結論からいえば、2人の間には実際に仲が良好とはいえない時期がありました。ただし、単なる性格の不一致や一方的な嫌悪ではありません。大きな背景にあったのは、Hey! Say! JUMPのセンターポジションをめぐる複雑な感情と、10代という多感な時期の競争意識です。
中島裕翔は2022年7月14日放送のフジテレビ系「ポップUP!」に出演し、山田との過去について率直に語りました。
当時の中島は、2007年のグループデビュー時にセンターを担当。しかし、2枚目のシングル以降は山田がセンターを務める機会が増えました。
中島は当時を振り返り、嫉妬やひがみが積み重なり、本当の意味で仲良くなかった時期があったと説明しています。
注目したいのは、中島自身がこの過去を大人になってから冷静に振り返っている点です。
当時は仕事上の立ち位置が変わったことで、相手の存在を素直に受け止められなかった。しかし、年齢を重ねるにつれて、自分と相手の努力や立場を理解できるようになりました。
「嫌いだった」という言葉の本当の意味
「ポップUP!」で中島が明かしたのは、20歳を超えてから初めて2人でお酒を飲みに行ったときの出来事です。
その席で山田が過去の感情を率直に伝え、中島も当時のわだかまりについて話したといいます。
中島によれば、山田から伝えられたのは「嫌いだったんだよね」という趣旨の言葉でした。
ただし、ここで重要なのは、その言葉が現在の関係を表すものではなかったことです。
中島は、この話が番組のテロップなどで大げさに扱われたことにも触れ、実際には過去の感情を共有し、これからも一緒に頑張ろうという話だったと説明しました。
つまり、不仲説には本人たちの発言という根拠があります。しかし、それを現在まで続く確執や絶縁状態と解釈するのは、本人たちの説明とは異なります。
【センター交代の背景】中島裕翔が感じた挫折と山田涼介へのライバル心

2人の関係を理解するうえで外せないのが、デビュー当時のセンター交代です。
Hey! Say! JUMPは2007年にデビュー。当時のメンバーは10人で、中島裕翔がデビュー曲でセンターを担当していました。
ところが、2枚目、3枚目のシングルでは山田涼介がセンターを務めるようになります。
この変化について、中島は2021年8月6日放送のTBS系「A-Studio+」で振り返っています。
中島が感じた「負けた」という気持ち
中島は番組で、山田について非常に努力家だったと評価しました。
ジュニア時代には、中島の背中を見て山田が頑張ろうと思っていたという関係性も紹介されています。
ところが、そんな山田に追い抜かれたと感じた瞬間、中島の中には敗北感が生まれました。
中学生だった中島にとって、センターという立場は単なる立ち位置以上の意味を持っていたのでしょう。
2025年1月12日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」でも、中島は当時の経験を改めて語っています。
そのときの心境を象徴する言葉が「みんなが敵に見えた」でした。
一方、山田に対しては努力家であるという評価を一貫して示しています。
ここから見えてくるのは、相手の実力を認めているからこそ生まれた複雑なライバル心です。
センター交代はなぜ起きたのか?
センター交代について、本人たちの発言から確認できる事実は次のとおりです。
- デビュー時は中島がセンターだった。
- 2枚目、3枚目のシングルでは山田がセンターを担当した。
- 中島は山田の努力を認めていた。
- 中島自身は交代を挫折として受け止めていた。
ただし、交代の具体的な人選理由や運営側の判断過程について、本人たちが詳細な説明をした事実は確認できません。
そのため、「中島の人気が落ちたから」「山田が中島を押しのけたから」といった単純な説明は適切ではありません。
むしろ、当時の中島の発言からは、グループ内での役割の変化を受け止める難しさと、山田自身の努力を認めざるを得ない複雑な心境が伝わってきます。
【和解の経緯】A-Studio+とポップUP!で明かされた2人の変化
2人の関係が変わっていった過程を知るうえで、特に重要なのが「A-Studio+」と「ポップUP!」での発言です。
興味深いのは、山田と中島がそれぞれ別の番組で、同じ関係性について自分の視点から語っていることです。
2021年8月:中島が「A-Studio+」で語った本音
2021年8月6日放送の「A-Studio+」では、中島がセンター交代に伴う葛藤を明かしました。
中島は山田の努力を認めながらも、自分がセンターから外れたことを当時は大きな挫折として感じていたと振り返っています。
加えて、20歳を迎える頃には互いに本音をぶつけ合えるようになり、最初に抱いていた印象についても話し合ったと説明しました。
2022年2月:山田が「A-Studio+」で語った高校時代
2022年2月4日放送の「A-Studio+」では、今度は山田がゲストとして出演しました。
山田が振り返ったのは、高校時代の中島との気まずい出来事です。
山田と知念侑李は当時、NYCとしても活動していました。
学校でNYCの紅白歌合戦出場が決まったと知らされたとき、周囲が祝福するなか、中島だけが少し寂しそうな表情をしていたといいます。
山田は、その状況がメンバーとしてつらかったと振り返りました。
