ミスセブンティーンは、一般応募型の専属モデルオーディションだ。芸能事務所に所属していない人でも応募できる仕組みで、選ばれた人は雑誌だけでなく、Web、SNS、YouTube、イベントなどで活動する。
2026年の募集要項を確認すると、応募資格や審査方法には、従来のモデルオーディションとは異なる特徴が見られる。
2026年の応募資格
| 項目 | 2026年の条件 |
|---|---|
| 年齢 | 12〜18歳 |
| 学年 | 2026年4月時点で中学1年〜高校3年 |
| 身長 | 制限なし |
| 応募方法 | 郵送・PC・スマートフォン |
| 保護者の同意 | 必要 |
| 応募回数 | 1人1回 |
特に注目したいのは、身長制限が設けられていないことだ。
身長や体型だけで候補者を絞り込むのではなく、それぞれの個性や魅力を見つけることを重視した募集内容になっている。
ミスセブンティーンの選考は4段階
2026年の公式募集要項では、次の選考過程が案内されていた。
1次審査:書類選考
プロフィール、応募理由、自己PR、写真などを提出する。自分の好きなものや得意なことを具体的に伝えることがポイント。
2次審査:面接
編集部による面接。自分の考えや魅力を伝える機会となる。
3次審査:カメラテスト
撮影を通じてポージングや表情などを確認。写真で自分らしさを表現する力も問われる。
4次審査:読者投票・最終審査
読者投票を実施し、その結果も踏まえた総合判断で受賞者を決定する。
2026年は2,692名の応募者から10名のファイナリストが選ばれ、最終的に4名が受賞した。投票総数は52万2,084票だった。
審査で重視されるのは顔立ちやスタイルだけではない
公式の応募案内では、好きなファッションやコスメ、カルチャー、普段頑張っていること、自分の強み、モデルになって挑戦したいことなどを伝えるよう案内されている。
また、SNSアカウントを持っている場合は、その活動もアピール材料になる。
ここから見えてくるのは、編集部が求めているのが、単に写真映えするモデルだけではないということだ。
例えば、2026年の受賞者を見ると、それぞれ異なる強みがある。
- 岩瀬夕由:芸能オーディションでの受賞実績
- 多田梨音:SNSでの発信力
- 平内心音:陸上競技で培った継続力
- 星乃あんな:俳優・モデルとしての経験
こうした多様性は、読者がモデルに求めるものが一つではないことにもつながっている。ファッションの参考になる存在、SNSで共感できる存在、演技や表現で憧れを抱く存在など、異なる魅力を持つモデルが共存できることがセブンティーンの強みだ。
なお、公式資料には審査項目ごとの点数配分や合格基準の数値までは公表されていない。
歴代モデルの卒業時期はいつ?代表的な事例
セブンティーンの専属モデルには、数年間にわたって在籍する人もいれば、次の活動分野へ比較的早く移る人もいる。
代表的な卒業事例を整理すると、次のようになる。
- 滝沢カレン:2011年3月まで専属モデルとして活動。
- 広瀬アリス:2015年12月発売号で卒業。在籍期間は6年4か月。
- 新川優愛:2015年にセブンティーンから『non-no』へ活動の場を移した。
- 三吉彩花:2017年11月号で卒業。在籍期間は7年2か月。
- 中条あやみ:2017年まで専属モデルとして活動。
- 広瀬すず:2018年10月発売の11月号をもって卒業。8月23日に卒業式を開催。
卒業時期は一律ではなく、本人の活動状況や次のキャリアによって異なる。
また、専属モデルを卒業したからといって、芸能界から引退するわけではない。俳優業に専念する人、別のファッション誌へ移る人、歌手やタレントとして活動する人など、その後の進路は多彩だ。
歴代専属モデルの人気ランキングは?注目度を判断する方法
歴代モデルの人気ランキングを探している人も多いが、集英社の公式サイトが公表しているのは、基本的に歴代の選出年表と現役モデルのプロフィールであり、全卒業生を対象とした公式人気順位ではない。
そのため、特定の人物を1位、2位と断定するよりも、次のような指標を組み合わせて見る方が実態に近い。
注目度を判断する4つの基準
1. 芸能界での知名度: 映画・ドラマ・音楽など、卒業後の活動実績。
2. モデルとしての実績: 表紙登場回数、専属モデルの在籍期間、ファッション分野での活動。
3. SNSでの発信力: フォロワー数や投稿への反応。ただし時期によって変動する。
4. 現在の活動範囲: テレビ、映画、広告、ファッションブランドなどでの露出。
