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夏ドラマ2023一覧を完全網羅!曜日・放送局別の出演者とあらすじ、視聴率ランキングを徹底解説

水無瀬 結衣 水無瀬 結衣 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
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2023年の夏ドラマ(7月期)は、堺雅人主演の大型エンターテインメント『VIVANT』をはじめ、目黒蓮・佐野勇斗出演の『トリリオンゲーム』、中村倫也主演の『ハヤブサ消防団』、森七菜と間宮祥太朗が共演した『真夏のシンデレラ』など、ジャンルの異なる話題作がそろったシーズンだった。

2026年に改めて振り返ると、地上波のゴールデン・プライム帯だけでなく、テレビ東京の深夜ドラマ、BS各局の作品、NHKの夜ドラまで、放送枠ごとに個性が際立っていたことが分かる。この記事では、2023年7月期の連続ドラマを曜日・放送局別に整理し、放送開始日、主要キャスト、あらすじ、主題歌、当時の視聴率ランキングまでまとめた。

【2023年7月期】夏ドラマ一覧で注目された作品とシーズンの特徴

夏ドラマ2023一覧

2023年7月期のドラマを象徴するのは、作品ごとのスケールと題材の幅広さだ。日曜劇場『VIVANT』は海外ロケを含む大規模な展開と、先の読めない物語で話題を集めた。一方、『トリリオンゲーム』は起業とビジネスを題材にした痛快なストーリー、『ハヤブサ消防団』は地方の集落を舞台にしたミステリーとして視聴者を引きつけた。

恋愛ドラマでは、海辺の町を舞台にした『真夏のシンデレラ』、年齢や人生の選択を描いた『18/40~ふたりなら夢も恋も~』が登場。学校を舞台にした『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』は、教師と生徒の関係を通じて社会的なテーマにも踏み込んだ。

また、シリーズ作品の存在感も大きい。『刑事7人 season9』『科捜研の女 season23』といった長寿シリーズが安定した視聴者を獲得する一方、新作では『シッコウ!!~犬と私と執行官~』『こっち向いてよ向井くん』など、職業や恋愛観を切り口にした作品が並んだ。

なお、2023年7月期は7月1日から一斉に始まったわけではない。作品によって初回放送日は異なり、7月上旬から中旬にかけて順次スタートした。以下では、初回放送日と放送枠を区別して紹介する。

【曜日別・放送局別】2023年夏ドラマの放送開始日・キャスト・あらすじ一覧

まずは、主要な地上波連続ドラマを曜日ごとに確認しよう。放送時間は通常編成時の基本枠であり、初回拡大や特別編成によって実際の終了時刻が異なる場合がある。

月曜日|フジテレビ系の恋愛ドラマと仕事ドラマ

『真夏のシンデレラ』

放送開始日:2023年7月10日/フジテレビ系・月曜21時

出演:森七菜、間宮祥太朗、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司ほか。

海辺の町で暮らす女性たちと、都会で育った男性たちの出会いを描く恋愛群像劇。環境も価値観も異なる男女が、夏の海を背景に恋や友情、仕事に向き合っていく。フジテレビの月9枠らしい王道のラブストーリーを軸に、複数の登場人物の関係が展開した。

『転職の魔王様』

放送開始日:2023年7月17日/フジテレビ系・月曜22時

出演:成田凌、小芝風花、山口紗弥加、おいでやす小田ほか。

転職エージェントを舞台に、求職者が抱える仕事の悩みや人生の迷いに向き合うヒューマンドラマ。毒舌ながら仕事に妥協しないキャリアアドバイザーと、転職活動を通じて自分の生き方を見つめ直す人物たちの姿を描いた。

火曜日|テレビ朝日の執行官ドラマとTBSの人生ドラマ

『シッコウ!!~犬と私と執行官~』

放送開始日:2023年7月4日/テレビ朝日系・火曜21時

出演:伊藤沙莉、中島健人、織田裕二ほか。

裁判所の判決や決定を実現する執行官の仕事を題材にしたリーガルドラマ。ひょんなことから執行官の世界に関わることになった主人公が、犬との関わりも交えながら、さまざまな事情を抱える人々と向き合っていく。

『18/40~ふたりなら夢も恋も~』

放送開始日:2023年7月11日/TBS系・火曜22時

出演:福原遥、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平、安田顕ほか。

18歳で妊娠した大学進学を控える女性と、40歳を迎えるアートスペシャリスト。世代も立場も異なる2人が出会い、人生の選択や仕事、家族、恋愛に向き合う姿を描く。異なる世代の女性の友情と人生設計が物語の中心にある。

