2026年11月現在、KARAの知英(ジヨン)は、韓国と日本の両方を活動の舞台としながら、俳優・アーティストとして新たなキャリアを築いている。2026年には日本テレビ系ドラマ『パンチドランク・ウーマン −脱獄まで××日−』に出演したほか、WOWOWの『連続ドラマW MR -医薬情報担当者-』にも参加。加えて、唐田えりかとのW主演映画『過怠』が第39回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、2027年2月5日の全国公開を控えている。
知英といえば、2008年にKARAへ加入し、日本でも大きな人気を集めた元気で親しみやすいメンバーという印象を持つ人も多いだろう。2014年のグループ脱退、女優への転身、歌手JYとしてのソロデビュー、2022年のKARA再始動、そして2024年11月の日本での活動再開。その歩みを振り返ると、現在の知英が単なる元K-POPアイドルではなく、日韓を横断して活躍する俳優へと成長していることが分かる。
【2026年最新】KARA知英の現在は?プロフィールと活動状況

2026年の知英は、俳優業を中心に、日本と韓国を行き来しながら活動している。KARAのメンバーとしての音楽活動も継続しており、グループ活動と個人活動を両立するスタイルが現在の特徴だ。
知英の基本プロフィール
所属事務所Sweet Powerが公開しているプロフィールによると、知英は1994年1月18日生まれ、韓国出身。2026年11月6日時点で32歳になる。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 芸名 | 知英(ジヨン) |
| 韓国での活動名 | ジヨン(Jiyoung) |
| ソロ歌手名義 | JY(ジェイワイ) |
| 生年月日 | 1994年1月18日 |
| 年齢 | 32歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 韓国 |
| 血液型 | O型 |
| 身長 | 167cm |
| 所属事務所 | Sweet Powerインターナショナル |
| 主な活動 | 俳優・歌手・モデル |
| 主な活動地域 | 日本・韓国 |
特に注目したいのは、知英、ジヨン、JYという3つの名前を使い分けている点だ。
「ジヨン」はKARAのメンバーとしての名前、「知英」は主に日本の俳優活動で使用する芸名、そして「JY」はソロ歌手としてのアーティスト名である。別々の人物ではなく、同じ本人が活動分野に応じて名前を使い分けている。
また、日本語・英語・中国語などの語学力も本人のプロフィールに記載されている。韓国出身でありながら日本のドラマや映画で自然な演技を見せられることは、国際的な活動を続けるうえで大きな強みになっている。
出典:Sweet Power公式プロフィール、映画.com人物プロフィール。
2026年もKARAのメンバーとして活動
知英はソロの俳優活動を続ける一方、KARAとの関係も途切れていない。
2022年に再始動したKARAは、ギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、ヨンジの5人編成。2026年10月23日・24日には横浜BUNTAIで「2026 KARA JAPAN FAN-CON : Hello, KAMILIA! -GRAND FINALE in JAPAN-」を開催した。
これは、KARAが過去の人気を懐かしむだけのグループではなく、現在もステージに立ち、ファンとの交流を続けていることを示す動きだ。
したがって、2026年の知英を「KARAを辞めて女優になった人」とだけ捉えるのは正確ではない。グループ活動と個人の俳優活動が並行している点が重要である。
【脱退の経緯】知英が2014年にKARAを離れた理由と真相
知英のKARA脱退は、ファンにとって大きな転換点だった。2008年の加入以来、グループの成長を支えてきたメンバーだっただけに、2014年の離脱にはさまざまな関心が集まった。
脱退発表は2014年1月、契約満了は同年4月
2014年1月15日、韓国メディアの聯合ニュースは、知英が所属事務所DSPメディアとの専属契約を更新しない意向を示したと報じた。
当時の事務所側の説明によると、再契約について話し合う過程で、知英は勉強のために留学したいという希望を伝えていた。また、契約延長について新たな合意がない限り更新しないという本人側の通知もあった。
加えて、本人の意思を再確認した結果、KARAを離れて勉強に励み、俳優としての道を歩みたいという意向が示された。
実際の専属契約期間は2014年4月まで残っており、その満了をもってグループを離れることになった。
脱退理由は不仲やトラブルだったのか?
