大学生のプロ志望届とは、大学野球部に所属する選手が、プロ野球球団との交渉や入団テストを希望する際に提出する正式な届け出である。
制度の目的は、学生野球とプロ野球の関係を明確にし、選手が適切な手続きを踏んでプロ入りを目指せるようにすることだ。大学生については2007年から制度化され、提出者は全日本大学野球連盟の公式サイトで公示されるようになった。
2026年度の主な日程は次のとおり。
- 9月1日:大学生のプロ志望届受付開始
- 10月8日:NPBドラフト対象となる提出期限
- 10月8日:大学生の提出者149人が確定
- 10月22日:2026年プロ野球ドラフト会議開催
2026年のドラフト会議は10月22日に実施され、大学生の提出者149人は最終名簿で確認できる。
ここで押さえておきたいのは、149人という数字が全日本大学野球連盟の公表名簿における「NPBドラフト対象者」の合計であることだ。提出者のうち、NPBドラフトの期限を過ぎて受理された選手は、別枠の「NPBドラフト対象外者」として掲載されている。
つまり、プロ志望届を提出した選手の人数と、その年のNPBドラフトで指名対象になる人数は、必ずしも同じではない。
【2026年大学生プロ志望届提出者一覧!注目選手と受付日】

2026年度の全日本大学野球連盟の公表名簿には、全国の大学野球連盟から149人が登録された。
名簿には、所属連盟、大学名、選手名、ふりがな、受付日が記載されている。受付日は実際に所属地区連盟で受理された日を示すため、選手の進路表明の時期を知るうえでも参考になる。
特に注目されたのが、東都大学野球連盟に所属する青山学院大学の2選手だ。
2026年度の主な提出者と受付日
| 所属連盟 | 大学名 | 選手名 | 守備 | 受付日 |
|---|---|---|---|---|
| 東都大学 | 青山学院大学 | 渡部海 | 捕手 | 9月14日 |
| 東都大学 | 青山学院大学 | 鈴木泰成 | 投手 | 9月14日 |
| 東京六大学 | 慶應義塾大学 | 渡辺和大 | 投手 | 9月5日 |
| 東京六大学 | 明治大学 | 榊原七斗 | 外野手 | 10月2日 |
| 東京六大学 | 早稲田大学 | 宮城誇南 | 投手 | 9月24日 |
| 東京六大学 | 法政大学 | 藤森康淳 | 外野手 | 9月10日 |
| 東京六大学 | 立教大学 | 斎藤蓉 | 投手 | 9月8日 |
| 東都大学 | 亜細亜大学 | 川尻啓人 | 投手 | 9月4日 |
| 東都大学 | 國學院大学 | 赤堀颯 | 内野手 | 9月7日 |
| 東都大学 | 中央大学 | 伊藤櫂人 | 内野手 | 9月26日 |
| 北東北大学 | 富士大学 | 角田楓斗 | 投手 | 9月16日 |
| 仙台六大学 | 東北福祉大学 | 猪俣駿太 | 投手 | 9月20日 |
| 関西学生 | 関西大学 | 米沢友翔 | 投手 | 9月7日 |
| 関西学生 | 立命館大学 | 有馬伽久 | 投手 | 9月12日 |
| 関西六大学 | 大阪商業大学 | 星野世那 | 投手 | 9月12日 |
注:注目選手を中心に抜粋。受付日は全日本大学野球連盟の2026年度公表名簿に基づく。守備位置は公表資料・報道資料で確認できる選手について記載。
青山学院大学・鈴木泰成と渡部海がそろって提出
2026年のドラフト候補を語るうえで外せないのが、青山学院大学の鈴木泰成投手と渡部海捕手だ。
2人はともに4年生で、出身高校は鈴木が東海大菅生、渡部が智弁和歌山。全日本大学野球連盟の名簿では、いずれも9月14日受付となっている。
青山学院大学は10月8日、公式発表で両選手がプロ野球志望届を提出したことを公表した。
そして10月22日のドラフト会議では、2人とも1位指名を受けた。
- 鈴木泰成:福岡ソフトバンクホークスが1位指名
- 渡部海:東北楽天ゴールデンイーグルスが1位指名
青山学院大学の公式発表によれば、鈴木はソフトバンク、渡部は楽天からそれぞれ1位指名を受けた。これにより、同大学は4年連続でドラフト1位選手を2人輩出するという記録を達成した。
