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【結論】メーガン妃は黒人なのか?答えは黒人と白人のルーツを持つバイレイシャル

黒岩 雅也 黒岩 雅也 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

最初に答えを整理すると、メーガン妃には黒人と白人の両方のルーツがある。母親がアフリカ系アメリカ人で、父親が白人であるため、一般的にはバイレイシャル(Biracial)、つまり異なる人種的背景を持つ両親のもとに生まれた人として説明される。

本人も過去のエッセーやインタビューで、自分の人種的アイデンティティについて率直に語っている。単に肌の色から黒人と判断されたわけではなく、家族のルーツと本人の経験の両方が、そのアイデンティティを形づくっている。

ここで押さえておきたいのは、黒人のルーツを持つことと、自分自身をどのような人種的アイデンティティで表現するかは、必ずしも同じ問題ではないという点だ。メーガン妃は自身の背景を隠すのではなく、黒人と白人の両方に由来する自分を受け入れてきた。

【家族のルーツ】母ドリア・ラグランドと父トーマス・マークルの人種的背景

メーガン妃黒人


母:

アフリカ系アメリカ人。ソーシャルワーカーとして活動してきた人物で、メーガン妃の人種的ルーツを理解するうえで重要な存在。



父:

白人のルーツを持つアメリカ人。テレビ業界で照明・撮影関係の仕事に携わってきた。

メーガン妃の母ドリアはアフリカ系アメリカ人で、父トーマスは白人だ。ABCニュースも2017年の報道で、メーガン妃が黒人の母親と白人の父親の間に生まれたことを紹介している。

両親は1970年代後半にテレビドラマの撮影現場で知り合ったと報じられている。メーガン妃はロサンゼルスで育ち、母と父それぞれの文化的背景に触れながら成長した。両親はその後離婚しているが、幼少期の家庭環境を語る際には、双方の存在が重要になる。

母ドリア・ラグランドはどのような人物なのか

ドリアはアフリカ系アメリカ人としてのルーツを持つ女性で、ソーシャルワーカーとして活動してきた。メーガン妃が人種問題について発言する際にも、母親の存在はたびたび重要な意味を持つ。

2022年に配信されたNetflixのドキュメンタリー『』では、メーガン妃の幼少期や家族の思い出が取り上げられた。

ドリアは娘が成長する過程を振り返り、母娘の関係や人種差別に関する経験についても語っている。TIMEの同シリーズ解説記事によると、メーガン妃は母親が人種差別的な言葉を浴びせられる場面を目撃した経験を振り返っている。

母親の存在は、メーガン妃が自分のルーツを理解するうえで大きな意味を持っていた。人種問題が抽象的な社会問題ではなく、身近な家族の経験として存在していたことが分かる。

父トーマス・マークルは白人なのか

父トーマスは白人として紹介されている。テレビ業界で働いていたこともあり、メーガン妃は子どもの頃から撮影現場に触れる機会があった。

父親については、メーガン妃自身が過去のエッセーで、人種的アイデンティティに関する思い出を語っている。特に印象的なのが、学校で人種を選択する場面での出来事だ。

この経験では、父親が娘に対して、他人の決めた枠に自分を無理に当てはめる必要はないという趣旨の助言をしたとされる。メーガン妃が自分自身のアイデンティティを考えるうえで、象徴的なエピソードとなっている。

【幼少期の人種差別経験】メーガン妃が自分のルーツに悩んだ理由

メーガン妃が自身の人種的背景について考えるようになったのは、王室に入ってからではない。アメリカで育った幼少期から、周囲の人々による人種の分類や見た目に対する評価を経験していた。

学校で白人の欄を選ぶように言われた経験

メーガン妃が過去に発表したエッセーでは、中学生の頃に学校で人種に関する調査票を記入した際、教師から白人の欄を選ぶように言われたエピソードが紹介されている。

教師は外見から白人に見えるという理由で、その選択を勧めたという。ところが、本人は母親が黒人であることも、自分が黒人のルーツを持つことも理解していた。

この出来事を知った父親は、自分で枠を作ればいいという趣旨の言葉を娘に伝えた。人種を既存の選択肢だけで定義するのではなく、自分自身で自分を表現することの大切さを教えたエピソードだ。