インターネット上では、メンバーとの不仲説や事務所との対立など、さまざまな説明が見られる。しかし、当時の所属事務所が公表した説明で中心となっていたのは、契約更新をしないという意思、留学への希望、そして俳優への転身だった。
少なくとも公表された脱退経緯から、メンバー間の不仲や特定のトラブルが脱退の直接原因だったと断定することはできない。
知英にとって2014年は、アイドルとしての活動を終わらせる年というより、次のキャリアを自分で選び取った年だったと捉えるのが自然だ。
脱退後はイギリス留学を経て女優へ
KARAを離れた知英は、留学などを経て日本での俳優活動に進んだ。2014年8月にはSweet Powerに所属し、日本で芸能活動を開始。同年の日本テレビ系ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』では雪女のゆきめ役を演じた。
その後も映画『暗殺教室』やドラマ『オーファン・ブラック〜七つの遺伝子〜』などに出演。アイドル時代とは異なる演技力を求められる作品に挑み、俳優としての認知度を高めていった。
出典:2014年1月15日付聯合ニュース、DSPメディアの公式説明を掲載したKstyle、映画.com。
【完全年表】KARA加入から2027年の映画公開までの歩み
知英のキャリアは、KARA時代、日本での俳優転身、韓国への活動拠点の移動、そして日本復帰という複数の転換点によって構成されている。
それぞれの出来事を年代順に並べると、現在の活動につながる経緯が見えてくる。
| 年代 | 主な出来事 | 意味・活動内容 |
|---|---|---|
| 1994年 | 韓国で誕生 | 1月18日生まれ |
| 2008年 | KARAに加入 | ハラとともに加入し、5人体制へ |
| 2010年 | KARA日本デビュー | 「ミスター」などで日本でも人気を獲得 |
| 2014年1月 | 脱退・契約更新しない意向を発表 | 留学と俳優業への転身を希望 |
| 2014年8月 | Sweet Power所属 | 知英名義で日本の俳優活動を開始 |
| 2015年 | 映画『暗殺教室』出演 | イリーナ役を演じる |
| 2016年 | JYとしてソロデビュー | 「最後のサヨナラ」をリリース |
| 2017年 | 『オーファン・ブラック』主演 | 1人7役という難しい演技に挑戦 |
| 2019年 | 韓国のKeyEastと契約 | 韓国を活動の拠点に広げる |
| 2021年 | 日本の旧所属事務所との窓口業務終了 | コロナ禍などで日本での活動が難しくなる |
| 2022年 | KARA再始動 | 15周年アルバム『MOVE AGAIN』を5人で発表 |
| 2024年11月 | 日本での活動を本格再開 | Sweet Powerインターナショナルに所属 |
| 2026年1月 | 『パンチドランク・ウーマン』出演 | パク・ハユン役 |
| 2026年10月 | 『MR -医薬情報担当者-』出演 | カン・ヨンジン院長役 |
| 2026年10月 | 映画『過怠』が東京国際映画祭に出品 | 唐田えりかとW主演 |
| 2027年2月 | 映画『過怠』全国公開予定 | 2月5日公開予定 |
この年表で見逃せないのが、2019年から2024年までの期間だ。
知英は2019年12月に韓国の芸能事務所KeyEastと契約し、活動の幅をアジアへと広げた。その後、コロナ禍の影響もあり、2021年3月には日本での旧所属事務所との窓口業務を終了。韓国での活動が中心となった。
一方、2022年にはKARAの15周年再始動に参加し、日本のファンとの接点も再び生まれた。この再会が、2024年の日本での本格的な活動再開へとつながっていく。
出典:ユニバーサル ミュージック ジャパン、Sweet Power、ORICON NEWS、日刊スポーツ。
【女優・JY】知英の日本での代表作とソロ歌手活動
KARA脱退後の知英を理解するには、女優としての活動とJY名義での音楽活動を分けて見る必要がある。2つの活動は別々のものではなく、表現者としての幅を広げる取り組みだった。
