竹若元博さんを理解するうえで重要なのが、相方のバッファロー吾郎Aさんとの関係、そして1990年代のお笑い界を席巻した「吉本印天然素材」での経験です。
相方はバッファロー吾郎A(旧・木村明浩)
旧芸名は木村明浩。1970年11月24日生まれ、兵庫県出身。竹若さんと1989年にコンビを結成し、現在もバッファロー吾郎のメンバーとして知られています。
コンビでは竹若さんがボケを担当し、バッファロー吾郎Aさんがツッコミを中心に担ってきました。
2人の特徴は、単純なボケとツッコミの掛け合いだけにとどまらないことです。コントやライブの企画、大喜利イベントなど、お笑いを生み出す場所そのものを作ってきた点にも特徴があります。
吉本印天然素材での活動
1991年、竹若さんはバッファロー吾郎として、吉本印天然素材に参加しました。
このユニットは、ナインティナイン、雨上がり決死隊、FUJIWARA、チュパチャップス、へびいちごなど、当時の若手芸人によって構成されたグループです。
通常のお笑いライブだけでなく、ダンスや歌を取り入れたパフォーマンスで10代の女性を中心に人気を集めました。
スポニチの2021年の報道によると、ユニットは1991年から1999年まで活動。竹若さん自身も当時の人気格差について振り返り、バッファロー吾郎は自分たちでいうところの「2軍」だったと語っています。
興味深いのは、この経験が後の芸人人生にもつながっていることです。
テレビやアイドル的な人気を競う環境とは別に、劇場でネタを磨き、観客を笑わせる力を育てていったことが、後のライブ活動や大喜利イベントにつながっていきました。
【竹若元博はどんな芸人?】ダイナマイト関西で評価された発想力と芸風

竹若さんの実力を語る際、キングオブコントと並んで欠かせないのが大喜利イベント「ダイナマイト関西」です。
これはバッファロー吾郎が1999年に立ち上げた大喜利大会で、通常のテレビバラエティとは異なる競技性を持っています。
ダイナマイト関西とは?
ダイナマイト関西は、出されたお題に対して回答者が面白い答えを返し、その回答の面白さを競うイベントです。
特徴は、芸人同士の人気や知名度だけでは勝負が決まらないこと。
芸能事務所の垣根を越え、芸人以外の出演者も参加するなど、大喜利そのものの実力を競う仕組みが作られてきました。
2014年のインタビューでは、竹若さんがこの大会で4度の優勝を経験した実力者として紹介されています。
竹若元博の大喜利が評価される理由
竹若さんは同インタビューで、大喜利について、単に計算して勝つのではなく、自分をさらけ出した回答が評価されることに魅力を感じていると説明しています。
この考え方から見えてくるのは、竹若さんの笑いが、単なる言葉遊びにとどまらないということです。
大喜利では、短い時間でお題の本質を捉え、予想外の角度から回答を生み出す必要があります。
必要なのは、知識だけではありません。
- お題の意図を読み取る理解力
- 一般的な発想から少し外れる柔軟性
- 短い言葉で笑いを成立させる構成力
- 他の回答者と比較されても自分の発想を貫く度胸
こうした能力は、コントの構成や即興劇にも応用できます。
竹若さんが長年、大喜利と即興コントの両方に関わっていることは、芸人としての活動を理解する重要な手がかりです。
ダイナマイト関西は後輩芸人の活躍の場にもなった
バッファロー吾郎が主催したライブやイベントは、若手芸人が実力を発揮する場所としても機能しました。
2010年のORICON NEWSのインタビューでは、コンビが主催する舞台にケンドーコバヤシ、友近、天津、中山功太などが出演してきた経緯が紹介されています。
テレビでの知名度だけではなく、ライブで面白さを発揮できる芸人を見つけ、舞台に立つ機会を提供する。
この活動も、竹若さんのキャリアにおける大切な側面です。
【2025〜2026年最新】竹若元博の現在の活動は?THE EMPTY STAGEとNSC講師
2026年現在の竹若さんは、コンビでのお笑い活動に加え、即興コントの舞台運営や若手芸人の育成にも関わっています。
特に注目したいのが、THE EMPTY STAGEの支配人とNSCの講師という2つの役割です。
2025年、THE EMPTY STAGEの支配人に就任
2025年4月7日、吉本興業は「THE EMPTY STAGE」の10周年企画を発表しました。
この発表で、千原兄弟の千原ジュニアさんが総支配人、竹若さんが支配人に就任することが明らかになりました。
同企画は2025年4月11日の公演からスタートし、東急歌舞伎町タワー内の新宿カブキhallで約1年間、無料公演を実施する計画でした。
竹若さんが支配人に就任した背景には、長年にわたって即興コントに取り組んできた経験があります。
THE EMPTY STAGEとはどんな舞台?