そして、中島との関係について、次のように話しています。
「裕翔とは仲悪い時期もあって、それを経て、今がある」 「今はめっちゃ仲良いです」
この発言からは、山田が中島の立場や心情を理解しようとしていたこともうかがえます。
2022年7月:ポップUP!で明かされた関係修復
同年7月14日の「ポップUP!」では、中島が2人の関係修復についてさらに具体的に説明しました。
特に印象的なのは、和解が何か特別なイベントによって突然起きたのではなく、率直な会話を重ねるなかで進んだという点です。
中島は、互いに主演を経験するようになったことも大きかったと説明しています。
自分が作品を背負う立場になれば、仕事の責任やプレッシャー、苦労が分かるようになります。
山田がグループのセンターとして背負ってきたものを、中島も別の立場から理解できるようになったのです。
中島は、互いに感謝し、刺激し合い、尊敬できる部分を認め合うようになったと語っています。
この変化こそが、2人の関係を理解する要点です。
【2人の関係を時系列で整理】不仲からライバル、そして互いを認める存在へ
ここまでの出来事を時系列で整理すると、2人の関係の変化がより分かりやすくなります。
出典:STARTO ENTERTAINMENT公式発表、スポニチアネックス、WEBザテレビジョンなどの番組報道をもとに整理。
この年表から分かるのは、2人の関係が一貫して悪かったわけではないことです。
センター交代によって生まれた競争意識は、時間の経過とともに互いを高め合う関係へと変わっていきました。
【2025年8月28日】中島裕翔のHey! Say! JUMP卒業理由は山田との不仲なのか?
2025年8月28日、STARTO ENTERTAINMENTは中島裕翔のHey! Say! JUMP卒業を正式発表しました。
デビューから約18年という節目での決断だったため、ファンの間でも大きな話題となりました。
ここで気になるのが、山田との過去の不仲説が卒業に関係していたのかという点です。
公式発表で説明された卒業理由
STARTO ENTERTAINMENTの発表によると、卒業の背景には、Hey! Say! JUMPの20周年に向けた活動を協議するなかで、中島自身が個人として自立して活動したいと申し出たことがありました。
中島本人も、自分にとって芝居への思いが強くなっていたことを説明しています。
そして、今後は自分の足で立ち、俳優を主軸に活動すると決断しました。
卒業発表で示された主な要点は次のとおりです。
- 卒業日:2025年8月28日
- 活動方針:俳優活動への専念
- 所属:STARTO ENTERTAINMENTとの専属契約は継続
- 個人活動:個人ファンクラブの開設も発表
- グループ:中島の卒業後は7人体制へ
また、Hey! Say! JUMPのメンバーも連名でコメントを発表しました。
メンバーによると、最初は戸惑いもあったものの、話し合いを重ね、中島の芝居への熱意と独り立ちしたい思いを尊重することに決めたとのことです。
山田との不仲が卒業の原因だったという情報はある?
公式発表で説明された理由は、俳優として自立したいという中島本人の意思です。
山田との関係が卒業の原因だったという説明はありません。
むしろ、2025年1月の「ボクらの時代」で中島は、山田との関係を良好だと説明し、互いの出演作品を意識するライバル関係についても語っていました。
したがって、過去の不仲説と2025年の卒業を直接結び付ける見方には、公式な裏付けがありません。
【2026年最新】中島裕翔の現在は?俳優活動と山田涼介の7人体制での活動
2026年11月5日現在、中島裕翔はSTARTO ENTERTAINMENTの公式アーティストページに掲載されており、個人名義での活動を展開しています。
卒業後の活動は、ドラマ、舞台、写真展、ファンイベントなど多方面に広がっています。
中島裕翔の2026年の主な活動
連続ドラマW「シリウスの反証」
2026年1月10日からWOWOWで放送された全5話の社会派サスペンス。中島は主人公の弁護士・藤嶋翔太を演じました。冤罪事件の再審請求に挑む役柄で、主演俳優としての存在感を示した作品です。
舞台「セールスマンの死」
2026年6月から8月にかけて東京、埼玉、大阪、愛知、富山、長野などで上演された舞台作品。中島の出演がSTARTO ENTERTAINMENTの公式公演情報に掲載されています。
写真展「7okyo color space/東京色空間」
2026年8月7日から20日まで東京、9月12日から25日まで大阪で開催。中島の写真への関心を個人名義の表現活動につなげた企画です。
U.T.O.T.A.K.U YUTO NAKAJIMA ~Fan meeting 2026~
10月12日に大阪公演を開催日程に設定し、11月29日には東京グローブ座での公演が予定されています。個人活動を応援するファンとの交流も本格化しています。
加えて、2026年12月2日には「シリウスの反証」のBlu-ray BOX発売も予定されています。2027年4月には主演舞台「見えざる手」の公演も発表されています。
このように、2026年の中島はグループ卒業後の活動基盤を着実に広げています。
山田涼介とHey! Say! JUMPは7人体制で活動
一方の山田涼介は、Hey! Say! JUMPのメンバーとして活動を継続しています。