水曜日|刑事・科学捜査・恋愛・島暮らしの4作品

『刑事7人 season9』

放送開始日:2023年6月7日/テレビ朝日系・水曜21時

出演:東山紀之、田辺誠一、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎ほか。

警視庁の刑事たちが難事件に挑む人気シリーズの第9シーズン。個性の異なる刑事たちが協力し、事件の真相を追う。放送開始は6月であり、7月期の視聴率集計に含められる資料がある一方、厳密な7月スタート作品とは区別する必要がある。

『科捜研の女 season23』

放送開始日:2023年8月16日/テレビ朝日系・水曜21時

出演:沢口靖子、内藤剛志、風間トオル、斉藤暁、若村麻由美ほか。

法医研究員・榊マリコを中心に、科学捜査によって事件の真相に迫るシリーズ。初回は2時間スペシャルとして放送された。こちらも7月期のドラマシーズンに含まれるが、初回は8月だった。

『こっち向いてよ向井くん』

放送開始日:2023年7月12日/日本テレビ系・水曜22時

出演:赤楚衛二、生田絵梨花、岡山天音、藤原さくら、財前直見ほか。

恋愛から遠ざかっていた会社員・向井悟が、久しぶりに恋をしようとする中で、自分の恋愛観や男女の関係を見つめ直すラブストーリー。恋愛経験や価値観のずれをコミカルに描き、現代の恋愛に対する問いを投げかけた。

『ばらかもん』

放送開始日:2023年7月12日/フジテレビ系・水曜22時

出演:杉野遥亮、宮崎莉里沙、綱啓永、豊嶋花、近藤華ほか。

都会で挫折した若き書道家が長崎県・五島列島で暮らし始め、島の人々との交流を通じて成長していく物語。自然豊かな島の風景と、世代を超えた人間関係が見どころとなった。

木曜日|『ハヤブサ消防団』と『この素晴らしき世界』

『ハヤブサ消防団』

放送開始日:2023年7月13日/テレビ朝日系・木曜21時

出演:中村倫也、川口春奈、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、生瀬勝久、橋本じゅん、山本耕史ほか。

池井戸潤の小説を原作とするミステリー。作家の三馬太郎が父の故郷である山間の集落・ハヤブサ地区に移住し、地元の消防団に加わる。穏やかな田舎暮らしの裏側で発生する不可解な出来事を追ううち、集落に潜む秘密が浮かび上がっていく。

『この素晴らしき世界』

放送開始日:2023年7月20日/フジテレビ系・木曜22時

出演:若村麻由美、木村佳乃、沢村一樹、マキタスポーツ、平祐奈ほか。

平凡な生活を送る主婦が、ある事情から大女優になりすまして芸能界に足を踏み入れることになるコメディードラマ。家庭と芸能界という異なる世界を行き来しながら、社会の裏側や人間関係が描かれた。

金曜日|『トリリオンゲーム』と大人のサスペンス

『トリリオンゲーム』

放送開始日:2023年7月14日/TBS系・金曜22時

出演:目黒蓮、佐野勇斗、今田美桜、福本莉子、吉川晃司、國村隼ほか。

原作は稲垣理一郎・池上遼一による同名漫画。コミュニケーション能力に長けたハルと、技術力を持つガクがタッグを組み、ゼロから起業して1兆ドルを稼ぐという途方もない目標に挑む。大胆な交渉と発想力を武器に、巨大企業やライバルと渡り合うビジネスエンターテインメントだ。

『トリリオンゲーム』の見どころは、単なる成功物語ではなく、正反対の性格を持つ2人が互いの弱点を補い合う関係性にある。目黒蓮と佐野勇斗のコンビネーションに加え、企業間の駆け引きや事業拡大のスピード感が作品を支えた。

土曜日|『最高の教師』と『ノッキンオン・ロックドドア』

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』

放送開始日:2023年7月15日/日本テレビ系・土曜22時

出演:松岡茉優、芦田愛菜、奥平大兼、加藤清史郎、當真あみ、山時聡真、莉子、茅島みずきほか。

卒業式の日に生徒の誰かに突き落とされた高校教師・九条里奈が、1年前の始業式の日に戻るところから物語が始まる。自分を突き落とす人物が誰なのか分からないまま、生徒一人ひとりと向き合い、学校で起きている問題を変えようとする学園サスペンスだ。

