「ルパン三世2000カラットの涙」は、平和(HEIWA)が展開するパチンコ「ルパン三世」シリーズの機種で、2022年登場のミドルタイプと、2023年登場の129ver.という2つのスペックが存在する。どちらも「神GOLDEN TIME」を搭載しているが、大当り確率やRUSH継続率、出玉の仕組みは大きく異なる。
ミドルタイプは大当り確率1/319.6、RUSH突入率50%、継続率約81%という高出玉性能が特徴。一方、129ver.は大当り確率1/129.7のV-ST機で、継続率約75%に加え、右打ち中の10R大当りで追加出玉を獲得できる「神ゴチ装置」を搭載している。2026年現在、設置店を探している人や、実際に遊技する前にスペックを比較したい人にとって、この違いを理解することが重要だ。
【まず結論】ルパン三世2000カラットの涙はミドルと129ver.の2種類

「ルパン2000カラット」と検索したとき、最初に整理しておきたいのが機種の違いだ。
正式名称は「Pルパン三世2000カラットの涙」。メーカーは平和で、ルパン三世の世界観を生かした演出と、右打ち中の出玉性能を特徴としている。
シリーズの中心となるミドルタイプは、2022年2月7日に全国導入が始まった。初回大当りの50%で高継続RUSHにつながり、RUSH中は大当りのたびに1,500個の払い出しを獲得できる設計だ。
その後、ライトスペックとして「Pルパン三世2000カラットの涙129ver.」が登場。こちらは2023年3月6日導入で、通常時の大当り確率を1/129.7まで軽くしたV-STタイプとなっている。
注目したいのは、129ver.では単純に大当り確率を下げただけではなく、出玉システムそのものにも特徴を持たせている点だ。10R大当り後に発動する神ゴチ装置によって、通常の1,500個に加えた追加出玉を狙える。
つまり、同じ作品名でも、ミドル版は高いRUSH継続率と初回出玉、129ver.は比較的軽い初当り確率と追加出玉システムという異なる魅力を持つ。
【導入日・スペック比較】ミドル版と129ver.の大当り確率・RUSH性能
2機種の性能を比較すると、遊技性の違いが明確になる。
| 比較項目 | ミドルタイプ | 129ver. |
|---|---|---|
| 正式名称 | Pルパン三世2000カラットの涙 | Pルパン三世2000カラットの涙129ver. |
| メーカー | 平和 | 平和 |
| 導入日 | 2022年2月7日 | 2023年3月6日 |
| タイプ | 1種2種混合機・ミドル | V-ST機・ライトスペック |
| 通常時大当り確率 | 1/319.6 | 1/129.7 |
| 右打ち中の確率 | 実質約1/39.6 | 高確率1/73.6 |
| RUSH・ST突入率 | 50% | 50% |
| RUSH・ST継続率 | 約81% | 約75% |
| 電サポ回数 | 60回または10,000回 | ST100回 |
| 通常時の大当り出玉 | 約450個または約1,500個 | 約300個 |
| 右打ち中の大当り | 10R・約1,500個 | 10R・約1,500個または2R・約300個 |
| 特徴的な機能 | 限界突破CHANCE10000 | 神ゴチ装置 |
| 遊タイム | 非搭載 | 非搭載 |
※出玉は基本的に払い出し個数。実際の獲得個数とは異なる。RUSH突入・継続には所定の条件やV入賞が関係する。
ミドルタイプは初回RUSH突入時の実質3,000個が魅力
ミドルタイプの通常時大当り確率は1/319.6。初回大当りの振り分けは大きく2つに分かれる。
50%を引くと、10RのPERFECT BONUSに当選。約1,500個を獲得した後、電サポ10,000回転の「限界突破CHANCE10000」に突入する。
この状態では実質的に次回大当りが濃厚となり、さらに約1,500個を獲得。その後、本格的なRUSHへ移行するため、初回の成功時には合計約3,000個からスタートするゲーム性となっている。
一方、残り50%は3RのLUPIN BONUSで、払い出しは約450個。ラウンド中の昇格演出に成功しなければ通常時へ戻る。
このように、初回の50%を突破できるかどうかが、その後の出玉展開を大きく左右する。
129ver.は初当り1/129.7でもST突入率は50%
129ver.は通常時の大当り確率が1/129.7、高確率時が1/73.6。ミドルタイプより初当りを狙いやすい確率帯に設定されている。
ただし、初当りのすべてがRUSHにつながるわけではない。
初回大当りは約300個の2Rで、50%がST100回の神GOLDEN TIMEに突入。残り50%は通常大当りとなり、電サポなしで通常時へ戻る。
ST突入後は右打ち中の大当りがすべてST継続につながり、約75%の継続率で連チャンを狙う。
また、右打ち中の大当り振り分けは10Rが50%、2Rが50%。10Rを引いた場合には神ゴチ装置による追加出玉も期待できる。