女優として評価を高めた代表作
日本での俳優活動を始めた知英は、漫画原作の実写作品からシリアスなドラマまで、幅広いジャンルに挑戦してきた。
- 『地獄先生ぬ〜べ〜』(2014年):雪女のゆきめ役。日本での俳優活動の初期を代表する作品。
- 『暗殺教室』(2015年):イリーナ役。暗殺者という個性的なキャラクターを演じた。
- 『レオン』(2018年):主演作品。竹中直人との共演で、身体が入れ替わる人物の演技に挑戦。
- 『私の人生なのに』(2018年):主演を務め、主題歌にも関わった作品。
- 『オーファン・ブラック〜七つの遺伝子〜』(2017年):連続ドラマ初主演で1人7役を演じ分けた。
- 『そして、生きる』(2019年):ハン・ユリ役としてWOWOWの連続ドラマに出演。
特に『オーファン・ブラック』の1人7役は、知英の俳優としての実力を語る際に欠かせない仕事だ。顔立ちが同じ人物を演じながら、性格や話し方、仕草などを変えて複数のキャラクターを成立させる必要がある。
KARA時代に培った表現力や身体能力を、演技という別の分野に転換した象徴的な作品といえる。
歌手JYとしてのソロデビュー
知英は2016年3月、ソロアーティストJYとして「最後のサヨナラ」をリリースした。
この曲は日本テレビ系ドラマ『ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜』の主題歌に起用され、海外配信曲「RADIO」も同作のオープニングテーマとなった。
その後、「好きな人がいること」「フェイク」「恋をしていたこと」などを発表。2017年にはアルバム『Many Faces -多面性-』をリリースし、女優とは異なるアーティストとしての個性を打ち出した。
JYという名前には、KARAのジヨンとも、俳優の知英とも異なる音楽表現を届ける役割があった。
なお、JY名義でのソロ活動とKARAのグループ活動は別の活動形態である。2026年現在、知英の日本での仕事の中心は俳優活動だが、過去の楽曲はファンミーティングなどでも披露されている。
2025年3月の日本でのファンミーティングでは、JYの「女子モドキ」やデビュー曲「最後のサヨナラ」、KARA時代のソロ曲「Wanna Do」も披露された。
出典:聯合ニュース、Sweet Power、スポニチアネックス。
【2026年最新出演情報】ドラマ2作品と映画『過怠』の全貌
2026年の知英は、日本の映像作品への出演が続いている。特に注目したいのは、日本テレビ系の連続ドラマとWOWOWの作品に出演し、さらに東京国際映画祭のコンペティション部門に出品された映画でW主演を務めたことだ。
1. 『パンチドランク・ウーマン −脱獄まで××日−』でパク・ハユン役
2026年1月11日にスタートした日本テレビ系ドラマ『パンチドランク・ウーマン −脱獄まで××日−』は、篠原涼子主演の脱獄サスペンス。
知英は、氷川拘置所に収容されている未決拘禁者パク・ハユンを演じた。ハユンは殺人未遂の罪で起訴された韓国人女性で、女区の中ではリーダー的な存在。主人公の刑務官・冬木こずえからも一目置かれている人物だ。
ジェシー(SixTONES)、藤木直人、篠原涼子らと共演し、閉鎖的な拘置所という特殊な舞台で存在感を発揮した。
知英にとっては久しぶりの日本の連続ドラマ出演であり、2026年の俳優活動再開を印象づける作品となった。
日本テレビの公式番組情報によると、同作は3月29日に最終回を迎えた。
2. WOWOW『連続ドラマW MR -医薬情報担当者-』で韓国の院長役
もう一つの注目作が、2026年10月4日から11月1日まで放送・配信されたWOWOWの『連続ドラマW MR -医薬情報担当者-』だ。
向井理が主演を務める本作は、製薬会社のMR(医薬情報担当者)を主人公に、医療現場と製薬業界の関係、薬をめぐる利害、患者と医療従事者の葛藤などを描いた作品である。
知英が演じたのは、韓国のヒュンスンメディカルセンター院長カン・ヨンジン。
