2026年11月5日の公式戦成績を確認する際、見落とせない試合がある。クリスタル・パレス対ホッフェンハイムのUEFAヨーロッパリーグ、リーグフェーズ第4節だ。
この試合で鎌田は先発出場し、1点を追う後半アディショナルタイムの90分+1分に同点ゴールを記録。試合は1-1で終了し、パレスに勝ち点1をもたらした。鎌田自身はフル出場している。
ここで、検索されている14試合3得点3アシストという数字について整理したい。この数字はホッフェンハイム戦前の集計であり、11月5日の試合終了後には更新が必要となる。
2026年11月5日・ホッフェンハイム戦終了後の成績整理
15

4
3
試合前の集計
14試合・3得点・3アシスト
ホッフェンハイム戦
1試合・1得点
試合終了後
15試合・4得点・3アシスト
試合前の集計では、1,027分の出場時間が記録されていた。ホッフェンハイム戦で90分間プレーしたことを加えると、同じ集計基準では約1,117分となる。
大会別に見ると、プレミアリーグでの得点とアシストに加え、ヨーロッパリーグでも複数のゴールを記録している。単一大会に偏らず、複数の舞台で結果を残している点が今季の特徴だ。
【プレミアリーグ】9試合1得点3アシストの貢献度を分析
プレミアリーグに限定した鎌田の2026-27シーズン成績は、9試合出場、1得点3アシスト、出場時間791分という集計だ。9試合すべてに先発しており、中盤の主力として起用されている。
注目したいのはアシスト数だ。11月5日時点の集計では、プレミアリーグのアシストランキングで3アシストは4位タイに相当する。得点数だけを見れば突出したストライカー型ではないものの、味方のゴールを生み出す能力はリーグ内でも評価できる数字になっている。
3アシストを記録した試合
今季のプレミアリーグでは、フラム戦とイプスウィッチ戦でアシストを記録している。
- 2026年9月5日・フラム戦:1アシスト。パレスは3-2で勝利。
- 2026年9月12日・イプスウィッチ戦:2アシスト。パレスは2-3で敗戦。
イプスウィッチ戦では2アシストを記録し、個人としては攻撃面で結果を残した。一方、チームは敗れており、個人の数字とクラブの勝敗が必ずしも一致しないことも分かる。
鎌田のポジション変更も要点
今季の鎌田を評価するうえで、単純な得点・アシスト数以上に注目したいのが起用ポジションだ。
シーズン序盤はアダム・ウォートンの隣で中央MFとしてプレー。その後、フラム戦からブライトン戦にかけてはクインテン・ティンバーとウォートンの前方に位置し、トップ下やシャドーに近い役割を担った。
10月22日以降は、ティンバーの不在も背景に、再びウォートンの隣で中央MFとして起用されている。前線に近い位置で得点に関与する仕事と、低い位置から攻撃を組み立てる仕事を使い分けているのが特徴だ。
この変化はスタッツの読み方にも関係する。攻撃的な位置でプレーする時間が増えればシュートや得点への関与が増えやすく、中央MFとしてプレーすればボールの受け直しや前進のサポートなど、直接的な得点以外の仕事が増える。
鎌田の場合、プレミアリーグで9試合3アシストという結果だけでなく、どの位置でチャンスメークを行ったのかまで見ることが、実際の貢献度を判断するポイントになる。
【年度別成績】鳥栖・フランクフルト・ラツィオ時代との比較
鎌田大地のキャリアは、サガン鳥栖から始まり、ドイツ、ベルギー、イタリア、イングランドへと広がってきた。各クラブでの成績を比較すると、所属リーグやチーム内での役割によって数字が変化している。
以下はOptaのキャリアデータや所属選手の記録をもとに、リーグ戦と全公式戦の数字を区別して整理したものだ。大会範囲が異なる数字を同じ通算記録として扱わないことが重要になる。
サガン鳥栖時代:Jリーグでプロとしての土台を築く
鎌田は2015年にサガン鳥栖でプロキャリアをスタートした。2015年はJ1で21試合3得点、2016年は28試合7得点、2017年は16試合3得点を記録。J1通算では65試合13得点となる。
若い時期から中盤の選手として得点力を示していたことが、欧州移籍につながる実績の一つになった。鳥栖での数字は、現在のゲームメーク能力だけでなく、ゴール前に入っていく感覚の原点としても注目できる。
