2026年9月30日のTBS定例社長会見で示された回答は、現在の状況を判断するうえで最も重要な情報だ。
スポニチアネックスの会見取材報道によると、松本人志の「キングオブコント」と「水曜日のダウンタウン」への出演について、TBSの竹内明常務取締役は次のように説明した。
「現時点ではまったく決まっておりません」
加えて、今後の対応については、その時々の状況に応じて総合的に判断する考えを示している。
つまり、TBSは松本人志の復帰を決定しておらず、復帰時期についても具体的な見通しを公表していない。2026年3月の番組改編説明会でも、TBS側は「きょうの段階でそういった話はありません」と説明していた。
9月の会見でも同様の姿勢が確認されたことから、少なくとも現時点では、番組復帰に向けた正式な決定が公表されていない状況だ。
TBS公式サイトには松本人志の名前が残っている
もう一つ注目したいのが、TBSの「水曜日のダウンタウン」公式番組紹介ページだ。
同ページの出演者欄には、現在も次のように記載されている。
- ダウンタウン
- 浜田雅功
- 松本人志
また、スタッフ欄には演出・プロデューサーとして藤井健太郎の名前が掲載されている。
ただし、この出演者表記は番組全体の紹介情報であり、松本人志の個別回への出演を確約するものではない。
実際、TBSは9月30日の会見で出演未定という立場を明らかにしている。
公式サイトに名前があることと、実際にテレビ出演することは別問題だ。
現段階では、番組の基本情報に名前が残っていることを復帰決定の根拠にすることはできない。
復帰時期はいつになるのか
2026年11月6日現在、復帰日として発表された具体的な日付はない。
今後、復帰に関する情報が出る場合、注目すべき発表主体は次の3者となる。
1. TBSテレビ: 水曜日のダウンタウンへの出演や番組起用に関する判断。
2. 吉本興業: 松本人志の所属事務所としての活動方針や出演調整。
3. 番組制作側: 収録や出演者構成に関する具体的な動き。
特に、藤井健太郎ら番組スタッフの発信は制作現場の動向を知る手掛かりになるものの、出演決定を正式に発表する立場とは区別する必要がある。
【番組不在の経緯】松本人志が水ダウから姿を消した理由

松本人志が水曜日のダウンタウンに出演しなくなった背景には、2023年末から報じられた週刊誌報道と、その後の活動休止、訴訟問題がある。
2024年1月8日:芸能活動休止を発表
2024年1月8日、吉本興業は松本人志について、当面の間、芸能活動を休止することを発表した。
松本本人が、報道された記事などと向き合い、裁判に注力したいと申し入れたことが理由として説明されている。
これを受け、レギュラー出演していた番組の収録や放送にも影響が及んだ。
2024年1月24日:水ダウで最後の収録出演
水曜日のダウンタウンで松本人志が出演した最後の収録回となったのが、2024年1月24日放送分だ。
同日の放送前、番組演出を担当する藤井健太郎が自身のXで、松本人志が出演する収録回は今回が最後になると告知した。
この日の企画は、次の2本だった。
- 「テレビのロケが一度も来たことのない店、東京23区内にも探せばそこそこある説」
- 「説教の達人第2弾」
放送自体は通常どおり進行し、松本もスタジオ出演していた。
翌週の1月31日放送回では、松本の姿はなくなり、番組のオープニングでも松本のイラスト部分が覆面レスラー「エル・チキンライス」に変更された。
このため、1月24日は松本人志の水ダウにおける最後の収録出演回として知られている。
2024年11月8日:訴訟終結を発表
松本人志は、週刊文春の記事をめぐって文藝春秋などに損害賠償を求める訴訟を起こしていたが、2024年11月8日に訴えを取り下げた。
吉本興業が発表した代理人弁護士のコメントには、松本本人による謝罪と、訴訟を取り下げる理由が記されている。
また、吉本興業は活動再開について、関係各所と相談したうえで決まり次第知らせると説明した。
ここで押さえておきたいのは、訴訟の取り下げは裁判所による事実認定や判決とは異なるという点だ。