2026年にはソロアルバム「Are You Red.Y?」やドームツアーを展開。グループ活動と個人活動の両方を進めています。
2026年11月現在、Hey! Say! JUMPは7人体制です。
公式発表では、11月11日発売予定のニューアルバム「Juliet」や、12月から始まる「Hey! Say! JUMP DOME TOUR 2026-2027 Juliet」も告知されています。
かつてセンターをめぐって複雑な感情を抱いた2人は、現在、それぞれ違う活動の道を歩んでいます。
ただし、グループを離れたことと、過去の関係が悪化したことは別の問題です。
STARTO ENTERTAINMENTから独立したわけではない
中島の卒業について、もう一つ間違えやすい点があります。
それは、Hey! Say! JUMPの卒業とSTARTO ENTERTAINMENTからの退所を混同することです。
中島はグループを卒業しましたが、事務所との専属契約は継続しています。
2026年の公式アーティストページにも、中島裕翔のプロフィール、ファンクラブ、出演情報、公演情報が掲載されています。
つまり、活動の場がグループ中心から個人中心に変わったのであり、芸能活動そのものを辞めたわけではありません。
【プロの結論】山田涼介と中島裕翔はライバルだからこそ認め合えた
2人の関係を振り返ると、単純な「仲良し」「不仲」という二択では説明できないことが分かります。
注目すべきなのは、次の3つの変化です。
1. センター交代による競争意識
中島にとって、センターから外れた経験は大きな挫折でした。しかし、山田の努力を認めていたからこそ、単純に相手を否定することもできなかったのでしょう。
2. 互いの立場を理解する経験
2人とも主演を経験し、仕事に対する責任や苦労を理解するようになりました。若い頃には見えなかった相手の努力を認められるようになったことが、関係改善につながりました。
3. 個人として異なる道を選ぶ段階へ
2025年の中島の卒業は、長年続いたグループ活動から個人の俳優活動へ軸足を移す決断でした。山田はグループとソロの両方で活動を続けています。
ここで重要なのは、競争相手と敵対相手は同じではないということです。
山田と中島は、同じグループの中で比較され、時には互いを意識しながら成長してきました。
そして、相手の実力を認められるようになったことで、過去のわだかまりを乗り越えたのです。
2026年現在、2人は同じグループで活動していません。それでも、長年同じ時間を過ごしてきたメンバーとしての歴史は変わりません。
【山田涼介と中島裕翔の関係】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山田涼介と中島裕翔は本当に不仲だったのですか?
A1:はい。本人たちが、仲良くなかった時期があったと認めています。主な背景には、デビュー後のセンター交代に伴う中島の嫉妬や劣等感がありました。ただし、後年には互いに本音を話し合い、良好な関係になったと説明しています。
Q2:山田涼介と中島裕翔のセンター交代はいつ起きたのですか?
A2:2007年のデビュー時は中島がセンターでしたが、2枚目、3枚目のシングルでは山田がセンターを担当しました。中島は後年、この変化を挫折として感じていたと語っています。
Q3:山田涼介と中島裕翔はどのように和解したのですか?
A3:20歳を超えて初めて一緒にお酒を飲んだ際、互いに過去の印象を率直に話したことが一つの転機でした。また、主演を経験して仕事上の苦労を理解し、互いを尊敬するようになったと中島が説明しています。
Q4:中島裕翔がHey! Say! JUMPを卒業した理由は何ですか?
A4:2025年8月28日、中島本人が俳優を主軸に個人活動をしていく決断を発表しました。公式発表では、20周年に向けた協議の中で本人から申し出があり、メンバー全員がその意思を尊重したと説明されています。
Q5:中島裕翔は2026年現在、どこに所属していますか?
A5:STARTO ENTERTAINMENTに所属しています。Hey! Say! JUMPは卒業しましたが、事務所を退所したわけではありません。
Q6:2026年現在のHey! Say! JUMPは何人体制ですか?
A6:中島裕翔の卒業後、7人体制で活動しています。山田涼介も引き続きメンバーとして活動しています。
まとめ:山田涼介と中島裕翔の関係は不仲を乗り越えたライバル関係
山田涼介と中島裕翔の関係には、センター交代による嫉妬や競争意識など、本人たちが認めた複雑な過去がありました。
しかし、2021年と2022年の「A-Studio+」、2022年の「ポップUP!」での発言からは、過去のわだかまりを乗り越え、互いを認め合う関係に変化したことが分かります。
2025年8月28日には中島がHey! Say! JUMPを卒業し、俳優活動を主軸とする新しい道を選びました。2026年現在、中島はドラマや舞台、写真展など個人活動を展開し、山田は7人体制のHey! Say! JUMPとソロ活動の両方で活躍しています。
2人の関係を理解する鍵は、過去の不仲だけでなく、互いの努力を認め合えるようになった変化にあります。 かつて同じ場所を目指したライバルは、今、それぞれの舞台で自分の可能性を追い続けています。