上白石萌歌の写真集の歴史を振り返ると、20歳を迎える直前に発売された『まばたき』と、25歳の節目に制作された『charm charm』という、異なる時期の2作品が大きな柱となっている。
1. ファースト写真集『まばたき』は2020年2月28日発売
『まばたき』
- 発売日:2020年2月28日
- 出版社:宝島社
- 撮影地:台湾
- 撮影:東京祐
- テーマ:20歳を迎える直前の素顔
所属事務所の東宝芸能は2020年1月17日、本人初となる写真集の発売を発表した。
撮影場所に選ばれたのは、本人が以前から訪れたいと希望していた台湾。色鮮やかな街並みを背景にしたファッション写真だけでなく、台湾グルメを楽しむ無邪気な表情も収録された。
加えて、写真だけではなく、台湾滞在中の直筆日記や、生まれてからの歩みを振り返るロングインタビューも掲載されている。
10代最後の時間を記録した作品であり、俳優として成長していく上白石萌歌の節目を捉えた一冊だ。
2. 25歳の記念作品『charm charm』は2025年6月4日発売
『charm charm』
- 発売日:2025年6月4日
- 出版社:講談社
- 撮影地:スリランカ
- 撮影:松岡一哲
- ページ数:168ページ
- 価格:3,960円(税込)
2025年2月27日、上白石萌歌の25歳の誕生日を前に、写真集の発売が発表された。
当初の発表では5月下旬の発売予定とされていたが、講談社の最終的な書誌情報では2025年6月4日発売となっている。
この違いは、発売日を検索する読者が混乱しやすいポイントだ。
本作は、写真家・松岡一哲からの提案をきっかけに実現した。上白石は以前から松岡の写真のファンであり、本人もカメラを趣味としている。
撮影だけでなく、衣装のセレクトや編集段階の構成会議にも参加。タイトルも本人が考案した。
講談社の書誌情報によると、A4判、168ページという仕様で、紙版と電子版が発売されている。
2作品を比較すると何が違う?
| 比較項目 | まばたき | charm charm |
|---|---|---|
| 発売年 | 2020年 | 2025年 |
| 発売日 | 2月28日 | 6月4日 |
| 撮影地 | 台湾 | スリランカ |
| 撮影者 | 東京祐 | 松岡一哲 |
| 出版社 | 宝島社 | 講談社 |
| 制作時の節目 | 20歳 | 25歳 |
| 主な特徴 | ファッション、台湾グルメ、日記 | 旅、建築、自然、素顔 |
この2冊を並べると、作品の方向性が変化していることが分かる。
『まばたき』は10代最後の自分を記録する作品。対して『charm charm』は、25歳になった上白石萌歌が、自分自身の感性をより深く反映させた作品だ。
単純な写真の比較ではなく、5年間の時間の経過を感じながら読むことにも価値がある。
【charm charmの内容】スリランカ撮影と松岡一哲が引き出した自然体の魅力

『charm charm』を理解するうえで重要なのが、撮影地のスリランカと写真家・松岡一哲の存在だ。
なぜ撮影地にスリランカを選んだのか
スリランカはインド洋に浮かぶ島国で、豊かな自然や歴史的な建築物で知られている。
上白石が特に関心を寄せていたのが、スリランカ出身の建築家ジェフリー・バワだ。
バワは自然と建築の調和を重視した建築家として知られ、トロピカル・モダニズムを代表する存在でもある。
上白石は建築への関心から、バワが手掛けた建築物を訪れることを目的の一つとしてスリランカを選んだ。
2024年9月、映画やドラマの仕事の合間に確保できた約1週間の休暇を利用して撮影旅行が実施された。
単に海外の美しい景色を背景に撮影するのではなく、本人が興味を持つ場所で時間を過ごすという企画そのものが、作品の個性につながっている。
松岡一哲の写真表現と上白石萌歌の相性
松岡一哲は、本作の著者・撮影者としてクレジットされている写真家だ。
今回の企画が成立した背景には、上白石自身が松岡の写真を以前から好んでいたことがある。
