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【ラストライブ】SHISHAMO THE FINAL!!!と「さよならボヤージュ」の全貌

高村 美里 高村 美里 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

SHISHAMOの活動終了を語るうえで欠かせないのが、最後の全国ツアーと、地元・川崎で開催されたスタジアムライブです。

ファイナルツアー2026「さよならボヤージュ!!!」

2026年2月から始まった最後の全国ツアーは、「SHISHAMO ファイナルツアー2026『さよならボヤージュ!!!』」。

活動終了までの時間をファンと共有するための重要なツアーでした。

しかし、順調なスタートとはなりませんでした。

2026年2月20日、公式サイトは宮崎朝子の体調不良を理由に、奈良・広島・高松・福岡の4公演について開催見合わせを発表しました。

さらに3月4日には、宮崎の回復に時間が必要との判断から、3月公演の中止も発表。2月に見合わせた公演についても、振替日程の調整がつかず中止となりました。

宮崎本人も、最後のツアーが予定どおり進まなくなったことについて、申し訳なさや悔しさを伝えています。

その後、4月1日に公式からツアー再開が発表され、4月4日の群馬・高崎芸術劇場公演から再スタートしました。

この経緯からも、活動終了までの道のりが決して平坦ではなかったことが分かります。

2026年6月13日・14日、等々力で迎えた最後の日

ラストライブの正式名称は、次のとおりです。

SHISHAMO THE FINAL!!! ~Thanks for everything~

会場は神奈川県川崎市のUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)。

日程 公演名 内容
6月13日(土) THANKS DAY ファンへの感謝を伝える1日目
6月14日(日) GOODBYE DAY 活動終了を迎える最後のステージ

2日間はそれぞれ異なる内容で構成され、約7万人を動員しました。

この会場が選ばれたことには、特別な意味があります。

SHISHAMOは過去にも等々力でのスタジアムワンマンライブを計画していました。しかし、2018年は台風、2020年は新型コロナウイルスの影響で、いずれも開催できませんでした。

今回の公演は、長年実現を願っていた地元スタジアムでのライブを、最後の舞台として実現させたものです。

単に大規模な会場を選んだのではなく、バンドの出発点である川崎に戻り、ファンとともに物語を締めくくる意味がありました。

吉川美冴貴がラストライブで復帰!最後の演奏は?

ラストライブで大きな注目を集めた出来事が、休養していた吉川美冴貴の復帰です。

2026年6月14日のGOODBYE DAYでは、当初、休養中の吉川に代わりサポートドラマーの歌川菜穂が演奏を担当していました。

しかし、ダブルアンコールで吉川がステージに登場。

宮崎、松岡、吉川の3人が再び同じステージにそろうと、会場は大きな歓声に包まれました。

演奏されたのは「明日も」「明日はない」、そして最後の楽曲「僕に彼女ができたんだ」です。

特に「僕に彼女ができたんだ」は、吉川が作詞した初期の代表曲の一つ。バンドの原点につながる楽曲で、最後の演奏を締めくくりました。

この瞬間は、単なるサプライズ出演ではありません。休養によって一度はステージを諦めかけた吉川が、最後に自分の言葉で感謝と別れを伝えるために戻ってきた、重要な場面でした。

音楽ニュースのライブレポートでも、3人が最後までSHISHAMOとして演奏し、活動に幕を下ろしたことが伝えられています。

【メンバーの現在】宮崎朝子・松岡彩・吉川美冴貴の今後は?