CNNが2018年に紹介したメーガン妃の過去のエッセーでも、この学校での出来事が取り上げられている。幼い頃から人種的な分類に違和感を覚えていたことが分かる。

黒人社会にも白人社会にも完全には当てはまらない感覚

メーガン妃は大学時代にアフリカ系アメリカ人研究の授業を受け、自分の人種的な立ち位置について考える機会を得たと語っている。

ABCニュースが2017年に紹介した本人の文章には、黒人社会では肌の色が比較的明るすぎると感じ、白人社会では混血であることが意識されるという、両方のコミュニティーの間に立つ感覚が記されている。

これは、単に肌の色がどちらに近いかという問題ではない。周囲から何者なのかと尋ねられたり、外見だけで出自を決めつけられたりする経験を通じて、自分をどのように説明すればよいのかという悩みにつながっていた。

女優時代にも直面した人種的な壁

メーガン妃は俳優として活動していた時期にも、人種的な背景が仕事に影響する経験をしている。

2017年にABCニュースが紹介した本人のエッセーでは、オーディションの際に「民族的に判別しにくい」といった分類を受けたことが語られている。

黒人役にも白人役にも単純に分類されない外見や背景が、配役の判断に影響する場合があったのだ。メーガン妃にとって人種的アイデンティティは、家庭や学校だけでなく、仕事の現場でも向き合わなければならない問題だった。

【人種問題の経緯】王室入りからオプラ・インタビューまでの重要な出来事

メーガン妃の人種問題が世界的なニュースになった背景には、ハリー王子との交際・結婚を機に、イギリスのメディアや王室をめぐる議論が一気に表面化したことがある。

特に重要なのは、2016年のハリー王子による異例の声明、2021年のオプラ・インタビュー、そして2022年のNetflixドキュメンタリーだ。

メーガン妃をめぐる人種問題の時系列

時期 出来事 人種問題との関係 2015年 人種的アイデンティティについてエッセーを発表 混血としての経験や学校での出来事を紹介。 2016年11月 ハリー王子が交際相手への報道について声明 報道の人種的な含みや人種差別的な攻撃に言及。 2017年 『Allure』などで人種的背景について発信 女優時代の配役と混血のアイデンティティを説明。 2021年3月 オプラ・ウィンフリーのインタビュー 息子アーチーの肌の色をめぐる会話について告白。 2021年3月 バッキンガム宮殿が声明を発表 人種に関する問題を深刻に受け止めると表明。 2022年12月 Netflix『ハリー&メーガン』配信 幼少期や人種差別、メディア報道について本人たちが語る。 2023年1月 ハリー王子がCBSのインタビューで説明 問題の発言について、意識的な人種差別ではなく無意識の偏見との認識を示す。

この経緯から分かるのは、人種問題が2021年のインタビューで突然生まれたわけではないということだ。交際が公になった2016年の時点で、すでに人種的な攻撃や報道の問題が表面化していた。

2016年、ハリー王子が異例の声明を発表

2016年11月8日、ケンジントン宮殿はハリー王子の広報担当者を通じて声明を発表した。

当時、メーガン妃はハリー王子の交際相手として注目されていたが、一部メディアやインターネット上では、彼女の家族や人種的背景をめぐる攻撃的な言説が広がっていた。

声明では、メーガン妃に対する報道の人種的な含みや、SNS上の人種差別的な攻撃について問題視した。加えて、母ドリアが自宅前で報道陣に囲まれるなど、家族や友人にまで影響が及んでいることにも触れた。

交際相手を守るために王室側がこれほど明確な声明を出したことは異例だった。つまり、王室入りする以前から、メーガン妃は人種に関連したメディアの問題に直面していたのである。

【オプラ・インタビューの真相】アーチーの肌の色をめぐる発言とは

メーガン妃の人種問題を世界規模の議論へと発展させたのが、2021年3月に放送されたオプラ・ウィンフリーとのインタビューだ。

この番組で、メーガン妃とハリー王子は王室での生活やメディアからの扱い、家族との関係について語った。その中でも大きな衝撃を与えたのが、第一子アーチーの誕生前に交わされたという、肌の色に関する会話だった。