フランクフルト時代:キャリア最大の飛躍
鎌田のキャリアを語るうえで欠かせないのが、アイントラハト・フランクフルトでの実績だ。
2017年に加入したものの、最初のシーズンはブンデスリーガ3試合の出場にとどまった。その後、2018-19シーズンはシント=トロイデンへ期限付き移籍。ベルギーで公式戦34試合15得点6アシストを記録し、得点力と攻撃面での存在感を示した。
フランクフルト復帰後は主力として定着。2019-20シーズンから2022-23シーズンまでのブンデスリーガでは、合計124試合20得点25アシストを記録している。特に2022-23シーズンは32試合9得点と、得点面でキャリアの充実期を迎えた。
タイトル面でも実績は大きい。2018年にはDFBポカール、2021-22シーズンにはUEFAヨーロッパリーグを制覇。欧州の舞台で優勝を経験したことは、鎌田のキャリアを象徴する成果だ。
ラツィオ時代:セリエAで経験した異なる役割
2023-24シーズンはSSラツィオに移籍し、イタリアのセリエAに挑戦した。リーグ戦は29試合2得点2アシスト。カップ戦や欧州大会も含めた出場記録は、リーグ戦とは分けて考える必要がある。
フランクフルト時代のように攻撃面で数字を積み重ねることだけでなく、イタリア特有の戦術的な要求や中盤の守備的な役割への適応も求められた時期だった。翌シーズンにイングランドへ移ったことを踏まえると、複数のリーグを経験した重要な転換点といえる。
【クラブ別の関係性】所属クラブと成績の変化から見える強み
鎌田のキャリアをクラブごとに比較すると、単純に得点数が増えた時期と減った時期があるだけではない。各クラブでの監督、戦術、ポジションによって求められる役割が変わっている。
サガン鳥栖
プロとしての出発点
J1で65試合13得点。若手MFとして得点力を示した。
シント=トロイデン
欧州での成長期
公式戦34試合15得点6アシスト。攻撃的な能力を発揮した。
アイントラハト・フランクフルト
主力への定着とタイトル獲得
ブンデスリーガ124試合20得点25アシスト。欧州リーグ優勝も経験。
SSラツィオ
セリエAへの適応
リーグ戦29試合2得点2アシスト。イタリアの戦術的な環境を経験。
クリスタル・パレス
複数の役割を担う現在
プレミアリーグでの出場経験を積み、2026-27シーズンは公式戦で得点とアシストを重ねている。
特に興味深いのは、フランクフルト時代と現在の比較だ。ブンデスリーガでは124試合20得点25アシストという記録を残した一方、プレミアリーグでは得点に加えてアシストや中盤での組み立てが評価対象になっている。
鎌田のような選手は、ゴール数だけで能力を判断すると実態を見誤りやすい。相手の守備ラインの間でボールを受ける動き、味方にパスコースを作る位置取り、攻撃を前進させる判断も評価すべき要素だ。
2026-27シーズンのクリスタル・パレスでは、中央MFと攻撃的MFの両方を経験している。この柔軟性こそ、現在の鎌田を評価するうえで押さえておきたい特徴である。
【日本代表成績】2026年W杯を経て57試合14得点
クラブでの成績と並んで注目したいのが、日本代表での実績だ。
鎌田は2019年に日本代表デビュー。2022年カタール大会、2026年FIFAワールドカップにも出場し、攻撃的MFとしてだけでなく、中盤の複数のポジションで起用されてきた。
日本サッカー協会の選手プロフィールと2026年10月5日までの代表出場記録を照合すると、A代表通算は57試合14得点。2026年10月のキリンカップではウルグアイ、ベネズエラ、エクアドル、ニュージーランドとの試合に出場している。
2026年ワールドカップではチュニジア戦で得点を記録し、ブラジルとのラウンド32まで日本代表の一員として戦った。国際舞台でも得点という形で結果を残している。
クラブではリーグや監督によって役割が変わる一方、日本代表では中盤の構成に応じてボランチや攻撃的なポジションを担当する。複数のポジションに対応できる点は、代表チームにとっても選手起用の幅を広げる要素だ。
【プロの結論】鎌田大地の成績は得点数だけでは評価できない