作品の正式タイトルに含まれる「■」は、犯人を伏せた物語の仕掛けにもつながる。単なる犯人探しではなく、教師が生徒に向き合う意味や、傍観することの責任を描いた点が特徴だった。

『ノッキンオン・ロックドドア』

放送開始日:2023年7月29日/テレビ朝日系・土曜23時

出演:松村北斗、西畑大吾、石橋静河、畑芽育、駒木根隆介ほか。

探偵事務所を営む2人の探偵が、密室やアリバイなど、解決困難な事件に挑むミステリー。松村北斗演じる不可能犯罪の専門家と、西畑大吾演じる不可解な状況を解き明かす専門家という、異なる得意分野を持つコンビが物語を動かす。

日曜日|『VIVANT』と『CODE』、異色のヒューマンミステリー

『VIVANT』

放送開始日:2023年7月16日/TBS系・日曜劇場21時

出演:堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ほか。

商社マンの乃木憂助が、海外で発生した誤送金事件をきっかけに、国際的な陰謀や秘密組織に関わっていく大型ドラマ。モンゴルでの大規模ロケを含む映像表現、複数の国や組織をまたぐ複雑な人間関係、放送ごとに明かされる謎が大きな特徴だった。

事前情報を極力絞った宣伝展開も話題となり、毎週の放送後に物語の伏線や人物の正体を考察する視聴スタイルが広がった。2023年夏ドラマの中でも、リアルタイム視聴率と話題性の両面で突出した作品である。

『何曜日に生まれたの』

放送開始日:2023年8月6日/ABCテレビ・テレビ朝日系・日曜22時

出演:飯豊まりえ、溝端淳平、陣内孝則、早見あかり、シシド・カフカ、若月佑美ほか。

長く社会との接点を失っていた女性が、あるきっかけから再び人と関わり始める姿を描くヒューマンミステリー。脚本を野島伸司が担当し、主人公の過去や人間関係をめぐる謎が物語を引っ張った。

『CODE―願いの代償―』

放送開始日:2023年7月2日/読売テレビ・日本テレビ系・日曜22時30分

出演:坂口健太郎、染谷将太、松下奈緒、堀田真由、玉山鉄二ほか。

婚約者を失った刑事が、どんな願いもかなえるという謎のアプリ「CODE」を手に入れる。しかし、その願いには大きな代償が伴っていた。台湾ドラマを原作とするクライムサスペンスで、アプリの正体と背後にある陰謀が物語の軸となる。

【作品・キャスト相関】2023年夏ドラマの主要作品を比較

同じ夏ドラマでも、作品のジャンルや中心人物の立場によって見どころは大きく異なる。主要作品の関係性を整理すると、2023年7月期のラインアップが持っていた幅広さが見えてくる。

作品名 放送局・枠 主な出演者 物語の中心・ジャンル
VIVANT TBS・日曜21時 堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司 国際的な陰謀を追う大型サスペンス
トリリオンゲーム TBS・金曜22時 目黒蓮、佐野勇斗、今田美桜 起業家コンビのビジネスエンターテインメント
ハヤブサ消防団 テレビ朝日・木曜21時 中村倫也、川口春奈、満島真之介、山本耕史 地方の集落を舞台にしたミステリー
真夏のシンデレラ フジテレビ・月曜21時 森七菜、間宮祥太朗、神尾楓珠、吉川愛 海辺の町を舞台にした恋愛群像劇
最高の教師 1年後、私は生徒に■された 日本テレビ・土曜22時 松岡茉優、芦田愛菜、奥平大兼 教師と生徒を描く学園サスペンス
18/40~ふたりなら夢も恋も~ TBS・火曜22時 福原遥、深田恭子 世代の異なる女性2人のヒューマンドラマ
シッコウ!!~犬と私と執行官~ テレビ朝日・火曜21時 伊藤沙莉、中島健人、織田裕二 執行官の仕事を描くリーガルドラマ
こっち向いてよ向井くん 日本テレビ・水曜22時 赤楚衛二、生田絵梨花、岡山天音 現代の恋愛観を描くラブストーリー
ばらかもん フジテレビ・水曜22時 杉野遥亮、宮崎莉里沙、綱啓永 五島列島を舞台にした再生と成長の物語
CODE―願いの代償― 読売テレビ・日曜22時30分 坂口健太郎、染谷将太、松下奈緒 願いをかなえるアプリをめぐるサスペンス

