火垂るの墓の2026年放送予定は?再放送日・放送禁止説と歴代14回を解説
2026年11月現在、高畑勲監督の名作アニメ映画『火垂るの墓』について、次回の地上波放送日は発表されていません。2025年8月15日には、日本テレビ系「金曜ロードショー」で約7年ぶりとなる放送が実現しました。戦後80年という節目に合わせた特別な編成で、ビデオリサーチ調べの平均世帯視聴率は7.2%を記録しています。
2018年4月13日の放送から、なぜ7年以上もの空白期間が生まれたのでしょうか。また、インターネットで見かける「放送禁止になった」という説には根拠があるのでしょうか。2026年11月6日時点の日本テレビ公式番組情報と、1989年から続く歴代14回の放送記録を整理し、現在の放送状況、再放送の可能性を考えるうえで知っておきたい事実を解説します。
【2026年最新】火垂るの墓の次回放送日はいつ?現在の放送状況

2026年に『火垂るの墓』が再放送されるのかを知りたい人にとって、最初に確認したいのが日本テレビの「金曜ロードショー」公式ラインナップです。
2026年11月6日時点で公開されている今後の放送予定には、次の作品が掲載されています。
- 2026年11月6日:『ライオン・キング:ムファサ』
- 2026年11月13日:『モアナと伝説の海2』
- 2026年11月20日:『SING/シング』
- 2026年11月27日:『SING/シング:ネクストステージ』
この公式ラインナップに『火垂るの墓』は含まれていません。したがって、現時点では2026年の次回放送日が決定したとはいえない状況です。
2026年の再放送予定は公式発表待ち
日本テレビの公式番組情報では、次回放送作品や今後のラインナップが随時更新されています。特別編成や大型企画が発表される場合もあるため、今後の放送予定は公式情報の更新を確認する必要があります。
ただし、現在公開されている直近の番組表に掲載されていないことと、2026年の残り期間を通じて放送がないと確定することは同じではありません。
また、過去の放送実績を見ても、本作には毎年決まった日に放送されるような固定周期はありません。2025年の放送から次回までの間隔を単純に予測することは難しい状況です。
2025年8月15日の放送が特別だった理由
2025年8月15日は、終戦から80年を迎えた節目の日でした。
日本テレビは同日の金曜ロードショーで『火垂るの墓』を放送。戦争の悲惨さや平和の大切さを考えるきっかけとなる作品として編成しました。
日本テレビが公表した2025年5月26日の定例社長会見でも、戦後80年の番組編成について説明されています。『火垂るの墓』は、現代の日本人が戦争について改めて考えるための大切な作品であり、節目の年に放送するのにふさわしいという判断が示されました。
つまり、2025年の放送は単なる過去作品の再放送ではなく、戦後80年という歴史的な節目を意識した番組編成だったのです。
【歴代14回を一覧】火垂るの墓の放送日と7年間の空白期間
『火垂るの墓』は1988年に劇場公開され、翌1989年から日本テレビ系の映画番組でテレビ放送されてきました。
2025年8月15日の放送で、同局の地上波放送は通算14回目となりました。初回から2025年までの放送日を整理すると、1990年代から2000年代には比較的短い間隔で放送されていた一方、2018年以降には約7年4か月の空白があったことが分かります。
火垂るの墓・歴代テレビ放送日一覧
| 放送回 | 放送日 | 前回からの間隔・関連する背景 |
|---|---|---|
| 第1回 | 1989年8月11日 | 初回の地上波放送 |
| 第2回 | 1990年8月17日 | 約1年後 |
| 第3回 | 1993年8月13日 | 約3年後 |
| 第4回 | 1997年8月8日 | 約4年後 |
| 第5回 | 1999年8月6日 | 約2年後 |
| 第6回 | 2001年8月10日 | 約2年後 |
| 第7回 | 2003年8月22日 | 約2年後 |
