暗殺チームの魅力は、メンバーそれぞれが異なる能力と戦闘スタイルを持っていることです。正面からの攻撃だけでなく、縮小、鏡の世界、老化、遠隔操作、極低温など、暗殺という任務に適した能力がそろっています。
ここでは、主要メンバー7人と、物語開始前に死亡した2人を整理します。
1. リゾット・ネエロ|暗殺チームのリーダー
スタンド:メタリカ
声優:藤真秀
暗殺チームを率いる冷静沈着なリーダー。失敗知らずの暗殺者として知られ、ボスへの反逆を主導します。
メタリカは磁力を操り、相手の血液に含まれる鉄分を利用するスタンドです。体内から刃物や針を作り出して攻撃できるほか、砂鉄を利用して姿を隠すこともできます。
特にドッピオとの戦闘では、相手の身体内部を直接攻撃する能力と、冷静な状況判断を組み合わせた戦い方が印象的です。
リゾットは、単に能力が強いだけでなく、敵の正体や状況を見抜く観察力にも優れた人物です。
2. ホルマジオ|小さくする能力を持つ知略家
スタンド:リトル・フィート
声優:福島潤
頭の回転が速く、相手の能力や行動を分析することに長けた暗殺者です。
リトル・フィートは、対象を徐々に小さくする能力を持っています。自分自身も縮小できるため、狭い場所への侵入や奇襲にも適しています。
ナランチャとの戦いでは、相手を極端に小さくして捕獲するという巧妙な作戦を実行しました。
能力の使い方に知恵が必要であることを示した、暗殺チームらしい戦闘スタイルの持ち主です。
3. イルーゾォ|鏡の世界を操る暗殺者
スタンド:マン・イン・ザ・ミラー
声優:成田剣
高慢な性格で、自分の能力に強い自信を持つメンバーです。
マン・イン・ザ・ミラーは、対象を鏡の中の世界へ引き込む能力です。
現実世界とは異なる空間を利用できるため、相手を孤立させ、有利な状況で戦うことができます。
ポンペイ遺跡でジョルノ、フーゴ、アバッキオと対峙。特にフーゴのパープル・ヘイズとの戦闘は、能力の相性が勝敗を左右する展開となりました。
4. プロシュート|覚悟を示した兄貴分
スタンド:ザ・グレイトフル・デッド
声優:鈴木達央
ペッシを弟分として指導する、面倒見のよい兄貴分です。
ザ・グレイトフル・デッドは、周囲の人間を老化させる能力を持っています。体温が高いほど老化が速く進み、冷やすことで進行を遅らせられるという特徴があります。
フィレンツェ行きの列車でブチャラティたちを追い詰めた戦闘は、第5部でも特に印象深い場面です。
プロシュートの人物像を象徴するのが、ペッシに対する厳しい指導です。彼は戦闘技術だけでなく、ギャングとしての覚悟を教えようとしました。
5. ペッシ|兄貴から覚悟を学んだ暗殺者
スタンド:ビーチ・ボーイ
声優:木村昴
当初は気弱で臆病ですが、プロシュートとの戦いを通じて変化していきます。
ビーチ・ボーイは、釣り竿と釣り針のような形状をしたスタンドです。
釣り糸を壁や障害物に通し、相手の身体内部まで針を到達させることができます。心臓などの重要な器官を狙えるため、非常に厄介な能力です。
当初は兄貴に頼っていたペッシですが、プロシュートの姿を見て覚悟を決め、ブチャラティを追い詰めるほどに成長します。
6. メローネ|遠隔型スタンドを操る分析派
スタンド:ベイビィ・フェイス
声優:間島淳司
独特の言動と、合理的な戦闘スタイルが特徴の暗殺者です。
ベイビィ・フェイスは、相手のDNAを利用して自動操縦型のスタンドを生み出す特殊な能力です。
生み出されたスタンドは独自の判断で行動し、対象を追跡して攻撃します。また、物体を別の形に組み替える能力も備えています。
ジョルノとの戦闘では、この能力がゴールド・エクスペリエンスの新しい使い方を引き出すきっかけにもなりました。
7. ギアッチョ|極低温を操る怒りっぽい男
スタンド:ホワイト・アルバム
声優:岡本信彦
頭の回転は速いものの、非常に怒りっぽい性格の持ち主です。
ホワイト・アルバムは、空気中の水分を超低温で凍結させ、氷のスーツとして身にまとえるスタンドです。
防御力が高く、周囲の空気や水分を凍らせる攻撃も可能です。
