最も気になる原作の有無について、答えは明確です。『マイ・フィクション』は、既存の漫画や小説を映像化した作品ではなく、脚本家・山岡潤平によるオリジナルドラマです。
その根拠となるのが、制作協力を担当するMMJ(メディアミックス・ジャパン)の公式作品ページです。同ページでは、本作を「オリジナルサスペンス・ラブストーリー」と紹介し、脚本担当者として山岡潤平の名前を掲載しています。
加えて、ABCテレビの公式スタッフ情報でも、原作となる漫画家や小説家ではなく、脚本担当として山岡潤平が明記されています。制作著作はABCテレビ、制作協力はMMJという体制です。
原作漫画・原作小説がないと判断できる理由
原作付きドラマであれば、通常は原作者や出版社、原作作品名などが作品情報に記載されます。しかし、『マイ・フィクション』の公式スタッフ情報には、特定の原作作品や原作者のクレジットがありません。
一方、制作会社自身がオリジナル作品と明確に位置づけています。したがって、漫画版や小説版を先に読んで結末を知るという楽しみ方ではなく、放送されたドラマの中で伏線を追いかける作品です。
| 検索される疑問 | 2026年11月時点の確認結果 |
|---|---|
| 原作漫画はある? | 既存漫画の映像化ではない |
| 原作小説はある? | 原作小説の映像化ではない |
| 原作者は誰? | 特定の原作者は設定されていない |
| 脚本家は誰? | 山岡潤平 |
| 制作会社は? | MMJが制作協力 |
| 制作著作は? | ABCテレビ |
| 作品の分類は? | オリジナルサスペンス・ラブストーリー |
ここで注意したいのは、ドラマ放送後に関連商品や映像パッケージが発売されることと、原作小説が存在することは別問題だという点です。ドラマをもとにした関連商品が登場しても、それによって原作付き作品になるわけではありません。
つまり、検索されている「マイ・フィクション 原作小説」「マイ・フィクション 原作漫画」という疑問に対しては、公式の作品分類が最も有力な判断材料になります。
【韓国ドラマのリメイク?】マイ・フィクションの元ネタと脚本家・山岡潤平

本作を見て、韓国ドラマのようなスケールの大きい設定や、記憶をめぐる複雑な人間関係を連想した人もいる可能性があります。
しかし、韓国ドラマを原作としたリメイク作品であることを示す公式発表はありません。MMJがオリジナル作品として紹介し、ABCテレビも山岡潤平を脚本家として掲載していることから、日本発のオリジナル企画として捉えるのが適切です。
元ネタは特定の小説や海外ドラマではない
では、どのような発想から物語が生まれたのでしょうか。
参考になるのが、2026年8月10日にABCテレビが公開した山岡潤平のインタビューです。山岡は、本作の出発点について、日常が突然奪われる恐怖から記憶をめぐるラブサスペンスを考えたと説明しています。
「当たり前にあった日常が、ある日突然理不尽に奪われる恐怖」
山岡が掘り下げたのは、人間が頼りにしている記憶の不確かさです。自分にとって確かな思い出でも、相手の記憶から消えてしまったら、その関係はどうなるのか。記憶そのものが書き換えられたら、何を真実として信じればいいのか。
インタビューでは、記憶は主観的なものであり、偽造されていた場合に何を信じるべきなのかという問題意識も語られています。最終的には、人を想う感情に作品のテーマを結びつけています。
脚本家・山岡潤平が担った役割
山岡潤平は、本作の脚本を担当した人物です。日本脚本家連盟スクールも2026年7月6日付で、同スクールの講師である山岡が『マイ・フィクション』の脚本を担当したことを紹介しています。
本作の脚本で特徴的なのは、視聴者に与える情報の順序です。
- 最初は、主人公が突然周囲から忘れられるという不可解な状況を提示する。
- 続いて、妻や別の女性、謎の男との関係を通して主人公の過去を疑わせる。
- 中盤で、主人公の正体と記憶改ざん計画の存在を明かす。
- 終盤では、誰が誰を守ろうとしたのかという感情の問題へ物語を進める。
単純に犯人を探すミステリーではなく、登場人物の記憶と視聴者が持つ情報を少しずつずらしていく構成です。