この比較から分かるのは、2023年夏ドラマが単一ジャンルに偏っていなかったことだ。大型サスペンス、漫画原作のビジネスドラマ、職業ドラマ、恋愛群像劇、学園ものが同じシーズンに並んでいた。

特に『VIVANT』と『ハヤブサ消防団』は、どちらも謎を追う作品でありながら、前者は国際的なスケール、後者は地方の閉じた共同体という対照的な舞台設定を採用していた。『トリリオンゲーム』は人間関係の駆け引きを企業活動に置き換え、『最高の教師』は学校という身近な空間で緊張感を生み出した。題材の違いが、夏ドラマ全体の見応えにつながっていた。

【深夜ドラマ・BSドラマ】ゴールデン帯以外にも注目作が充実

2023年夏のラインアップは、21時・22時台の作品だけではない。テレビ東京系の深夜ドラマや、BS松竹東急、BSテレ東、NHKの夜ドラにも、原作ものやシリーズ作品、日常を丁寧に描く作品がそろっていた。

深夜ドラマ・プライム帯以外の主な作品

『警部補ダイマジン』は、テレビ朝日系で2023年7月7日にスタートした金曜23時15分枠の刑事ドラマ。生田斗真、土屋太鳳、向井理らが出演し、法で裁けない悪に立ち向かう警察内部の人物たちを描いた。

『初恋、ざらり』は、テレビ東京系で7月7日から放送された金曜深夜のドラマ。小野花梨と風間俊介が出演し、他者との関係や恋愛に不器用さを抱える人物の心情を丁寧に描いた。

『癒やしのお隣さんには秘密がある』も7月7日スタートの日本テレビ系深夜ドラマ。田辺桃子、小関裕太、武田航平、矢吹奈子、前田公輝らが出演するラブサスペンスで、隣人との交流に隠された秘密が物語を動かす。

『ウソ婚』は、7月11日にカンテレ・フジテレビ系で始まった火曜23時枠のラブコメディー。菊池風磨と長濱ねるが出演し、ある事情から始まった偽装結婚を軸に恋愛模様が展開する。

『紅さすライフ』は、日本テレビ系で7月24日から放送された月曜深夜ドラマ。大西流星と井桁弘恵が出演し、化粧品づくりをめぐる若者たちの挑戦を描いた。

『彼女たちの犯罪』は、読売テレビ・日本テレビ系の木曜深夜枠で7月20日にスタート。深川麻衣、前田敦子、石井杏奈らが出演し、異なる立場の女性たちの人生が交錯するサスペンスを展開した。

『ワカコ酒 Season7』は、BSテレ東で7月3日から月曜深夜に放送。武田梨奈主演の人気シリーズで、主人公がさまざまな店を訪れ、料理と酒を楽しむ姿を描く。

BSドラマの主なラインアップ

『カメラ、はじめてもいいですか?』は、BS松竹東急で7月3日から月曜22時30分に放送された作品。田牧そららが出演し、カメラを通して人とのつながりや新しい世界を知っていく若者の姿を描いた。

『雲霧仁左衛門6』は、NHK BSプレミアム・NHK BS4Kで2023年8月から放送された時代劇シリーズ。中井貴一を中心とする出演陣が、盗賊一味と権力側の攻防を描いた。BS作品を含めて夏ドラマを振り返る際には、地上波の7月スタート作品とは別に、8月開始の作品も押さえておきたい。

NHKでは、夜ドラ『褒めるひと褒められるひと』が6月12日から8月3日まで放送された。毎週月曜から木曜の短い放送枠で、職場の人間関係や日常の機微を描くシリーズだった。放送開始は6月だが、7月期に放送が続いていた作品として関連ラインアップに含められる。

このように「夏ドラマ一覧」という言葉には、7月に初回を迎えた作品だけでなく、7月から9月に放送された作品、夏の期間に放送が続いた作品が混在する。放送開始日を重視する場合は、初回が6月・8月の作品を分けて見ると整理しやすい。

【主題歌・視聴率ランキング】2023年夏ドラマを数字と音楽で振り返る

ドラマの印象を左右する要素の一つが主題歌だ。2023年夏は、作品の世界観を補強する楽曲が多く採用された。例えば『ハヤブサ消防団』の主題歌は、ちゃんみなの「命日」、『シッコウ!!~犬と私と執行官~』はSEKAI NO OWARIの「ROBO」。作品の緊張感や登場人物の感情を音楽面から支えた。

