すずきつづみは、イラスト、動画、音楽などの二次創作にも利用できるキャラクターです。ただし、何をしても自由というわけではありません。CeVIOプロジェクトが公開しているキャラクターライセンスと音声データの利用条件を確認する必要があります。
非商用のファンアート・動画制作
CeVIO公式の2024年4月18日付利用案内では、さとうささら、すずきつづみ、タカハシのキャラクターと生成音声について、個人や同人サークルによる趣味の範囲内の非商用利用を無料としています。
認められている利用例には、次のようなものがあります。
- 自作イラストやファンアートの公開
- 同人誌や漫画の制作
- 動画やアニメーションの制作
- キャラクターを使ったゲーム制作
- コスプレ衣装や立体造形物の制作
- SNSやブログでの二次創作作品の公開
こうした利用は、公式キャラクターライセンスの条件に従うことが前提です。
YouTubeなどの収益化は可能?
ここは特に誤解されやすい部分です。
公式案内では、個人または同人サークルによる動画投稿について、広告収入、有料チャンネル、アフィリエイト広告、スーパーチャット、クリエイター奨励プログラムなどの収入を得る利用も無料で認められる範囲に含まれています。
ただし、CD・DVDやダウンロード販売など、利用情報の登録が必要なケースもあります。また、音楽配信代行サービスを利用する場合は、各サービス所定の利用料が発生することがあります。
企業による利用や、公式が無料と定めた範囲を超える商用利用は、別途許諾が必要になる場合があります。
二次創作で注意したい禁止事項
公式キャラクターライセンスでは、次のような利用が制限されています。
- キャラクターやCeVIOプロジェクトのイメージ・品位を傷つける利用
- 法令や公序良俗に反する利用
- 第三者の著作権や知的財産権を侵害する利用
- 事前許諾が必要な商用利用を無断で行うこと
また、2024年1月22日のガイドライン改定では、非商用利用でもキャラクター名と「CeVIO」の記載が必要になりました。音声提供者本人とキャラクターを混同させないための変更です。
例えば、動画の説明欄などに「この動画はCeVIOプロジェクトの『すずきつづみ』を使用しています」と記載する方法が案内されています。
なお、VoiSona版にはライブラリごとの二次創作ガイドラインも用意されています。CeVIO AI版とVoiSona版で利用条件を混同せず、実際に使用する製品の規約を確認することが大切です。
【2026年最新情報】すずきつづみは現在も活動している?

2026年11月6日時点で、すずきつづみはCeVIO AIとVoiSonaの公式製品・アーティスト情報に掲載されています。
特にVoiSona Talkは2026年10月22日にバージョン1.3.10へのアップデートが行われており、ソフトウェア自体の開発・更新は続いています。11月6日付の公式ニュースにもサポート環境に関する告知が掲載されています。
ただし、ソフトウェア本体の更新と、すずきつづみ個別の音声ライブラリの更新は別の話です。CeVIO AI版については、2024年2月22日に公開されたトーク・ソング両ボイスのバージョン2.0.0が、音声品質向上に関する重要な節目となっています。
2026年時点のすずきつづみを理解する要点は、次の3つです。
したがって、2026年現在のすずきつづみは、過去のCeVIO作品だけで知られるキャラクターではなく、現在の音声創作環境でも利用できるキャラクターとして位置づけられます。
【よくある質問】つづみちゃんに関するFAQ
Q1:つづみちゃんの正体は誰ですか?
A1:CeVIOプロジェクトの音声合成キャラクター「すずきつづみ」です。実在する人物ではなく、声は声優の伊波杏樹が担当しています。
Q2:すずきつづみの声優は誰ですか?
A2:伊波杏樹です。CeVIO Creative Studio版からCeVIO AI版まで、引き続き声を担当しています。
Q3:すずきつづみは何歳で、誕生日はいつですか?
A3:公式プロフィールでは17歳、誕生日は2月23日です。神奈川県出身で、身長は約160cmと設定されています。
Q4:さとうささらとはどのような関係ですか?
A4:仲の良い友人として設定されています。趣味の方向性は少し違い、ささらはアニメやゲーム、つづみは小説を好むキャラクターです。
Q5:すずきつづみはVoiSonaで使えますか?
A5:使えます。VoiSona Songには2023年9月26日、VoiSona Talkには2024年3月22日の正式版公開時に対応するライブラリが展開されました。
Q6:すずきつづみのファンアートや動画は自由に投稿できますか?
A6:公式ライセンスの条件に従えば、一定の非商用利用や個人・同人サークルによる対象範囲の収益化利用が認められています。クレジット表記や商用利用条件を確認してください。
まとめ:2026年も愛されるすずきつづみの魅力
つづみちゃんの正体は、CeVIOプロジェクトの音声合成キャラクター「すずきつづみ」です。
17歳の落ち着いた文学少女という公式設定、声優・伊波杏樹による声の表現、さとうささらとの親しい関係など、キャラクターとしての魅力が丁寧に作り込まれています。
加えて、2013年のCeVIO Creative Studioから始まり、2022年のCeVIO AIでトーク・ソング両対応を実現。2023年にはVoiSona Song、2024年にはVoiSona Talkにも展開されました。
【プロの結論】すずきつづみを理解する3つの視点
第一に、キャラクターと声優を分けて理解すること。すずきつづみは架空のキャラクターであり、伊波杏樹はその声を担当する声優です。この区別が「つづみちゃんの正体」を理解する出発点になります。
第二に、音声ライブラリの用途を見極めること。会話やナレーションならトークボイス、楽曲制作ならソングボイスが適しています。CeVIO AIとVoiSonaの違いも、使用するエディタや制作環境から判断すると選びやすくなります。
第三に、キャラクターの個性を二次創作にも生かすこと。クールな雰囲気だけでなく、好きな小説の話になると少し表情が変わるという設定や、さとうささらとの趣味の違いも魅力です。公式設定を理解すると、ファンアートや会話動画、オリジナル楽曲の表現にも深みが生まれます。
2026年現在も、すずきつづみは音声合成とキャラクター表現の両面で活躍する存在です。昔からのCeVIOファンはもちろん、VoiSonaで音楽や音声作品を作り始めた人にとっても、知っておきたい魅力的なキャラクターといえるでしょう。