「アリス・イン・ワンダーランド2」と検索すると、2010年公開の前作に続く映画の内容や、ジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカら主要キャストの再出演、さらには第3作の制作発表について気になる人も多いはずです。シリーズ第2作の正式な邦題は、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。2016年に公開されたディズニーの実写ファンタジー映画です。
物語の中心となるのは、マッドハッターを救うためにアリスが時間をさかのぼる壮大な冒険。前作から監督が交代し、ティム・バートンが製作に回ったことも大きな変化です。さらに2026年11月現在、第3作は公式発表されているのでしょうか。公開日やキャスト、Disney+での配信情報まで、作品の背景と最新の状況を整理します。
【作品の基本情報】アリス・イン・ワンダーランド2は2016年公開の『時間の旅』

まず押さえておきたいのは、「アリス・イン・ワンダーランド2」は作品を探す際に使われる通称であり、正式な日本語タイトルは『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』だという点です。
英語の原題は『Alice Through the Looking Glass』。ルイス・キャロルの児童文学『鏡の国のアリス』を連想させるタイトルで、鏡を通り抜けて再び不思議な世界へ戻るアリスの冒険を描いています。
ディズニー公式作品情報によると、アメリカでは2016年5月27日に公開され、日本では同年7月1日に劇場公開されました。上映時間は113分で、ジャンルはファンタジー・アドベンチャーです。
前作『アリス・イン・ワンダーランド』は2010年公開。ティム・バートン監督が独特の映像美で描いた作品で、19歳になったアリスが幼い頃に訪れたアンダーランドへ再び足を踏み入れます。
その続編となる『時間の旅』では、アリス自身の成長だけでなく、マッドハッターや赤の女王、白の女王といった仲間たちの過去にも焦点が当たります。
作品の基本情報は次のとおりです。
- 正式邦題:『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
- 原題:Alice Through the Looking Glass
- 公開年:2016年
- 日本公開日:2016年7月1日
- アメリカ公開日:2016年5月27日
- 上映時間:113分
- 監督:ジェームズ・ボビン
- 脚本:リンダ・ウールヴァートン
- 製作:ティム・バートンほか
- 原案となるキャラクター:ルイス・キャロルの作品
ディズニー公式の作品紹介では、アリスがマッドハッターを救うために過去へ向かう冒険が中心として紹介されています。
【あらすじ解説】アリスはなぜ時間旅行をすることになったのか?
『時間の旅』の物語は、前作の冒険から数年が経過したところから始まります。
アリスは亡き父の跡を継ぎ、船長として海を渡る人生を送っていました。しかし、ロンドンへ戻った彼女を待っていたのは、愛する船を手放さなければならないという厳しい現実です。
そんなアリスの前に現れるのが、青い蝶の姿をしたアブソレム。彼に導かれて鏡を通り抜けると、再びワンダーランドの仲間たちと出会います。
マッドハッターを救うために過去へ
再会したアリスが目にしたのは、いつもの陽気な姿を失い、深い悲しみに沈んだマッドハッターでした。
彼は失われた家族に強い思いを抱いており、その悲しみが彼自身の命を脅かすほどになっています。アリスは、彼を救うためには過去に隠された出来事を知る必要があると考えます。
そこで重要になるのが、時間を操る力を持つ存在「タイム」と、彼が管理するクロノスフィアです。
クロノスフィアと時間の番人タイム
タイムはサシャ・バロン・コーエンが演じる新キャラクター。大時計の内部にあるクロノスフィアを管理する、時間そのものを象徴する存在です。
アリスはマッドハッターを救うため、タイムの城からクロノスフィアを持ち出し、時間の海をさかのぼる旅に出ます。
そこで彼女が目撃するのは、現在の仲間たちとは異なる過去の姿。赤の女王と白の女王の関係や、マッドハッターの家族にまつわる出来事など、これまで明かされていなかった背景が少しずつ浮かび上がります。
本作の時間旅行には、一般的なタイムトラベル映画とは異なる考え方もあります。ジェームズ・ボビン監督は公開当時のインタビューで、過去に戻って自由に歴史を書き換えるというより、過去を実際に経験することで理解を深めるという作品内の時間のルールについて説明しています。
そのため、単純に過去を改変して問題を解決する物語ではありません。アリスが過去の真実と向き合い、時間の意味を理解していくことが重要なテーマになっています。
作品をより深く楽しむなら、クロノスフィアの仕組みだけでなく、時間に対する登場人物それぞれの考え方にも注目したいところです。
【キャスト・登場人物一覧】ジョニー・デップやアン・ハサウェイは続投?