『トリリオンゲーム』ではSnow Manの「Dangerholic」が主題歌に起用され、作品の持つスピード感や挑戦的な雰囲気と結びついた。『真夏のシンデレラ』では緑黄色社会の「サマータイムシンデレラ」が夏らしい恋愛ドラマの空気を彩った。

世帯平均視聴率ランキング

テレビズキなどが集計した関東地区の世帯平均視聴率では、2023年夏ドラマの首位は『VIVANT』で14.26%。2位は『刑事7人 season9』の9.81%、3位は『ハヤブサ消防団』の9.28%だった。

同じ集計の上位作品を並べると、シリーズものの安定感と大型新作の存在感が見えてくる。

順位 作品名 世帯平均視聴率 放送局
1位 VIVANT 14.26% TBS
2位 刑事7人 season9 9.81% テレビ朝日
3位 ハヤブサ消防団 9.28% テレビ朝日
4位 科捜研の女 season23 9.10% テレビ朝日
5位 シッコウ!!~犬と私と執行官~ 8.03% テレビ朝日
6位 18/40~ふたりなら夢も恋も~ 6.38% TBS
7位 最高の教師 1年後、私は生徒に■された 5.86% 日本テレビ
8位 真夏のシンデレラ 5.60% フジテレビ
9位 トリリオンゲーム 5.52% TBS
10位 CODE―願いの代償― 5.14% 読売テレビ・日本テレビ系

このランキングは、特定の集計資料における関東地区の世帯平均視聴率を基にしたものだ。別の集計サイトでは、対象作品や放送回、平均値の扱いによって数値にわずかな違いがある。したがって、異なるサイトの数字を混ぜて順位を作るのではなく、同一の調査・集計条件で比較する必要がある。

『VIVANT』が突出した理由と視聴率の読み方

『VIVANT』は、最終回の世帯視聴率が関東地区で19.6%を記録した。ビデオリサーチの2023年10月11日公表の総合視聴率特集でも、リアルタイム視聴の最終回は世帯19.6%、個人全体12.9%と紹介されている。

一方、視聴率ランキングだけで作品の人気を判断するのは難しい。リアルタイム視聴率は放送時間にテレビを見た人の割合を示すが、録画視聴や見逃し配信、SNS上の考察や口コミで広がる熱量をそのまま反映するものではない。ビデオリサーチはリアルタイム視聴とタイムシフト視聴を合わせた総合視聴率も公表しており、作品の視聴実態を把握するには複数の指標を見る必要がある。

『VIVANT』のように放送後の考察が盛り上がった作品と、長年続くシリーズ作品では、視聴者が作品に触れるきっかけも異なる。ランキングは当時のテレビ視聴の一側面を示す資料として活用するのが適切だ。

【2026年から再評価】2023年夏ドラマの見どころと作品選びの基準

2023年夏ドラマを2026年に見返す場合、注目したいのは単純な視聴率の順位だけではない。放送当時の話題性、原作との関係、俳優の組み合わせ、作品が扱ったテーマを切り分けることで、各作品の魅力がよりはっきりする。

考察や伏線回収を楽しみたい人

謎解きや意外な展開を重視するなら、『VIVANT』『ハヤブサ消防団』『CODE―願いの代償―』『最高の教師』が候補になる。国際的な陰謀、地方集落の秘密、謎のアプリ、学校内の人間関係と、ミステリーの方向性はそれぞれ異なる。

仕事や人生の選択をテーマにした作品を見たい人

仕事やキャリア、人生の転機に関心がある人には、『トリリオンゲーム』『転職の魔王様』『シッコウ!!』『18/40』が向いている。起業、転職、司法制度、妊娠や進路など、日常生活に近いテーマをドラマとして描いている。

恋愛や人間関係を楽しみたい人

恋愛模様を中心に楽しむなら、『真夏のシンデレラ』『こっち向いてよ向井くん』『ウソ婚』『初恋、ざらり』が選択肢になる。王道の恋愛群像劇から、現代的な恋愛観を問う作品、秘密を抱えた関係を描くラブサスペンスまで、作風の違いを楽しめる。

2023年夏ドラマを選ぶ際に注意したい3つのポイント

第一に、視聴率と作品評価を同一視しないこと。世帯視聴率はテレビ視聴の規模を把握する指標だが、配信で視聴された作品の評価や、後年に見直される価値をすべて表すものではない。

第二に、放送開始日とクールの区分を混同しないこと。『刑事7人 season9』のように6月開始で7月期に放送が続いた作品や、『科捜研の女 season23』のように8月開始の作品もある。7月期の一覧に含まれていても、すべてが7月スタートとは限らない。