同じ大学の投手と捕手がそろって1位指名を受ける結果は、2026年のドラフトを象徴する出来事となった。
東京六大学野球のプロ志望届提出者
東京六大学野球連盟からも、多くの選手がプロ志望届を提出した。
2026年度の公表名簿では、提出者は次のように分かれている。
- 慶應義塾大学:7人
- 明治大学:6人
- 早稲田大学:5人
- 立教大学:3人
- 法政大学:1人
- 東京大学:0人
合計22人となる。
慶應義塾大学では渡辺和大、沖村要、広池浩成らが提出。明治大学では榊原七斗、福原聖矢、内海優太らが名を連ねた。
早稲田大学からは宮城誇南、寺尾拳聖、香西一希、越井颯一郎、壽田悠毅が提出している。
このように、東京六大学野球では複数の大学からプロ入りを目指す選手が出ている。大学名だけで候補者の評価を決めるのではなく、ポジション、リーグ戦での実績、チーム内での役割などを合わせて見ることが大切だ。
東都大学野球のプロ志望届提出者
東都大学野球連盟からは16人が提出した。
主な提出者は次のとおり。
- 青山学院大学:渡部海、鈴木泰成
- 亜細亜大学:前嶋藍、川尻啓人、比嘉佑斗、山里宝
- 國學院大学:赤堀颯、南澤佑音
- 中央大学:伊藤櫂人
- 日本大学:江川颯太、高久塁
- 駒澤大学:仲井慎、田本聖貴、廣田翔馬
- 東京農業大学:當山航大
- 順天堂大学:衛藤航太朗
東都大学野球では、青山学院大学の2人だけでなく、亜細亜大学や駒澤大学など複数校から提出者が出ている。
また、東京六大学と東都大学の両リーグは、大学野球のドラフト候補を追う際に特に確認しておきたい所属連盟だ。ただし、提出者数はドラフト指名人数や大学の戦力順位をそのまま表すものではない。
【大学生のプロ志望届の提出方法・資格・条件】
プロ志望届を提出するには、所定の手続きを踏む必要がある。
全日本大学野球連盟の「大学野球部員のプロ野球団との関係についての規定」では、提出先や受理後の扱いが定められている。
提出先は全日本大学野球連盟への直接提出ではない
大学生の場合、プロ志望届は自分が所属する地区大学野球連盟に提出する。
提出後の流れは次のとおり。
1. 所属大学野球部と地区連盟に提出手続きを確認する。
2. 所定の様式でプロ野球志望届を作成する。
3. 所属する地区大学野球連盟に提出する。
4. 地区連盟が受理日を全日本大学野球連盟に報告する。
5. 全日本大学野球連盟が大学名、選手名、所属連盟などを公示する。
重要なのは、提出先が全日本大学野球連盟の本部ではなく、所属する地区連盟である点だ。
例えば、東都大学野球連盟に所属する選手であれば、東都大学野球連盟を通じて手続きを進める。
提出方法の細かな運用や必要書類については、所属大学の野球部と地区連盟の案内を確認する必要がある。
プロ志望届を提出できる資格と条件
全日本大学野球連盟の規定では、当該年度に所属する大学野球連盟へ登録された野球部員が対象となる。
提出にあたって押さえておきたい条件は以下のとおりだ。
- 大学野球連盟に登録された野球部員であること
- プロ野球団との交渉を希望していること
- 入団テストを希望する場合も所定の届け出を行うこと
- 所属する地区大学野球連盟へ提出すること
- 受付期間と提出期限を守ること
特に注意したいのは、プロ志望届を提出することと、大学野球部員としての資格を維持することは別の問題ではないという点だ。
提出後も学生野球に関する規定は適用される。球団との正式契約や交渉、練習参加などには制限がある。
また、大学生のプロ志望届は4年生だけに限定した制度ではない。規定上の基本的な対象は当該年度に連盟登録された野球部員であり、個々の選手の資格については所属連盟で確認する必要がある。
2026年度の提出期限は10月8日
2026年度の大学生プロ志望届は、9月1日に受付が始まり、10月8日にNPBドラフト対象者としての提出が締め切られた。
この期限を過ぎると、原則として同年度のNPBドラフトで指名を受けることはできない。
ただし、全日本大学野球連盟の規定には、NPB傘下以外のプロ野球団との交渉や入団テストを希望する場合、締切後も所属連盟への提出が必要とする取り扱いがある。