鎌田の2026-27シーズンを評価する際、最初に押さえるべきなのは公式戦の出場数と得点・アシストの合計だ。11月5日のホッフェンハイム戦終了後は15試合4得点3アシストという数字になる。
ただし、プレミアリーグでの9試合1得点3アシストと、ヨーロッパリーグでの得点、EFLカップでの得点は、それぞれ異なる状況で生まれている。大会を横断した合計だけでは、実際のプレー内容までは判断できない。
鎌田の現在地を見極めるには、次の3つの基準が有効だ。
- 攻撃面の結果: 得点だけでなく、アシスト、キーパス、決定機への関与を見る。
- 起用ポジション: 中央MFとトップ下・シャドーでは求められる仕事が異なるため、出場位置を確認する。
- 出場時間との関係: 総得点だけでなく、90分あたりの得点関与や継続的な先発出場も比較する。
また、データを見るときは、プレミアリーグ公式記録、UEFAの大会記録、Optaなどの統計サービスで集計対象が異なる場合があることにも注意したい。カップ戦を含むか、アシストをどの基準で認定するかによって、同じシーズンでも数字が変わることがある。
2026-27シーズンの鎌田は、プレミアリーグでのアシスト数が示すように、得点者を支える役割でも結果を残している。加えて、ホッフェンハイム戦の劇的な同点ゴールは、欧州大会でも自ら試合を決める力を持っていることを示した。
今後の評価では、ゴール数の増加だけでなく、プレミアリーグでの先発継続、中央MFとしての安定感、攻撃的な位置での得点関与を合わせて追う必要がある。
【鎌田大地の成績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:鎌田大地の2026-27シーズンの成績は何試合何得点ですか?
A1:2026年11月5日のホッフェンハイム戦終了後の集計では、クリスタル・パレスの公式戦15試合4得点3アシストです。14試合3得点3アシストは同試合前の数字です。
Q2:鎌田大地のプレミアリーグでの得点とアシストはいくつですか?
A2:2026-27シーズンの11月5日時点の集計では、9試合1得点3アシストです。アシスト数はリーグ内でも上位に位置しています。
Q3:鎌田大地のフランクフルト時代の成績は?
A3:ブンデスリーガでは、2019-20シーズンから2022-23シーズンまでの4シーズンで124試合20得点25アシストを記録しています。UEFAヨーロッパリーグ優勝も経験しました。
Q4:鎌田大地のラツィオ時代の成績は?
A4:2023-24シーズンのセリエAでは29試合2得点2アシストです。イタリアでの経験を経て、2024年7月にクリスタル・パレスへ加入しました。
Q5:鎌田大地の日本代表通算成績は?
A5:2026年10月5日までの記録では、A代表57試合14得点です。2022年と2026年のワールドカップにも出場しています。
Q6:鎌田大地の成績を確認するときに注意することは?
A6:プレミアリーグだけの数字と、ヨーロッパリーグやEFLカップを含む公式戦全体の数字を区別することです。また、同じ日でも試合前と試合後では集計が異なります。
まとめ:鎌田大地の現在地と2026-27シーズンの注目点
鎌田大地は、サガン鳥栖でプロキャリアを始め、シント=トロイデンで得点力を伸ばし、フランクフルトで欧州トップレベルの実績を築いてきた。ラツィオでセリエAを経験した後、クリスタル・パレスでプレミアリーグに挑戦している。
2026年11月5日のホッフェンハイム戦終了後の公式戦成績は15試合4得点3アシスト。プレミアリーグでは9試合1得点3アシストを記録し、ヨーロッパリーグでも追加時間の劇的な同点ゴールを決めた。
フランクフルト時代の124試合20得点25アシストという実績と比べても、現在の鎌田は単なる得点役ではなく、攻撃の組み立てとフィニッシュの両方に関われるMFとして評価できる。
今後の注目点は、プレミアリーグでのアシスト数をさらに伸ばせるか、中央MFと攻撃的MFの両方で安定した出場機会を確保できるか、そしてヨーロッパリーグでの得点関与を継続できるかだ。2026-27シーズン後半に向けて、鎌田の数字はクラブでの立ち位置を測る重要な指標となる。