2026年放送のフジテレビ系ドラマ『LOVED ONE(ラブドワン)』は、ディーン・フジオカ主演の法医学ヒューマンミステリー。瀧内公美、八木勇征、綱啓永、安斉星来、川床明日香らが出演し、新設された法医学専門チーム「MEJ」を中心に、死の真相と故人が生きた証を追いかける物語が描かれた。
主要キャスト10人の役名と人物像、MEJの専門分野、刑事や厚生労働省の関係者との人物相関を整理する。2026年11月5日時点では全11話の放送が終了しており、放送開始日や最終回の日程、作品の見どころも含めて紹介する。
【2026年最新】LOVED ONEの放送日・作品概要と基本情報

『LOVED ONE』は、2026年4月期のフジテレビ系水曜22時枠で放送された完全オリジナルの法医学ヒューマンミステリーだ。
主演はディーン・フジオカ。アメリカで活躍してきた天才法医学者・水沢真澄と、厚生労働省の官僚でMEJのセンター長に抜てきされた桐生麻帆が、立場や考え方の違いを乗り越えながら難事件に挑む。
タイトルの「LOVED ONE」は、法医学者が遺体に敬意を込めて用いる言葉に由来する。単に亡くなった人としてではなく、かつて誰かに愛され、誰かを愛していた存在として向き合うという作品の根幹を表している。
2026年の放送スケジュール
- 放送開始:2026年4月8日(水)
- 最終回:2026年6月24日(水)
- 放送時間:毎週水曜22時~22時54分
- 放送局:フジテレビ系
- 話数:全11話
- ジャンル:法医学ヒューマンミステリー
- 主演:ディーン・フジオカ
- 制作:フジテレビ
- 制作協力:AOI Pro.
フジテレビの2026年2月28日付の番組発表では、本作は完全オリジナル作品として紹介された。原作漫画や小説の実写化ではなく、複数の脚本家によるライターズルーム体制で制作されている。
なお、2026年11月5日現在、当初の放送期間はすでに終了している。現在放送中の新作ドラマとしてではなく、2026年春に全11話が放送された作品として把握しておきたい。
【主要キャスト】ディーン・フジオカと瀧内公美が演じる中心人物
物語の中心となるのは、水沢真澄と桐生麻帆の異色コンビだ。専門知識と直感で死の真相を追う法医学者と、行政の立場から新組織を動かす官僚という、異なる強みを持つ2人がMEJを支えている。
水沢真澄役:ディーン・フジオカ
主人公の水沢真澄を演じるのは、ディーン・フジオカ。
真澄は、アメリカで15年間にわたりメディカルイグザミナーとして活動してきた天才法医学者。物腰は柔らかく、誰に対しても自然体で接する一方、わずかな矛盾も見逃さない徹底した観察力を持っている。
口癖は「矛盾します」。常識や先入観に縛られず、自ら現場に足を運び、遺体に残された痕跡から死因を解き明かしていく。
ディーン・フジオカは、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(2015年)で広く知られるようになり、『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(2018年)や大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)などにも出演してきた。
フジテレビの発表によると、本作は同局系連続ドラマで主演を務めるのが約6年半ぶりとなる作品。知性と独特の柔らかさを併せ持つ真澄は、従来の刑事ドラマの主人公とは異なる魅力を備えている。
桐生麻帆役:瀧内公美
MEJのセンター長・桐生麻帆を演じるのは、瀧内公美。
麻帆は厚生労働省に勤める官僚で、上昇志向を持ちながらも出世競争で思うような結果を出せず、仕事上の壁に直面している人物だ。
母子家庭で育ち、国の制度に支えられた経験から、誰もが安心して暮らせる社会制度を作りたいという思いで官僚を志した。しかし、厚労大臣の肝いりで設立されたMEJのセンター長に突然抜てきされ、法医学の知識がほとんどないまま専門家たちをまとめる立場になる。
真澄とは価値観の違いから衝突することも多いが、事件と向き合う中で互いの能力を認め、信頼関係を築いていく。
瀧内公美は映画『火口のふたり』(2019年)、『由宇子の天秤』(2021年)などで高い評価を受けてきた実力派。フジテレビの発表では、同局系連続ドラマへの出演は約5年ぶりで、ディーン・フジオカとは本作が初共演となった。
本作では、専門知識を持たない官僚が法医学の現場に飛び込み、組織を動かす責任を引き受けていく姿が重要な見どころとなっている。
