2026年5月24日、嵐による異例のテレビCMジャックが実現した。午後5時59分30秒からの30秒間、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京の民放キー局5局で、嵐の特別映像が同時放送された。映像には過去のライブシーンと「ありがとう」のメッセージが盛り込まれ、5月31日に開催されるラストライブの生配信が告知された。
今回の企画が注目された理由は、単に人気グループのCMが流れたからではない。2020年の活動休止前に実施された13社合同CMとの共通点、5局同時放送という異例の展開、そして嵐としての活動終了を1週間後に控えたタイミングが重なっていたからだ。2026年11月現在、ラストライブも配信もすでに終了している。ここでは放送時間、CMの内容、NHKとの違い、実施の背景、SNSの反響まで整理する。
【2026年最新】嵐のCMジャックはいつ?民放キー局5局の放送時間を解説

嵐のCMジャックが実施されたのは、2026年5月24日(日)17時59分30秒から18時までの30秒間だった。
日刊スポーツなどの報道によると、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京の民放キー局5局で、同じ特別映像がほぼ同時に放送された。
放送時刻が秒単位で指定されていたことも大きな特徴だ。
5月23日の公式X投稿がサプライズの伏線に
放送前日の5月23日、嵐の公式Xには、メンバー5人がソファに座り、テレビを見つめる写真が投稿された。
写真に添えられていたのは、次の日時だった。
「2026/5/24 17:59:30~」
この時点では、投稿の具体的な意味は明かされていなかった。
テレビを見つめる5人の姿と、秒単位で指定された時刻から、ファンの間ではテレビを使った何らかの企画ではないかという期待が広がった。
翌24日、実際に5局同時のCMが放送され、前日の投稿がサプライズの予告だったことが判明した。
放送時間が17時59分30秒だった理由
今回の時間設定には、5月31日の最終公演との明確な時間的なつながりがある。
ラストライブ「ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI」の最終公演は、5月31日午後6時から東京ドームで開催された。
つまり、CMが流れた5月24日午後5時59分30秒は、最終公演のちょうど1週間前に当たる。
加えて、CMが終了する午後6時は、翌週の最終公演が始まる時刻と一致していた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CM放送日 | 2026年5月24日(日) |
| 放送開始 | 17時59分30秒 |
| 放送終了 | 18時 |
| 放送時間 | 30秒 |
| 放送局 | 民放キー局5局 |
| 最終公演 | 2026年5月31日(日) |
| 最終公演の開演 | 18時 |
この時間の一致は、単なる偶然として片付けにくい演出だ。最終公演の開演時刻を1週間前にテレビで再現することで、ファンに残された時間を意識させるカウントダウンのような役割も果たしていた。
【CMの内容】過去のライブ映像とラストライブ生配信の告知
今回の30秒映像は、一般的な商品広告とは異なる構成だった。
中心となったのは、嵐がこれまで積み重ねてきたコンサートの映像と、最後のステージをファンに届けるための生配信告知である。
BGMにはデビュー曲「A・RA・SHI」を使用
スポニチの報道によると、CMでは過去のライブ映像が流れ、BGMにはデビュー曲「A・RA・SHI」が使用された。
映像の最後には「ありがとう」のメッセージが表示され、ラストステージの生配信を告知するナレーションが入った。
告知された内容は次のとおり。
- ツアータイトル:ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」
- 最終公演:2026年5月31日・東京ドーム
- 配信サービス:FAMILY CLUB online
- 配信形式:最終公演の生配信
デビュー曲と過去のライブ映像を組み合わせたことで、嵐の活動の歩みを短い時間で振り返る構成になっていた。
単に配信チケットを宣伝するだけでなく、これまで応援してきたファンに向けた感謝のメッセージとしても受け止められた。
FAMILY CLUB onlineでのラストライブ配信
今回のCMで案内されたのが、STARTO ENTERTAINMENTの映像配信サービス「FAMILY CLUB online」だった。
公式発表では、最終公演の生配信は2026年5月31日午後6時からと案内されていた。
視聴チケットは会員区分によって料金が異なり、一般購入にも対応していた。
| 区分 | 視聴チケット料金 |
|---|---|
| 嵐ファンクラブ会員 | 3,900円(税込) |
| ファミリークラブ会員 | 4,500円(税込) |
| 一般 | 6,000円(税込) |
配信は開演前の午後3時から特別映像も予定されていた。
また、見逃し配信は6月4日午後5時から6月15日午後11時59分まで実施された。
2026年11月現在、チケット販売と見逃し配信はすでに終了している。 現在も視聴できるライブ配信として案内されているわけではないため、過去の告知と現在の配信状況を区別する必要がある。
【放送局を比較】日本テレビ・テレビ朝日・TBS・フジテレビ・テレビ東京とNHKの違い
今回のCMジャックで特に注目されたのが、民放キー局5局で同時に同じ映像が流れたことだ。
対象となったのは、日本の主要な民放テレビ局5局である。
| 放送局 | 今回のCMジャック |
|---|---|
| 日本テレビ | 特別CMを放送 |
| テレビ朝日 | 特別CMを放送 |
| TBS | 特別CMを放送 |
| フジテレビ | 特別CMを放送 |
| テレビ東京 | 特別CMを放送 |
| NHK | 同時間帯にCM放送なし |
なぜNHKでは放送されなかった?
