玉狛第二は、ボーダー玉狛支部に所属するB級部隊です。隊長は三雲修。部隊の正式な戦闘メンバーは4人で、宇佐美栞がオペレーターを担当しています。
東映アニメーションの公式キャラクター紹介や集英社の作品紹介では、三雲隊という名称も使われています。
玉狛第二のメンバー一覧
| メンバー | ポジション・役割 | 主な能力・特徴 |
|---|---|---|
| 三雲修 | 隊長・シューター | 戦術立案、状況分析、ワイヤーによる地形操作 |
| 空閑遊真 | アタッカー・エース | 高い戦闘技術、豊富な実戦経験、黒トリガー |
| 雨取千佳 | スナイパー | ボーダーでも突出したトリオン量、広範囲への高火力攻撃 |
| ヒュース | アタッカー | 高い戦闘技術、トリガー操作能力、戦術的判断力 |
| 宇佐美栞 | オペレーター | 情報分析、トリガー知識、戦闘状況のサポート |
三雲修:戦力差を知恵で埋める隊長
CV:梶裕貴
トリオン量や身体能力では他の隊員に及ばないものの、分析力と工夫によって戦況を変える頭脳派。チームの戦術を組み立てる中心人物。
修の特徴は、自分が最強の戦闘員になることではなく、仲間が最大限に力を発揮できる状況を作ることです。
代表的なのがスパイダーを利用したワイヤー戦術です。戦場にワイヤーを張り巡らせることで、味方の移動を助け、敵の行動を制限します。
単独の戦闘能力では不利でも、戦場全体を設計することで強豪部隊と渡り合えるようになりました。
空閑遊真:玉狛第二の絶対的エース
CV:村中知
近界での実戦経験が豊富で、俊敏な動きと高度な戦闘技術を持つ。父・有吾の形見である黒トリガーを所持している。
遊真の強さは、単純な身体能力だけでは説明できません。
相手の動きを読む能力、戦闘中の判断力、状況に応じて戦い方を変える柔軟性が大きな武器です。
また、人の嘘を見抜くサイドエフェクトも持っています。
玉狛第二では前線で得点を取る役割を担い、修の戦術や千佳の援護射撃を生かす存在です。
雨取千佳:圧倒的なトリオン量を持つスナイパー
CV:田村奈央
通常の隊員とは比較にならないほどのトリオン量を持つ。強力な狙撃や広範囲攻撃によって戦場に大きな影響を与える。
千佳の能力を語るうえで欠かせないのが、膨大なトリオン量です。
狙撃の威力が非常に高く、敵部隊にとって無視できない存在となっています。
ただし、千佳には人を撃つことへの心理的な抵抗がありました。
この問題はB級ランク戦の重要なテーマとなり、ヒュースからの問いかけをきっかけに、自分自身の恐怖と向き合っていきます。
単なる高火力要員ではなく、精神的な成長も玉狛第二の躍進を支えた要素です。
ヒュース:近界の知識と戦闘技術を持ち込んだ追加戦力
CV:島﨑信長
アフトクラトル出身。磁力を操るトリガー「ランビリス」の使い手で、ボーダーのトリガーにも適応する高い才能を持つ。
ヒュースが加入したことで、玉狛第二は大きく変わりました。
遊真とは異なる戦闘スタイルを持ち、状況に応じた攻撃や防御を展開できます。近界の事情にも詳しく、遠征を目指すチームにとって戦闘力以外の価値もあります。
特に遊真とヒュースの近界民コンビは、B級ランク戦後半の重要な戦力となりました。
宇佐美栞:戦闘を支えるオペレーター
CV:中尾衣里
情報技術とトリガーの知識に優れ、戦闘中の隊員をサポートする。以前は風間隊のオペレーターとして活躍した。
宇佐美は戦闘員ではありませんが、玉狛第二を語るうえで欠かせない存在です。
隊員の位置や戦況を把握し、必要な情報を届けることで、修の作戦や各隊員の判断を支えています。
なお、迅悠一や林藤陽太郎も玉狛支部に所属していますが、玉狛第二の4人の戦闘メンバーとは区別する必要があります。