ヨンジンは、ライバル製薬会社の新薬治験を自らの病院で実施し、共同研究や論文発表にも関わる重要人物だ。主人公の紀尾中正樹(向井理)や鮫島淳(要潤)らの対立にも影響を与える。
知英の韓国語や韓国文化への理解を生かしやすい役柄であり、日本と韓国の双方で活動してきた経験が作品の設定とも自然に重なっている。
所属事務所の2026年8月31日付発表によると、知英のWOWOWドラマ出演は2019年の『そして、生きる』以来、約7年ぶりとなった。
3. 映画『過怠』が第39回東京国際映画祭に出品
2026年の知英の出演作で、映画ファンから特に注目されているのが、唐田えりかとW主演を務める映画『過怠(かたい)』だ。
本作は作家・谷村志穂の小説を原作に、山本英監督が映画化した日韓合作作品。2026年10月26日に開幕した第39回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品された。
映画の中心となるのは、25年前に起きた2組の夫婦の受精卵の取り違えという出来事だ。
日本人として育った菜々子を知英が、韓国人として育ったジヒョンを唐田えりかが演じる。大学生になった2人が偶然出会い、出生にまつわる重大な事実を知ったことから、自分のアイデンティティーや家族との関係に向き合っていく。
このキャスティングで興味深いのは、知英が日本人女性の菜々子を演じ、唐田えりかが韓国人女性のジヒョンを演じていることだ。
単に日韓の俳優が共演するだけではなく、国籍や育った環境といったテーマを、キャスティングそのものにも反映させている。
東京国際映画祭の公式情報と所属事務所の発表によると、知英は10月26日のレッドカーペットに登場。10月29日のワールドプレミア上映後には唐田えりか、山本英監督とともに舞台挨拶やQ&Aにも参加した。
映画『過怠』の主な情報は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 過怠(かたい) |
| 公開予定日 | 2027年2月5日 |
| 監督 | 山本英 |
| 原作 | 谷村志穂『過怠』 |
| 主演 | 唐田えりか・知英 |
| 知英の役 | 菜々子 |
| 唐田えりかの役 | ジヒョン |
| 映画祭 | 第39回東京国際映画祭 |
| 出品部門 | コンペティション部門 |
| 主なテーマ | 受精卵の取り違え、家族、アイデンティティー |
作品の大きな見どころは、血縁と育ての親との関係、そして国籍や文化的背景が揺らぐ状況で、2人の女性が自分の人生をどう受け止めるかという点にある。
なお、東京国際映画祭への出品・上映と全国劇場公開は別の段階だ。映画祭でのワールドプレミアは2026年10月に実施され、全国公開は2027年2月5日の予定となっている。
出典:東京国際映画祭公式発表、Sweet Power公式ニュース、映画.com、シネマトゥデイ。
【誤解を解消】知英のKARA再合流・日本復帰・現在の活動拠点
知英の経歴を調べる際には、2014年の脱退と2022年の再始動、さらに2024年の日本復帰を混同しないことが大切だ。
2022年のKARA再始動はどのような形だった?
2022年10月20日、KARAの日本での活動再始動が正式発表された。
11月29日には韓国で15周年記念アルバム『MOVE AGAIN』をリリース。メンバーはギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、ヨンジの5人だった。
2014年にグループを離れていたニコルと知英が、ギュリ、スンヨン、ヨンジと再び同じステージに立ったことは、KARAの歴史において大きな出来事となった。
日本では同年12月21日にアルバムの日本盤が発売され、翌2023年にはファンミーティングツアーも開催された。
重要なのは、2022年の再始動が知英の俳優活動を終わらせるものではなかったという点だ。KARAの活動と個人の芸能活動は並行して続いている。
2024年11月の日本活動再開はなぜ実現した?