ミドル版と比べると初当り確率は軽いものの、STに入らなかった場合の引き戻し時短がない点には注意したい。
【RUSHの仕組み】神GOLDEN TIMEと限界突破CHANCEの違い
「神GOLDEN TIME」は両機種に搭載された共通名称のモードだが、内部的なゲーム性は異なる。
ここを混同すると、継続率や回転数について誤解が生じやすい。
ミドル版は高速消化20回転+バトル40回転
ミドルタイプのRUSHは、電サポ60回転と残保留4個を組み合わせた構成だ。
最初の20回転は「限界突破CHANCE」。高速消化を中心とした演出が展開され、キュイン音、無音、ルパンキャノンの振動など、違和感をきっかけに大当りを告知する演出が特徴となっている。
続く40回転が「神GOLDEN TIME」。こちらはバトル演出を中心に展開し、ルパン一味と敵キャラクターの対決を楽しめる。
バトルの種類は疾走、決戦、激闘、神髄という段階で期待度が上がる構成。不二子が登場する魔性の女リーチや、次元・五ェ門が活躍するジョーカー襲来なども見どころだ。
継続率約81%は、電サポ60回転の引き戻し率約78.4%と、残保留4個の引き戻し率約9.7%を合わせた数値である。電サポ60回転だけの継続率と混同しないようにしたい。
129ver.はST100回を2つの演出ゾーンで構成
129ver.の神GOLDEN TIMEは、ST100回転で構成される。
前半の1~30回転は「GOLDEN SONIC」。高速消化と即当りを中心にした演出が展開する。
後半の31~100回転は「GOLDEN BATTLE MODE」。敵とのバトル演出やタイプライターなど、複数の演出を通して大当りを目指す。
高確率時の大当り確率は1/73.6で、ST100回転の引き戻し率が約75%。ミドル版の約81%とは約6ポイントの差がある。
ただし、129ver.にはミドル版とは異なる出玉の上乗せ機能があるため、継続率だけで性能を判断するのは適切ではない。
「限界突破」は必ずしも同じ意味ではない
ミドル版では初回のPERFECT BONUS後に「限界突破CHANCE10000」へ入り、実質次回大当り濃厚となる。その後の大当りから、20回転の限界突破CHANCEと40回転の神GOLDEN TIMEを繰り返す。
一方、129ver.ではST中に「限界突破」の文字が付いた図柄が揃うとPERFECT BONUSが発生し、保留内の大当りにつながる演出も搭載されている。
同じ名称でも、機種ごとのゲームフローを理解しておくことが大切だ。
【神ゴチ装置の正体】129ver.の1500発+αはどうやって獲得する?
129ver.を語るうえで欠かせないのが、平和独自の「神ゴチ装置」だ。
この装置は、右打ち中に10R大当りを引いたときに作動する追加出玉システム。通常の10R大当りで約1,500個を払い出した後、電チューの連動によって追加の出玉を獲得できる仕組みになっている。
電チューを連動させて追加出玉を獲得
神ゴチ装置では、3RD電チューと2ND電チューを利用する。
一撃の機種解析情報によると、両電チューにそれぞれ2カウントずつ入賞すると1セットが成立し、約48個の出玉を獲得できる。これを最大5回まで繰り返す構造だ。
単純計算では、最大5セットで約240個相当の追加払い出しを狙えることになる。
ただし、これは装置が最大限作動した場合の目安であり、毎回必ず最大数を獲得できるわけではない。
10R終了後も右打ちを継続することが重要で、途中で打ち出しを止めると電チューの作動機会を逃す可能性がある。遊技中は機種の案内表示やホールスタッフの説明に従いたい。
神ゴチ装置の出玉振り分け
右打ち中の大当り振り分けは次のようになっている。
- 10R確変:50%。約1,500個+神ゴチ装置による追加出玉。
- 2R確変:50%。約300個の払い出し。
つまり、神ゴチ装置は右打ち中の大当りすべてで作動するわけではない。10Rを引いた場合に限られる。
ここで注意したいのは、神ゴチ装置の追加出玉を「毎回必ず約240個もらえる」と理解しないことだ。約48個のセットを最大5回獲得できるという構造であり、実際の払い出しは装置の作動状況によって変わる。
また、ミドルタイプの約81%RUSHにも、この129ver.の神ゴチ装置と同じ出玉上乗せシステムがあるわけではない。両機種の大きな違いの一つである。
【ボーダー・演出信頼度】回転率と保留・先読みの注目ポイント
実際に遊技する場合、スペックだけでなく、1,000円あたりの回転率や演出信頼度も確認しておきたい。
ミドル版のボーダーライン
ミドル版のボーダーは、4円パチンコの等価交換で1,000円あたり約17.7回転が一つの目安となる。
一撃の2025年12月10日更新データでは、大当り出玉の増減なし、持ち玉比率65%という条件で、交換率別に次の数値が示されている。
- 4.0円等価:17.7回転
- 3.5円交換:18.5回転
- 3.3円交換:19.0回転
- 3.0円交換:19.7回転
- 2.5円交換:21.5回転