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の魅力を支えているのが、前作から続投した豪華キャストです。
アリス役のミア・ワシコウスカ、マッドハッター役のジョニー・デップ、白の女王役のアン・ハサウェイなど、主要人物の多くが再び登場します。一方で、時間の番人タイムを演じるサシャ・バロン・コーエンなど、新たに加わった俳優もいます。
主要キャストと役柄の関係
| 登場人物 | 出演俳優 | 日本語吹替 | 物語での役割 |
|---|---|---|---|
| アリス | ミア・ワシコウスカ | 安藤瞳 | 時間旅行に挑む主人公 |
| マッドハッター | ジョニー・デップ | 平田広明 | 過去の悲しみに苦しむ帽子職人 |
| 白の女王・ミラーナ | アン・ハサウェイ | 深田恭子 | アリスに救出を依頼する女王 |
| 赤の女王・イラスベス | ヘレナ・ボナム=カーター | 朴璐美 | 白の女王の姉 |
| タイム | サシャ・バロン・コーエン | 滝藤賢一 | クロノスフィアを管理する存在 |
| ザニック | リス・エヴァンス | 吉見一豊 | マッドハッターの父 |
| アブソレム | アラン・リックマン | 土師孝也 | 青い蝶としてアリスを導く |
| チェシャ猫 | スティーヴン・フライ | 茶風林 | ワンダーランドの仲間 |
| 白うさぎ | マイケル・シーン | 塩屋浩三 | アリスを迎える仲間 |
| ベイヤード | ティモシー・スポール | 廣田行生 | ワンダーランドの仲間 |
※出演者・吹替キャストはディズニー公式の日本向け作品情報に基づきます。
ジョニー・デップ演じるマッドハッターの変化
前作で強烈な印象を残したのが、ジョニー・デップ演じるマッドハッターです。独特な衣装やメイク、予測できない言動など、作品を象徴するキャラクターとして人気を集めました。
しかし、第2作ではその印象が大きく変わります。陽気で風変わりな帽子職人という表面的な個性だけでなく、家族を失った悲しみや、過去に対する強い執着が描かれるからです。
この変化によって、マッドハッターは単なるコミカルな脇役ではなく、アリスが時間旅行をする動機そのものを担う重要人物になっています。
ミア・ワシコウスカ演じるアリスの成長
ミア・ワシコウスカが演じるアリスは、前作よりも自立した人物として描かれています。
父親の跡を継いで船長として活動する姿からは、周囲の期待に従うだけではなく、自分の意志で人生を切り開こうとする強さが伝わってきます。
ワンダーランドでの冒険も、誰かに与えられた使命を果たすだけではありません。大切な人を救いたいという気持ちと、時間の流れを受け入れる難しさの間で葛藤する姿が物語の軸になっています。
アン・ハサウェイとヘレナ・ボナム=カーターの姉妹関係
アン・ハサウェイが演じる白の女王ミラーナと、ヘレナ・ボナム=カーターが演じる赤の女王イラスベスも、本作で重要な役割を担います。
前作では対立する女王として描かれた2人ですが、第2作ではその関係の背景にある過去が掘り下げられます。
単純な善悪の対立だけでは説明できない姉妹の事情が明かされる点は、シリーズを通して鑑賞する価値のある部分です。
【前作との違い】ティム・バートン監督からジェームズ・ボビン監督へ
第2作を鑑賞する際に知っておきたいのが、監督の交代です。
2010年の『アリス・イン・ワンダーランド』は、独特のゴシックな世界観で知られるティム・バートンが監督を務めました。一方、2016年の『時間の旅』では、ジェームズ・ボビンが新たに監督に就任しています。
ただし、ティム・バートンがシリーズから完全に離れたわけではありません。第2作では製作に参加し、前作で確立した世界観を引き継ぐ役割を担いました。
2作品の違いを整理
| 比較項目 | 前作・2010年 | 第2作・2016年 |
|---|---|---|
| 作品名 | アリス・イン・ワンダーランド | アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 |
| 監督 | ティム・バートン | ジェームズ・ボビン |
| ティム・バートン | 監督 | 製作 |
| 物語の中心 | アリスの再訪と運命 | マッドハッター救出と時間旅行 |
| 主な敵対要素 | 赤の女王とジャバウォッキー | タイムや過去に隠された問題 |
| 映像の印象 | ダークで幻想的 | より明るく、ヴィクトリア朝的 |
| 物語の焦点 | 自分の使命と成長 | 家族、過去、時間の意味 |
前作では、19歳になったアリスが再びアンダーランドを訪れ、赤の女王の支配を終わらせるために戦います。物語の中心は、アリス自身の運命と成長です。
それに対して第2作は、過去の出来事や登場人物の家族関係を掘り下げる構成になっています。時間という新しい仕組みを取り入れることで、ワンダーランドの世界を別の角度から描いています。
映像表現も変化している
ジェームズ・ボビン監督は、公開当時のインタビューで、前作への敬意を保ちながらも、より明るい色彩やコメディの要素を取り入れたかったという趣旨を語っています。
また、製作側のインタビューでは、前作がグリーンスクリーンを中心に撮影されたのに対し、第2作では町並みなどの大規模なセットを建設したことも紹介されています。
こうした違いは、完成した映像にも表れています。第2作は、奇抜なキャラクターや幻想的な風景だけでなく、登場人物が暮らす世界の生活感や人間関係にも目を向けています。
そのため、ティム・バートン作品特有の暗く幻想的な雰囲気を期待する人と、より明るく物語性の強い冒険を楽しみたい人では、作品への印象が異なる可能性があります。
なお、2作品の世界観に優劣をつける必要はありません。第1作がアリスの冒険の始まりを描いた作品なら、第2作はその世界に生きる仲間たちの背景を広げた作品として楽しめます。
【2026年最新】アリス・イン・ワンダーランド3の制作発表はあった?