訴訟が終結したことと、テレビ局が出演を決定することも別の問題である。
その後も、TBSは番組復帰について慎重な判断を続けている。
【時系列・関係者一覧】松本人志と水曜日のダウンタウンの関係を整理
ここまでの経緯を、関係者と番組の動きを含めて整理する。
| 時期 | 出来事・関係者 | 確認できる状況 |
|---|---|---|
| 2024年1月8日 | 松本人志・吉本興業 | 芸能活動休止を発表 |
| 2024年1月24日 | 藤井健太郎・松本人志 | 松本人志が出演する最後の収録回を放送 |
| 2024年1月31日 | TBS | 松本人志不在で放送 |
| 2024年11月8日 | 吉本興業・松本人志 | 週刊誌報道をめぐる訴訟の取り下げを発表 |
| 2025年11月1日 | DOWNTOWN+ | 松本人志の新コンテンツを含む配信サービス開始 |
| 2026年3月6日 | TBS | レギュラー番組への復帰は現段階で話がないと説明 |
| 2026年9月30日 | TBS・竹内明常務取締役 | 水ダウとキングオブコントへの出演は未定と説明 |
| 2026年10月23日 | 吉本興業・DOWNTOWN+ | 新企画「ピクチャログ」の11月末配信を発表 |
関係者それぞれの立場は?
松本人志
ダウンタウンのボケ担当として、長年、水曜日のダウンタウンのスタジオ出演者を務めてきた。2024年の活動休止後、地上波のレギュラー番組には復帰していない一方、DOWNTOWN+を通じて新しいコンテンツの企画・出演を続けている。
浜田雅功
ダウンタウンのツッコミ担当で、水曜日のダウンタウンでは進行役を担ってきた。
2025年3月10日から体調不良で休養していたが、同年5月2日に活動再開を発表。水曜日のダウンタウンには6月4日放送回からMCとして復帰した。
現在は松本人志不在の番組を支える中心的な存在となっている。
藤井健太郎
TBSのディレクターで、水曜日のダウンタウンの演出・プロデューサーを担当している。
番組独自の企画や大胆な検証スタイルを生み出してきた人物であり、松本人志の最後の収録出演についても、2024年1月24日に自身のXで告知していた。
ただし、藤井が番組制作を担当していることと、松本人志の復帰を決定できることは同じではない。出演の正式決定については、TBSの発表を確認する必要がある。
【番組はどうなる?】浜田雅功を中心に水曜日のダウンタウンは放送継続
松本人志の不在が続いているにもかかわらず、水曜日のダウンタウンは番組終了や長期休止には至っていない。
TBSの公式番組情報では、毎週水曜日の放送枠が案内されており、2026年11月11日の放送予定も掲載されている。
浜田雅功の復帰が番組に与えた影響
2025年には、松本人志だけでなく浜田雅功も休養した時期があった。
浜田は2025年3月10日に休養を発表し、5月2日に活動を再開。その後、6月4日放送回で水曜日のダウンタウンのMCに復帰した。
休養期間中は千原ジュニアや、や団の中嶋享などが代役MCを務めたことも報じられている。
2026年4月にも浜田がインフルエンザで番組を欠席し、千原ジュニアが代役を務めた回があった。
こうした対応からも、番組が特定の出演者一人に依存せず、企画や出演者の組み合わせを調整しながら放送を続けていることが分かる。
松本人志がいなくても番組が成立する理由
水曜日のダウンタウンの魅力は、ダウンタウンのトークだけに限定されない。
番組の中心にあるのは、芸能人や一般の人々が信じている説を持ち寄り、実験やロケを通じて検証する独自の企画構成だ。
そのため、松本人志が不在でも、プレゼンター、パネラー、ロケ出演者、進行役を組み合わせることで番組の基本フォーマットを維持できる。
一方で、松本人志のコメントや独特の視点は、番組のスタジオトークを構成する重要な要素だった。
番組が継続していることは、松本人志の復帰が必要なくなったという意味ではない。制作体制として放送を続けられることと、視聴者がコンビそろっての出演を望むかどうかは、別々の論点である。
【2026年最新】DOWNTOWN+で松本人志は何をしている?