したがって、10月8日はあらゆるプロ野球団への志望届提出が一律に終了する日というより、2026年度のNPBドラフト対象となるための重要な期限として理解したい。
【プロ志望届提出後のドラフト指名の仕組みと未提出の影響】
プロ志望届を提出した後、選手はドラフト会議で指名対象となる。
ただし、提出したからといって、特定の球団から指名されるわけではない。
ここには、プロ志望届とドラフト会議の役割の違いがある。
ドラフト会議で指名されるまでの流れ
2026年のNPBドラフト会議は10月22日に開催された。
ドラフトの基本的な流れは次のとおりだ。
第1段階:球団による候補選手の選定
各球団は、戦力補強の方針に応じて指名したい選手を選ぶ。
投手、捕手、内野手、外野手などのポジション別の補強状況や、将来性、大学での成績などが判断材料になる。
第2段階:1巡目の入札と抽選
1巡目は12球団が同時に選手を指名する。
複数球団の希望が重なった場合は抽選で交渉権を獲得する球団を決める。
第3段階:2巡目以降の指名
2巡目以降は球団順位の逆順を基本に、順番を折り返しながら指名を進める。
第4段階:交渉と契約
指名を受けた選手に対し、交渉権を獲得した球団が入団交渉を行う。
指名された時点で正式な入団契約が成立するわけではない。契約条件などを調整したうえで、正式入団へ進む。
プロ志望届を提出しなかった場合、ドラフト指名される?
ここは誤解しやすいポイントだ。
全日本大学野球連盟の規定には、所属連盟にプロ志望届を提出しない野球部員は、その年度のドラフトでプロ野球団から指名を受けることができないと明記されている。
加えて、NPBの新人選手選択会議の規定でも、全日本大学野球連盟に所属する選手は、連盟からプロ志望届の提出者として公示されている選手に限って選択できる。
つまり、実力や実績が十分にあっても、必要な届け出を行っていなければNPBドラフトの指名対象にはならない。
これは選手の能力を評価する仕組みとは別に設けられた、制度上の条件である。
提出後すぐに球団と交渉できるわけではない
もう一つ重要なのが、提出後の交渉開始時期だ。
大学野球の規定では、プロ志望届を提出した翌日以降に球団との交渉や入団テストが可能になる。
ただし、所属する大学野球連盟の公式戦が終了していない場合は、公式戦終了日の翌日以降となる。
また、提出前に球団のテストを受けることや、プロ球団から指導を受けることなども規定で制限されている。
プロ志望届は、単なる進路希望の公表ではなく、学生野球とプロ野球の関係を整理するための制度でもある。
【大学生と高校生のプロ志望届は何が違う?進路選択の実態】
プロ志望届は大学生だけの制度ではない。高校生もNPBドラフトで指名を受けるには提出が必要となる。
ただし、提出先や受付開始時期、制度の運用には違いがある。
大学生と高校生の制度比較
大学生の場合
- 提出先:所属する地区大学野球連盟
- 受付開始:原則として9月1日
- 2026年度のNPB対象期限:10月8日
- 公示:全日本大学野球連盟
高校生の場合
- 提出先:所属する都道府県高等学校野球連盟
- 受付開始:当該年度の全国高等学校野球選手権大会終了日の翌日以降
- 2026年度のNPB対象期限:10月8日
- 公示:日本高等学校野球連盟
高校生は2004年にプロ志望届制度が導入され、大学生は2007年から制度化された。
2026年は両者ともNPBドラフト対象となる提出期限が10月8日だったが、受付開始時期と提出先が異なる。
高校生の場合は夏の全国高校野球選手権大会終了後から手続きが始まるのに対し、大学生は9月1日から受付が始まる。
同じプロ志望届という名称でも、所属する学生野球団体によって手続きが分かれている。
2026年の提出者149人から実際に指名されたのは47人
2026年のドラフト結果を確認すると、プロ志望届を提出することと、実際に指名されることの間には大きな違いがある。
高校野球ドットコムのドラフト集計によれば、大学生の指名選手は合計47人だった。
内訳は以下のとおり。
- 支配下指名:34人
- 育成指名:13人
- 合計:47人
149人の提出者に対して47人が指名された計算で、割合は約31.5%となる。