シリーズファンが最も気になるのが、第3作『アリス・イン・ワンダーランド3』の可能性です。
2026年11月5日現在、ディズニーから第3作の正式な制作決定や公開日、キャストに関する公式発表は確認できません。
つまり、インターネット上で見かける「アリス3制作決定」「第3作が2026年公開」といった情報を、確定した映画情報として受け取ることはできません。
ジェームズ・ボビン監督は第3作に前向きだった?
実は、第3作の可能性が話題になる背景には、2016年当時のジェームズ・ボビン監督の発言があります。
2016年5月、インドの報道機関PTIが配信したインタビュー関連報道では、ボビン監督がシリーズのキャストとの仕事を高く評価し、機会があれば第3作にも戻りたいという意向を示していました。
この発言は、監督自身がシリーズへの愛着を持っていたことを示すものです。しかし、監督個人の参加意欲と、ディズニーによる映画の正式な制作決定は別の話です。
当時の発言だけで、第3作の制作が決まったと判断することはできません。
2026年のディズニー公式発表を確認
2026年8月14日、ディズニーはファンイベント「D23」に合わせて、今後のエンターテインメント作品に関する発表を行いました。
日本向けのディズニー公式発表では、『アナと雪の女王3(仮題)』や『ズートピア3(仮題)』など、今後の映画・配信作品に関する情報が紹介されています。
しかし、同発表に『アリス・イン・ワンダーランド3』の制作決定や公開予定は掲載されていません。
また、ディズニーの公式作品情報で確認できるのは、2016年公開の『時間の旅』までです。
以上から、2026年の最新情報を整理すると、次のようになります。
- 第3作の正式な制作決定:発表を確認できない
- 第3作の公開日:未発表
- 第3作の出演キャスト:未発表
- 第3作の監督:未発表
- 第3作のあらすじ:公式発表なし
- ジェームズ・ボビン監督の続投:決定していない
なお、公式発表がないことは、将来的な企画の可能性まで否定するものではありません。現段階では、続編の制作を期待する声と、実際に動いている映画企画を区別する必要があります。
第3作が実現する可能性は?興行成績から考える
続編の可能性を考えるうえで参考になるのが、前2作品の興行成績です。
Box Office Mojoの集計では、2010年の『アリス・イン・ワンダーランド』の世界興行収入は約10億2,547万ドル。一方、2016年の『時間の旅』は、オリジナル公開分で約2億9,946万ドルでした。
第2作の世界興行収入は、前作のおよそ29%にとどまっています。シリーズとしての商業的な勢いに大きな差があったことは、数字から読み取れます。
ただし、この数字だけでディズニーが続編を見送った理由を断定することはできません。制作費、キャストのスケジュール、脚本の方向性、作品全体の企画戦略など、映画の続編には複数の判断材料があります。
第3作の実現には、単に懐かしいキャラクターを再登場させるだけでなく、アリスたちの新しい物語を成立させられるかどうかも重要になるはずです。
【Disney+配信情報】アリス・イン・ワンダーランド2はどこで見られる?