なお、別の解析媒体では等価交換のボーダーを18回転前後としているケースもある。これは出玉の実獲得数、持ち玉比率、電サポ中の増減などの計算条件が異なるためだ。
129ver.のボーダーライン
129ver.は4円等価交換で1,000円あたり約19.1回転が目安となる。
なな徹の算出条件では、表記出玉、電サポ中の出玉増減なし、持ち玉比率65%を前提としている。交換率が下がるほど必要回転数も上昇する。
例えば、3.57円交換では19.9回転、3.33円交換では20.4回転、3.03円交換では21.2回転が目安だ。
ボーダーは勝利を保証する数字ではなく、長期的な期待収支を判断するための基準である。実際には釘の状態や出玉削り、持ち玉比率なども影響する。
ミドル版の保留変化・先読み演出の信頼度
通常時の演出では、保留の色や先読み演出が注目ポイントとなる。
なな徹が掲載するミドル版の解析数値では、保留変化の信頼度は次のようになっている。
- 緑保留:約5.3%
- 赤保留:約43.2%
- 金保留:約60.9%
- 不二子強保留:約80.9%
- 虎保留:大当り濃厚
- 玉ちゃん保留:大当り濃厚
また、シリーズおなじみの不二子ZONEも重要な演出で、トータル信頼度は約72.2%とされている。
保留変化だけでなく、保留入賞時の全画面カットインやルパンキャノンの振動、エターナルフラッシュなどにも注目したい。
演出信頼度を見るときの注意点
演出信頼度は、あくまで特定の演出パターンが出現した際の期待度を示すものだ。
赤保留が出たからといって必ず当たるわけではなく、逆に弱い保留から大当りにつながるケースもある。
また、ミドル版と129ver.では演出構成やカスタマイズ機能が異なる場合がある。ミドル版の保留信頼度を、そのまま129ver.に当てはめるのは避けたい。
【2026年の設置状況と評価・口コミ】今から打つ価値はある?
2026年現在、「ルパン三世2000カラットの涙」は新台ではなく、導入から数年が経過した機種だ。そのため、設置店舗を探す場合は、機種データベースだけでなく、各ホールの最新設置情報を確認する必要がある。
2026年の設置店を調べる方法
P-WORLDにはミドル版と129ver.の個別機種ページがあり、設置店舗を検索できる。
確認できる機種ページの掲載情報では、ミドル版は2025年4月3日最終更新時点で94店舗、129ver.は2025年5月27日最終更新時点で174店舗が掲載されていた。
ただし、この数字は各ページの更新時点における掲載店舗数であり、2026年11月現在の実稼働店舗数を保証するものではない。閉店、撤去、入替などによって状況は変化する。
また、PAPIMOの設置店検索にもミドル版の掲載があり、地域別に設置店舗を調べる手掛かりになる。
実際に店舗へ向かう前には、次の点を確認したい。
- ミドル版と129ver.のどちらが設置されているか。
- 現在も実際に稼働している台か。
- 4円パチンコと1円パチンコのどちらに設置されているか。
- 店舗の最新の台データや入替情報に変更がないか。
特に「2000カラットの涙」という機種名だけで検索すると、2スペックの情報が混ざる可能性がある。検索時には「129ver.」まで指定するのがおすすめだ。
評価・口コミで見られる主な評価ポイント
口コミを確認すると、ミドル版と129ver.では評価の焦点が異なる。
K-Naviに掲載されたミドル版のレビューは、確認できる集計で3件、総合評価1.9。レビュー数が少ないため、パチンコユーザー全体の評価を代表する数値ではないが、投稿内容からは機種の長所と短所が見えてくる。
否定的な意見として目立つのは、初回50%のRUSH突入率に対する厳しさや、RUSHに入らなかった場合の出玉の少なさだ。また、通常時の演出バランスについて不満を述べる投稿もある。
一方、機種の魅力として挙げられるのは、初回RUSH突入時の実質3,000個と約81%の継続率、右打ち中のALL1,500個という出玉設計だ。
129ver.についても、P-WORLDの掲示板には659件の投稿が掲載されている。2025年4月の投稿には、カスタマイズを設定しても保留変化が少ないと感じたという個人の感想がある。
また、K-Naviには129ver.の初当り50%という振り分けや、通常大当り後に時短がない点を厳しく評価する投稿も確認できる。
こうした口コミを整理すると、評価が分かれる理由は主に次の3点だ。
- 初回50%の壁:RUSH突入に失敗すると、ミドル版は約450個、129ver.は約300個で通常時へ戻る可能性がある。
- 出玉性能への期待:ミドル版の約81%継続とALL1,500個、129ver.の神ゴチ装置に魅力を感じる人がいる。
- 通常時の演出バランス:保留変化や先読みの頻度、カスタムの使い勝手については好みが分かれる。
口コミは個人の遊技結果や好みに左右される。数件のレビューだけで機種全体の評価を決めるのではなく、スペックと実際の遊技環境を合わせて判断することが大切だ。
ミドル版と129ver.はどちらがおすすめ?
