『白雪とオオカミくんには騙されない』で、本当のオオカミくんだったのは誰なのか。2019年1月13日から3月31日までABEMAで配信された本作は、男女10人の恋愛模様に、嘘をつく男子「オオカミくん」を見抜く心理戦を組み合わせた人気リアリティーショーだ。最終回では小西詠斗(えいと)の正体が明かされ、加えて、いったん脱落から復活したさなりがルール違反で失格になるという衝撃的な展開が待っていた。
番組の結末を整理すると、オオカミくんはさなりと小西詠斗の2人。最終告白では、山之内すずと網代聖人、mihoroと池田翼の2組が番組内で成立した。一方、古田愛理とさなりの関係は、通常の告白成立とは異なる結末を迎えている。2026年11月現在の出演者の活動、番組の仕組み、Aimerの楽曲、視聴方法まで振り返る。
【2019年放送】白雪とオオカミくんには騙されないとは?全12話の基本情報

『白雪とオオカミくんには騙されない』は、ABEMAの恋愛リアリティーショー「オオカミくんには騙されない」シリーズ第5弾。テーマは「この世で一番純白な恋」だった。
初回配信は2019年1月13日(日)午後10時。以降は毎週日曜日に配信され、最終回となる第12話は2019年3月31日に放送された。初回は1時間スペシャル、通常回は約30分という構成で、全12回にわたって10人の恋愛模様が描かれた。
スタジオMCは横澤夏子、松田凌、Dream Ami。応援ゲストには飯豊まりえや佐野勇斗(M!LK)らが参加した。
男女5人ずつ、計10人でスタートした理由
本作の特徴は、従来のシリーズと異なり、女子5人・男子5人という男女同数の10人でスタートしたことだ。
番組開始前のABEMA公式発表では、この人数設定にはタイトルの「白雪」に関係する秘密が隠されていると告知されていた。単なる恋愛番組ではなく、参加人数そのものにも物語上の仕掛けが用意されていたのである。
参加者は、モデル、俳優、シンガーソングライター、ラッパー、ブレイクダンサーなど、異なる分野で活動する若者たち。恋愛だけでなく、それぞれの個性や将来への夢も番組の見どころになっていた。
山之内すずが芸能界で注目されるきっかけになった作品
本作の出演者のなかでも、放送後に知名度を大きく伸ばした人物が山之内すずだ。
山之内は2018年春ごろから神戸でサロンモデルとして活動し、撮影した写真をInstagramに投稿していた。その写真が芸能事務所の目に留まり、スカウトを受けて所属が決定。その後、TikTokでの動画投稿を通じて同世代の支持を集め、ABEMAから本作への出演オファーを受けた。
ABEMA TIMESの過去のインタビューでも、事務所所属後にTikTokへ力を入れたことが番組出演につながった経緯が紹介されている。
当時は高校生だった山之内にとって、本作は芸能活動を本格化させる大きな転機だった。出演後には地上波のバラエティー番組にも活動の幅を広げ、タレント・女優として知られるようになった。
【出演者一覧】男女10人のプロフィールと番組内の関係を整理
出演者は女子5人と男子5人。以下に、当時の主な活動、恋愛関係、最終告白の結果をまとめた。
| 出演者 | 当時の活動・役割 | 番組内の関係と最終結果 | その後の主な活動 |
|---|---|---|---|
| 木内舞留(まる) | モデル・女優 | 小西詠斗に告白。不成立。相手はオオカミ。 | モデル・俳優として活動。2026年もドラマや映画に出演。 |
| 立木綾乃(あやの) | 女優・モデル | 鈴木康介に告白。不成立。 | モデルとしてCM、広告、Webなどで活動。 |
| 山之内すず(すず) | モデル・TikToker | 網代聖人に告白。成立。 | タレント・女優としてテレビや映像作品に出演。 |
| mihoro(みほろ) | シンガーソングライター | 池田翼に告白。成立。 | シンガーソングライターとして楽曲を発表。2024年にアルバムを配信。 |