知英は2019年12月に韓国のKeyEastと契約し、韓国での活動を広げる方向へ進んだ。コロナ禍によって日本での仕事や移動が難しくなり、2021年3月にはSweet Powerとの窓口業務を終了している。
しかし、KARAの再始動などを通じて日本のファンと再会する機会が増え、日本で再び仕事をしたいという気持ちも強くなっていった。
2024年11月1日、Sweet Powerインターナショナルは、韓国在住の知英が日本で活動するために同社へ所属したことを発表した。
2025年3月の中日スポーツの取材では、日本での活動再開について「皆さんが『お帰り』と言ってくれる。帰ってこられる場所があるのはうれしい」と語り、今後は女優として頑張りたいという意欲も示している。
この時期の復帰は、単なる所属事務所の変更ではなく、日本で再び俳優として仕事をするための環境を整えた動きと考えられる。
知英は現在、日本と韓国のどちらに住んでいる?
2026年の知英は、日本だけ、あるいは韓国だけに活動を限定しているわけではない。
2024年の所属発表時には韓国在住と紹介され、2025年12月の日刊スポーツの取材では、日本と韓国を頻繁に行き来していることを明かした。本人は、この1年を表す漢字として「飛」を挙げ、日本への来日が月1回ほどあったと振り返っている。
2026年も日本の連続ドラマや映画に出演する一方、韓国に関連する役柄や仕事にも携わっている。したがって、現在の活動拠点は韓国を生活の基盤としながら、日本での仕事を積極的に行う二国間型と捉えるのが実態に近い。
知英に関するよくある誤解と事実
| よくある疑問・誤解 | 確認できる事実 |
|---|---|
| KARAを不仲で脱退した? | 当時の事務所説明では契約更新をしない意向、留学、俳優への転身が中心。 |
| 2022年にKARAへ完全復帰した? | 15周年活動で5人が再集結し、グループとして活動した。 |
| 知英とJYは別人? | 同一人物。JYはソロ歌手としての名義。 |
| 日本の芸能活動を引退した? | 2024年11月に日本での活動を再開し、2026年もドラマや映画に出演。 |
| 現在は日本に完全移住した? | 韓国と日本を行き来しており、二国間で活動している。 |
| 映画『過怠』は2026年公開? | 映画祭での上映は2026年、全国劇場公開予定日は2027年2月5日。 |
こうした情報を確認するときは、本人の芸名、グループ名義、ソロ名義を区別することが重要だ。また、映画祭での上映日と一般公開日も異なるため、作品情報は公開段階まで確認しておきたい。
知英の今後は?俳優として期待される新しい展開
2026年の活動を見ると、知英のキャリアはKARA時代の延長線上にあるだけではない。俳優として、より複雑な人物像や社会的テーマを持つ作品に参加する段階に入っている。
特殊な役柄から日常的な人物の演技へ
2025年3月の取材で知英は、これまで『暗殺教室』の暗殺者など、個性的な役を演じてきたことを振り返り、今後は「普通の人を演じたい」と話している。
2025年12月の取材でも、普通のラブストーリーやラブコメディーへの意欲を示していた。
これは、俳優としての方向性を広げたいという考えの表れだろう。特殊な設定や強い個性を持つ役を演じてきた経験があるからこそ、日常生活の中にいる自然な人物を表現することにも新たな挑戦がある。
映画『過怠』が示す国際的な俳優としての可能性
『過怠』は、知英の今後を考えるうえでも重要な作品だ。
韓国出身の知英が日本人女性を演じ、唐田えりかが韓国人女性を演じる構成は、国境やアイデンティティーを扱う物語と深く結びついている。
加えて、第39回東京国際映画祭のコンペティション部門への出品は、知英の活動がテレビドラマや商業映画だけでなく、映画祭で紹介される作品にも広がっていることを示す。
2027年2月5日の全国公開に向けて、映画の評価や観客の反応が今後のキャリアにどのような影響を与えるかにも注目したい。
【プロの結論】知英のキャリアを評価する3つの視点
知英の現在を正しく理解するためには、次の3点を押さえておきたい。
第一に、KARA脱退はキャリアの終わりではなく、俳優への転換点だったこと。2014年の選択によって、日本で数多くのドラマや映画に出演する道が開けた。
第二に、2022年のKARA再始動と2024年の日本復帰は、異なる意味を持つ出来事であること。前者はグループとしての再集結、後者は知英個人の日本での芸能活動の再開だ。この2つを分けて理解すると、経歴の流れが明確になる。
第三に、2026年は俳優としての新しい評価軸が生まれた年であること。『パンチドランク・ウーマン』や『MR -医薬情報担当者-』で異なる人物を演じ、『過怠』では国際的なテーマを扱う作品のW主演を務めた。
今後の知英を追うなら、KARAの出演情報だけでなく、日本のドラマ出演、映画祭への参加、JY名義の音楽活動も分けて確認するのがおすすめだ。
【FAQ】KARA知英の現在に関するよくある質問
Q1:KARAの知英は2026年現在、何歳ですか?