所属事務所の発売記念会見レポートでは、上白石が撮影中の感覚について、普段は役を背負ってカメラの前に立つことが多い一方、今回はそうした鎧を脱ぎ、ありのままの瞬間を撮影してもらったという趣旨を語っている。
ここに本作の大きな特徴がある。
俳優として演じる人物の表情ではなく、旅の途中で何かを見つめる顔、移動中の様子、食事を楽しむ姿など、日常に近い瞬間が作品の中心になっている。
写真集の内容は旅の時間そのもの
『charm charm』では、次のような要素が紹介されている。
- スリランカの自然や街並み
- ジェフリー・バワが手掛けた建築物
- 建築空間の中で過ごす姿
- プールで泳ぐ姿
- 現地の人々との交流
- 部屋で無邪気にはしゃぐ表情
- 旅の中で変化する自然な表情
特に印象的なのは、スリランカの列車内で出会った少女とのツーショットだ。
2025年6月の発売記念会見で、上白石はこの写真をお気に入りの一枚として紹介した。
言葉が通じなくても、空気や温度感を通してコミュニケーションできたことが、特別な思い出になったという。
また、本人は本書を旅の時系列に沿って構成したと説明している。
写真を順番に追うことで、読者も一緒に旅をしているような感覚を味わえる構成だ。
『charm charm』というタイトルに込められた意味
「charm」は英語で魅力、お守り、愛嬌などの意味を持つ。
上白石は、この言葉を自分自身や読者にとってのお守りのような存在にしたいという思いを込めて、タイトルを考案した。
同じ単語を2回重ねたのは、より印象的で親しみやすい響きにするためでもある。
タイトルの由来を知ってから写真を眺めると、単に美しい姿を記録した作品ではなく、旅先での出会いや心の動きを残した作品であることが理解しやすい。
【水着グラビアの真相】上白石萌歌の水着姿は写真集にある?
「上白石萌歌 水着グラビア」という検索が生まれる背景には、『charm charm』のプール撮影がある。
結論からいえば、公式に紹介されている作品内容にはプールで泳ぐ姿が含まれている。ただし、作品全体を水着グラビアとして紹介するのは正確ではない。
プールで泳ぐカットは実際に紹介されている
2025年6月15日付のMANTANWEBによる発売記念会見の記事では、トロピカル・モダニズム建築の様式を取り入れたプールで泳ぐカットが紹介されている。
そのほか、部屋の中ではしゃぐ姿など、これまでのメディア出演とは異なる自然体の写真も収録されている。
したがって、プールでの撮影そのものは確認できる事実だ。
一方、プールに入っている写真があることと、露出を主軸にした水着グラビア写真集であることは別問題である。
講談社の作品紹介が前面に出しているのは、スリランカの旅、自然、建築、現地の人との交流といったテーマだ。
写真集のために過度なダイエットはしていない
発売記念会見では、ボディメイクについても質問が出た。
MANTANWEBやTBS NEWS DIGの報道によると、上白石は写真集のために過度なダイエットをしたわけではないと説明している。
また、普段から市民プールで泳ぐことが趣味だと明かした。
この話から分かるのは、本作が短期間の身体づくりや特別な演出を中心にした作品ではないということだ。
本人が普段から楽しんでいることや、自然な状態を大切にした制作姿勢がうかがえる。
「水着グラビア」と検索したときの注意点
ネット上では、次の3種類の情報が混同されやすい。
1. 写真集に掲載されたプール撮影の写真
2. 雑誌やウェブ媒体に掲載されたファッション・ビジュアル写真
3. 水着姿を中心に構成したグラビア作品
この3つは、それぞれ掲載目的や作品の性質が異なる。
『charm charm』については、プールで泳ぐ写真が紹介されているものの、出版社の公式作品紹介は水着グラビアを主題にしたものではない。
また、2021年には上白石が幼少期の水着写真をSNSに投稿したことが報じられているが、これは大人になってからの水着グラビア作品とは別の話だ。
グラビア画像を探す場合は、出版社が公開している写真集の試し読みや、所属事務所の公式写真、発売記念記事などを区別して確認するのが確実だ。
【写真集とグラビア活動の違い】上白石萌歌の魅力が伝わる理由