ししゃもバンド解散

バンドとしての活動は終了しましたが、3人それぞれの人生や音楽との関係まで終わったわけではありません。

ここでは、活動終了後のメンバーについて、公開されたコメントと現在確認できる情報を整理します。

宮崎朝子:SHISHAMOを支え続けたボーカル・ギター

宮崎朝子は、SHISHAMOのボーカル・ギターを担当してきた中心メンバーです。

2026年のファイナルツアーでは体調不良による公演中止を経験しましたが、療養期間を経て4月からツアーに復帰しました。

ラストライブでは、SHISHAMOへの愛情と、これからの人生について前向きな思いを語っています。

特に印象的なのは、SHISHAMOというバンドを心から愛している一方で、今後も何かに熱中して生きていきたいという趣旨のメッセージです。

活動終了を、人生そのものの終わりではなく、新しい自分に向かう節目として捉えている様子が伝わります。

なお、2026年11月5日現在、宮崎の具体的なソロデビューや次の所属先について、公式に確定した発表は確認できません。

松岡彩:活動終了のきっかけを語ったベーシスト

松岡彩は2014年に加入し、約12年間にわたってSHISHAMOのベースを担当しました。

活動終了を決めるきっかけとなった2024年初夏の話し合いに関わったことから、松岡の今後に関心を持つファンも少なくありません。

ただし、本人が明らかにしているのは、3人で音楽を続けられたことへの感謝や、SHISHAMOの楽曲に対する思いです。

最後のステージでは、自分がSHISHAMOの一員でいられたことの幸せや、メンバーとファンとのつながりについて語りました。

また、2026年2月発売のメンバー選曲アルバムでは、自ら16曲を選曲。普段は宮崎が主導することの多い楽曲選びに取り組み、改めてバンドの作品と向き合う機会になったとコメントしています。

今後のソロ活動や別バンドへの加入など、具体的な進路については公式発表を待つ必要があります。

吉川美冴貴:休養を経て最後のステージに復帰

吉川美冴貴は、2025年2月から体調不良のため休養していました。

2026年2月のメンバー選曲アルバム発売時点でも、本人は回復途中であり、ファンの前でドラムを演奏するのは難しいと説明していました。

それだけに、6月14日のラストライブでの復帰は大きな意味を持ちました。

日刊スポーツが報じた吉川のSNS投稿では、次の言葉が紹介されています。

「私は本当にずっと幸せでした」

吉川は休養中、ドラムを思うように演奏できなくなり、一度はステージに立つことを諦めたこともあったと振り返っています。

それでも最後にファンと会いたいという思いから再び練習し、等々力のステージに立ちました。

加えて、SHISHAMOで過ごした時間を宝物として受け止め、これからは新しい自分として生きていくという趣旨のメッセージも残しています。

これは、活動終了後の吉川自身の歩みを考えるうえで、非常に重要なコメントです。

2026年11月現在、3人はそれぞれ何をしている?

現時点で整理できる情報は次のとおりです。

- 宮崎朝子:療養を経てラストライブを完遂。今後の個人活動の具体的な発表は確認できない。
- 松岡彩:ラストライブでファンに感謝を伝えた。次の音楽活動についての確定発表は確認できない。
- 吉川美冴貴:休養からラストライブで復帰。今後の進路については本人の新たな発表が待たれる。

ここで大切なのは、SHISHAMOの活動終了と、3人それぞれの音楽活動の終了を同一視しないことです。

バンドという形は終わりましたが、3人の今後の活動まで一律に決まったわけではありません。

【ファンクラブ終了と今後】しゃもサポはどうなった?最後の作品も紹介

SHISHAMOの活動終了に伴い、ファンが利用してきた公式サービスにも変化がありました。

しゃもサポ・ししゃモバは2026年8月31日に終了

SHISHAMOのオフィシャルファンクラブ「しゃもサポ」と公式アプリ「ししゃモバ」は、2026年8月31日をもってサービスを終了しました。

公式案内では、次のような対応が告知されていました。

項目 公式案内の内容
サービス終了日 2026年8月31日
月額会員 7月31日に自動更新停止、8月31日まで有効
年額会員 自動更新停止、残り有効期間に応じて返金対応
無料会員 7月31日以降、有料登録不可
9月以降 アプリ終了後の問い合わせ窓口を案内

ファンクラブの終了は、バンドの活動終了に合わせたサービス整理の一環です。

ファンにとっては、ライブ情報や会員限定コンテンツを通じてメンバーとつながってきた場所がなくなることも、活動終了を実感する出来事だったはずです。

最後のメンバー選曲アルバム『SHISHAMOでした!!!』

活動終了前の2026年2月11日には、メンバー選曲アルバム『SHISHAMOでした!!!』が発売されました。

この作品の特徴は、3人それぞれが自分の思い入れのある楽曲を選んでいることです。

- 宮崎盤:16曲
- 松岡盤:16曲
- 吉川盤:16曲

合計48曲を収録したCD3枚組で、ブックレットには各メンバーによる楽曲へのコメントも掲載されています。

通常のベストアルバムと違い、メンバー自身の視点でSHISHAMOの歴史を振り返れる構成です。

初回限定盤には、2013年の初ワンマンライブから2025年の活動終了発表時の公演まで、厳選されたライブ映像を収録したBlu-rayも付属しました。

この作品は、活動終了を迎える3人が自分たちの音楽を改めて見つめ直した記録としても意味があります。

2026年11月13日にはラストライブのBlu-rayとインタビューブックが発売


『SHISHAMO THE FINAL!!! ~Thanks for everything~』

2026年11月13日発売予定
Blu-ray Disc・2枚組
6月14日のGOODBYE DAY全25曲、6月13日のTHANKS DAY限定8曲、さらにドキュメンタリー映像を収録。