A1:1994年1月18日生まれで、2026年11月6日時点では32歳です。
Q2:知英がKARAを脱退した理由は何ですか?
A2:2014年の専属契約満了に伴うもので、当時の所属事務所は本人が留学や俳優への転身を希望していたと説明しています。
Q3:知英はKARAに再加入したのですか?
A3:2022年のデビュー15周年活動で、ギュリ、スンヨン、ニコル、ヨンジとともに5人で再集結しました。その後もKARAのメンバーとしてグループ活動に参加しています。
Q4:知英は現在、日本に住んでいますか?
A4:韓国と日本を行き来しながら活動しています。2024年11月には日本での活動のためSweet Powerインターナショナルへの所属を発表しました。
Q5:知英が2026年に出演したドラマは何ですか?
A5:日本テレビ系『パンチドランク・ウーマン −脱獄まで××日−』と、WOWOW『連続ドラマW MR -医薬情報担当者-』です。前者ではパク・ハユン役、後者ではカン・ヨンジン役を演じました。
Q6:映画『過怠』はいつ公開されますか?
A6:2026年の第39回東京国際映画祭で上映され、全国劇場公開は2027年2月5日の予定です。知英と唐田えりかがW主演を務めます。
Q7:知英とJYは同じ人物ですか?
A7:同じ人物です。知英は主に日本での俳優名義、JYは2016年にソロデビューした際の歌手名義です。
まとめ:KARA知英の現在は俳優として新たな飛躍の時期
KARAの知英は、2008年のグループ加入から2014年の脱退、俳優への転身、JYとしてのソロデビュー、2022年のKARA再始動、2024年11月の日本での活動再開と、さまざまな転換点を経験してきた。
2026年には『パンチドランク・ウーマン』と『MR -医薬情報担当者-』という2つのドラマに出演。さらに唐田えりかとのW主演映画『過怠』が第39回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、2027年2月5日の全国公開を控えている。
かつてKARAの末っ子として日本のファンに親しまれた知英は、現在、韓国と日本をつなぐ俳優として活動の幅を広げている。アイドルとしての経験を大切にしながら、俳優として新しい役柄に挑戦する姿は、今後も注目を集めそうだ。
2027年の映画『過怠』の公開、そしてKARAのデビュー20周年を迎える2027年3月に向けて、知英の次なる活動からも目が離せない。
【主な情報出典】
・Sweet Power公式サイト(プロフィール・出演情報)
・ユニバーサル ミュージック ジャパン(KARA公式ニュース・バイオグラフィー)
・日本テレビ公式サイト(『パンチドランク・ウーマン』)
・WOWOW公式サイト(『連続ドラマW MR -医薬情報担当者-』)
・第39回東京国際映画祭公式サイト
・聯合ニュース、ORICON NEWS、日刊スポーツ、中日スポーツ、映画.com、シネマトゥデイ