韓国の人気女優ハ・ヨンス(하연수)が日本で活動を続けている理由をご存じでしょうか。NHK連続テレビ小説『虎に翼』で朝鮮半島から来た留学生・崔香淑(チェ・ヒャンスク)を演じ、日本の視聴者にも広く知られるようになった彼女は、2026年もTBSドラマ『DREAM STAGE』に出演するなど、俳優として活躍の場を広げています。
現在は日本の芸能事務所TWIN PLANETに所属。2022年の日本進出には美術留学という目的があり、韓国のポータルサイトからプロフィールが消えたことで芸能界引退説が浮上した過去もあります。しかし、本人はその経緯を韓国のテレビ番組で説明し、2025年には日本で活動を続ける現実的な理由についても発信しました。2026年11月現在の出演歴、韓国時代の代表作、今後の展望まで整理します。
【2026年最新】ハ・ヨンスの現在は?TWIN PLANET所属で日本を拠点に活動

2026年11月現在、ハ・ヨンスは日本での芸能活動を継続しています。所属先は日本の芸能事務所TWIN PLANET ENTERTAINMENTです。同社の公式タレントプロフィールには、ドラマ、映画、テレビ番組などの出演歴が掲載されています。
日本での活動は、単に韓国から仕事の場所を移しただけではありません。日本のテレビドラマ、映画、情報番組、バラエティー、ファッション関連の仕事など、複数のジャンルに挑戦していることが特徴です。
所属事務所のプロフィールで確認できる基本情報は次のとおりです。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | ハ・ヨンス(하연수) |
| 生年月日 | 1990年10月10日 |
| 出身地 | 韓国・釜山 |
| 身長 | 160cm |
| 血液型 | B型 |
| 趣味・特技 | 油絵、歌、フィルム写真 |
| 韓国デビュー | 2013年 |
| 日本の所属先 | TWIN PLANET ENTERTAINMENT |
| 日本での代表作 | 『虎に翼』『DREAM STAGE』 |
出典:TWIN PLANET ENTERTAINMENT公式プロフィール。
2026年に確認できる主な出演活動
2026年の大きな仕事として挙げられるのが、TBS金曜ドラマ『DREAM STAGE』です。所属事務所の公式プロフィールにも出演作品として掲載されています。
また、テレビ番組ではTBSの『バナナサンド』への出演も確認できます。俳優業だけに活動を限定せず、日本のバラエティー番組にも参加している点が特徴です。
2024年の『虎に翼』で認知度を高め、2025年の映画『ディッシュアップ』を経て、2026年にはTBSの連続ドラマで主要人物を演じるという流れが見えてきます。
【日本で活動する理由】美術留学から芸能界への再挑戦につながった経緯
ハ・ヨンスが日本に渡った当初から、芸能活動だけを目的にしていたわけではありません。もともと日本で美術を学ぶことを考えており、その留学計画が現在の仕事につながる転機になりました。
もともとの夢は絵本作家・美術の道
TWIN PLANETの公式プロフィールによると、ハ・ヨンスは高校時代にアニメーションを専攻し、絵本作家を夢見ていました。芸能界に入る前から絵や美術への関心が強く、油絵を趣味とするほか、2021年には韓国で個展も開催しています。
芸能界入りのきっかけは、インターネット通販のモデルをしていた際に写真が注目されたことでした。その後、2013年に映画『恋愛の温度』で俳優としてデビューし、ドラマ『モンスター』などで知名度を上げていきます。
韓国で俳優としてのキャリアを築いた後、日本で美術を学ぶことを考えたという経緯は、彼女の日本進出を理解するうえで重要です。
留学先の学費が高額で、日本で働く選択へ
2024年12月に韓国のMBCバラエティー番組『ラジオスター』へ出演した際、ハ・ヨンスは日本に渡った当初の事情を説明しました。
美術留学のために日本で学校を調べたところ、学費が1億5000万ウォン以上と聞き、想定していた留学計画をそのまま進めることが難しくなったといいます。そこで、自分にできる仕事として俳優業を続けるため、日本の芸能事務所を探し始めました。
日本語についても、渡航前後に独学で勉強。韓国メディアの報道では、約3か月間の独学を経て日本語で少しずつ会話できるようになったと説明しています。
つまり、日本での活動は最初から決められていた芸能界進出計画ではなく、美術への関心、留学費用、仕事の必要性が重なった結果だったのです。
2025年に本人が明かした日本で活動を続ける理由
日本での滞在が長期化した理由については、2025年11月にも本人がSNSを通じて説明しています。
朝鮮日報日本語版やテレビ朝日の報道によると、ハ・ヨンスは韓国国内の作品数が減少していること、日本での仕事に挑戦し続ける必要があることを率直に語りました。
「私は家長なので仕事が必要です!」
2025年11月の本人のSNS発信として報道された言葉。出典:テレビ朝日、NEWSIS。
加えて、東京での生活には不安もあり、外国人として働くことのハンディキャップも感じていると説明しています。
この発言から読み取れるのは、日本での活動が一時的な留学の延長ではなく、生活とキャリアを支える現実的な仕事の選択になっているということです。
【韓国引退説の真相】プロフィール削除はなぜ起きた?