ヴェネツィアでジョルノとミスタを相手に激戦を繰り広げ、圧倒的な防御力と攻撃力を見せました。
8・9. ソルベとジェラート|悲劇の始まりとなった2人
スタンド:本編では能力の描写なし
立場:物語開始前に死亡
2人は親密な関係にあり、ボスの正体を調べようとしたことで処刑されました。
ソルベとジェラートは、暗殺チームの過去を語るうえで欠かせない人物です。
2人のスタンド能力は、本編では明らかになっていません。ほかの7人のように具体的な戦闘描写がないため、能力を推測で補うことはできません。
2025年刊行の『紅い遺言』では、2人の書き下ろしエピソードも収録されています。
【2026年に改めて注目したい】暗殺チームの魅力と作品の関連展開

2026年現在、暗殺チームを振り返る際に注目したいのが、原作本編以外の公式展開です。
特に2025年に発売された『ジョジョの奇妙な冒険 紅い遺言』は、暗殺チームの人物像をより深く知りたい読者にとって見逃せない作品です。
リゾットの暗殺任務、プロシュートとペッシの関係、メローネとギアッチョのエピソードなど、本編では描かれなかった側面が収録されています。
ただし、スピンオフ小説と原作本編は区別して読むことが大切です。原作で確定している出来事と、追加エピソードで描かれる背景を整理すると、物語をより立体的に理解できます。
【よくある質問】ジョジョ暗殺者チームに関するFAQ
Q1:ジョジョの暗殺者チームは全部で何人ですか?
A1:全部で9人です。リゾット、ホルマジオ、イルーゾォ、プロシュート、ペッシ、メローネ、ギアッチョの7人に、ソルベとジェラートを加えた構成です。ソルベとジェラートは物語開始前に死亡しています。
Q2:暗殺者チームのリーダーは誰ですか?
A2:リゾット・ネエロです。磁力を操るメタリカを使い、ボスへの反逆を主導しました。
Q3:暗殺者チームがボスを裏切った理由は何ですか?
A3:組織内での冷遇、報酬や地位への不満、ソルベとジェラートの処刑が主な背景です。さらにトリッシュの存在を知ったことで、ボスの正体を暴き、打倒する計画を進めました。
Q4:暗殺者チームとブチャラティチームは同じ組織ですか?
A4:どちらもパッショーネに所属していました。暗殺チームは暗殺専門部隊、ブチャラティチームは護衛任務を担当する集団です。ボスへの反逆後、両者は敵対することになります。
Q5:暗殺者チームで最後まで生き残ったのは誰ですか?
A5:本編の戦闘ではリゾットが最後まで生き残ったメンバーです。しかし、サルディニア島でドッピオと戦い、致命傷を負って死亡しました。
Q6:暗殺者チームの中で最も強いのは誰ですか?
A6:公式に確定した強さランキングはありません。リゾットはメタリカの応用力と戦術眼、ギアッチョはホワイト・アルバムの防御力、プロシュートは広範囲に作用する老化能力が強みです。戦闘環境や相性によって評価が変わります。
まとめ:ジョジョ暗殺者チームは悲劇と覚悟を背負った集団
『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』の暗殺者チームは、リゾット・ネエロを中心とする9人の暗殺者集団です。主要メンバー7人はそれぞれ個性的なスタンド能力を持ち、ソルベとジェラートの悲劇をきっかけに、ボスへの反逆を決意しました。
ブチャラティチームとの違いは、反逆の動機にあります。暗殺チームは冷遇への不満と組織内での地位回復を目指し、ブチャラティたちはトリッシュの命を守るためにボスと敵対しました。
そして、ホルマジオからギアッチョまでの戦い、リゾットとドッピオの死闘を経て、暗殺チームは壊滅します。彼らの物語は、単純な敵役の敗北ではなく、組織に忠誠を尽くしながらも報われなかった者たちの悲劇として描かれています。
2025年発売の『紅い遺言』も含めて作品を追うと、本編だけでは見えにくかったメンバー同士の関係や、それぞれが背負っていた過去にも目を向けられます。暗殺者チームは「黄金の風」における、もう一つの覚悟の物語を担う重要な存在です。