| 古田愛理(あいり) | モデル・Popteen専属モデル | さなりに想いを寄せる。相手の失格により通常の告白は成立せず。 | 俳優・モデルとして活動。2025年のドラマ出演歴もある。 |
| 鈴木康介(こうすけ) | 俳優 | 立木綾乃から告白を受けるが、気持ちに応えず。 | 俳優としてドラマ・映画・舞台に出演。 |
| 小西詠斗(えいと) | モデル・俳優 | 木内舞留から告白される。オオカミと判明。 | 俳優としてドラマ、映画、舞台で活躍。 |
| 網代聖人(せいと) | ブレイクダンサー | 山之内すずの告白を受け入れる。オオカミではない。 | ダンス&ボーカルグループMAZZELのSEITOとして活動。 |
| 池田翼(つばさ) | 大学生・モデル | mihoroの告白を受け入れる。オオカミではない。 | モデル・インフルエンサーなどの活動歴がある。 |
| さなり | ラッパー・アーティスト | 古田愛理に想いを寄せる。正体を事前に伝え、規定違反で失格。 | ラップアーティストとして活動。公式ディスコグラフィーには2024年の作品も掲載。 |
この表で特に注目したいのが、木内舞留、小西詠斗、山之内すず、網代聖人の関係だ。
木内舞留は序盤から小西詠斗と距離を縮めていた。ところが、最終告白で小西がオオカミだと判明し、恋は実らなかった。一方、山之内すずが想いを伝えた網代聖人はオオカミではなく、彼女の告白を受け入れている。
また、池田翼とmihoroの関係も重要だ。池田は最終告白でmihoroの想いを受け止め、番組内で成立する結果となった。
なお、番組内で告白が成立したことと、放送終了後も交際を続けたことは別の話である。番組の成立結果だけから、その後の私生活や交際状況まで断定することはできない。
【番組ルールと仕組み】オオカミくん投票・復活・LINEの意味
本作の面白さを理解するには、恋愛の進行と並行して設けられた複数のルールを知っておく必要がある。
1.男子の中には最低1人のオオカミくんがいる
参加者は本気の恋を探すためにデートや共同作業を行う。しかし男子の中には、恋愛をするつもりがないにもかかわらず、恋をしているように振る舞う「オオカミくん」が最低1人潜んでいる。
女子は相手の言葉や行動を見極めながら、誰が本当の気持ちを持っているのかを判断する。男子側は自分がオオカミだと明かしてはいけないため、恋愛感情と番組上の役割が複雑に絡み合う。
2.太陽LINEと月LINEで気になる相手を誘う
番組では、参加者が気になる相手をデートに誘う方法として「太陽LINE」と「月LINE」が登場する。
太陽LINEはメンバー全体に見える形でデートに誘う仕組み。月LINEは特定の相手との時間を作るための連絡手段だ。
誰が誰を誘ったのか、誘われた側がどう反応したのかによって、恋愛の矢印が変化していく。特に中盤以降は、LINEを使うタイミングそのものが重要な判断材料になった。
3.オオカミくん投票で男子1人が脱落する
本作では視聴者参加型の「オオカミくん投票」が実施された。
視聴者が最もオオカミくんだと疑った男子に票を投じ、最も多く疑われた男子1人が途中で脱落する仕組みだ。つまり、単に恋愛をしていればよいわけではなく、視聴者からどう見られているかも運命を左右する。
4.「落ちないで投票」で脱落者に復活の可能性
さらに本作では、従来の脱落制度に加えて「落ちないで投票」が導入された。
視聴者は、脱落してほしくない男子にも投票できる。脱落対象となった男子であっても、「落ちないで投票」の獲得票数が「オオカミくん投票」の票数を上回れば復活できるという仕組みだ。
ただし、本作では復活にも条件があった。メンバー全員で取り組む巨大なペーパーフラワーの制作を期限内に完成させなければならず、完成できなければ全員が最終告白の権利を失うという厳しいルールが設けられていた。
5.秘密のアトリエで巨大フラワーアートを制作
恋愛と並行して、10人はアトリエで「ジャイアント・ペーパー・フラワー」の制作に取り組んだ。
作品を完成させるためには、全員が協力しなければならない。恋愛の相手が誰であっても、共同作業では同じチームとして向き合う必要がある。