つまり、提出者の約3分の1が2026年のドラフトで指名された一方、約102人はNPB球団から指名されなかった。
2026年大学生プロ志望届提出者と指名結果
149人
プロ志望届提出者47人
ドラフト指名者
支配下指名
34人
育成指名
13人
指名されなかった選手
約102人
指名率 約31.5%
非指名 約68.5%
この数字が示すのは、プロ志望届がプロ入りの確約ではなく、挑戦するための入り口だということだ。
指名されなかった選手にも、社会人野球や独立リーグへの進路、競技を続けながら次の機会を探す選択肢がある。
大学4年生にとっては、プロ入りだけを進路の唯一の選択肢とせず、卒業後のキャリアをどう設計するかも重要になる。
プロ志望届を提出する理由は何か
選手がプロ志望届を提出する理由は、基本的にはプロ野球選手としてのキャリアを希望し、NPB球団との交渉や入団テストに進む意思を示すためだ。
ただし、提出者全員が同じ考えや状況にあるわけではない。
主な背景として、次のようなものが考えられる。
1. 大学卒業後すぐにプロ入りを目指す
大学での競技経験を生かし、プロ野球選手として次の段階に進みたい選手にとって、ドラフトへの参加は重要な機会となる。
2. 球団の評価を受けたい
自分の実力がプロの世界でどのように評価されるかを知る機会になる。
3. 育成選手としての可能性も含めて挑戦する
ドラフトには支配下指名だけでなく育成指名もある。育成選手としてプロ入りする道を選ぶ選手もいる。
4. 大学での競技生活に区切りをつける
大学野球で積み上げてきた実績をもとに、卒業後の進路を決めるタイミングとして提出するケースもある。
一方、プロ志望届を提出しないことが、必ずしも野球への意欲が低いことを意味するわけではない。
社会人野球への進学、競技継続、一般企業への就職など、選手によって進路の考え方は異なる。プロ志望届の提出状況だけで選手の能力や将来性を判断することはできない。
【2026年大学野球ドラフト候補の最新動向と今後の注目点】
2026年のドラフト会議はすでに終了している。したがって、現在の大学野球ドラフト候補を確認する場合は、提出者名簿だけでなく、実際の指名結果まで合わせて見る必要がある。
青山学院大学の2人がドラフト1位を獲得
2026年の大学野球ドラフトで特に大きな注目を集めたのは、青山学院大学の鈴木泰成と渡部海だ。
2人とも1位指名となり、異なる球団から交渉権を獲得した。
鈴木泰成は福岡ソフトバンクホークス、渡部海は東北楽天ゴールデンイーグルスから指名された。
青山学院大学は、2023年から2025年まで3年連続でドラフト1位指名選手を2人輩出しており、2026年もその流れを継続した。
同一大学から複数のドラフト1位選手が生まれる背景には、個々の選手の能力だけでなく、大学の育成環境やリーグ戦での競争、全国大会での経験などが関係している。
ただし、青山学院大学のような成功例を、すべての提出大学に当てはめることはできない。大学ごとに選手層や競技環境、ドラフトでの評価は異なる。
2026年の大学野球ドラフト候補を評価するポイント
プロ志望届の提出者をチェックするときには、次の4点を確認したい。
- 大学での公式戦実績: リーグ戦や全国大会で継続して結果を残しているか。
- ポジションの需要: 球団が補強したい守備位置と選手の特徴が一致しているか。
- 将来性: 現時点の成績だけでなく、プロ入り後の成長余地があるか。
- 指名後の進路: 支配下契約と育成契約の違いを理解し、長期的なキャリアを考えられるか。
特に注意したいのが、プロ志望届提出者の人数を大学の強さと直結させないことだ。
提出者が多い大学はプロ入りを目指す選手が多いという傾向を示すが、提出者全員が指名されるわけではない。逆に提出者が少ない大学から、ドラフト上位指名選手が現れることもある。
選手の実力を評価するなら、所属大学の知名度や提出人数だけではなく、本人の実績やプレー内容に目を向けるべきだ。
【プロ志望届大学に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の大学生プロ志望届提出者は何人ですか?