ハ・ヨンスについて検索すると、今でも「韓国で引退したの?」「プロフィールが消えたのはなぜ?」という疑問が見つかります。
この噂が広がったのは2022年です。韓国の主要ポータルサイトで本人のプロフィールが表示されなくなり、芸能活動をやめたのではないかという憶測が広がりました。
2022年に韓国のプロフィールが削除された
当時、ハ・ヨンスは韓国の芸能事務所ANDMARQとの専属契約が終了し、日本へ留学していました。
2022年5月、韓国メディアKstyleが伝えた元所属事務所の説明では、契約は同年初めに終了しており、事務所側も本人の詳しい状況を把握していませんでした。当時は日本に留学中であることが分かっているという説明にとどまっていました。
プロフィールの削除と所属事務所との契約終了、日本留学という複数の出来事が重なり、引退説が広がったのです。
2024年の『ラジオスター』で本人が理由を説明
2024年12月11日放送のMBC『ラジオスター』では、ハ・ヨンス自身がプロフィール削除の理由を説明しました。
本人によると、日本へ渡り、韓国でしばらく活動する予定がなかったため、目立つことを好まない性格もあって、軽い気持ちでポータルサイトのプロフィールを削除したとのことです。
しかし、その行動が予想以上に大きな話題になり、芸能界引退という解釈につながってしまいました。
同番組では、プロフィールは当時も復旧していないと説明。韓国で活動を再開するための所属事務所を探しているとも話しました。
引退説と実際の活動を比較
このように、引退説の発端はプロフィール削除でした。プロフィールが表示されなくなったことと、俳優としての活動を終了したことは別の問題です。
実際に、2022年11月にはTWIN PLANETとの専属契約が発表され、その後も日本での出演作が増えています。引退説を現在の状況として扱うのは正確ではありません。
【韓国時代から2026年まで】ハ・ヨンスの出演ドラマ・映画と経歴年表
日本での活動を理解するには、韓国時代の出演歴も押さえておきたいところです。ハ・ヨンスは2013年のデビュー以来、映画やテレビドラマで主演級の役を経験してきました。
韓国での代表的な出演作品
2013年には映画『恋愛の温度』に出演し、ドラマ『モンスター』『じゃがいも星』でも活躍しました。その後、2014年の『伝説の魔女』、2016年の『おひとりさま~一人酒男女~』など、ジャンルの異なる作品に参加しています。
特に2018年の『リッチマン』は、韓国ドラマで主演を務めた代表作の一つです。韓国で俳優として経験を積んだことが、日本での演技活動を支える基盤になっています。
年代別キャリアと日本での転換点
この年表から分かるのは、日本進出によって韓国でのキャリアが途切れたのではなく、俳優としての経験を別の市場へ広げてきたという点です。
韓国時代の出演歴はTWIN PLANETの公式プロフィール、日本での出演作品は同社の公式スケジュールや各作品の公式情報で確認できます。
【日本での代表作】『虎に翼』『ディッシュアップ』『DREAM STAGE』で見せた新しい魅力
ハ・ヨンスの日本での仕事を語るうえで、特に注目したいのが『虎に翼』『ディッシュアップ』『DREAM STAGE』の3作品です。それぞれ異なるジャンルであり、役柄も大きく異なります。
1.NHK朝ドラ『虎に翼』:崔香淑(チェ・ヒャンスク)役
2024年度前期のNHK連続テレビ小説『虎に翼』は、ハ・ヨンスが日本で広く知られるきっかけとなった作品です。
演じたのは、主人公が通う日本初の女性専門の法律学校に、朝鮮半島から渡ってきた留学生・崔香淑(チェ・ヒャンスク)です。
日本の歴史や社会問題とも関係する役柄であり、単純に外国人キャラクターを演じるだけではありません。異なる文化的背景を持つ人物の心情や立場を、日本語で表現する難しさも伴う役でした。