この仕組みが番組に独特の緊張感を与えた。恋愛相手への疑念や嫉妬が生まれる一方で、制作を通して相手の真面目さや優しさに気づく場面も描かれた。
【最終回ネタバレ】オオカミくんの正体はさなりと小西詠斗だった
ここからは最終回の核心に触れる。
本作のオオカミくんは、さなりと小西詠斗の2人だった。ただし、2人の正体が明らかになった経緯はまったく異なる。
小西詠斗は木内舞留の告白でオオカミと判明
木内舞留と小西詠斗の恋は、番組序盤のスケートデートから始まった。
第1話では山梨県の富士急ハイランドにあるスケート場が舞台となり、男子が第一印象のよかった女子に赤いブレスレットを渡すミッションが行われた。木内舞留は小西詠斗と鈴木康介の2人からブレスレットを受け取る展開となる。
その後、木内は小西との距離を縮めていく。しかし、途中から小西の態度には変化が見られ、木内が不安を抱く場面もあった。
最終回では、告白の2日前に木内が月LINEで小西を呼び出す。小西は、鈴木康介と木内が仲良くしている様子を見て嫉妬していたことや、自分の感情に戸惑っていたことを明かした。
木内はそれを受けて、改めて小西への想いを伝える。しかし、小西が握っていた赤い風船は木内の手に渡らず、空へと飛んでいった。
この瞬間、小西詠斗がオオカミだったことが確定。木内は涙を流し、小西は最後の手紙を残してその場を去った。
ABEMA TIMESの最終回報道では、小西が手紙の中で木内の笑顔や一生懸命な姿に惹かれていたことも伝えられている。番組の役割として恋をしてはいけない立場でありながら、感情が揺れていたことが印象的な結末だった。
さなりは視聴者投票で脱落後、復活していた
もう1人のオオカミくんであるさなりは、番組中盤の「オオカミくん投票」で最も多くの疑いを集め、いったん脱落した。
当時、さなりには複数の女子メンバーが好意を寄せており、特に古田愛理との関係が注目されていた。
脱落前に与えられた「シンデレラタイム」では、さなりは古田愛理を指名。愛理はさなりの復活を願い、自分の髪を結んでいたリボンを彼の手首に結んだ。
その後、メンバーが巨大フラワーアートを期限内に完成させ、「落ちないで投票」の獲得数が「オオカミくん投票」を上回ったため、さなりの復活が決定する。
一度は脱落したさなりが戻ってきたことで、愛理との関係にも再び期待が集まった。
【さなり失格の理由】古田愛理への自白と「Flow love」の真相
本作を語るうえで、最も大きな出来事がさなりの失格だ。
さなりは最終告白の前日に「太陽LINE」を使い、メンバーを誘った。その後、古田愛理と2人きりになった場面で、自分が制作した楽曲「Flow love」について話し始める。
「Flow」を逆から読むと「Wolf」になる仕掛け
さなりは地面に枝で「Flow」と書き、英語の意味について愛理に説明した。
そして、書いた文字の下に矢印を付け、逆方向から読むように促す。すると「Flow」は反対から読むことで「Wolf」、つまりオオカミを意味する文字になる。
愛理がオオカミではないかと尋ねると、さなりは最終的に自分が本当のオオカミであることを伝えた。
ABEMA TIMESの2019年4月10日の報道によれば、これは番組の重要な規定に反する行為だった。オオカミであることを最終告白前に明かしてしまったため、さなりは告白の場に立つことが許されなくなった。
「僕がやったことはきっと正しいことじゃない。ルールを破ることはいけないこと。」
これは、さなりが古田愛理に残した手紙に記された言葉の一部だ。彼は自分の行為がルール違反であることを理解しながらも、自分の口から真実を伝えたかったという気持ちを残していた。
さなりと古田愛理は両想いだったのか
2人の関係は、番組内でも特に切ない恋愛模様として描かれた。
さなりは初めて会ったときから愛理が気になっていたと、最終回の手紙で明かしている。一方、愛理もさなりに好意を持ち、視聴者投票で脱落した際には復活を願ってリボンを結んでいた。