【MEJ法医学チーム】八木勇征・綱啓永・安斉星来・川床明日香の役名と人物像
『LOVED ONE』のキャストを語るうえで欠かせないのが、MEJを構成する若手専門家たちだ。
MEJは「メディカルイグザミナージャパン」の略称。厚生労働省主導で設立された法医学専門チームであり、科学的な検証を通して死因を究明し、警察と連携して事件の真相に迫る。
チームには異なる専門分野を持つ人物が集められており、個々の能力だけでなく、専門家同士が協力することで事件の全体像を明らかにしていく。
本田雅人役:八木勇征
八木勇征が演じる本田雅人は、死後画像診断(Ai)を専門とする法医学者だ。
大学院の博士課程に在籍し、死後CT画像から死因を分析することを得意とする。論理的な思考力と高い分析能力を備えた自信家で、議論では簡単に引き下がらない。
一方で、研究者としての将来を期待されながら、ポスト不足などの事情から思うような評価を得られなかった過去を持つ。MEJへの参加にも複雑な思いがあり、仕事へのプライドと現実の間で揺れ動く。
演じる八木勇征は、ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルとして活動する一方、ドラマ『美しい彼』など俳優としても存在感を示してきた。本田の自信家としての顔と、内面に抱える焦りをどう表現するかが注目点となる。
高森蓮介役:綱啓永
綱啓永が演じる高森蓮介は、臨床法医学を専門とする法医学者。児童虐待、刑事事件、医療事故など、被害者の身体に残された痕跡を通じて、被害の実態を明らかにする分野を研究している。
幼少期に虐待を受けた経験から、周囲に目立たず、逆らわずに生きることを選んできた。理論やデータの整理には強い一方、予想外の現場や感情が交錯する状況では不器用な一面も見せる。
家庭を持ち、まもなく父親になる立場でもあり、将来への不安を抱えながらMEJに参加する。被害者の痛みを想像できる優しさが、チームの中で独自の役割を果たしている。
綱啓永は「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリをきっかけにデビュー。『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(2019年)や『君の花になる』(2022年)などに出演している。
松原涼音役:安斉星来
安斉星来が演じる松原涼音は、法歯学・骨学を専門とする法医学者だ。
歯の鑑定や骨の損傷痕から、遺体の身元、年齢、生活背景などを読み解く能力を持つ。白骨遺体の情報から多くの事実を導き出すことに強い関心を持つ、いわゆる骨オタクでもある。
物事を率直に伝えるタイプで、周囲への忖度よりも事実を重視する。当初はMEJへの参加を一時的なものと考えていたが、現場での経験を通して、法医学に向き合う姿勢にも変化が生まれていく。
安斉星来は『虹とオオカミには騙されない』(2021年)で注目を集め、『新空港占拠』(2024年)、『海に眠るダイヤモンド』(2024年)、『御上先生』(2025年)などに出演。本作では、知的で率直な涼音の存在感を担っている。
吉本由季子役:川床明日香
川床明日香が演じる吉本由季子は、MEJの検査技師。臨床検査技師の資格を持ち、薬毒物検査や化学分析を担当する。
口数が少なく、人付き合いが得意ではないが、検査に向き合うときの集中力は高い。人の言葉よりも検査結果や数値を信頼し、科学的な証拠を積み重ねて真実を明らかにしていく。
事件現場で目立つタイプではないものの、分析結果は捜査の方向性を左右する重要な情報となる。MEJにおいて科学的な裏付けを担う存在だ。
川床明日香は、本作で医療分野の専門職に初挑戦。検査技師という専門的な役柄を通じて、これまでとは異なる表情を見せている。
【LOVED ONE相関図】登場人物と役名・キャストの関係性一覧
人物相関を理解する要点は、MEJ内部の専門家、厚生労働省の官僚、警察関係者という3つの立場を区別することだ。
フジテレビ公式の相関図とキャスト情報をもとに、主要10人の関係を一覧に整理した。
| 役名 | キャスト | 人物の立場・関係性 |
|---|---|---|
| 水沢真澄 | ディーン・フジオカ | アメリカ帰りの天才法医学者。MEJの中心人物として事件の真相を追う。 |
| 桐生麻帆 | 瀧内公美 | MEJセンター長。厚生労働省の官僚で、水沢とバディを組む。 |
| 本田雅人 | 八木勇征 | MEJの法医学者。死後画像診断(Ai)を専門とする。 |