地上波出演が未定である一方、松本人志の活動がすべて停止しているわけではない。
大きな転換点となったのが、2025年11月1日に始まった有料配信サービス「DOWNTOWN+」だ。
2025年11月1日:DOWNTOWN+で活動再開
吉本興業は2025年10月2日、新しい配信サービスDOWNTOWN+の概要を発表した。
同サービスは、ダウンタウン、松本人志、浜田雅功の3カテゴリーでコンテンツを展開する独自のプラットフォームだ。
サービス開始時には、松本人志がプロデュース・出演する新コンテンツや過去のテレビ番組、映画などが公開された。
同年11月1日には松本人志による単独生配信も実施され、芸能活動再開の場となった。
2026年11月:新企画やNetflixとの同時配信も発表
2026年はDOWNTOWN+の活動がさらに広がっている。
特に注目される発表は次のとおりだ。
1.松本人志と千鳥・大悟の新企画
2026年10月1日、吉本興業はサービス開始1周年記念企画として「松本人志と○○したい!」を発表した。
千鳥の大悟が初登場する企画で、11月6日から配信される予定が案内された。
2.Netflixとの同時配信
2026年9月30日、吉本興業は松本人志がプロデュースする新コンテンツについて、DOWNTOWN+とNetflixで同時配信すると発表した。
作品は制作中で、年内の配信予定とされている。
これはDOWNTOWN+が他の動画配信サービスと同じ作品を同時配信する初めての取り組みとして発表された。
3.新大喜利企画「ピクチャログ」
2026年10月23日には、松本人志が仕掛ける新企画「ピクチャログ ― ESCAPE from 大喜利 LABYRINTH ―」が発表された。
11月末からDOWNTOWN+とNetflixで同時配信される予定だ。
出演予定者には、次の芸人やアスリートが名を連ねている。
- ネプチューン・堀内健
- 笑い飯・西田幸治
- ロバート・秋山竜次
- 安田大サーカス・クロちゃん
- パンサー・尾形貴弘
- 狩野英孝
- 武蔵
- 武尊
松本人志が企画を仕掛ける側に立つ点も注目される。
DOWNTOWN+での復帰は地上波復帰を意味するのか
ここは混同されやすいポイントだ。
DOWNTOWN+で新番組に出演していることは、芸能活動を再開している証拠にはなる。しかし、TBSの番組に出演することが決まった証拠にはならない。
両者には、次のような違いがある。
| 比較項目 | DOWNTOWN+ | 水曜日のダウンタウン |
|---|---|---|
| 運営・放送主体 | 吉本興業の独自配信サービス | TBSテレビ |
| 主な活動形態 | オリジナル番組・生配信 | 地上波バラエティー |
| 松本人志の活動 | 企画・出演を継続 | 出演再開は未決定 |
| 今後の展開 | 新作やNetflix同時配信を予定 | TBSが状況に応じて判断 |
つまり、松本人志は配信メディアでは活動の幅を広げているものの、地上波への復帰については別途、テレビ局側の判断が必要になる。
【誤解を整理】松本人志の復帰に関する噂と事実
松本人志の活動再開をめぐっては、配信番組の発表や公式サイトの表記など、複数の情報が混在している。
特に誤解しやすいポイントを整理する。
誤解1:TBS公式サイトに名前があるから復帰決定?
事実:復帰決定ではない。
TBSの番組紹介ページに松本人志の名前が掲載されているのは事実だ。
しかし、2026年9月30日の会見では、水曜日のダウンタウンへの出演について決定していないと説明されている。
個別の出演情報と番組紹介ページの記載を区別する必要がある。
誤解2:訴訟が終わったからテレビに戻れる?
事実:訴訟の終結とテレビ出演の判断は別。
2024年11月8日に訴訟の取り下げが発表されたが、それによってテレビ出演が自動的に再開するわけではない。
吉本興業も、活動再開について関係各所との相談を経て決定すると説明していた。
誤解3:DOWNTOWN+で活動しているから水ダウにも出演する?