さなりは、最初から自分の気持ちを楽曲に込めていたものの、それだけでは十分ではないと感じ、最後に真実を伝えることを決めたという。
告白当日、愛理の前にはさなり本人ではなく、手紙と赤い風船が置かれていた。
手紙を読んだ愛理は、オオカミだったと分かっても自分の気持ちは変わらないと語り、赤い風船を自ら空へ放した。
つまり、2人には番組内で互いを想う気持ちが描かれていたものの、通常の最終告白によるカップル成立には至っていない。ここを「さなりと古田愛理が正式にカップル成立した」と紹介するのは正確ではない。
さなりの失格は単なる脱落とは違う
視聴者投票による脱落と、最終回での失格は区別する必要がある。
さなりは最初の投票で脱落したが、復活条件を満たしたことで番組に戻ってきた。その後、自らオオカミの正体を明かしたため、規定違反によって最終告白に参加できなくなった。
つまり、視聴者投票で最後まで残れなかったから失格になったわけではない。復活後に起きた本人の行動が、最終的な失格の直接的な理由だった。
【出演者の現在】2026年も俳優・モデル・アーティストとして活動
2019年当時は高校生や大学生、モデル、若手アーティストだった出演者たちも、2026年にはそれぞれ異なる道を歩んでいる。
山之内すず:タレント・女優として幅広く活動
山之内すずは、本作をきっかけに芸能界での知名度を高めた代表的な出演者だ。
番組出演後はテレビのバラエティー番組やCM、映像作品などに活動の場を広げた。所属事務所のプロフィールでも、タレント・女優としての活動が紹介されている。
本作で見せた明るく飾らないキャラクターは、後のテレビ出演にもつながる彼女の個性となった。
小西詠斗:ドラマ・映画・舞台で活躍する俳優
小西詠斗は、番組終了後も俳優として着実にキャリアを積み重ねている。
所属事務所の公式プロフィールには、2024年の『タカラのびいどろ』や『マルス-ゼロの革命-』、2025年の『セラピーゲーム』『UNREAL-不条理雑貨店-』などの出演歴が掲載されている。
また、舞台『進撃の巨人-the Musical-』ではアルミン・アルレルト役を務めるなど、映像と舞台の両方で活動している。
木内舞留:モデルから俳優へ活動の幅を拡大
木内舞留は、Seventeenの専属モデルとして活動した後、ドラマや映画への出演を重ねてきた。
所属事務所の公式プロフィールでは、NHK Eテレ『なりきり!むーにゃん生きもの学園』へのレギュラー出演や、映画『交換ウソ日記』、ドラマ『その着せ替え人形は恋をする』などが紹介されている。
2026年にもテレビドラマや映画への出演が確認でき、モデルだけでなく俳優としても活動している。
網代聖人:MAZZELのSEITOとして音楽活動
網代聖人は、番組出演時にはブレイクダンサーとして知られていた。
その後、BMSGのオーディション企画などを経て、2023年にダンス&ボーカルグループMAZZELのメンバー・SEITOとしてメジャーデビューを果たした。
2026年もグループのメンバーとして音楽活動を続けており、ダンスの実力を生かしたパフォーマンスでも注目されている。
古田愛理:俳優・モデルとして活動
古田愛理は、Popteenの専属モデルとして人気を集めた後、俳優としても活動の幅を広げている。
エイベックスの公式プロフィールには、『僕だけが17歳の世界で』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』『マルス-ゼロの革命-』『素晴らしき哉、先生!』などの出演歴が掲載されている。2025年には『となりのナースエイドSP』にも出演した。
さなりとの恋愛模様が印象に残っている視聴者にとっても、彼女のその後のキャリアは注目したいポイントだ。
鈴木康介:映像作品や舞台で俳優として成長
鈴木康介は、スターダストプロモーション所属の俳優として活動している。
『高良くんと天城くん』『ジャックフロスト』『十角館の殺人』などに出演し、映画『帰ってきた あぶない刑事』にも参加。2026年もドラマや映画、舞台への出演情報が公開されている。