| 第8回 | 2005年8月5日 | 約2年後 |
| 第9回 | 2007年9月21日 | 約2年後 |
| 第10回 | 2009年8月14日 | 約2年後 |
| 第11回 | 2013年11月22日 | 約4年後 |
| 第12回 | 2015年8月14日 | 約2年後 |
| 第13回 | 2018年4月13日 | 高畑勲監督の追悼放送 |
| 第14回 | 2025年8月15日 | 戦後80年の終戦の日に放送 |
※地上波における日本テレビ系の主な放送記録。BS・CSなど他の放送形態の放映回数とは区別しています。
2018年4月13日は高畑勲監督の追悼放送
13回目の放送となった2018年4月13日は、通常の夏のジブリ作品特集とは異なる経緯がありました。
高畑勲監督は2018年4月5日に82歳で亡くなりました。訃報を受け、日本テレビは金曜ロードSHOW!の当初の放送予定を変更し、同監督の代表作である『火垂るの墓』を追悼番組として編成しました。
スタジオジブリの公式発表でも、4月13日の放送は高畑監督を追悼する特別な放送として案内されています。冒頭には監督を偲ぶ約5分間の特別映像も予定され、作品を通じてその功績を振り返る機会となりました。
2025年8月15日は7年ぶりの地上波復活
2018年4月から約7年4か月を経て、2025年8月15日に14回目の放送が実現しました。
注目すべきなのは、今回が初めて終戦の日である8月15日に放送されたことです。これまでにも8月の放送は複数回ありましたが、2025年は戦後80年という節目と放送日が重なりました。
歴代の放送間隔を見ると、必ずしも毎年放送されていたわけではありません。2009年から2013年にも約4年間の空白があり、2018年から2025年の7年間は過去最長クラスの間隔となっています。
この履歴から分かるのは、本作の放送が毎年の恒例行事として固定されているのではなく、番組編成上の判断や記念年などの条件によって実現してきたということです。
【なぜ放送されない?】7年間の空白と再放送が少なくなった背景
『火垂るの墓』が2018年から2025年まで地上波で放送されなかった理由については、さまざまな推測がインターネット上で見られます。
しかし、7年間の未放送期間について、日本テレビが特定の理由を公式に説明した資料は確認できません。放送されなかった事実と、その理由を推測することは分けて考える必要があります。
理由1:戦争を題材にした重い作品性
本作は、第二次世界大戦末期の神戸を舞台に、空襲によって母親を失った14歳の清太と4歳の節子が生き抜こうとする姿を描いています。
戦争の悲惨さ、食料不足、家族との別れ、幼い子どもたちが直面する過酷な現実など、視聴者に強い感情的負担を与える描写が少なくありません。
明るく楽しい娯楽作品とは性質が異なるため、放送時期や視聴者層を考慮した番組編成が必要になる作品です。
ただし、作品の内容が重いことだけを、2018年から2025年まで放送されなかった直接の原因と断定することはできません。
理由2:記念年や特別企画に合わせた編成
過去の放送履歴を見ると、2018年は高畑監督の追悼、2025年は戦後80年という明確な節目がありました。
特に2025年については、日本テレビの定例社長会見で、戦後80年を意識した番組編成として本作を選んだことが説明されています。
この事実から、歴史的な節目に合わせて放送する意義が重視されていることが分かります。
一方で、通常の夏休み編成に必ず組み込まれる作品ではないため、毎年8月に放送されるという期待は現実的ではありません。
理由3:番組編成と作品選定の問題
金曜ロードショーでは、国内外の映画、アニメーション、話題作、季節に合わせた特別企画など、さまざまな作品が編成されます。
限られた放送枠のなかで、どの作品をいつ放送するかは番組側の判断に委ねられています。
『火垂るの墓』についても、権利関係やスポンサーの問題が原因だと断定できる公式資料はありません。
