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牧野翔矢の経歴と2026年現在|右肘手術から支配下復帰、戦力外通告まで徹底解説

保坂 匠 保坂 匠 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

埼玉西武ライオンズで捕手としてプレーしてきた牧野翔矢選手。遊学館高から2018年ドラフト5位でプロ入りし、右肘のトミー・ジョン手術による長期離脱、育成契約への移行、2024年の支配下復帰を経験した選手です。

しかし、2026年10月26日、西武は牧野選手に対して来季の契約を結ばないことを通告しました。プロ入りから8年間在籍した球団を離れることになり、本人も公式コメントで苦しかった育成時代や支配下復帰の思い出を振り返っています。2025年の一軍成績、2026年の二軍成績、戦力外通告に至った背景、今後の現役続行の可能性まで整理します。

【牧野翔矢のプロフィール】年齢・出身地・身長・背番号を整理

牧野翔矢

牧野翔矢(まきの・しょうや)は、埼玉西武ライオンズに所属していたプロ野球選手です。主なポジションは捕手で、右投左打。高校時代から将来性を評価され、2018年のドラフト会議で西武から5位指名を受けました。

項目プロフィール
名前牧野翔矢
読み方まきの・しょうや
生年月日2001年3月4日
年齢25歳(2026年11月現在)
出身地石川県
身長・体重178cm・80kg
ポジション捕手
投打右投左打
出身高校遊学館高等学校
ドラフト2018年ドラフト5位
所属球団埼玉西武ライオンズ(2026年10月に来季契約非締結)
主な背番号53(育成契約時117)

2026年シーズン終了時点の日本野球機構(NPB)の選手データでも、捕手、右投左打、178cm・80kg、遊学館高出身というプロフィールが掲載されています。

牧野選手の特徴として、スポーツナビの選手紹介では、矢のような送球が魅力の捕手と紹介されています。打撃だけでなく、捕手としての送球能力も評価されてきた選手です。

2026年11月現在は25歳。プロ野球選手としてはまだ若い年齢であり、今回の契約非締結を受けて今後どのような道を選ぶのかにも関心が集まります。

【経歴・年表】遊学館高から西武入団、2018年ドラフト5位の歩み

2018年:遊学館高から西武にドラフト5位で入団

牧野選手のプロ入りが決まったのは2018年10月25日のドラフト会議です。石川県の遊学館高でプレーしていた牧野選手は、西武から5位指名を受けました。

遊学館高の公式情報によると、当時は高校3年生で、ドラフト指名時の年齢は17歳。学校からもプロ入りを祝福され、将来を期待される高校生捕手として注目されました。

同年の西武は、1位に松本航投手、2位に渡邉勇太朗投手を指名。牧野選手は5位で指名され、同じドラフトで入団した渡邉勇太朗とは、後に一軍でバッテリーを組む関係になります。

牧野翔矢の主な経歴と転換点

時期出来事主なポイント
2018年10月西武からドラフト5位指名遊学館高からプロ入り
2022年4月一軍初出場プロ入り後初めて一軍の舞台を経験
2022年6月右肘の手術トミー・ジョン手術を受ける
2022年オフ育成契約へ移行背番号117に変更
2023年育成選手としてプレーリハビリと実戦復帰を目指す期間
2024年6月25日支配下契約に復帰背番号53を再び着用
2024年7月7日一軍で2年ぶりの安打ロッテ戦で安打を記録
2025年一軍29試合に出場一軍で自己最多の出場試合数
2026年二軍31試合に出場打率.188、1本塁打
2026年10月26日来季契約非締結の通告西武での8年間に一区切り

特に注目したいのは、2018年のドラフトで同じ球団に入団した渡邉勇太朗投手との関係です。牧野選手は後に、支配下復帰にまつわる思い出として渡邉選手とのバッテリーを挙げています。

単に同じチームでプレーしただけではなく、プロ入りから苦しい時期を経験した同期とのつながりが、牧野選手のキャリアを振り返るうえで印象的なエピソードになっています。

【右肘手術と育成契約】トミー・ジョン手術から支配下復帰まで

2022年6月に右肘のトミー・ジョン手術

牧野選手にとって、プロ野球人生の大きな転換点となったのが2022年の右肘の手術です。

2022年4月には一軍初出場を果たし、同年は11試合に出場。プロの舞台で経験を積み始めた矢先の6月に、右肘のトミー・ジョン手術を受けることになりました。

トミー・ジョン手術は、損傷した肘の内側側副靱帯を再建する手術です。投手の手術として知られていますが、牧野選手の場合は捕手としてプレーするなかで右肘の手術を経験しました。