| 高森蓮介 | 綱啓永 | MEJの法医学者。臨床法医学を専門とする。 |
| 松原涼音 | 安斉星来 | MEJの法医学者。法歯学・骨学を専門とする。 |
| 吉本由季子 | 川床明日香 | MEJの検査技師。薬毒物検査・化学分析を担当する。 |
| 篠塚拓実 | 草川拓弥 | 厚生労働省の官僚。麻帆の後輩であり、私生活でもパートナー。 |
| 山崎慎也 | 小松和重 | 厚生労働省社会・援護局の局長。麻帆の上司で、MEJへの異動を命じた人物。 |
| 堂島穂乃果 | 山口紗弥加 | 所轄の敏腕刑事。MEJと連携しながら事件を捜査する。 |
| 井川薫 | 上川拓郎 | 所轄の若手刑事。堂島の後輩として捜査現場で行動を共にする。 |
相関図の中心に位置するのは水沢と桐生だが、2人を取り巻く人物は、それぞれ異なる立場から事件に関わっている。
特に重要なのが、桐生と篠塚の関係だ。篠塚は仕事上の後輩であるだけでなく、私生活でも桐生を支えるパートナーとして設定されている。専門家に囲まれて戸惑う桐生にとって、気持ちを受け止めてくれる存在だ。
また、堂島と井川は警察側のコンビ。MEJの科学的な視点と警察の現場捜査が交差することで、単純な法医学ドラマにとどまらない人物関係が形成されている。
【警察・厚生労働省の登場人物】草川拓弥・山口紗弥加・上川拓郎・小松和重
MEJの法医学者だけでなく、組織の外側にいる人物も物語の進行に大きく関わる。とりわけ警察と厚生労働省の関係者は、専門知識だけでは解決できない制度や捜査権限の問題を浮き彫りにする。
篠塚拓実役:草川拓弥
篠塚拓実は、厚生労働省社会・援護局に勤める若手官僚で、桐生麻帆の後輩かつパートナー。人当たりがよく、聞き上手で、麻帆の悩みや愚痴にも根気よく付き合う。
MEJの最前線で事件を解決する人物ではないが、麻帆の精神的な支えとして重要な役割を持つ。草川拓弥はダンス&ボーカルグループ「超特急」のメンバーとしても活動しており、本作では穏やかな人物像を演じている。
堂島穂乃果役:山口紗弥加
堂島穂乃果は、MEJと共に捜査を進める所轄の敏腕刑事。鋭い眼光と現場主義を持ち、導入当初はMEJの手法を机上の論理として受け止め、真澄や麻帆と対立する。
しかし、法医学によって明らかになる事実を目の当たりにすることで、少しずつ専門チームの能力を認めていく。真澄とは軽口を交わす関係を築き、麻帆とは同じ働く女性として共鳴する場面もある。
演じる山口紗弥加は、『絶対正義』(2019年)や『ラジエーションハウス』シリーズなどに出演してきた実力派。現場を知る刑事としての迫力と、人物の内面にある不器用な優しさが見どころだ。
井川薫役:上川拓郎
井川薫は、堂島穂乃果の後輩にあたる若手刑事。持ち前の明るさと行動力で現場を奔走し、一人前の刑事を目指して経験を積んでいる。
常に堂島と行動を共にする一方、少しマイペースで調子のよい一面も持つ。堂島の経験豊富な刑事としての姿勢と対照的なキャラクターであり、警察側のチームに親しみやすさを加えている。
山崎慎也役:小松和重
山崎慎也は、厚生労働省社会・援護局の局長で、桐生麻帆の上司。麻帆をMEJへ異動させた張本人でもある。
冷静に職務を進める一方、どこか嫌味な物言いを見せるため、麻帆にとっては気を抜けない相手だ。山崎の存在によって、個人の努力だけでは変えられない官僚組織の論理も物語に組み込まれている。
小松和重は、舞台や映像作品で幅広く活動してきた俳優。組織の上層部に立つ山崎という役を通じて、主人公たちとは異なる視点から物語を支えている。
【作品の見どころ】LOVED ONEのキャストと法医学ドラマとしての魅力
『LOVED ONE』の特徴は、事件の犯人を突き止めることだけをゴールにしていない点にある。遺体に残された痕跡を調べる過程で、亡くなった人物がどのような人生を送り、誰と関わり、何を残したのかまで掘り下げていく。
1. 専門分野の異なるMEJメンバーによるチーム捜査
本田の死後画像診断、高森の臨床法医学、松原の法歯学・骨学、吉本の薬毒物検査・化学分析。それぞれの専門領域は異なり、一人の知識だけでは解明できない情報を補い合う構成になっている。
これはキャストの役割分担にも直結している。若手俳優4人が単に主人公を取り巻く仲間を演じるのではなく、各自に専門性と葛藤が設定されているため、チームドラマとしての厚みが生まれている。
2. 水沢と桐生の異色バディ
真澄は科学的な根拠を重視し、疑問があれば徹底的に追究する人物。一方、麻帆は官僚として制度や組織を動かす役割を担っている。