この手法によって、前のエピソードで正しいと思っていた情報が、次のエピソードではまったく違う意味を持つようになります。
韓国ドラマのリメイクを探している人にとっては意外可能性がありますが、作品の魅力は特定の海外作品の筋書きではなく、記憶と愛情を結びつけた独自の脚本設計にあります。
【あらすじ・キャスト相関】玉森裕太と津村大輔を結ぶ記憶の謎
『マイ・フィクション』は、平和すぎる町で暮らす伊川正樹の人生が、ある日突然崩れ始めるところからスタートします。
伊川は老人ホーム「はるなぎ園」で介護士として働き、妻の伊川真弓と幸せな結婚生活を送っていました。ところが、転落事故に遭って意識を失い、1週間後に目を覚ますと、周囲の人々が自分を知らない人物として扱い始めます。
しかも、妻は別の人物を夫だと認識していました。自分が生きてきた人生を証明できる人間が誰もいないという、極めて不安定な状況に追い込まれます。
伊川正樹と二宮祐介は同一人物なのか
物語の大きな転換点は、伊川正樹が二宮由梨の亡き夫・二宮祐介と同一人物だと判明することです。
この事実によって、単なるなりすまし事件だと思われていた状況が、記憶そのものを操作する計画に関係していることが見えてきます。
加えて、伊川の妻・真弓にも別の正体があり、津村大輔も単なる謎の男ではありません。人物の関係性が判明するたびに、最初に見ていた物語の意味が変わっていきます。
主要キャスト・登場人物の関係一覧
物語を理解するために押さえておきたい主要人物を整理しました。
この人物構成はABCテレビの公式キャスト情報と各話のストーリー情報をもとに整理しています。
特に注目したいのが、玉森裕太、森川葵、宮澤エマ、野村周平の4人です。単純な善悪の対立ではなく、それぞれが異なる記憶と感情を持っているため、同じ出来事でも人物によって受け止め方が変わります。
物語の核心となるペルソナ・シフト・プログラム
中盤以降に明らかになるのが、ニューロヴァイス社と警察関係者が関与する「Persona Shift program(ペルソナ・シフト・プログラム)」です。
これは、犯罪者の記憶を改ざんし、別人として社会復帰させる極秘計画です。
第6話では、香坂睦美が過去にこの計画への協力を求められていたことや、無期懲役囚が関係する複数の失踪事件が明らかになります。
ただし、物語の本当の焦点は技術そのものではありません。記憶を変えられた人間にとって、その後の人生や家族との関係は本物なのかという問題です。
【最終回・結末考察】原作なしのドラマがたどり着いた答えとは
『マイ・フィクション』は2026年8月23日に第8話の最終回を迎えました。原作漫画や小説が存在しないオリジナル作品だからこそ、結末もドラマ独自の展開です。
7年前の事件と由梨・津村の本当の関係
最終回で明らかになる重要な事実は、7年前、二宮由梨と津村大輔が婚約関係にあったことです。
二人の関係を壊したのは、室谷隆敏が関係する事件でした。由梨は室谷に襲われ、抵抗する中で室谷を殴ってしまいます。
その場に居合わせた津村は、自分が自首することを決め、由梨を二宮祐介に託します。しかし、由梨は自分が事件に関わったことを知り、強いショックを受けてしまいます。
二宮は由梨を守ろうとする中で、彼女の記憶を書き換えます。その結果、由梨の人生から津村との関係が消え、二宮が夫であるという記憶に置き換わっていきました。
二宮祐介が記憶を操作した本当の理由
二宮は、幼い頃から由梨に好意を抱いていました。彼女が苦しむ姿を見たことが、記憶や脳について学ぶきっかけになっていたことも明かされます。
彼が行動の理由として掲げていたのは、由梨を悲しませたくないという思いでした。しかし、そこには重大な矛盾があります。
由梨を幸せにしたいと考える一方で、彼女自身が何を覚えていたいのか、誰を愛したいのかという選択を奪っていたからです。
最終回では、由梨が二宮に対して、幸せだった記憶を否定しない一方で、許せない気持ちも抱いていることを伝えます。愛情と憎しみが同時に存在するという、単純なハッピーエンドでは片づけられない感情が描かれました。
最後に二宮が選んだ結末