生まれてくる子どもの肌の色が話題になっていた

メーガン妃は、アーチーを妊娠していた時期に、子どもの肌の色がどの程度濃くなるのかについて、王室関係者と複数の会話があったとハリー王子から伝えられたと説明した。

本人の説明では、子どもの肌の色がどのようになるかという話題だけでなく、そのことが将来にどのような意味を持つのかという懸念も含まれていたという。

加えて、アーチーの王室での称号や警備体制をめぐる話題と同じ時期に起きたため、メーガン妃にとっては非常につらい経験だった。

ただし、会話をした人物の名前は公表されていない。ハリー王子はオプラに対して、エリザベス女王とフィリップ殿下はその会話に関与していなかったと説明した。したがって、特定の王族が発言したと断定することはできない。

バッキンガム宮殿はどのように回答したのか

インタビューの放送後、2021年3月9日にバッキンガム宮殿はエリザベス女王名義の声明を発表した。

「提起された問題、特に人種に関する問題は懸念すべきものです。受け止め方には違いがある可能性がありますが、真剣に受け止め、家族内で対応します」 2021年3月9日、バッキンガム宮殿の声明の日本語訳。

この声明では、ハリー王子とメーガン妃が経験した困難について悲しみを示し、人種問題を深刻に受け止める姿勢が示された。一方で、出来事の記憶や受け止め方には違いがあるとも説明された。

重要なのは、宮殿が人種問題を軽視する姿勢を示したわけではない一方、問題となった具体的な会話の内容や関係者を公表しなかったことだ。家族内で対応するとした声明の範囲を超える、公開された調査結果などは確認されていない。

2023年、ハリー王子が「無意識の偏見」と説明

この問題には、その後もう一つ重要な動きがあった。

2023年1月、ハリー王子はCBSの番組『60 Minutes』でアンダーソン・クーパーのインタビューを受け、アーチーの肌の色に関する発言について改めて説明した。

ハリー王子は、その発言を意識的な人種差別に基づくものとは考えておらず、無意識の偏見(Unconscious Bias)という認識を示した。

また、本人は会話の内容をめぐる報道が、誰が人種差別的な発言をしたのかという人物探しに発展したことについても言及している。

ここは見落とせない点だ。2021年のインタビューで明らかになった懸念と、2023年にハリー王子が示した解釈は、区別して理解する必要がある。発言の相手が公表されていない以上、特定人物への人種差別の断定はできない。

【Netflixで明かされた背景】メーガン妃の人種的アイデンティティは現在どうなっている?

2022年12月にNetflixで配信された『ハリー&メーガン』は、メーガン妃自身の人種的背景や、王室に入るまでの経験を知るうえで参考になる作品だ。

全6話のドキュメンタリーシリーズで、交際初期から王室での生活、王室の公務から退く決断、カリフォルニアで新たな生活を築くまでの経緯を、ハリー王子とメーガン妃の視点から描いている。

Netflixの公式作品紹介によると、第2話ではハリー王子と出会う前のメーガン妃の学校生活、家族、女優としての仕事、社会活動などが取り上げられている。

イギリスに移ってから人種問題への認識が変わった

TIMEのドキュメンタリー解説記事によると、メーガン妃はアメリカで育った時期と、イギリス王室に入ってからでは、自分が人種的マイノリティーとして扱われる経験に違いがあったと振り返っている。

アメリカで暮らしていた頃は、周囲から常に黒人女性として扱われていたわけではなかった。しかし、イギリスでハリー王子との関係が公になり、王室の一員として注目されるようになると、人種的背景が報道や世論の中で大きく取り上げられるようになった。

この変化は、メーガン妃の人種的アイデンティティを理解するうえで重要だ。本人にとって人種は生まれたときから存在する背景だったが、社会がそれをどのように扱うかは、住む場所や周囲の環境によっても変わったのである。

2026年現在もバイレイシャルという理解が基本

2026年現在、メーガン妃の人種的背景についての基本的な事実は変わっていない。

母親はアフリカ系アメリカ人のドリア・ラグランド、父親は白人のトーマス・マークルであり、本人は両方のルーツを持つ。これがメーガン妃の人種的背景を説明するうえで最も重要な情報だ。