第2作をもう一度見たい人や、前作から続けて鑑賞したい人にとって気になるのが動画配信サービスです。
ディズニー公式のアメリカ向け作品ページでは、『Alice Through the Looking Glass』がDisney+で配信されている作品として紹介されています。
また、日本向けの2026年の配信情報を掲載するサービス比較サイトでも、Disney+の見放題対象として紹介されています。
視聴方法と確認したいポイント
日本向けの配信情報では、主に次の方法が案内されています。
- Disney+:見放題配信の対象として掲載
- Amazon Prime Video:レンタル・購入の取り扱い情報あり
- Apple TV:レンタル・購入の取り扱い情報あり
- FOD:レンタルの取り扱い情報あり
ただし、動画配信サービスの作品ラインナップは、契約や配信権利の変更によって入れ替わる場合があります。視聴直前には、各サービスのアプリで作品名を検索するのが確実です。
ディズニー公式の日本向け作品ページでも、デジタル配信の購入・レンタル情報が案内されています。
おすすめの視聴順は公開順
初めてシリーズを見る人には、公開順での鑑賞がおすすめです。
1作目『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)では、アリスが再びアンダーランドを訪れ、自分の運命と向き合う姿が描かれます。
続いて2作目『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2016年)を見ることで、マッドハッターや女王たちの過去、時間という新しい概念がより理解しやすくなります。
特に第2作は、前作の人間関係を知っているかどうかで登場人物の言動に対する印象が変わります。できれば1作目から続けて見ると、シリーズの世界観をより深く楽しめます。
【よくある質問】アリス・イン・ワンダーランド2に関するFAQ
Q1:アリス・イン・ワンダーランド2の正式なタイトルは何ですか?
A1:正式な日本語タイトルは『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』です。英語の原題は『Alice Through the Looking Glass』で、2016年に公開されたシリーズ第2作です。
Q2:アリス・イン・ワンダーランド2の日本公開日はいつですか?
A2:2016年7月1日です。アメリカでは同年5月27日に公開されました。
Q3:アリス・イン・ワンダーランド2のあらすじは?
A3:アリスが再びワンダーランドを訪れ、悲しみに沈むマッドハッターを救うため、クロノスフィアを使って過去へ旅立つ物語です。時間の番人タイムとの対決や、仲間たちの過去が重要な見どころです。
Q4:ジョニー・デップとミア・ワシコウスカは続投していますか?
A4:はい。ジョニー・デップはマッドハッター役、ミア・ワシコウスカはアリス役で続投しています。アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターも出演しています。
Q5:アリス・イン・ワンダーランド3の制作は決定していますか?
A5:2026年11月5日現在、ディズニーから正式な制作決定は発表されていません。公開日、出演者、監督なども未発表です。
Q6:ジェームズ・ボビン監督は第3作を作りたいと考えていたのですか?
A6:2016年の報道では、監督は機会があれば第3作にも参加したいという意向を示していました。ただし、これは本人の希望であり、ディズニーによる制作決定ではありません。
Q7:アリス・イン・ワンダーランド2はDisney+で見られますか?
A7:2026年の日本向け配信情報ではDisney+の見放題対象として掲載されています。ただし、配信状況は変更される場合があるため、視聴前にDisney+の作品検索で確認してください。
まとめ:アリス・イン・ワンダーランド2の魅力と第3作への期待
『アリス・イン・ワンダーランド2』として知られる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、2016年7月1日に日本公開されたディズニーの実写ファンタジー映画です。
ミア・ワシコウスカ演じるアリスが、ジョニー・デップ演じるマッドハッターを救うために時間旅行へ出発する物語であり、前作では描かれなかった登場人物たちの過去や家族関係が掘り下げられています。
ティム・バートンからジェームズ・ボビンへの監督交代によって、映像の色彩や物語の雰囲気にも変化が生まれました。前作の幻想的な世界観を受け継ぎながら、より人間関係や時間の意味に焦点を当てた作品になっています。
一方、2026年11月現在、気になる第3作については、ディズニーから正式な制作発表や公開日の情報は出ていません。ジェームズ・ボビン監督が過去に続編への意欲を示したことはありますが、実際の制作決定とは区別する必要があります。
第3作を待ち望むファンにとって、まずは前2作品を見直すことが楽しみの一つになるでしょう。特に『時間の旅』は、マッドハッターの過去や白の女王と赤の女王の関係を知ることで、物語の見え方が大きく変わる作品です。
今後の続編情報を追う際は、ディズニー公式の映画発表、D23の発表資料、制作関係者の正式なコメントを判断材料にすることが大切です。ファンの期待や出演者の希望だけでなく、正式な制作発表が出るかどうかが、第3作の行方を見極めるポイントになります。