吾は、みどりの考え方や仕事ぶりに大きな影響を与える先輩です。
物語後半では瀬野自身の病気が薬剤部の仲間たちにも大きな影響を及ぼし、作品の重要な展開につながります。
刈谷奈緒子:桜井ユキ
薬剤部主任
調剤のプロフェッショナル
仕事の正確さと効率を重視する実務派。患者に深く入り込むみどりとは仕事の進め方が対照的だが、患者を救いたいという思いは共通している。
桜井ユキが演じる刈谷奈緒子は、薬剤部の実務を支える重要人物です。みどりに厳しい言葉をかける場面もありますが、単なる対立役ではありません。異なる仕事観を持つ二人の関係が、ドラマに現実的な緊張感を与えています。
【薬剤部メンバーとキャスト相関図】役職・立場・人間関係を一覧で整理
薬剤部の人物関係を理解するには、役職だけでなく、それぞれの仕事の専門性にも注目する必要があります。
フジテレビ公式の人物相関図では、薬剤部の部長、副部長、主任、若手薬剤師などの立場と、それぞれの人物像が紹介されています。以下に主要な関係を整理しました。
アンサング・シンデレラ出演者・役名・人物関係一覧
薬剤部の人間関係で押さえたい3つのポイント
1. みどりとくるみは先輩・後輩の関係
くるみは新人として薬剤部に加わり、みどりの仕事を間近で見ることになります。患者との距離感や薬剤師としての責任について学んでいく過程が、二人の関係の中心です。
2. 瀬野と七尾は異なる専門性を持つ副部長
瀬野は患者と向き合う現場の薬剤師として描かれ、七尾は治験管理という専門分野で存在感を発揮します。同じ副部長という立場でも、仕事の方向性は異なります。
3. 刈谷はみどりと異なる仕事観を持つ
刈谷は調剤の正確性と効率を重視します。一方、みどりは患者の事情を知るために時間をかけます。どちらか一方が正しいという単純な構図ではなく、医療現場で求められる複数の視点を表現しています。
なお、辰川秀三は薬剤師ではなく、薬剤部メンバーが関わる中華料理店の店主です。出演者一覧と薬剤部の所属メンバーを混同しないことも、相関図を理解するポイントです。
【各話ゲスト出演者一覧】1話から最終回までの俳優と役名
本作では、薬剤部のレギュラー陣だけでなく、各エピソードに登場する患者やその家族、医師などを演じるゲスト俳優も見どころです。
フジテレビは各話の放送前にゲスト出演者を発表しており、以下は公式ニュースや各話のストーリーで確認できる主な配役です。
第1話〜第5話のゲスト
- 第1話
- 安藤美優:渡辺奈央
- 永瀬莉子:森本優花
- 西原亜希:矢島詩織
- 飯田基祐:林雅樹
- 第2話
- 大後寿々花:篠原麻利絵
- 小林隆:大宮清
- 第3話
- 浅利陽介:新田奏佑
- 第4話
- 伊武雅刀:辰川太一
- 久保田紗友:辰川樹里
- 菅原大吉
- 宮田早苗
- 第5話
- 田中美里:清水佐緒里
- 長谷川朝晴:畑中聡
第1話では、糖尿病を抱える少女たちや、切迫早産の疑いで入院する患者などが登場します。第2話では、父と娘の複雑な関係を描く大宮清と篠原麻利絵のエピソードが展開されました。
第4話から第5話にかけては、辰川家の物語が重要な位置を占めます。伊武雅刀演じる辰川太一と、久保田紗友演じる樹里の存在が、みどりの過去や患者への向き合い方にもつながっていきます。
第6話〜第11話のゲスト
- 第6話
- 高林由紀子:小川早苗
- 山谷花純:遠野倫
- 佐戸井けん太:長崎浩
- 第7話
- 渡辺真起子:古賀万奈美
- モロ師岡:鴨居健介
- 第8話
- 田中幸太朗:増田航平
- 東根作寿英:仁科敦夫
- 第9話
- 徳永えり:若月陽菜
- 高橋光臣:栗原謙介
- 第10話
- 近藤公園:丸岡はじめ
- 宮澤佐江:丸岡彩乃
- 第11話・最終回
- 土村芳:向坂千歳
- 朝加真由美:向坂世津子
- 入山法子:星名優
- 伊勢志摩:木下佳純
後半のエピソードでは、薬の服用や患者の生活環境が治療に与える影響がより深く描かれます。
特に第9話の徳永えりと高橋光臣、第10話の近藤公園と宮澤佐江、第11話の土村芳や朝加真由美らの出演は注目ポイントです。患者本人だけでなく、家族や周囲の人間が抱える問題にも焦点が当てられています。
準レギュラーとして登場する出演者
各話の患者役とは別に、複数のエピソードで物語を支える人物もいます。
- 臼田あさ美:豊中瑠衣(救急センターの医師)
- 六角慎司:医師
- 穂志もえか:簑島心春(入院患者)
特に臼田あさ美演じる豊中瑠衣は、救急センターで薬剤師と関わる医師として登場します。病院内の異なる職種が協力する姿を描くうえで、欠かせない人物です。
【放送期間・最終回】2020年7月16日から9月24日まで全11話
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』は、フジテレビ系の木曜劇場枠で放送された連続ドラマです。