二宮は由梨を悲しませたくないという思いから、最後には彼女の記憶から自分を消す選択をします。
由梨は二宮を抱きしめ、感謝の気持ちを伝えます。しかし、その直後、二宮は彼女に薬を投与します。
後日、二宮は由梨、津村、賢人の3人が家族のように過ごす姿を遠くから見つめます。彼らの記憶から自分の存在を消したため、二宮と由梨たちは他人のようにすれ違います。
ただし、印象的なのは賢人の反応です。賢人は二宮の姿を一瞬振り返り、かつて一緒に歌っていた歌を口ずさみます。二宮はその歌に反応して再び3人を見つめます。
最終回から読み解く3つの考察ポイント
1.記憶が消えても、過ごした時間まで消えるのか
由梨と二宮が一緒に過ごした時間は、記憶の操作によって生まれた部分を含んでいます。しかし、由梨が感じた幸福まで偽物だったと断定できるのでしょうか。
この作品は、記憶の正しさと、その時間に感じた感情の本物らしさを別の問題として提示しています。
2.愛情は相手の人生を決める権利になるのか
二宮の行動には、由梨を守りたいという気持ちがありました。しかし、相手の苦しみを取り除くために本人の記憶を操作することは、相手の意思を尊重することとは違います。
この矛盾こそ、作品全体を通して描かれた愛情と支配の境界線です。
3.賢人の歌は何を意味しているのか
ラストで賢人が歌を口ずさむ場面は、解釈の余地が残る重要なシーンです。
二宮の記憶が完全に消えているのか、それとも言葉にできない感覚だけが残っているのか。公式の物語情報では、その反応の詳細までは断定されていません。
二宮がいなくなっても、かつて一緒に過ごした時間の痕跡が残っているように感じさせる演出です。
最終回放送後には、結末の切なさや賢人の反応について視聴者の反響が集まったとクランクインも報じています。
【2026年最新情報】放送終了後の配信・Blu-rayと作品の楽しみ方
2026年11月5日時点で、『マイ・フィクション』は全8話の放送を終えています。
ABCテレビ・テレビ朝日系で2026年7月5日にスタートし、8月23日に最終回を迎えました。放送開始時は毎週日曜よる10時15分の枠で展開された作品です。
Blu-ray BOXは2027年2月10日発売予定
放送終了後の関連情報として注目したいのが、Blu-ray BOXです。TCエンタテインメントの商品情報では、発売日は2027年2月10日と案内されています。
本編は全8話で、メイキングや制作発表会見、スピンオフドラマなどの特典映像も予定されています。
| 項目 | 商品情報 |
|---|---|
| 商品名 | マイ・フィクション Blu-ray BOX |
| 発売予定日 | 2027年2月10日 |
| 品番 | TCBD-2008 |
| 価格 | 25,245円(税込) |
| 話数 | 全8話 |
| 主な特典 | メイキング、制作発表会見、スピンオフドラマなど |
また、Kis-My-Ft2の主題歌「My Affection」も収録作品の注目ポイントです。
どんな人におすすめできるドラマなのか
原作なしの作品という点だけでなく、物語の構成にも好みが分かれる特徴があります。
おすすめできる人
- 伏線を探しながらドラマを見るのが好きな人
- 記憶や人格、アイデンティティを扱う作品に興味がある人
- 恋愛とサスペンスが組み合わさったドラマを楽しみたい人
- 玉森裕太や森川葵、宮澤エマ、野村周平の演技をじっくり見たい人
- 最終回を見てから第1話に戻り、物語の構造を再確認したい人
好みが分かれそうな人
- 現実的な科学設定や医学的なリアリティを重視する人
- 複雑な人物関係や記憶の入れ替わりが苦手な人
- 伏線を追うより、単純明快なストーリーを好む人
本作の魅力は、現実の科学技術を忠実に再現することよりも、記憶が人間関係に与える影響をサスペンスとして描いた点にあります。
したがって、科学的な設定の正確さを評価軸にするよりも、登場人物の選択や感情の変化に注目すると、作品のテーマが理解しやすくなります。
【よくある質問】マイ・フィクションの原作に関するFAQ
Q1:マイ・フィクションに原作漫画はありますか?