上白石萌歌の写真表現を理解するには、写真集と一般的なグラビア活動の違いを知っておくとよい。
グラビアという言葉は、雑誌などに掲載される人物のビジュアル写真全般を指す場合もあれば、水着やファッションを中心にした写真企画を指す場合もある。
一方、写真集は一冊を通したコンセプトや構成、撮影者の表現を含めた作品だ。
作品ごとに異なる魅力
| 観点 | 雑誌グラビア | 『まばたき』 | 『charm charm』 |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | ビジュアル紹介 | 20歳前後の記録 | 25歳の旅の記録 |
| 表現方法 | 衣装・ポーズなど | ファッション・日常 | 旅・建築・自然 |
| 構成 | 掲載企画単位 | 台湾旅行を軸に構成 | 旅の時系列を重視 |
| 制作への本人の関与 | 企画による | 本人希望の台湾撮影 | 衣装・編集・題名にも参加 |
上白石萌歌の写真集が興味深いのは、単に写真家が撮影した姿を並べるだけではなく、本人の好きな場所や興味のあるテーマが作品に組み込まれている点だ。
特に『charm charm』では、本人が撮影地を選び、建築への関心を反映させている。
こうした制作過程を知ると、写真に写る表情だけでなく、その場所を選んだ理由や撮影中に感じたことまで含めて楽しめる。
写真集を選ぶならどちらがおすすめ?
『まばたき』がおすすめの人
- 20歳前後の上白石萌歌を知りたい
- 台湾の街並みや旅行風景が好き
- 初期のファッション写真を見たい
- 写真だけでなく直筆日記やインタビューも読みたい
『charm charm』がおすすめの人
- 25歳の上白石萌歌の表情を見たい
- 松岡一哲の写真表現に興味がある
- スリランカの自然や建築が好き
- 旅の記録として写真集を楽しみたい
- 俳優としての表情とは違う自然体の姿を知りたい
両方を読む場合は、発売順に見るのがおすすめだ。5年間で変化した雰囲気だけでなく、本人が大切にしている旅や写真への関心も見えてくる。
【2026年最新プロフィール】上白石萌歌の現在と俳優・adieuの活動
上白石萌歌(かみしらいし・もか)
- 生年月日:2000年2月28日
- 年齢:26歳(2026年11月5日時点)
- 出身地:鹿児島県
- 身長:163cm
- 所属:東宝芸能
- 趣味:水泳、散歩、読書、料理
- 音楽活動:adieu名義
上記は東宝芸能の公式プロフィールに掲載されている情報だ。
2011年の東宝シンデレラから俳優の道へ
上白石萌歌が芸能界に入るきっかけとなったのは、2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディションだ。
当時、グランプリを受賞し、芸能活動をスタートさせた。
その後、映画やドラマ、舞台、声優、音楽などへと活動の幅を広げていった。
代表的な映画出演作には、細田守監督の『未来のミライ』や『子供はわかってあげない』などがある。
また、音楽活動ではadieuという名義を使用している。俳優としての上白石萌歌とは異なる音楽表現を展開している点も特徴だ。
2026年の活動は俳優・音楽・ナレーションと多方面
2026年11月5日時点で、所属事務所の公式プロフィールには次のような活動が掲載されている。
- テレビ・ドラマ: 日本テレビ系『パンダより恋が苦手な私たち』で主演を務めた。
- 舞台: 2026年2月から3月にかけて明治座の『大地の子』に出演。
- 音楽: adieu名義で7月29日にシングル「Wanna me」を発売。
- 音楽: 9月25日に「ささくれ」を配信。
- テレビ・音楽: 10月23日の『ミュージックステーション』でadieuとして楽曲を披露。
- ラジオ: 10月からJFN系列の『今日は、ウチにいます』でパーソナリティを担当。
- 番組MC: NHKの『The Covers』でMCを継続。
俳優としてだけでなく、音楽番組、ラジオ、ナレーションなどでも存在感を発揮している。
2026年の上白石萌歌に写真集の新作予定はある?