ハ・ヨンスは韓国での俳優経験を生かしながら、日本の作品で新しい表現に挑戦。作品を通じて「ヒャンちゃん」という愛称でも親しまれるようになりました。
また、2024年12月31日の第75回NHK紅白歌合戦では、『虎に翼』紅白特別編にも出演しています。
2.日本映画『ディッシュアップ』:キム・ジュリ役
2025年には日本映画『ディッシュアップ』にも出演しました。
監督は池本陽海。青柳翔、三河悠冴、西村和泉、ドン・ニャット・クイン、菅原大吉らが出演する80分の作品です。
ハ・ヨンスが演じるのは、韓国から和食を学ぶためにやって来たキム・ジュリ。経営難に陥った食事処「ゆりえ」に偶然訪れ、店を継いだ上原譲治と出会います。
価値観の違いから衝突しながらも、徐々に距離を縮め、店を盛り上げようと奮闘する物語です。
本作は2025年7月19日にSKIPシティ国際Dシネマ映画祭でワールドプレミア上映されました。韓国人女性という役柄が、日本の料理や人間関係の中でどのように描かれるかも見どころです。
3.TBS『DREAM STAGE』:ナム・ハユン役
2026年の代表作が、TBS金曜ドラマ『DREAM STAGE』です。
2026年1月16日から3月13日まで放送された全9話の作品で、K-POP業界を舞台に、落ちこぼれのボーイズグループと周囲の大人たちが夢に向かって挑戦する姿を描きました。
ハ・ヨンスが演じたのは、芸能事務所「ナム・エンタテイメント」の社長、ナム・ハユンです。
元天才音楽プロデューサーの吾妻潤(中村倫也)の元恋人であり、新人グループNAZEを成功させようと奮闘する女性です。事務所の経営難やメンバーの問題に直面しながらも、夢を諦めないエネルギッシュな人物として描かれています。
公式キャスト情報では、中村倫也、池田エライザ、森香澄、村瀬紗英、キム・ジェギョン、イ・イギョンらとの共演が確認できます。
『DREAM STAGE』で見えた演技面の成長と課題
2026年1月のMANTANWEBのインタビューでは、ハ・ヨンス自身がナム・ハユンという人物について語っています。
本人によると、ナムは自分とは性格が正反対。心配性で内向的な自身に対して、ナムは派手な服を好み、借金を抱えても前向きに行動するエネルギッシュな女性です。
そのため、相手によって声のトーンや話し方を変えることを意識したと説明しています。
また、日本語と韓国語が混在する作品ならではの難しさにも触れました。監督と直接コミュニケーションを取る中で、演出の意図を感覚的に受け取る場面もあり、撮影現場の専門用語についても学ぶことが多いと話しています。
こうした本人の発言は、日本での仕事に対する評価を考えるうえで興味深いものです。出演機会が増えている一方、本人は日本語の表現力をさらに高めようと努力を続けています。
【韓国での活動は現在どうなっている?】2027年の劇場版『虎に翼』にも注目
日本での活動が続く一方、韓国での仕事はどうなっているのでしょうか。
ハ・ヨンスは2024年12月の『ラジオスター』で、韓国の所属事務所を探していると話していました。日本だけでなく、韓国での芸能活動にも関心を持っていたことが分かります。
一方、2025年11月には韓国国内の作品数が減っていることを日本での活動長期化の理由として挙げています。
2026年11月現在、TWIN PLANETの公式プロフィールで確認できる近年の主要な出演情報は、日本のドラマや映画、テレビ番組が中心です。韓国での新しい所属事務所や出演作品については、同プロフィール上で具体的な発表を確認できません。
2027年1月公開予定の劇場版『虎に翼』に出演
今後の活動で特に注目されるのが、劇場版『虎に翼』です。
TWIN PLANETは2026年8月21日、ハ・ヨンスが2027年1月15日公開予定の劇場版『虎に翼』に出演すると公式発表しました。役柄は、朝ドラと同じ崔香淑です。