2人は同じ事件に向き合いながらも、判断基準や仕事の進め方が異なる。こうした衝突が単なる対立ではなく、互いの弱点を補う関係へ変化していく点が、作品の大きな魅力だ。
3. 1話ごとの事件と物語全体を貫く謎
本作は各話の事件を解決するミステリーとしての見やすさを持ちながら、主人公の過去にも関係する長期的な謎が用意されている。
特に終盤では、水沢が15年間後悔し続けてきた「白峯女子連続殺害事件」が物語の中心に浮上する。過去の鑑定結果や冤罪の可能性、組織の圧力などが絡み合い、MEJのメンバーたちは大きな局面を迎える。
最終話は2026年6月24日に放送された。事件の真相を追うサスペンスと、遺された人々の思いを描くヒューマンドラマが結びついた締めくくりとなった。
4. 複数脚本家によるオリジナル作品
脚本には守口悠介、市東さやか、中村馨、石田真裕子、佐藤優介が参加。『LOVED ONE』ライターズルームとして制作されている。
演出は松山博昭、並木道子、西岡健太郎、小野浩司らが担当。音楽は池田善哉と横関公太、主題歌はDEAN FUJIOKAの『Loved One』だ。
原作の知名度や既存のキャラクターに頼らず、法医学という専門分野とオリジナルの人物関係を組み合わせて作品世界を構築した点も特徴といえる。
【プロの結論】キャストを見るときは役名だけでなく専門分野と立場に注目
『LOVED ONE』をより深く理解するなら、出演者の名前を覚えるだけでなく、登場人物がどの組織に属し、どんな専門性を持ち、誰と関係しているかを押さえることが重要だ。
例えば、死後CT画像を扱う本田と、骨から情報を読み取る松原では、同じ遺体を見ても注目する情報が異なる。また、科学的な判断を下す真澄と、組織を動かす麻帆では、事件へのアプローチも違う。
この違いを理解すると、MEJ内部の会話や警察との対立、厚生労働省側の判断まで一つの流れとして把握できる。法医学ミステリーを楽しみたい人はもちろん、人物同士の成長やチームの結束を重視する視聴者にも向いた作品だ。
【LOVED ONEのキャスト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:LOVED ONEの主要キャストは誰ですか?
A1:ディーン・フジオカ、瀧内公美、八木勇征、綱啓永、安斉星来、川床明日香、草川拓弥、上川拓郎、小松和重、山口紗弥加の10人です。
Q2:LOVED ONEのMEJメンバーは誰ですか?
A2:水沢真澄役のディーン・フジオカ、桐生麻帆役の瀧内公美、本田雅人役の八木勇征、高森蓮介役の綱啓永、松原涼音役の安斉星来、吉本由季子役の川床明日香が中心となります。
Q3:LOVED ONEで刑事役を演じているのは誰ですか?
A3:堂島穂乃果役を山口紗弥加、井川薫役を上川拓郎が演じています。堂島は所轄の敏腕刑事で、井川はその後輩にあたる若手刑事です。
Q4:桐生麻帆と篠塚拓実の関係は?
A4:篠塚拓実は桐生麻帆の厚生労働省での後輩であり、私生活でもパートナーという設定です。MEJへ異動した麻帆を陰ながら支えています。
Q5:LOVED ONEはいつ放送されましたか?
A5:2026年4月8日にスタートし、毎週水曜22時から22時54分まで放送されました。最終回は6月24日で、全11話が完結しています。
まとめ:LOVED ONEのキャストと人物相関を押さえて作品を深く楽しもう
『LOVED ONE』は、ディーン・フジオカ演じる水沢真澄と、瀧内公美演じる桐生麻帆を中心に、個性豊かなMEJメンバーや警察、厚生労働省の関係者が関わり合う法医学ヒューマンミステリーだ。
八木勇征の本田雅人、綱啓永の高森蓮介、安斉星来の松原涼音、川床明日香の吉本由季子は、それぞれ専門分野が異なる。さらに草川拓弥の篠塚拓実、上川拓郎の井川薫、小松和重の山崎慎也、山口紗弥加の堂島穂乃果が、組織や人物の関係に奥行きを与えている。
2026年6月24日に全11話の放送を終えた本作。キャスト一覧と人物相関を確認しておけば、事件の謎解きだけでなく、登場人物それぞれが抱える葛藤や成長も理解しやすくなる。
何より作品の核にあるのは、亡くなった人を単なる事件の被害者として扱わず、誰かに愛されていた一人の人間として描く視点だ。キャストの演技と専門分野の違いに注目しながら振り返ることで、『LOVED ONE』が伝えたかったテーマがより鮮明に見えてくる。
主な確認資料: フジテレビ公式キャスト・スタッフ情報、公式相関図、2026年2月・3月の出演者発表、最終回・全11話の番組情報。