【結成理由と経緯】三雲修・空閑遊真・雨取千佳が集まった理由

玉狛第二の結成には、3人それぞれの目的が関係しています。
単に仲の良い仲間が集まったのではなく、近界への遠征という共通の目標が、部隊を結びつけました。
最初は三雲修・空閑遊真・雨取千佳の3人だった
物語の序盤、修は近界民の遊真と出会います。
その後、幼なじみの千佳が、近界民にさらわれた兄・麟児や友人を探すため、近界へ行きたいという目的を持っていることが明らかになります。
修自身も、近界にさらわれた人々を取り戻したいという思いを持っていました。
加えて、遊真とレプリカを再会させたいという目的もあります。
こうして3人は遠征部隊入りを目指すことになります。
なぜ三雲修が隊長になったのか
修は戦闘能力だけを比較すれば、遊真や千佳に及びません。
しかし、部隊をまとめる意思や、仲間のために行動する責任感を持っています。
隊長として戦術を考え、チーム全体の勝利を追求する役割は修に適していました。
集英社の公式キャラクター紹介でも、修は玉狛第二の隊長として紹介され、知恵と工夫で相手を攻略する人物と説明されています。
ヒュース加入の真相は?敵だった彼が仲間になった理由
ヒュースの加入は、玉狛第二の歴史における大きな転換点です。
彼はもともと、アフトクラトルの軍人として大規模侵攻に参加していました。
しかし、ハイレインに見捨てられ、こちらの世界に取り残されます。その後、ボーダーの捕虜となり、玉狛支部に預けられました。
ここで重要なのが、ヒュースが玉狛第二への加入を申し出た際に提示した条件です。
自分を母国アフトクラトルまで送り届けること。
ヒュースにとって、母国へ帰ることは最優先事項でした。
一方、玉狛第二は遠征部隊入りを目指しており、近界の事情に詳しいヒュースの知識と戦闘能力を必要としていました。
双方の目的が一致したことで、加入交渉が進みます。
東映アニメーションの第2シーズン第8話「交渉」でも、この条件とボーダー上層部との交渉が描かれています。
つまり、ヒュースの加入は単なる友情や敵味方の関係の変化ではなく、互いの目的が一致した戦略的な選択だったのです。
【B級ランク戦】玉狛第二が単独2位まで上り詰めた強さと戦術
玉狛第二の実力を理解するには、B級ランク戦の流れを見る必要があります。
この部隊は、最初から完成された強豪ではありませんでした。試合を重ねるたびに課題を発見し、戦術を改善して上位へ進出しています。
B級21位から始まった挑戦
玉狛第二はB級ランク戦で下位からスタートし、各ラウンドを通じて順位を上げていきました。
特に注目したいのは、ROUND4の敗戦です。
この敗戦を通じて、修たちは従来の戦い方だけでは上位部隊に勝てないことを認識します。
そこで導入されたのが、スパイダーを利用したワイヤー戦術でした。
ワイヤー陣が玉狛第二の戦い方を変えた
修が考案したワイヤー陣は、単に敵を拘束するためのものではありません。
戦場に複数のワイヤーを設置し、遊真が移動しやすい環境を作ることが主な狙いです。
この戦術には複数の効果があります。
- 遊真の機動力をさらに引き出せる。
- 敵の移動ルートを制限できる。
- 千佳の狙撃と組み合わせて相手に圧力をかけられる。
- 敵の注意を分散させ、修自身も戦術的に動ける。
つまり、個々の戦闘力で勝負するのではなく、戦場そのものを玉狛第二に有利な環境へ変えてしまう戦術です。
ヒュース加入で攻撃の選択肢が増加
ヒュースの加入は、この戦術をさらに発展させました。
遊真だけに前線の攻撃を任せるのではなく、ヒュースも攻撃の中心に加わることで、相手は対応すべき脅威が増えます。