2020年7月16日〜9月24日
テレビドラマ放送期間
放送局
フジテレビ系
放送枠
木曜劇場
放送時間
毎週木曜22時
話数
全11話
主演
石原さとみ
主題歌
DREAMS COME TRUE「YES AND NO」
第1話は2020年7月16日に放送され、最終話は同年9月24日。フジテレビ公式サイトのバックナンバーにも全11話が掲載されています。
最終回の内容と結末
最終回のサブタイトルは「大切な日常、それぞれの未来」です。
物語では、瀬野章吾への治験薬投与を始めてから2年が経過した世界が描かれます。みどりは萬津総合病院を離れ、萬津産婦人科医院で働いています。そこへ小野塚綾が訪ねてきて、かつての仲間たちの近況が語られます。
この時間経過を取り入れた展開は、単に病気を治すことだけでなく、患者や薬剤師がその先の人生をどう生きていくのかという作品全体のテーマにつながっています。
相原くるみが主人公のスピンオフも制作
本編とは別に、2020年8月27日からFODで『アンサング・シンデレラ ANOTHER STORY ~新人薬剤師 相原くるみ~』も配信されました。
西野七瀬演じる相原くるみを主人公とした全5話のスピンオフで、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂、一ノ瀬颯、出口夏希、長野里美らが出演しています。
本編ではみどりの視点から描かれることの多い薬剤部の人間関係を、くるみ側から楽しめる作品です。
【原作漫画との違い】ドラマ版はキャラクターの描き方も異なる
原作漫画
『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
作者:荒井ママレ
医療原案:富野浩充
出版社:コアミックス
連載:2018年〜2025年
ドラマの原作は、漫画家・荒井ママレによる『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』です。医療原案には、現役の総合病院薬剤師である富野浩充が参加しています。
薬剤師の仕事を専門的な視点から描いている点が作品の大きな特徴です。ドラマと漫画は基本的な世界観を共有していますが、キャラクターの性格や物語の見せ方には違いがあります。
違い1:葵みどりのキャリア年数
分かりやすい違いが、主人公のキャリア設定です。
- ドラマ版:キャリア8年目の病院薬剤師
- 原作漫画:総合病院で働く2年目の薬剤師として物語が紹介されている
同じ葵みどりという人物でも、スタート時点の経験年数が異なります。ドラマでは一定の経験を積んだ薬剤師が主人公となり、患者に向き合う姿勢や後輩への影響力が強調されています。
違い2:相原くるみの描かれ方
ドラマ版では、西野七瀬演じる相原くるみが新人薬剤師として頻繁に登場し、みどりの仕事を間近で学んでいきます。
一方、原作漫画では、くるみは自分なりの仕事のやり方を模索する人物として描かれています。みどりに常に付き添って指導を受けるという関係性ではありません。
この違いは、ドラマが新人薬剤師の成長を視聴者に分かりやすく見せる構成を採用していることにも関係しています。
違い3:瀬野章吾の性格と仕事観
田中圭演じる瀬野章吾も、原作とドラマで印象が異なる人物です。
ドラマ版の瀬野は、ぶっきらぼうでクールな印象が強く、みどりに厳しい態度を取ることもあります。
一方、原作漫画では、患者と熱く向き合いながら、薬剤部と病院の関係を改善しようと努める人物として描かれています。
リアルサウンドの原作比較記事でも、ドラマは温かくポップな物語、漫画は繊細かつ合理的に薬剤師の仕事を描く作品として対比されています。
違い4:作品全体で描くテーマの広がり
ドラマ版は、みどりを中心とした患者との出会いや、薬剤部のチームワーク、登場人物の人間関係を比較的分かりやすく描いています。
原作漫画では、病院薬剤師だけでなく、ドラッグストア薬剤師、医薬情報担当者(MR)、薬剤師の開業、専門資格など、薬剤師の幅広い働き方にも踏み込んでいます。
そのため、医療ドラマとして楽しみたい人にはドラマ版、薬剤師という職業の実態や専門性を深く知りたい人には原作漫画がおすすめです。両方に触れると、同じ人物でも異なる魅力が見えてきます。
原作漫画は2025年に完結
2026年時点で押さえておきたいのが、原作漫画の完結です。
コアミックスの漫画配信サイト「ゼノンプラス」では、2025年6月20日に最終話「最後の砦」が掲載されています。2018年から続いた作品は、約7年間の連載を経て完結しました。
【2026年最新キャスト情報】続編・新キャスト・シーズン2は発表された?