所属事務所の発表によると、本人は日本で初めて参加した作品が多くの人に愛され、映画化されることを誇りに感じているとコメントしています。再びヒャンちゃんとして役を演じられる喜びも伝えました。
これは単発の出演作を超えた意味を持ちます。日本でのキャリアを築くきっかけになった作品に、映画という形で再び参加することになるからです。
今後の活動を左右する3つのポイント
今後のハ・ヨンスのキャリアを見るうえでは、次の3点が注目されます。
1.日本語での演技の幅
『DREAM STAGE』で本人が語ったように、日本語の表現や撮影現場でのコミュニケーションは、引き続き成長の余地がある分野です。日本語での演技経験が積み重なれば、担当できる役柄の幅も広がっていく可能性があります。
2.映画・ドラマの継続的な出演
『虎に翼』『ディッシュアップ』『DREAM STAGE』と、テレビドラマと映画の両方に出演してきました。今後は主演・助演という区分だけでなく、役柄の多様性にも注目したいところです。
3.韓国と日本の両方での活動
韓国での俳優経験は彼女の強みです。日本で活動する韓国人俳優としての立場を生かし、両国の作品に関わる機会が生まれるかどうかも今後の焦点になります。
【ハ・ヨンスの日本活動】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ハ・ヨンスは2026年現在、日本で何をしている?
A1:TWIN PLANETに所属し、俳優・タレントとして活動しています。2026年にはTBS金曜ドラマ『DREAM STAGE』でナム・ハユン役を演じました。テレビ番組への出演もあります。
Q2:ハ・ヨンスは韓国の芸能界を引退したの?
A2:引退したわけではありません。2024年12月の韓国MBC『ラジオスター』で、ポータルサイトのプロフィールを自分で削除したことが引退説につながったと説明しています。日本ではその後も芸能活動を続けています。
Q3:ハ・ヨンスが日本に来た理由は何?
A3:当初は美術留学が目的でした。日本の美術学校の学費が高額だったことから、俳優として働くために日本の芸能事務所を探し、TWIN PLANETとの契約につながりました。
Q4:『虎に翼』で演じた役は誰?
A4:朝鮮半島から日本へ渡ってきた留学生、崔香淑(チェ・ヒャンスク)です。2027年1月15日公開予定の劇場版『虎に翼』にも同役で出演します。
Q5:ハ・ヨンスは韓国でも活動する予定がある?
A5:2024年12月には韓国の所属事務所を探していると本人が話していました。ただし、2026年11月時点で新しい韓国の所属先や出演作品について、確定した公式発表は確認できません。
まとめ:ハ・ヨンスは日本で新たなキャリアを築き、2027年も注目作品に出演
ハ・ヨンスの日本進出は、美術留学という個人的な目標から始まり、留学費用や仕事の必要性をきっかけに芸能活動へと発展しました。2022年11月のTWIN PLANETとの契約を経て、日本での俳優活動を本格化させています。
韓国でのプロフィール削除によって広がった引退説も、本人が2024年の『ラジオスター』で経緯を説明したことで、誤解の原因が明らかになりました。2025年には、日本で活動を続ける理由として韓国の作品数の減少や生活上の仕事の必要性も語っています。
2024年の『虎に翼』、2025年の『ディッシュアップ』、2026年の『DREAM STAGE』と、出演作品は着実に広がっています。さらに2027年1月には劇場版『虎に翼』への出演も予定されています。
今後のハ・ヨンスを見る際の要点は、単純に「韓国から日本へ移住した女優」という肩書きだけで判断しないことです。韓国で積み重ねた演技経験、日本語での表現力、日本の制作現場への適応、そして両国をつなぐキャリアという複数の側面から評価する必要があります。
2026年は日本での活動が新たな段階に進んだ年。2027年の劇場版『虎に翼』が、彼女の日本でのキャリアにどのような展開をもたらすのか、今後も注目されます。