手術後は長期のリハビリが必要となり、2022年シーズン終了後には支配下登録から外れ、2023年から育成選手契約となりました。

育成契約で背番号117に変更

育成契約への移行は、牧野選手にとって厳しい状況でした。支配下登録選手として一軍を目指していた立場から、再び支配下に戻るための競争に挑むことになったためです。

背番号も従来の53から117に変更。2023年はリハビリを進めながら、実戦復帰と打撃・守備の向上を目指す期間となりました。

2024年にはファームで36試合に出場し、30安打、打率.259を記録。出場機会を重ねながら結果を残し、支配下復帰への足掛かりをつくりました。

2024年6月25日に支配下復帰、背番号53を再び背負う

2024年6月25日、西武は牧野選手との支配下選手契約を締結したと公式発表しました。背番号は育成契約時の117から、以前の53に戻っています。

球団の渡辺久信GM兼監督代行は、手術を乗り越え、育成選手としてプレーする間も調子を上げてきたことを評価。一軍戦力としての期待を示しました。

牧野選手自身も、球団を通じてリハビリ期間中の焦りを振り返りながら、支配下復帰を喜ぶコメントを発表しています。

「とにかくやるだけやってやろう!」

2024年7月7日の千葉ロッテ戦では、約2年ぶりとなる一軍安打も記録しました。2022年4月30日以来の安打であり、長いリハビリを経て一軍の打席に戻ったことを示す出来事でした。

支配下復帰は、牧野選手にとって単なる登録区分の変更ではありません。手術と育成契約を経験したうえで、再び一軍を目指せる立場を取り戻した重要な節目でした。

【牧野翔矢の成績】2025年一軍成績と2026年二軍成績を比較

2025年は一軍29試合に出場

牧野選手の2025年一軍成績は、プロ入り後の一軍経験を考えるうえで重要な数字です。

NPBの個人年度別成績によると、2025年は29試合に出場。67打席、61打数、13安打で打率.213を記録しました。

成績項目2025年一軍
試合29
打席67
打数61
安打13
打率.213
本塁打0
打点0
三塁打1
盗塁1
三振22
出塁率.238
長打率.246

29試合という出場数は、2022年の11試合、2024年の10試合を上回っています。支配下復帰後、一軍での出場機会を増やしたシーズンだったことが分かります。

一方、打率は.213で、本塁打と打点はともに0。出場機会を得たものの、打撃面で安定した結果を残すまでには至りませんでした。

捕手は打撃だけで評価されるポジションではありませんが、一軍で継続的に出場するには、守備面での信頼に加えて打席での貢献も求められます。2025年の数字は、一軍経験を積みながらも、さらなる打撃面の成長が課題として残ったシーズンだったことを示しています。

2026年二軍成績は31試合、打率.188

2026年は一軍ではなく、主にファームでプレーしました。スポーツナビなどの選手成績によると、二軍公式戦では31試合に出場し、76打席、64打数、12安打を記録しています。

成績項目2026年二軍
試合31
打席76
打数64
安打12
打率.188
本塁打1
打点5
得点8
盗塁1
四球11
三振12
出塁率.307
OPS.541

2025年の一軍打率.213に対し、2026年の二軍打率は.188でした。数字だけを見ると打率は低下しています。

ただし、2026年は四球11に対して三振12という数字も残しています。出塁率は.307であり、打率だけでは打席での内容をすべて判断できません。

本塁打は1本、打点は5。長打力という点では目立った数字ではありませんが、捕手として二軍で31試合に出場し、実戦経験を重ねていました。

2025年の一軍出場経験を踏まえると、2026年は再び一軍に定着するための競争が続いていたシーズンと見ることができます。ただし、二軍成績だけから球団が契約を更新しなかった具体的な理由を断定することはできません。

【2026年10月26日に戦力外通告】来季契約非締結の経緯と背景

西武が7選手に来季契約を結ばないと発表

2026年10月26日、埼玉西武ライオンズは牧野翔矢選手を含む7選手に対し、来季の選手契約を結ばないことを通告したと公式発表しました。

牧野選手は支配下契約を結んでいた選手の一人です。同日に通告を受けたのは、以下の7選手でした。

選手名ポジション契約区分
糸川亮太投手支配下
青山美夏人投手支配下
佐々木健投手育成
牧野翔矢捕手支配下
茶野篤政外野手支配下
古川雄大外野手支配下
林冠臣外野手支配下

報道各社は今回の発表を戦力外通告として報じています。球団の公式表現は「来季の契約を結ばないことを通告」というもので、牧野選手についても同様の扱いとなりました。

なぜ10月26日だったのか?支配下登録枠とドラフトの関係

今回の発表で注目されたのは、通告の時期です。

日刊スポーツの2026年10月26日の報道によると、西武は同月25日まで、現役引退する栗山巧選手を除く69人の支配下契約選手に対して戦力外通告を行っていませんでした。

加えて、2026年のドラフト会議では支配下選手として5人の交渉権を獲得。全員が入団した場合、支配下登録の上限である70人を超える計算となっていました。

球団の編成上、選手枠の調整は避けられない問題です。ドラフトで新しい選手を獲得する一方、既存選手との契約をどうするか判断する必要があります。

日刊スポーツは、秋季練習やフェニックス・リーグでの見極め、ドラフト獲得選手との比較などが通告時期に関係したと報じています。ただし、牧野選手個人の契約非締結について、球団が具体的な評価理由を公表したわけではありません。