また、ヒュースは戦況を読む能力にも優れています。
修が立案する作戦を理解し、遊真と連携できる点も大きな強みでした。
B級ランク戦の最終順位と玉狛第二の実績
集英社の公式遠征選抜試験編の紹介では、玉狛第二は二宮隊・生駒隊・弓場隊との激戦を経て、今シーズンのB級ランク戦を単独2位で終えたと説明されています。
| 順位 | 部隊 | 結果・特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | 二宮隊 | B級ランク戦の首位 |
| 2位 | 玉狛第二 | 遠征選抜試験への切符を獲得 |
| 上位部隊 | 影浦隊・生駒隊など | B級上位で競い合う強豪 |
なぜ玉狛第二はB級2位になれたのか
強さの理由は、大きく3つあります。
1. 個人の能力を組み合わせる戦術
遊真の近接戦闘、千佳の高火力、ヒュースの戦闘技術、修の戦術立案。それぞれの役割が明確です。
2. 敗北から学習する能力
ROUND4の敗戦後にワイヤー陣を導入したように、玉狛第二は負けた理由を分析し、次の試合に反映させています。
3. 相手に合わせて戦い方を変える柔軟性
同じ作戦を繰り返すだけでは、上位部隊に対応されます。玉狛第二は相手の能力や戦場の状況を分析し、複数の選択肢を持って戦いました。
専門的な評価ポイント
玉狛第二の最大の強みは、4人全員が万能だからではありません。各メンバーの専門性を組み合わせ、チームとしての総合力を高められることです。
これは、個人の能力値だけでは部隊の強さを測れないという『ワールドトリガー』の戦術描写を象徴しています。
【遠征選抜試験】4人は別々の部隊へ!2026年11月の最新状況
B級ランク戦で2位を獲得した玉狛第二は、次の目標である遠征選抜試験へ進みました。
ここで大きく変わったのが、4人の所属です。
遠征選抜試験では、従来の部隊単位ではなく、選抜された隊長がほかの隊員を指名する方式で臨時部隊が編成されました。
玉狛第二の4人はどの部隊に所属した?
集英社の公式遠征選抜試験チーム紹介によると、4人の所属は次のとおりです。
三雲修諏訪7番隊
隊長:諏訪洸太郎
空閑遊真歌川1番隊
隊長:歌川遼
雨取千佳二宮8番隊
隊長:二宮匡貴
ヒュース若村11番隊
隊長:若村麓郎
4人はそれぞれ違う隊員と協力しながら、遠征に必要な能力を示すことになります。
第1試験「閉鎖環境試験」とは?
第1試験は閉鎖環境試験です。
遠征艇をイメージした施設で、各臨時部隊が課題に取り組みながら7日間を過ごします。
ここでは戦闘能力だけでなく、協調性、課題処理能力、情報共有、集団生活における対応力などが問われます。
玉狛第二の4人にとっては、普段の仲間がいない環境で、自分の能力を発揮できるかどうかが要点になりました。
第2試験「長時間戦闘試験」では何が起きている?
原作では遠征選抜試験の第2試験「長時間戦闘試験」が進行しています。
2026年11月2日には、少年ジャンプ+で第263話「遠征選抜試験Ⅱ⑥」が公開されました。
集英社の公式作品紹介に掲載されている最新のあらすじでは、次のような動きが描かれています。
- 二宮と千佳が騎乗用トリオン兵で敵陣に侵入し、ターミナル周辺を破壊。A級部隊の食料を破棄することに成功。
- 古寺側の陣地に侵入したイルガーへの対処では、ヒュースのサポートと笹森の旋空が連携。
- 遊真は古寺たちと協力し、ラービットを撃破。その後、A級部隊への反撃に動き出す。
ここで注目したいのは、玉狛第二のメンバーがそれぞれ別の臨時部隊に所属しながら、各自の能力を発揮していることです。
玉狛第二は遠征メンバーに決定したのか?