選ぶ基準は、初当りの軽さを重視するか、一度のRUSHでの出玉性能を重視するかにある。
ミドルタイプが向いている人
- 約81%という高いRUSH継続率に魅力を感じる人。
- 初回RUSH突入時の実質3,000個を重視する人。
- 右打ち中のALL1,500個という出玉設計を楽しみたい人。
129ver.が向いている人
- 通常時の大当り確率1/129.7を重視する人。
- ST100回のゲーム性を楽しみたい人。
- 神ゴチ装置による追加出玉の仕組みに興味がある人。
ただし、129ver.もRUSH突入率は50%であり、ミドル版より必ず遊びやすい、負けにくいという意味ではない。どちらも遊技資金と時間の上限を決めて楽しむことが前提となる。
【ルパン三世2000カラットの涙】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ルパン三世2000カラットの涙のミドル版の導入日はいつ?
A1:2022年2月7日。大当り確率1/319.6、RUSH突入率50%、継続率約81%の1種2種混合機として導入された。
Q2:129ver.の導入日はいつ?
A2:2023年3月6日。大当り確率1/129.7、高確率時1/73.6、ST100回、RUSH突入率50%、継続率約75%のV-ST機だ。
Q3:ミドル版と129ver.のRUSH継続率はなぜ違う?
A3:ミドル版は電サポ60回転と残保留4個を合わせて約81%。129ver.は高確率1/73.6のST100回転による約75%で、ゲーム性と抽選方式が異なるためだ。
Q4:神ゴチ装置はミドル版にも搭載されている?
A4:神ゴチ装置を特徴とするのは129ver.。10R大当り後に電チューを連動させて追加出玉を獲得する仕組みで、最大5セットの上乗せを狙える。
Q5:ルパン2000カラットの涙に遊タイムはある?
A5:ミドル版、129ver.ともに遊タイムは非搭載。大当り間のハマり回転数だけを理由に期待値が高くなるわけではない。
Q6:2026年現在も設置店はある?
A6:P-WORLDやPAPIMOなどの設置店検索に機種情報が掲載されている。ただし、掲載店舗数は更新時点の情報であり、実際の稼働状況は店舗への確認が必要だ。
まとめ:2026年に選ぶならスペック差と設置状況を確認
「Pルパン三世2000カラットの涙」は、ミドル版と129ver.で大当り確率、RUSH継続率、出玉システムが大きく異なる機種だ。
ミドル版は1/319.6、RUSH突入率50%、継続率約81%。初回RUSH突入時に実質3,000個を獲得できるゲーム性が最大の魅力となっている。
一方、129ver.は1/129.7、ST100回、継続率約75%。右打ち中の10R大当り50%で神ゴチ装置が発動し、約1,500個に追加出玉を上乗せできる点が特徴だ。
また、ボーダーラインはミドル版が等価で約17.7回転、129ver.が約19.1回転という目安がある。ただし、算出条件によって数値が変わるため、実際の回転率と出玉状況を合わせて判断したい。
2026年に実際に遊技する場合は、機種名だけでなくスペックの区別、設置店舗の最新情報、交換率、回転率を確認することが大切だ。
高継続率と初回出玉を重視するならミドル版、初当り確率と神ゴチ装置の独自性に注目するなら129ver.。それぞれの特徴を理解すれば、自分の遊技スタイルに合った機種を選びやすくなる。
主な事実確認資料: メーカー平和の129ver.製品資料、P-WORLDの機種情報・設置店情報、遊技通信、P-WORLD掲載の導入ニュース、一撃、なな徹、K-Naviの公開データを照合しています。