A1:原作漫画はありません。MMJの公式作品情報では、山岡潤平が脚本を担当するオリジナルサスペンス・ラブストーリーとして紹介されています。
Q2:マイ・フィクションの原作小説はどこで読めますか?
A2:ドラマの原作となる小説はありません。そのため、原作小説を購入したり、先に読んで結末を確認したりすることはできません。
Q3:マイ・フィクションは韓国ドラマのリメイクですか?
A3:韓国ドラマのリメイクとして公式発表された作品ではありません。制作会社MMJがオリジナル作品として紹介しています。
Q4:マイ・フィクションの脚本家は誰ですか?
A4:山岡潤平です。記憶の改ざんと愛情をテーマにした、全8話のオリジナルストーリーを手がけています。
Q5:伊川正樹と津村大輔を演じているのは誰ですか?
A5:伊川正樹/二宮祐介役は玉森裕太、津村大輔役は野村周平です。二人の人物の関係が物語の大きな謎につながっています。
Q6:マイ・フィクションの最終回はいつ放送されましたか?
A6:2026年8月23日に第8話の最終回が放送されました。最終回では二宮祐介が選んだ記憶の結末が描かれています。
Q7:2026年11月現在、Blu-rayは発売されていますか?
A7:Blu-ray BOXの発売予定日は2027年2月10日です。2026年11月5日時点では発売前で、全8話と特典映像が収録される予定です。
まとめ:マイ・フィクションは原作なしだからこそ楽しめるオリジナルドラマ
『マイ・フィクション』には、原作漫画も原作小説もありません。MMJとABCテレビの公式情報が示すとおり、脚本家・山岡潤平によるオリジナルサスペンス・ラブストーリーです。
玉森裕太が演じた伊川正樹/二宮祐介を中心に、森川葵演じる二宮由梨、宮澤エマ演じる伊川真弓/石野奈々美、野村周平演じる津村大輔らが複雑に絡み合う構成が、本作の大きな特徴でした。
特に最終回で描かれた二宮の選択は、記憶を消せば人は幸せになれるのか、愛することと相手の意思を尊重することは両立するのかという問題を残しました。
原作がないからこそ、視聴者は結末を先回りして知ることなく、登場人物と同じように真実を探すことができます。2026年の放送を終えた今も、第1話から最終話までを振り返ることで、新しい伏線や人物の感情に気づける作品です。
【プロの結論】
本作を理解するうえで最も大切なのは、記憶の正しさだけを追いかけないことです。誰が何を覚えているのかという謎の奥には、誰が誰を愛し、誰の人生を尊重しようとしたのかというテーマが存在します。
「マイ・フィクション」というタイトルも、自分が信じている人生と他人が認識している人生の違いを考えるうえで、象徴的な言葉として受け取れます。これは公式に示されたタイトルの由来ではなく、作品全体から読み取れる一つの解釈です。
原作の有無を調べていた人にとって、最終的な答えは「原作なしの完全オリジナル作品」。そして、そのオリジナル脚本だからこそ生まれた予想外の結末こそが、本作を最後まで追いかける最大の理由だったといえます。