したがって、放送間隔が長くなった背景は、作品の性質や記念年の編成を含む複数の事情が関係している可能性はあるものの、単一の原因が公表されているわけではないのです。
【放送禁止説の真相】火垂るの墓はテレビで放送できない作品なのか
検索エンジンでは「火垂るの墓 放送禁止」「火垂るの墓 テレビで流せない理由」といった検索が見られます。
7年間も地上波放送がなかったことから、何らかの事情で放送できなくなったのではないかと考える人がいるためです。
しかし、少なくとも日本テレビやスタジオジブリが本作を放送禁止作品に指定したという公式発表はありません。
放送禁止説と確認できる事実の違い
- 噂:内容が過激なため、テレビ局が放送を禁止した。
- 確認できる事実:2018年に追悼放送され、2025年にも地上波で放送された。
- 噂:スポンサーの事情で二度と放送できない。
- 確認できる事実:スポンサー降板などを放送中止の公式理由とする発表は確認できない。
- 噂:ジブリ作品としてテレビ放送の対象外になった。
- 確認できる事実:日本テレビは2025年に本作を金曜ロードショーの正式な放送作品として発表した。
2025年の放送が示したこと
放送禁止説を考えるうえで重要なのが、2025年8月15日の実績です。
日本テレビは公式サイトで放送を告知し、終戦80年の特別な機会に本作を届ける意義を説明しました。実際に金曜ロードショーで放送が実施されているため、長期間放送されなかったことをもって放送禁止と判断することはできません。
つまり、正確な理解は「放送禁止になったのではなく、次の放送が長期間決まらなかった」というものです。
放送されない期間が長い作品では、SNSや検索結果で強い表現の噂が広がることがあります。しかし、放送の有無を判断する際には、番組公式の告知と実際の放送記録を優先する必要があります。
【作品をめぐる関係者】野坂昭如・高畑勲・スタジオジブリの関係
『火垂るの墓』の放送を理解するには、作品そのものがどのように生まれたのかも押さえておきたいところです。
野坂昭如の原作小説が出発点
原作は作家・野坂昭如による短編小説です。野坂自身の経験を基に執筆され、第58回直木賞を受賞しました。
映画では、原作が持つ戦争体験の記憶をアニメーションという表現に置き換え、当時の神戸の町並みや空襲、戦時下の暮らしを丁寧に描いています。
高畑勲監督が追求したリアリティー
監督・脚本を担当したのは高畑勲です。
高畑監督は、戦争を単純な善悪の物語として描くのではなく、戦時下を生きる普通の人々の生活や心理、社会の変化を細かく表現しました。
日本テレビの2025年放送紹介記事でも、当時の神戸の町や人々の様子、B29による爆撃の恐ろしさなど、リアリティーを追求した描写が紹介されています。
作品の基本情報と主要人物
- 作品名:火垂るの墓
- 公開年:1988年
- 原作:野坂昭如
- 監督・脚本:高畑勲
- 制作:スタジオジブリ
- 主人公・清太:14歳の少年。声は辰巳努。
- 妹・節子:4歳の少女。声は白石綾乃。
- 舞台:第二次世界大戦末期から終戦後の兵庫県・神戸周辺
原作者、監督、制作会社、放送局はそれぞれ異なる役割を担っています。作品の著作権や制作に関する関係と、テレビ局による番組編成の判断を混同しないことも大切です。
【視聴率7.2%の意味】2025年放送の反響と今後の再放送を見極める方法
2025年8月15日に放送された『火垂るの墓』は、ビデオリサーチ調べ・関東地区の平均世帯視聴率で7.2%を記録しました。
2025年の視聴率は世帯7.2%・個人4.8%
ビデオリサーチが公表した2025年8月11日から17日までの週間リアルタイム視聴率ランキングには、金曜ロードショーの『火垂るの墓』が掲載されています。
- 放送日:2025年8月15日(金)
- 放送開始:21時
- 放送時間:114分
- 平均世帯視聴率:7.2%
- 平均個人視聴率:4.8%
- 調査地域:関東地区
特に注意したいのは、7.2%という数字は世帯視聴率であることです。個人視聴率は4.8%であり、両者は異なる指標です。