2026年11月現在、『アンサング・シンデレラ』のキャスト情報を調べる際に注意したいのが、2020年放送版の出演者情報と、新作のキャスト発表を区別することです。
フジテレビの公式番組ページに掲載されている主要キャストは、石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂、真矢ミキ、迫田孝也、池田鉄洋、でんでん、田中圭ら、2020年放送版の顔ぶれです。
2026年時点で押さえたい情報
- 2020年版のキャスト: フジテレビ公式のキャスト一覧で確認できる。
- ドラマの続編: 新シリーズの制作決定を示す公式発表は確認できない。
- 映画化: 公式な映画化決定の告知は確認できない。
- 原作漫画: 2025年6月20日に最終話が公開され、完結している。
つまり、2026年の最新キャスト情報として新たな出演者を追加できる公式発表は確認できず、基本的には2020年放送版の出演者一覧を参照することになります。
キャスト情報を調べるときの注意点
検索結果には、2020年の放送当時の出演者発表や、再放送・配信に関する情報、原作漫画の新着情報などが混在します。
そのため、次のように情報を分類すると混乱を防げます。
- フジテレビのキャスト&スタッフ:ドラマの正式な配役を確認する情報
- フジテレビの人物相関図:登場人物の役職や関係を確認する情報
- 各話の公式ニュース:ゲスト出演者と役名を確認する情報
- コアミックスの漫画情報:原作の連載・完結状況を確認する情報
特に「2026年新キャスト」という表現を見かけても、それだけで続編が決まったと判断することはできません。新作の配役については、制作局による正式な告知と照らし合わせる必要があります。
【アンサング・シンデレラのキャスト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アンサング・シンデレラで主人公の葵みどりを演じたのは誰?
A1:石原さとみです。萬津総合病院で働くキャリア8年目の病院薬剤師を演じています。
Q2:西野七瀬と成田凌の役名は?
A2:西野七瀬は新人薬剤師の相原くるみ、成田凌はドラッグストア「ナカノドラッグ」で働く薬剤師の小野塚綾を演じています。
Q3:田中圭の役名は?
A3:田中圭は瀬野章吾役です。萬津総合病院薬剤部の副部長で、みどりの先輩薬剤師です。
Q4:アンサング・シンデレラの薬剤部部長は誰?
A4:真矢ミキ演じる販田聡子です。新人のくるみにも気を配る薬剤部の部長として登場します。
Q5:アンサング・シンデレラは全何話?
A5:全11話です。2020年7月16日に放送開始し、2020年9月24日に最終回を迎えました。
Q6:原作漫画は完結している?
A6:はい。荒井ママレによる原作漫画は2025年6月20日に最終話が公開され、完結しています。
Q7:2026年に続編や新キャストの発表はあった?
A7:2026年11月現在、フジテレビによる続編制作や新キャストの正式発表は確認できません。現在紹介できるキャストは2020年放送版の出演者です。
まとめ:【プロの結論】キャストを知れば作品の魅力がさらに深まる
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』は、石原さとみ演じる葵みどりを中心に、病院薬剤師たちの仕事と患者の人生を描いた医療ヒューマンドラマです。
主要キャストは、石原さとみ、西野七瀬、成田凌、田中圭、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂、真矢ミキ、池田鉄洋、でんでんら。加えて、各話には大後寿々花、浅利陽介、伊武雅刀、久保田紗友、徳永えり、近藤公園、土村芳など、多彩なゲスト俳優が出演しました。
この作品をより深く楽しむための要点は、単に俳優と役名を覚えるだけでなく、人物の立場と仕事観の違いを理解することです。特に、みどりとくるみの先輩・後輩関係、みどりと刈谷の仕事観の違い、瀬野と七尾の専門性の違いを知ると、薬剤部の人間関係がより鮮明になります。
また、ドラマと原作漫画ではキャラクターの描き方や薬剤師の仕事へのアプローチが異なります。ドラマで人物の感情やチームワークを楽しみ、漫画で薬剤師という職業の専門性や多様な働き方を知る。この2つの楽しみ方が、本作の魅力を理解する近道です。
2026年時点では、2020年版の公式キャスト情報と、2025年に完結した原作漫画の情報を分けて確認することが、出演者や新作情報を正しく把握するための判断基準となります。