さなり:ラップアーティストとして作品を発表
さなりは、番組出演以前からラッパーとして活動していたアーティストだ。
SKY-HIのプロデュースによる本格デビュー後、アルバム『SICKSTEEN』や『HOMEMADE』などを発表。A-Sketchの公式情報には、2024年のシングル『AKANDE』なども掲載されている。
恋愛リアリティーショーでの印象だけではなく、音楽制作を続けてきたアーティストとしてのキャリアにも注目したい。
mihoro・立木綾乃・池田翼のその後
mihoroはシンガーソングライターとして活動を続け、2021年にビクターエンタテインメントからメジャーデビュー。2024年には配信アルバム『May you be happy』を発表している。
立木綾乃はモデルとしてCMや広告、Webコンテンツなどに出演。池田翼は番組当時、大学生・モデルとして活動し、動画メディアやインフルエンサー関連の仕事にも参加していた。
なお、出演者同士の現在の交際関係については、番組内の成立結果と区別する必要がある。本人たちが公表していない私生活を、過去の番組映像だけで判断することはできない。
【主題歌・配信情報】Aimer「コイワズライ」とABEMAでの視聴方法
Aimer「コイワズライ」が冬の恋愛模様を彩った
本作の音楽面で印象的なのが、Aimerの「コイワズライ」だ。
2019年1月11日、ソニーミュージックは同曲が本作のために書き下ろされた楽曲であると発表した。軽快なギターポップスを基調とし、10代の淡い恋愛感情をテーマにした作品だ。
番組公式情報や制作会社の紹介でも楽曲が主題歌として掲載されており、作品を象徴する音楽の一つとなっている。
特に、雪景色の中での最終告白や、さなりと愛理の切ないやり取りを思い出すと、楽曲の持つ冬らしい雰囲気が番組の世界観と重なる。
ABEMAでの視聴方法
本作の配信元はABEMAだ。過去の公式番組情報には作品ページの掲載があり、作品IDは「90-1198」として案内されている。
視聴する場合は、次の手順で確認できる。
- ABEMAの公式アプリ、またはブラウザ版を開く。
- 検索欄で「白雪とオオカミくんには騙されない」と入力する。
- 作品ページを開き、視聴できるエピソードを確認する。
- 無料視聴対象か、ABEMAプレミアムなどの対象プランが必要かを確認する。
ただし、過去に配信されていた作品でも、2026年11月時点で全話が常時視聴できるとは限らない。配信権や契約条件によって公開状況が変わるため、作品ページに表示される最新の視聴条件を確認したい。
また、ABEMA TIMESには最終回の展開を詳しく紹介した当時の記事も残っている。映像を視聴できない場合でも、最終告白やさなりの失格に至る経緯を確認する手掛かりになる。
【オオカミくんの見分け方】視聴者が注目すべきポイントとよくある誤解
本作を改めて見る際、視聴者はどのような部分に注目すればよいのだろうか。
言葉よりも行動の一貫性を見る
オオカミくんを見分けるうえで、単純に優しい、積極的、あるいは距離を取るといった行動だけを判断材料にするのは難しい。
重要なのは、相手への発言と実際の行動が一致しているかどうかだ。
例えば、特定の相手に好意を伝えながら、別の場面では距離を置く場合、その理由や背景を考える必要がある。ただし、こうした態度は本気の恋愛でも起こり得るため、オオカミである証拠にはならない。
視聴者投票の結果と正体の判明は別のもの
本作では、オオカミくん投票で最多票を集めた男子が脱落した。しかし、視聴者から疑われたことと、本当にオオカミだったことは同じではない。
実際、さなりは投票で脱落した後に復活している。一方、最終回で正体が明らかになった小西詠斗は、木内舞留の告白を受けた場面までオオカミだと確定していなかった。
つまり、途中の脱落順位だけで正体を決めつけると、番組が仕掛けた心理戦を正しく理解できない。
番組内のカップル成立と実際の交際は違う