この基準で見ると、北川景子、広瀬すず、広瀬アリス、三吉彩花、中条あやみ、滝沢カレン、木村カエラ、鈴木えみなどは、各分野でキャリアを築いた代表的な卒業生として挙げられる。
ただし、俳優としての知名度とモデルとしての人気は別の指標だ。卒業後の出演作品数だけで、在籍時の人気を評価することはできない。
【プロの結論】セブンティーンがスターを輩出し続ける理由

セブンティーンの歴史を1999年から2026年まで追うと、選出されるモデルの個性や、卒業後の進路が時代とともに変化してきたことが分かる。
その背景には、ティーン向けファッションメディアが果たしてきた3つの役割がある。
1. モデル活動を通じて表現力を育てる
モデルの仕事は、服を着て撮影するだけではない。
撮影現場での表情、ポージング、衣装に合わせた見せ方、スタッフとのコミュニケーションなど、さまざまな経験が求められる。
こうした経験は、卒業後に俳優やタレントとして活動する際にも生かせる。
三吉彩花の7年2か月に及ぶ活動や、広瀬すずの約6年間のモデル経験は、長期的なキャリア形成という観点からも興味深い。
2. 読者との距離が近いことがスターを生む
映画やテレビで既に活躍している俳優とは異なり、ティーン誌のモデルは読者と近い年齢であることが多い。
学校生活、ファッション、メイク、進路など、読者が日常的に関心を持つテーマを共有できる。
そのため、モデルの成長そのものが読者にとっての楽しみになる。
ミスセブンティーンの読者投票は、こうした読者との関係性を表す仕組みの一つだ。
3. 卒業後の進路を限定しない
歴代卒業生のキャリアを見ると、セブンティーン出身者は一つの職業に集中していない。
- 北川景子、広瀬すず、広瀬アリス:俳優
- 三吉彩花、中条あやみ、新川優愛:俳優・モデル
- 滝沢カレン:モデル・タレント・MC
- 木村カエラ:歌手
- 鈴木えみ:モデル・クリエイター
このように、それぞれが自分の得意分野を生かしてキャリアを築いている。
2026年の受賞者4名も、SNS、スポーツ、俳優活動、個人の興味など異なる強みを持つ。
これからのセブンティーンモデルに求められるのは、決まったモデル像に自分を合わせることではなく、自分らしい魅力を表現できることなのかもしれない。
【セブンティーンモデル歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:歴代ミスセブンティーンで有名なモデルは誰ですか?
A1:代表的な卒業生には、北川景子、広瀬すず、広瀬アリス、三吉彩花、中条あやみ、滝沢カレン、木村カエラ、鈴木えみなどがいます。俳優、歌手、モデル、タレントなど幅広い分野で活躍しています。
Q2:ミスセブンティーン2026の受賞者は誰ですか?
A2:岩瀬夕由、多田梨音、平内心音、星乃あんなの4名です。2026年9月26日に発表され、2,692名の応募者の中から選ばれました。
Q3:ミスセブンティーンに応募できる年齢や身長の条件は?
A3:2026年の募集では12〜18歳で、2026年4月時点の学年が中学1年から高校3年までの人が対象でした。身長制限はありません。書類選考、面接、カメラテスト、読者投票・最終審査を経て受賞者が決定しました。
まとめ:セブンティーンモデル歴代の歩みと2026年以降の注目ポイント
1999年の新STモデルオーディションから始まったセブンティーンのモデル輩出の歴史は、2026年で新たな節目を迎えた。
北川景子、広瀬すず、三吉彩花、広瀬アリス、中条あやみなど、歴代卒業生は俳優やモデルとして大きな実績を残している。鈴木えみや木村カエラのように、ファッションや音楽の世界で独自のキャリアを築いた人物もいる。
そして2026年には、岩瀬夕由、多田梨音、平内心音、星乃あんなの4名が新たに専属モデルに選ばれた。
歴代モデルを調べる際には、次の3点を押さえておきたい。
- 歴代ミスセブンティーン一覧: 1999〜2000年は新STモデルオーディション、2001年以降はミスセブンティーンとして整理する。
- 卒業生の現在: モデル卒業後は俳優、歌手、タレント、クリエイターなど多様な進路がある。
- 2026年の最新情報: 新受賞者4名と公式現役モデル28名を区別して確認する。
セブンティーンモデルの魅力は、選ばれた瞬間だけでなく、その後にどのような成長を遂げていくかにもある。2026年の新しい4人が、先輩たちに続いてどのような個性を発揮するのか。これからの活動にも注目したい。
主な情報源:集英社 Seventeen-Web公式歴代年表・モデルプロフィール・ミスセブンティーン2026募集要項、集英社2026年9月26日付公式プレスリリース、各芸能事務所公式プロフィール、ORICON NEWS。