また、本人の発言や過去のエッセーからは、他人が外見だけで自分の人種を判断することに違和感を持ち、自分自身でアイデンティティを築いてきた姿勢が読み取れる。

王室を離れた後も、人種問題に関する過去の発言やドキュメンタリーでの証言は、メーガン妃をめぐる議論の重要な資料となっている。

【プロの結論】メーガン妃の人種問題で誤解してはいけない5つのポイント

メーガン妃の人種問題を理解するとき、特に混同されやすいのが、血縁上のルーツ、本人のアイデンティティ、社会から受ける扱い、そして王室をめぐる個別の疑惑だ。

この4つを切り分けると、ネット上で広がりやすい誤解を避けられる。

1. メーガン妃は黒人のルーツを持つ。 母親がアフリカ系アメリカ人であり、黒人の血縁的背景がある。
2. 父親は白人である。 そのため、黒人と白人の両方のルーツを持つバイレイシャルとして説明される。
3. 本人は混血であることを公に語ってきた。 人種的背景を隠していたという説明は、過去のエッセーやインタビューと一致しない。
4. 王室をめぐる人種問題には未公表の部分がある。 アーチーの肌の色に関する会話の相手は明らかになっていない。
5. 人種的背景と差別問題は別々に検討する必要がある。 混血であること自体が王室での問題のすべてを説明するわけではない。

特に重要なのは、メーガン妃が黒人なのか白人なのかという問いを、外見だけで決めつけないことだ。本人が語ってきたのは、両方のルーツを持つ人間として、周囲の分類に左右されずに自分自身のアイデンティティを築くという経験だった。

【メーガン妃の人種的背景】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:メーガン妃は黒人なのですか?

A1:黒人のルーツを持っている。母ドリア・ラグランドがアフリカ系アメリカ人で、父トーマス・マークルは白人。本人は黒人と白人の両方の背景を持つバイレイシャルとして知られている。

Q2:メーガン妃の母親と父親は何人ですか?

A2:母親のドリア・ラグランドはアフリカ系アメリカ人、父親のトーマス・マークルは白人のアメリカ人だ。両親は1970年代後半にテレビドラマの撮影現場で知り合ったと報じられている。

Q3:メーガン妃は幼少期から人種差別を経験していたのですか?

A3:本人の過去のエッセーでは、学校で外見を理由に白人の欄を選ぶよう教師から勧められた経験が紹介されている。また、母親が人種差別的な言葉を浴びせられる場面を目撃した経験も、Netflixのドキュメンタリーを通じて紹介されている。

Q4:オプラのインタビューで問題になった発言は誰のものですか?

A4:アーチーの肌の色に関する会話をした人物は公表されていない。ハリー王子は、エリザベス女王とフィリップ殿下は関与していなかったと説明している。特定の王族の発言と断定することはできない。

Q5:メーガン妃は現在も黒人としてのアイデンティティを持っているのですか?

A5:本人は過去のエッセーやインタビューで、黒人と白人の両方のルーツを持つことについて語っている。現在の人種的背景も変わっておらず、バイレイシャルという説明が適切だ。

まとめ:メーガン妃は黒人と白人のルーツを持つ女性

メーガン妃は黒人なのかという疑問への答えは、黒人のルーツを持つバイレイシャルの女性というものだ。母ドリア・ラグランドはアフリカ系アメリカ人、父トーマス・マークルは白人であり、本人も自分の人種的背景について過去に何度も語ってきた。

幼少期の学校での経験、女優時代の配役をめぐる問題、2016年のハリー王子による声明、2021年のオプラ・インタビュー、2022年のNetflix作品。これらを時系列で見ると、メーガン妃の人種問題は王室に入ってから突然始まったものではないことが分かる。

また、王室をめぐる人種問題については、本人たちの証言、宮殿の公式声明、ハリー王子による後年の説明を区別することが大切だ。

メーガン妃の背景を理解するための核心は、黒人か白人かという二択ではなく、複数のルーツを持つ人が自分自身のアイデンティティをどのように築き、社会からどのように受け止められてきたのかという点にある。

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