2026年11月5日時点の所属事務所の公開情報では、『charm charm』に続く新しい写真集の発売決定は掲載されていない。
現在確認できる代表的な写真集は、2020年の『まばたき』と2025年の『charm charm』だ。
写真集の新作情報を探す場合は、出版社の刊行情報と東宝芸能の公式ニュースを確認するのがよい。
現時点では、写真集の新作を前提に購入予定を立てるよりも、既刊2作品を比較して楽しむのが現実的だ。
【よくある質問】上白石萌歌のグラビア・写真集に関するFAQ
Q1:上白石萌歌のファースト写真集は何というタイトル?
A1:2020年2月28日発売の『まばたき』。宝島社から刊行され、台湾で撮影された。撮影は東京祐が担当している。
Q2:上白石萌歌の『charm charm』の発売日はいつ?
A2:2025年6月4日。講談社から発売されたA4判168ページの写真集で、価格は3,960円(税込)。
Q3:『charm charm』の撮影地はどこ?
A3:スリランカ。本人が希望したジェフリー・バワの建築物などを巡りながら撮影された。
Q4:『charm charm』には水着グラビアが収録されている?
A4:プールで泳ぐ写真が収録されていることは報道で確認できる。ただし、公式の商品紹介では水着グラビアを主題にした作品とは説明されていない。
Q5:松岡一哲とはどのような関係?
A5:『charm charm』の撮影を担当した写真家。上白石が以前から松岡の写真のファンだったことが、写真集制作のきっかけの一つとなった。
Q6:上白石萌歌の写真集は何冊ある?
A6:代表的な本人名義の写真集として確認できるのは、『まばたき』と『charm charm』の2作品。発売順では2020年、2025年となる。
Q7:2026年現在、上白石萌歌は何歳?
A7:2000年2月28日生まれなので、2026年11月5日時点で26歳。俳優業に加えて、adieu名義の音楽活動も続けている。
まとめ:上白石萌歌のグラビアは写真集の制作背景まで知ると面白い
上白石萌歌のグラビアを探している人にとって、まず注目したいのは、2020年の『まばたき』と2025年の『charm charm』という2作品だ。
『まばたき』は台湾で撮影された10代最後の記録。『charm charm』はスリランカを舞台に、25歳の自然体の姿を収めた記念作品である。
特に『charm charm』は、写真家・松岡一哲との出会い、本人が選んだ撮影地、衣装や編集への参加など、制作過程そのものに上白石の個性が表れている。
水着グラビアについては、プールで泳ぐ写真が紹介されている一方、作品の中心は旅と日常の記録だ。検索結果の画像だけで判断せず、公式の作品紹介や発売記念会見の情報も合わせて確認したい。
【プロの結論】
上白石萌歌の写真集を楽しむうえで大切なのは、単なるビジュアルの比較にとどまらないことだ。
20歳の『まばたき』と25歳の『charm charm』を比較すると、本人が何に興味を持ち、どのような景色を見て、どんな時間を大切にしてきたのかが伝わってくる。
2026年現在も俳優・アーティストとして活動を続ける上白石萌歌。今後、新たな写真集が制作されるなら、さらに経験を重ねた彼女がどのような世界観を表現するのかにも期待が集まる。