事実:現時点で出演決定の発表はない。
DOWNTOWN+では新企画が続々と発表され、Netflixとの同時配信も決まった。
しかし、これは吉本興業側の配信事業に関する発表であり、TBSの番組出演決定とは異なる。
復帰情報を見極める3つの判断基準
今後、松本人志の復帰に関するニュースを読む際は、次の3点を確認すると情報の混同を防ぎやすい。
- 発表主体: TBS、吉本興業などの公式発表か。
- 出演形態: ゲスト出演、特番出演、レギュラー復帰のどれなのか。
- 日程の具体性: 収録日や放送日が正式に公表されているか。
特に「復帰へ」「復帰か」といった見出しだけでは、出演が確定したとは判断できない。
【プロの結論】松本人志の水ダウ復帰はTBSの正式発表が最大の焦点
松本人志の現在を考えるうえで、最も重要なのは、芸能活動再開とテレビ局への復帰を切り離して捉えることだ。
2025年11月以降、松本人志はDOWNTOWN+を活動の中心的な場として、新しい企画や生配信に取り組んできた。2026年秋にはNetflixとの同時配信も発表され、配信事業の展開は拡大している。
一方、水曜日のダウンタウンについては、TBSが2026年9月30日の会見で出演未定と説明している。
この2つの動きを並べると、現在の状況は明確だ。
松本人志は芸能活動を再開している。しかし、水曜日のダウンタウンへの復帰は決まっていない。
今後の注目点は3つある。
1. TBSが松本人志の番組出演について新たな方針を公表するか。
2. 吉本興業が地上波出演を含めた活動方針を発表するか。
3. 藤井健太郎が手掛ける番組制作に具体的な出演変更が生じるか。
また、仮に出演が決まったとしても、最初からレギュラー復帰するのか、特別企画への出演なのかによって意味合いは大きく異なる。
番組の継続と松本人志の復帰は別の問題であり、今後の判断には引き続き注目が集まりそうだ。
【水曜日のダウンタウン松本人志】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:松本人志は2026年11月現在、水曜日のダウンタウンに出演していますか?
A1:出演していない。2024年1月24日放送回が最後の収録出演となっており、2026年11月6日現在、復帰は発表されていない。
Q2:松本人志の水ダウ復帰はいつですか?
A2:具体的な復帰日は決まっていない。2026年9月30日のTBS定例社長会見でも、出演について「現時点ではまったく決まっておりません」と説明された。
Q3:松本人志は現在、芸能活動をしていますか?
A3:活動している。2025年11月1日に始まったDOWNTOWN+で新コンテンツの企画・出演を行っている。2026年にはNetflixとの同時配信企画も発表された。
Q4:水曜日のダウンタウンは松本人志がいなくても続いていますか?
A4:続いている。浜田雅功を中心とした番組構成で放送されており、TBSは2026年11月の放送予定も掲載している。
Q5:TBS公式サイトに松本人志の名前があるのはなぜですか?
A5:番組紹介ページの出演者欄にダウンタウンの2人が掲載されているためだ。ただし、これは個別回への出演決定を意味するものではない。
まとめ:松本人志の水ダウ復帰は正式発表を待つ段階
2026年11月現在、水曜日のダウンタウンへの松本人志の復帰は未定だ。
2024年1月の活動休止から約2年10カ月が経過し、松本人志はDOWNTOWN+を通じて新しい活動を展開している。
一方、2026年9月30日のTBS会見では、水曜日のダウンタウンとキングオブコントへの出演について、具体的な決定はないと説明された。
浜田雅功を中心に番組は放送を続けており、制作を担当する藤井健太郎の存在も番組の今後を考えるうえで重要だ。
今後、松本人志の復帰を判断するうえで最も確かな情報源となるのは、TBSと吉本興業からの正式発表である。
配信での活躍が地上波復帰につながるのか。それとも独自の活動路線をさらに広げていくのか。水曜日のダウンタウンに松本人志が再び登場する日が来るのか、引き続き注目したい。