THE EMPTY STAGEは、台本や小道具に頼らず、出演者の発想力とパフォーマンスで笑いを作る即興エンターテインメントです。
公演は主に次の2つの要素で構成されています。
ONE-MAN TALK SHOW
芸人が1人で舞台に立ち、トークを展開するスタイル。話術や瞬発力が試されます。
IMPROV SHOW
観客から出されたお題などをきっかけに、その場で即興コントを作り上げるスタイルです。
吉本興業の発表によると、この舞台ではシカゴを拠点とするコメディ集団「The Second City」の即興コメディのメソッドも取り入れています。
竹若さんは、同舞台の立ち上げ当初から関わり、即興コントの普及と発展を支えてきた人物です。
2025年には大阪・関西万博のよしもとwaraii myraii館でも「THE EMPTY STAGE Presents 即興ヒーローショー」が展開されました。
2026年も公演が継続
2026年の公式公演スケジュールには、THE EMPTY STAGE ROBBYやTHE EMPTY STAGE FESTIVALなどが掲載されています。
2026年11月についても、公式サイトには11月21日のTHE EMPTY STAGE ROBBY、11月24日の吉本興業×THE LIVE公演が案内されています。
これらの公演については、各回の出演者情報と竹若さん本人の出演予定を分けて確認する必要があります。
2026年度のNSC講師として後輩を育成
2026年の竹若さんを語るうえで、もう一つ重要なのがNSCでの講師活動です。
吉本総合芸能学院の2026年度パンフレットには、講師の一人として「バッファロー吾郎 竹若元博」の名前が掲載されています。
さらに授業内容の紹介では、竹若講師が担当する授業として、「THE EMPTY STAGE(インプロ)」が明記されています。
ここでは即興コントを学び、即興劇を成立させるための基本的なルールなどを身につける内容となっています。
NSCの公式講師紹介ページにも竹若さんの名前が掲載されています。
この活動には、芸人としての経験を次世代に伝えるという意味があります。
即興コントは、単に思いついたことを口にすれば成立するものではありません。相手の発想を受け止め、展開を広げ、舞台全体の流れを成立させる技術が必要です。
キングオブコントの優勝経験、大喜利イベントでの実績、長年の即興舞台への参加。これらを持つ竹若さんがインプロを教えることには、実践的な意味があります。
お笑い以外にもドラマ・舞台で活動
吉本興業の公式プロフィールには、俳優としての出演歴も掲載されています。
主な出演作は次のとおりです。
- NHK連続テレビ小説「ひよっこ」第118回(2017年)
- 読売テレビ「示談交渉人 ゴタ消し」(2011年)
- 音楽劇「トムとジェリー 夢よもう一度」(2019年)
- 舞台「ピーター&ザ・スターキャッチャー」(2020年)
また、ニコニコ生放送の「超ドラゴンクエストXTV」ではMCを務めた経歴もあります。
竹若さんの活動は、コントだけに限定されていません。トーク、演技、ゲーム番組、後進育成など、複数の分野に広がっています。
【竹若元博に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:竹若元博は2026年現在何歳ですか?
A1:1970年8月12日生まれの56歳です。2026年8月12日に56歳の誕生日を迎えています。
Q2:竹若元博の相方は誰ですか?
A2:お笑いコンビ・バッファロー吾郎Aさんです。旧芸名は木村明浩さんで、1989年に竹若さんとコンビを結成しました。
Q3:竹若元博はキングオブコントで優勝していますか?
A3:はい。2008年の第1回キングオブコントで、バッファロー吾郎として初代王者になりました。
Q4:竹若元博の趣味は何ですか?
A4:フィギュア収集、ゲーム、プロレス鑑賞、バス釣り、漫画、ミステリー小説などです。イラストレーションも特技として公表されています。
Q5:竹若元博は2026年現在、何をしていますか?
A5:バッファロー吾郎としての芸人活動に加え、THE EMPTY STAGEの支配人やNSC講師としても活動しています。特に即興コントの指導は、現在の活動を理解するうえで要点です。
まとめ:竹若元博の魅力は実績だけでなく即興と育成にある
竹若元博さんは、1989年にバッファロー吾郎を結成して以来、長い芸歴を積み重ねてきたお笑い芸人です。
1990年代の吉本印天然素材での活動、1999年に始まったダイナマイト関西、2008年のキングオブコント初代優勝。そして2025年のTHE EMPTY STAGE支配人就任と2026年度のNSC講師活動まで、その経歴には一貫した特徴があります。
それは、舞台上で笑いを生み出すだけでなく、笑いが生まれる仕組みそのものにも関わってきたことです。
【プロの結論】竹若元博を評価する3つの視点
1. コント職人としての実績: キングオブコント2008初代王者という確かな受賞歴。
2. 発想力と即興力: ダイナマイト関西での実績やTHE EMPTY STAGEへの長年の関与。
3. 後進育成への貢献: NSCで即興コントを教え、次世代の芸人に技術を伝えていること。
竹若さんを知るなら、テレビ出演歴や受賞歴だけで評価するのは十分ではありません。大喜利、ライブ、即興コントという3つの活動を併せて見ることで、その芸人としての個性がより鮮明になります。
2026年の現在も、56歳のベテラン芸人として舞台と教育の両面で活動を続ける竹若元博さん。今後も即興コントの世界でどのような才能を発揮し、次世代のお笑いに影響を与えていくのか注目されます。