『あの日、SHISHAMOに恋をした -SHISHAMO ALL TIME INTERVIEW BOOK-』

2026年11月13日発売予定
発行:株式会社FACT/編集・制作:MUSICA編集部
2012年から14年間にわたる雑誌『MUSICA』掲載インタビューと、ラストライブ終了後に行われた3人それぞれの未公開インタビューを収録。

特に注目したいのは、インタビューブックにラストライブ終了後の3人のインタビューが収録されることです。

活動終了を発表したときの心境だけでなく、実際に最後のステージを終えた後、メンバーが何を感じたのかを知ることができます。

また、Blu-rayには舞台裏のドキュメンタリーも収録されます。

2026年11月5日現在、発売まであと8日。活動終了後も、SHISHAMOの歩みを振り返る作品が届けられようとしています。

【よくある質問】ししゃもバンドの解散に関するFAQ

Q1:SHISHAMOは本当に解散したのですか?

SHISHAMOは2026年6月14日のラストライブをもって活動を終了しました。公式の表現は「解散」ではなく「活動終了」ですが、バンドとしての活動に終止符が打たれたことは確かです。

Q2:SHISHAMOの活動終了の理由は松岡彩の脱退だったのですか?

松岡彩から2024年初夏に自身とSHISHAMOの将来について話があったことが、決断のきっかけです。ただし、松岡だけが脱退を決めたという説明ではなく、3人で話し合ってバンドの完結を選んだと公式発表されています。

Q3:吉川美冴貴は最後のライブに出演したのですか?

出演しました。2026年6月14日のGOODBYE DAYでは、ダブルアンコールで復帰し、宮崎朝子、松岡彩とともに「明日も」「明日はない」「僕に彼女ができたんだ」を演奏しました。

Q4:SHISHAMOのメンバーは今後ソロ活動をするのですか?

2026年11月5日現在、宮崎朝子、松岡彩、吉川美冴貴それぞれの具体的なソロ活動や新バンド加入について、確定した公式発表は確認できません。今後の進路は個々の発表を待つ必要があります。

Q5:しゃもサポは現在も利用できますか?

いいえ。公式ファンクラブ「しゃもサポ」と公式アプリ「ししゃモバ」は、2026年8月31日をもってサービスを終了しています。


【プロの結論】SHISHAMOの活動終了が意味するものとは

SHISHAMOの活動終了を振り返ると、単に人気バンドが解散したというニュースだけでは捉えきれない背景が見えてきます。

2010年に高校の軽音楽部で結成されたバンドが、2013年にCDデビューし、2017年には紅白歌合戦に出場。日本武道館や大阪城ホールなどの大舞台を経験し、最後は地元・川崎の等々力スタジアムで約16年間の歩みに幕を下ろしました。

その間には、メンバーの入れ替わり、体調不良による休養、開催できなかった地元ライブなど、さまざまな出来事がありました。

それでも最後に3人が同じステージに立ち、「僕に彼女ができたんだ」を演奏できたことは、SHISHAMOの歴史を象徴する出来事だったといえます。

今回の活動終了から読み取れる要点は3つあります。

1. 活動終了は突然の決断ではない。 2024年初夏から将来について話し合い、約2年をかけて完結に向かって歩んできた。
2. 体調不良と活動終了の決断は区別すべき。 吉川と宮崎の療養は活動上の困難だったが、公式が説明した決断のきっかけは2024年の話し合いだった。
3. バンドの終了は音楽の消滅ではない。 アルバム、ライブ映像、インタビューブックを通じて、3人が残した音楽と記録は今後も受け継がれていく。

SHISHAMOは、最後まで3人のSHISHAMOとしてあることを大切にしました。

2026年6月14日、等々力で迎えた最後のステージは、その決断を形にした瞬間でした。

バンドとしてのSHISHAMOは終わりました。しかし、SHISHAMOが残した楽曲と、ファンと共有した時間まで終わるわけではありません。

11月13日に発売されるラストライブのBlu-rayとインタビューブックは、その軌跡を改めて確かめられる大切な作品となりそうです。

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高村 美里
デジタルマーケター 高村 美里
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暮らし・レシピのテーマを担当。公的機関の資料やメーカー公式の表示を参照し、手順は再現できる形で整理します。

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