A1:全日本大学野球連盟が公表した2026年度のNPBドラフト対象者は149人です。10月8日に提出が締め切られ、青山学院大学の鈴木泰成投手、渡部海捕手らが名簿に掲載されました。
Q2:大学生のプロ志望届はいつまでに提出すればよいですか?
A2:2026年度のNPBドラフト対象者としての提出期限は10月8日でした。受付は9月1日から始まり、所属する地区大学野球連盟に提出する必要があります。
Q3:プロ志望届を提出しなければドラフトで指名されませんか?
A3:大学野球連盟に登録された選手がNPBドラフトで指名されるには、プロ志望届の提出と公示が必要です。未提出の場合は、その年度のNPBドラフトで指名を受けることができません。
Q4:プロ志望届を提出すれば必ずプロ野球選手になれますか?
A4:いいえ。提出はプロ入りを希望する意思表示とドラフト参加に関わる手続きです。実際の指名は各球団の判断によって決まり、提出者全員が指名されるわけではありません。
Q5:大学生と高校生では提出先が違いますか?
A5:違います。大学生は所属する地区大学野球連盟、高校生は所属する都道府県高等学校野球連盟に提出します。公示する団体も、それぞれ全日本大学野球連盟と日本高等学校野球連盟に分かれています。
Q6:プロ志望届の受付日とは何ですか?
A6:所属する地区大学野球連盟が届け出を受理した日です。例えば青山学院大学の鈴木泰成選手と渡部海選手は、2026年9月14日受付として公表されています。
まとめ:2026年大学生プロ志望届149人から見えるドラフトの現実
2026年度の大学生プロ志望届提出者は、全日本大学野球連盟の公表名簿で149人だった。
青山学院大学の鈴木泰成投手と渡部海捕手をはじめ、東京六大学、東都大学、関西学生など全国の大学からプロ入りを目指す選手が提出した。
2026年度のNPBドラフト対象者の提出期限は10月8日、ドラフト会議は10月22日に開催された。
実際の指名結果では大学生47人が選ばれ、支配下34人、育成13人という内訳になった。
今回のデータから読み取れる要点は3つある。
1. プロ志望届はNPBドラフト参加に必要な制度上の手続きであり、提出しただけで指名が保証されるものではない。
2. 所属大学やリーグによって提出者数は異なるが、大学名だけで選手の評価を決めることはできない。
3. ドラフトで指名されなかった場合にも、社会人野球や独立リーグなど、競技を継続する進路がある。
【プロの結論】
大学生のプロ志望届を見るとき、最も大切なのは提出人数だけでなく、提出からドラフト指名、そして卒業後の進路までを一つの流れとして理解することだ。
2026年の青山学院大学のように複数の1位指名選手を輩出する大学がある一方、プロ志望届を提出しても指名に至らない選手もいる。
プロ野球を目指す大学生にとって、志望届はゴールではなく、新たなキャリアへの出発点である。ドラフト候補を追うファンにとっても、提出者一覧と実際の指名結果を照らし合わせることが、大学野球の実力と進路の現実を理解する手がかりになる。