第三に、地上波のゴールデン帯だけで作品を選ばないこと。深夜ドラマやBSドラマには、原作の魅力を生かした作品や、短い放送時間ならではのテンポを持つ作品がある。放送時間帯は作品の優劣ではなく、視聴スタイルの違いとして捉えたい。

【プロの結論】2023年夏ドラマはジャンルの多様性と大型企画が共存したシーズン

2023年7月期を代表する作品として、まず挙げられるのは『VIVANT』だ。関東地区の世帯平均視聴率14.26%という数字に加え、最終回の19.6%という結果は、この作品が夏ドラマの中で大きな存在感を示したことを裏付けている。

ただし、このシーズンの魅力は『VIVANT』一作に集約されない。『トリリオンゲーム』は漫画原作のビジネスドラマとして若い世代の俳優陣を前面に押し出し、『ハヤブサ消防団』は池井戸潤作品の新たな映像化として地方ミステリーを展開した。『真夏のシンデレラ』は夏の恋愛群像劇、『最高の教師』は学校を舞台にした社会派サスペンスとして、それぞれ異なる視聴者の関心に応えた。

また、深夜枠やBS作品まで視野を広げると、2023年夏のテレビドラマはさらに豊かな顔ぶれになる。ゴールデン帯の大型企画だけでなく、短尺の夜ドラ、漫画・小説原作、職業ドラマ、シリーズ作品が同じ時期に放送されていた。

2026年に当時の作品を探す読者にとっては、視聴率順位だけで選ぶよりも、好きなジャンル、出演者、原作の有無、物語のテーマを基準にするのが近道だ。2023年夏ドラマは、話題作を追いかける楽しさと、放送枠ごとに異なる作品を発掘する面白さの両方を味わえるシーズンだった。

【夏ドラマ2023一覧】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2023年夏ドラマで最も視聴率が高かった作品は?
A1:関東地区の世帯平均視聴率をまとめた集計では、堺雅人主演の『VIVANT』が14.26%で1位だった。最終回の世帯視聴率は19.6%を記録している。

Q2:2023年夏ドラマの代表的な作品は?
A2:『VIVANT』『トリリオンゲーム』『ハヤブサ消防団』『真夏のシンデレラ』『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』『18/40~ふたりなら夢も恋も~』などが代表作として挙げられる。

Q3:2023年夏ドラマは何月から何月まで放送された?
A3:一般的には2023年7月から9月までの7月期を指す。ただし、初回放送日は作品ごとに異なり、6月開始で7月も放送された作品や、8月開始の作品もある。

Q4:2023年夏ドラマには深夜ドラマやBSドラマもあった?
A4:あった。深夜枠では『警部補ダイマジン』『初恋、ざらり』『ウソ婚』『彼女たちの犯罪』など、BSでは『カメラ、はじめてもいいですか?』『ワカコ酒 Season7』などが放送された。

Q5:『VIVANT』の主題歌は何?
A5:『VIVANT』は、一般的な連続ドラマのように特定の主題歌を前面に掲げる形式ではなく、千住明による劇伴音楽が作品の世界観を支えた。主題歌の有無と劇中音楽を区別して確認したい。

Q6:『最高の教師』の正式タイトルは?
A6:正式タイトルは『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』。松岡茉優演じる教師が、卒業式の日に起きた事件をきっかけに1年前へ戻り、生徒たちと向き合う学園サスペンスだ。

まとめ:2023年夏ドラマは放送枠とジャンルを横断して楽しめる

2023年夏ドラマは、『VIVANT』のような大型サスペンスから、『トリリオンゲーム』のビジネスドラマ、『ハヤブサ消防団』のミステリー、『真夏のシンデレラ』の恋愛群像劇まで、幅広い作品がそろった7月期だった。

曜日別に見ると、月曜は恋愛と仕事、火曜は職業と人生、水曜はシリーズものや恋愛・成長物語、木曜はミステリー、金曜はビジネス、土曜は学園・探偵もの、日曜は大型サスペンスが目立つ。さらに深夜ドラマやBS作品を加えることで、当時のラインアップをより立体的に把握できる。

2026年に見返すなら、放送開始日、出演者、あらすじ、主題歌、視聴率をそれぞれ確認しながら、自分の関心に合う作品を選びたい。数字だけでは測れない作品の個性こそ、2023年夏ドラマを振り返る最大の面白さである。

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水無瀬 結衣
トレンドリサーチャー 水無瀬 結衣
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