牧野翔矢本人が発表したコメント

今回の通告に際して、牧野選手は球団公式サイトを通じてファンへの感謝と8年間のプロ生活を振り返るコメントを発表しました。

「8年間はあっという間でした。」

本人は、育成選手として苦しい状況から這い上がり、再び支配下選手としてプレーできたことへの感謝を述べています。

また、入団当初は未知の世界で、周囲には優れた選手や先輩が多く、思い描いていたような選手生活にはできなかったと振り返りました。

特に印象に残っている出来事として挙げたのが、支配下復帰後に同期の渡邉勇太朗投手とバッテリーを組み、完封勝利で一緒にお立ち台に立ったことです。

コメントの最後には、チームに十分貢献できなかった悔しさと、これまで応援してきたファンへの感謝がつづられています。

このコメントから伝わるのは、単に8年間在籍したという事実だけではありません。手術による離脱、育成契約、支配下復帰という浮き沈みを経験した選手自身が、ライオンズでの時間をどのように受け止めているかという点です。

【牧野翔矢の今後】現役続行・他球団移籍の可能性は?

2026年11月5日現在、牧野選手について明らかになっている大きな動きは、西武からの来季契約非締結の通告です。

一方、10月26日に発表された本人コメントでは、現役引退を表明していません。今後の進路については、現役続行を目指すのか、別の道を選ぶのかが注目されます。

他球団でプレーする可能性

牧野選手は25歳で、捕手としてのプロ経験もあります。2025年には一軍29試合に出場しており、支配下登録への復帰も経験しています。

今後、他球団が獲得を検討する場合には、次のような要素が評価材料になります。

  • 一軍で29試合に出場した経験
  • 2024年に育成契約から支配下復帰を果たした実績
  • 捕手としての送球能力や守備面の評価
  • 2026年二軍での出場実績と打撃成績
  • 手術後のコンディションと今後の成長可能性

特に捕手は、各球団で必要な人数や年齢構成、守備面の評価によって補強方針が変わるポジションです。打撃成績だけでなく、捕手としてどの程度チームに貢献できるかが判断材料になります。

独立リーグなどで現役を続ける選択肢もある

NPB球団との契約が成立しなかった場合でも、野球を続ける選択肢がなくなるわけではありません。

現役続行を希望する選手には、独立リーグなどでプレーを続ける道もあります。そこで実績を積み、再びNPB球団との契約を目指すケースもあります。

ただし、牧野選手が独立リーグへの入団や他球団への移籍を決めたという発表は、2026年11月5日時点では確認されていません。

今後の動向を判断する際には、本人による進路発表、他球団の獲得発表、トライアウトなどへの参加情報を確認が必要です。

【牧野翔矢に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:牧野翔矢は何歳ですか? A1:2001年3月4日生まれで、2026年11月現在は25歳です。石川県出身で、遊学館高から2018年ドラフト5位で西武に入団しました。

Q2:牧野翔矢はトミー・ジョン手術を受けたのですか? A2:はい。2022年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けました。その後、2023年に育成契約となりましたが、2024年6月25日に支配下契約へ復帰しています。

Q3:牧野翔矢の2025年一軍成績は? A3:29試合、67打席、13安打、打率.213、本塁打0、打点0でした。2026年は一軍出場がなく、二軍31試合で打率.188、1本塁打、5打点を記録しています。

Q4:牧野翔矢は2026年に戦力外通告を受けたのですか? A4:はい。2026年10月26日に埼玉西武ライオンズから来季の契約を結ばない旨を通告されました。球団は本人のコメントも公表しています。

Q5:牧野翔矢は引退を発表しましたか? A5:2026年11月5日時点で、本人から現役引退を表明したとの発表は確認されていません。他球団への移籍や現役続行など、今後の進路が注目されます。

まとめ:牧野翔矢の8年間と2026年以降の注目点

牧野翔矢選手は、遊学館高から2018年ドラフト5位で西武に入団し、プロ入り後に右肘のトミー・ジョン手術という大きな試練を経験しました。

2023年には育成契約となり、背番号117で再出発。それでも2024年6月25日に支配下復帰を果たし、背番号53を取り戻しました。2025年には一軍29試合に出場し、長いリハビリを経て一軍でプレーする機会を増やしました。

しかし、2026年は二軍31試合で打率.188という成績にとどまり、10月26日に来季契約非締結を通告されました。西武での8年間に一区切りがついたことになります。

今回の経緯を読み解くうえで大切なのは、戦力外通告という結果だけで選手の価値を判断しないことです。牧野選手には、手術からの復帰、育成からの支配下復帰、一軍での出場経験という実績があります。一方で、2025年と2026年の打撃成績には、一軍定着に向けた課題も表れています。

今後の注目点は、現役続行の意思、他球団との契約の可能性、そして捕手として新たなチャンスをつかめるかどうかです。8年間過ごした西武を離れることになった牧野翔矢選手が、どのような決断を下すのか。今後の発表が待たれます。

主な情報源
- 埼玉西武ライオンズ公式発表(2024年6月25日・2026年10月26日)
- 日本野球機構(NPB)個人年度別成績
- 遊学館高等学校公式サイト
- パ・リーグ インサイト
- スポーツナビの選手成績
- 日刊スポーツ(2026年10月26日)

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