現段階では、B級2位によって遠征選抜試験への参加資格を得たことと、実際に遠征部隊に選抜されることは別です。
B級ランク戦の成績は選抜への重要な足がかりですが、遠征選抜試験そのものは別の評価過程です。
したがって、玉狛第二の4人が全員そのまま遠征部隊に選ばれたと判断することはできません。
2026年11月現在、原作は第2試験の途中にあり、4人それぞれの活躍と選抜の行方が注目される段階です。
【誤解を整理】玉狛第二について知っておきたい5つのポイント
1. 玉狛第二と玉狛第一は同じ部隊?
違います。
玉狛第一は木崎レイジ、小南桐絵、烏丸京介らが所属する部隊です。
一方、玉狛第二は三雲修を隊長とする部隊です。同じ玉狛支部に所属していますが、別のチームとして活動しています。
2. 宇佐美栞は玉狛第二の戦闘メンバー?
宇佐美は玉狛第二のオペレーターです。
戦闘員4人とは役割が異なりますが、戦闘を支える重要なメンバーです。
3. 迅悠一も玉狛第二のメンバー?
迅悠一は玉狛支部に所属する隊員ですが、玉狛第二の4人には含まれません。
玉狛第一・第二や支部全体の所属関係を混同しないことが大切です。
4. ヒュースはアフトクラトルを裏切った?
ヒュースの玉狛第二加入は、母国への帰還を条件とした取引に基づいています。
単純な寝返りや母国への忠誠心の喪失として理解するよりも、帰国という目的と遠征への協力が一致した結果と考える方が正確です。
5. B級2位ならボーダー最強なの?
そうではありません。
玉狛第二の2位は、あくまで参加したB級ランク戦シーズンの結果です。
A級部隊との総合的な実力比較や、個人ランキングの順位とは別のものです。
【玉狛第二に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:玉狛第二のメンバーは全部で何人ですか?
A1:戦闘員は三雲修、空閑遊真、雨取千佳、ヒュースの4人です。宇佐美栞がオペレーターとしてサポートしています。
Q2:玉狛第二はなぜB級2位になれたのですか?
A2:遊真の戦闘能力、千佳の高いトリオン量、ヒュースの技術、修の戦術立案を組み合わせたチーム戦術が理由です。特にワイヤー陣の導入によって、戦場を自分たちに有利な環境に変えられるようになりました。
Q3:2026年現在、玉狛第二は遠征に出発していますか?
A3:2026年11月現在、原作では遠征選抜試験の第2試験が進行中です。4人は諏訪7番隊、歌川1番隊、二宮8番隊、若村11番隊に分かれており、遠征への最終的な選抜結果はまだ描かれていません。
まとめ:【プロの結論】玉狛第二の本当の強さはチームとしての完成度にある
玉狛第二は、三雲修・空閑遊真・雨取千佳の3人で始まり、ヒュースの加入によって4人の戦闘部隊へと成長しました。
B級ランク戦で単独2位を獲得した背景には、単純な個人能力の高さだけでは説明できない、緻密なチーム戦術があります。
特に重要なのは次の3点です。
- 三雲修の戦術眼: 戦力差を分析と工夫で補い、仲間が戦いやすい状況を作る。
- 遊真・千佳・ヒュースの専門性: 近接戦闘、遠距離攻撃、戦術的な攻防を組み合わせる。
- 敗北を成長につなげる力: 相手に対応されれば作戦を改善し、新しい戦い方を生み出す。
玉狛第二を評価するとき、単純に誰が一番強いかという基準だけでは、その魅力を十分に理解できません。
むしろ、個人の弱点を補いながら、各メンバーの能力を最大限に引き出せるかどうかが重要です。
2026年11月現在、遠征選抜試験の第2試験では4人が別々の臨時部隊で活動しています。これまで一緒に戦ってきた仲間がいない環境で、彼らがどのような判断を下し、どのような結果を残すのか。
玉狛第二の物語は、B級2位という実績で終わったわけではありません。4人が遠征という共通の目標に向かい、それぞれの場所で成長を続けていることこそ、現在の最大の見どころです。
主な参照資料:集英社『ジャンプSQ.』公式作品紹介・遠征選抜試験特設ページ、少年ジャンプ+、東映アニメーション公式キャラクター紹介・作品情報。