また、2018年の放送から約7年ぶりの復活だったことや、終戦80年の当日に放送されたことも、今回の放送が注目された背景にあります。
今後の放送予定を確認する3つのポイント
次回の放送日を知りたい場合は、以下の情報を確認すると、未確定情報に振り回されにくくなります。
- 金曜ロードショー公式サイト:今後の放送ラインナップに作品名が掲載されているか確認する。
- 日本テレビの公式発表:特別企画や戦後記念事業に関連する放送発表を確認する。
- 番組公式SNS:放送日時や放送内容に関する正式な告知を確認する。
特に注意したいのは、「放送決定」と「放送希望」の違いです。視聴者から再放送を望む声があっても、それだけで放送日が確定したことにはなりません。
【プロの結論】放送間隔よりも公式発表と編成背景を見る
『火垂るの墓』の放送履歴から読み取れるのは、テレビ放送の頻度と作品の評価は必ずしも一致しないということです。
過去には約2年おきに放送された時期もありましたが、2018年から2025年までは7年以上の空白がありました。それでも2025年には、戦後80年という歴史的な節目に合わせて再び地上波で放送されています。
したがって、次回放送を予測する際に、過去の平均放送間隔だけを根拠にするのは適切ではありません。番組編成の発表、記念年、放送局が示す企画意図を合わせて見ることが重要です。
また、放送禁止説を見極める際には、次の判断基準が役立ちます。
- 放送局や制作会社による正式な放送中止・禁止発表があるか。
- 実際に地上波で放送された記録が存在するか。
- 放送されない理由が公式資料で説明されているか。
- 報道記事と個人の推測が区別されているか。
この基準で見ると、『火垂るの墓』については放送禁止と判断できる根拠はなく、2025年の地上波放送という実績が確認できます。
火垂るの墓の放送に関するよくある質問(FAQ)
Q1:火垂るの墓は2026年に再放送されますか?
A1:2026年11月6日現在、次回の地上波放送日は発表されていません。日本テレビ公式の直近ラインナップにも掲載されていないため、今後の正式発表を待つ必要があります。
Q2:火垂るの墓が放送禁止になったという噂は本当ですか?
A2:放送禁止を示す公式発表は確認できません。2018年4月13日には高畑勲監督の追悼放送が行われ、2025年8月15日にも金曜ロードショーで地上波放送されています。
Q3:火垂るの墓は今まで何回テレビ放送されましたか?
A3:日本テレビ系の金曜ロードショーにおける地上波放送は、2025年8月15日の放送で通算14回目です。初回は1989年8月11日で、2018年4月13日の13回目から約7年ぶりの放送となりました。
まとめ:火垂るの墓の次回放送は公式発表を待とう
『火垂るの墓』は、1989年から2025年までに日本テレビ系で通算14回放送されたスタジオジブリの代表作です。
2025年8月15日には、戦後80年の終戦の日に7年ぶりの地上波放送が実現し、平均世帯視聴率7.2%を記録しました。
一方、2026年11月6日現在、次回の再放送日は発表されていません。また、長期間放送されなかったことを理由に放送禁止と判断する根拠もありません。
作品が描く戦争の記憶や幼い兄妹の生きた姿は、放送の有無とは別に、世代を超えて考える価値のあるテーマです。
次回放送を待っている人は、日本テレビの金曜ロードショー公式ラインナップを定期的に確認するのが確実です。新たな放送が決定した際には、放送日だけでなく、どのような企画意図で編成されるのかにも注目したいところです。
主な確認資料
- 日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」2026年11月の放送ラインナップ
- 日本テレビ「2025年5月26日 定例社長会見」
- スタジオジブリ公式「2018年4月13日の火垂るの墓放送告知」
- ビデオリサーチ「2025年8月11日~17日 週間リアルタイム視聴率ランキング」
- 歴代放送記録・視聴率の公開アーカイブ