もう一つの誤解が、最終告白で成立したペアがそのまま現実の恋人になったと考えてしまうことだ。
最終告白は、番組のルールに基づいて気持ちを伝え合う場面である。そこで成立したことは番組内の結果として重要だが、その後の交際状況まで自動的に保証するものではない。
特に本作は、出演者のその後の芸能活動が注目されているため、過去の番組上の関係と現在のプライベートを混同しないことが大切だ。
【よくある質問】白雪とオオカミくんには騙されないのFAQ
Q1:白雪とオオカミくんには騙されないのオオカミくんは誰ですか? A1:さなりと小西詠斗の2人です。さなりは最終告白前の自白によって失格となり、小西詠斗は木内舞留への最終告白で正体が明らかになりました。
Q2:さなりが失格になった理由は何ですか? A2:最終告白の前日に古田愛理へ自分がオオカミであることを伝えたためです。「Flow」を逆から読むと「Wolf」になる仕掛けを使って正体を示し、番組の規定に違反しました。
Q3:さなりと古田愛理は付き合っていたのですか? A3:番組内では互いを想う気持ちが描かれましたが、さなりの失格によって通常の最終告白は成立していません。番組終了後の交際についても、正式な成立を示す情報とは区別する必要があります。
Q4:最終回で成立したカップルは誰ですか? A4:山之内すずと網代聖人、mihoroと池田翼の2組です。いずれも番組内の最終告白で成立しました。
Q5:木内舞留と小西詠斗の告白結果はどうなりましたか? A5:木内舞留は小西詠斗に告白しましたが、小西が赤い風船を手放したため不成立となりました。その瞬間、小西がオオカミだったことが明らかになりました。
Q6:山之内すずはなぜ番組に出演したのですか? A6:サロンモデル時代にInstagramへ投稿した写真をきっかけにスカウトされ、事務所所属後にTikTokで人気を集めました。その後、番組から出演オファーを受け、本作をきっかけに芸能活動を本格化させました。
Q7:白雪とオオカミくんには騙されないは現在どこで見られますか? A7:ABEMAの過去作品として番組ページが掲載されています。ただし、2026年11月現在の全話配信状況や無料・有料の区分は、ABEMAの作品ページで確認してください。
Q8:主題歌は誰の何という曲ですか? A8:Aimerの「コイワズライ」です。2019年に番組のために書き下ろされた楽曲で、作品の冬らしい恋愛の雰囲気を象徴しています。
まとめ:白雪とオオカミくんには騙されないが残した衝撃の結末
『白雪とオオカミくんには騙されない』の最大の見どころは、恋愛の駆け引きだけではなく、オオカミという役割を背負った出演者自身の葛藤まで描いた点にある。
最終的に正体が明らかになったオオカミくんは、さなりと小西詠斗の2人。さなりは古田愛理への想いから正体を事前に伝え、規定違反で失格となった。小西詠斗は木内舞留の告白を受けた最後の場面でオオカミであることが判明した。
番組内では山之内すずと網代聖人、mihoro*と池田翼の2組が成立した一方、木内舞留の恋や古田愛理とさなりの関係には切ない結末が待っていた。
2019年の放送から年月が経った2026年現在、出演者たちは俳優、モデル、タレント、アーティストとしてそれぞれの道を歩んでいる。山之内すずや小西詠斗、網代聖人(SEITO)のように、その後の活動が大きく広がった人物もいる。
この作品をもう一度見るなら、注目したいのは誰がオオカミだったかという答えだけではない。視聴者投票、復活制度、巨大フラワーアート、そして最後まで隠された恋心が、どのように最終告白へつながっていったのかという過程だ。
単なる恋愛リアリティーショーでは終わらない、出演者の本音と番組ルールが交差したシーズン。それこそが『白雪とオオカミくんには騙されない』が今も振り返られる理由である。
主な参照資料: ABEMA公式番組発表、ABEMA TIMESの最終回・失格報道、TV LIFEの最終告白レポート、テレビマンユニオンの番組情報、出演者の所属事務所公式プロフィール、ソニーミュージックの楽曲発表。