今回、NHKでは同じCMは放送されなかった。
ENCOUNTの報道によると、同時間帯のNHKでは大相撲夏場所のハイライト映像が放送されていた。
これは、民放とNHKの放送制度の違いを理解すると分かりやすい。
民放は広告収入を事業の柱としており、広告主がCM枠を通じて視聴者に情報を届けられる。一方、NHKは民間企業の広告収入を中心とする放送局ではない。
そのため、今回のような民放5局を横断するテレビCM企画にNHKが同じ形で参加することはない。
したがって、「NHKだけ嵐のCMを流さなかった」というより、民放の広告枠を使った企画だったと理解するのが正確だ。
5局同時放送は全国すべての地域で見られた?
ここも注意したいポイントだ。
報道では民放キー局5局での同時放送が確認されているが、全国の系列局すべてで同じタイミングに放送されたことまで意味するわけではない。
実際、山陰中央新報などは関東・関西の民放地上波での放送を確認したと伝えている。
そのため、地域によって見られなかったという声が出ても、必ずしもCMジャック自体が中止されたことを意味しない。
キー局での放送と、全国の系列局での放送は分けて考える必要がある。
【2020年との比較】嵐の13社合同CM「HELLO NEW DREAM. PROJECT」とは?
嵐のCMジャックを理解するうえで外せないのが、2020年に実施された13社合同CMだ。
2020年12月26日、嵐の冠番組『嵐にしやがれ』の最終回に合わせ、メンバーがCM出演してきた13社が合同で特別CMを放送した。
タイトルは「嵐へ贈る30秒」。
この企画は、同年9月に始動した「HELLO NEW DREAM. PROJECT」と関係している。
HELLO NEW DREAM. PROJECTの概要
「HELLO NEW DREAM. PROJECT」は、嵐と賛同企業13社が共同で取り組んだプロジェクトだ。
2020年9月14日に始動し、キーメッセージには「夢だけ持ったっていいでしょ?」が掲げられた。
嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」を新たにアレンジした「A・RA・SHI -for dream ver.-」を通じて、夢を持つことを応援するさまざまな企画が展開された。
参加企業は次の13社だった。
1. 日立グローバルライフソリューションズ
2. 日本郵便
3. アサヒ飲料
4. ジェーシービー
5. 日清オイリオグループ
6. 久光製薬
7. ライオン
8. 森永製菓
9. エバラ食品工業
10. アサヒビール
11. 第一三共ヘルスケア
12. コーセーコスメポート
13. 花王
2020年12月26日に放送された「嵐へ贈る30秒」は、これらの企業が嵐に感謝を伝えるために制作した特別映像だった。
2020年と2026年のCMジャックを比較
両企画は、どちらも30秒という短い映像を通じて嵐の歴史や感謝を伝えた点で共通している。
ただし、企画の主体や目的には違いがある。
| 比較項目 | 2020年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 実施日 | 12月26日 | 5月24日 |
| 主な企画 | 嵐へ贈る30秒 | 民放5局同時CM |
| 関係者 | 嵐と賛同企業13社 | 嵐のラストライブ企画 |
| 主な内容 | 企業から嵐への感謝 | 過去のライブ映像と配信告知 |
| 放送の背景 | 活動休止前の節目 | 活動終了前の最終公演 |
| キーワード | HELLO NEW DREAM. PROJECT | We are ARASHI |
| 主なメッセージ | 夢と感謝 | ありがとうとラストステージ |
2020年の企画は、企業と嵐が共同で展開したプロジェクトの延長線上にある。一方、2026年はラストライブの生配信を知らせるための特別CMだった。
同じ30秒でも、2020年は企業から嵐への感謝、2026年は嵐の活動の締めくくりに向けたファンへのメッセージという違いがある。
この比較からも、今回のCMジャックが単なる広告出稿ではなく、嵐の活動史における節目の演出として受け止められた理由が見えてくる。
【実施の理由と経緯】なぜ嵐は最後の1週間に5局をジャックしたのか
今回の企画を読み解く鍵は、2026年5月31日に嵐としての活動を終了するという大きな節目にある。
嵐は2020年12月末に活動を休止した後、2025年5月に5人での再始動とラストツアー開催に向けた準備を発表した。
その際、ツアーをもって嵐としての活動を終了することも伝えられていた。
2025年11月には、5大ドームを巡る全15公演のツアー日程が発表された。
ツアータイトルは「ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI」。
2026年3月13日の札幌公演から始まり、東京、愛知、福岡、大阪を巡り、5月31日の東京ドーム公演が最終公演となった。
CMジャックまでの重要な時系列
- 2025年5月: 5人での再始動とラストツアー開催に向けた活動を発表。ツアーをもって嵐としての活動を終了すると公表。
- 2025年11月: 5大ドーム全15公演のスケジュールを発表。
- 2026年4月8日: FAMILY CLUB onlineで5月31日の最終公演の生配信を発表。
- 2026年5月23日: 公式Xに「2026/5/24 17:59:30~」という予告投稿。
- 2026年5月24日: 民放キー局5局で30秒の特別CMを同時放送。
- 2026年5月31日: 東京ドームで最終公演を開催し、嵐としての活動を終了。
- 2026年6月15日: 最終公演の見逃し配信期間が終了。
5局同時放送に込められた意味
今回のCMジャックには、大きく3つの役割があったと考えられる。
1つ目は、ラストライブの生配信を広く知らせること。
ファンクラブ会員だけでなく一般視聴者も購入できる配信だったため、民放5局を通じて告知することには大きな意味があった。
2つ目は、活動終了を前にした感謝のメッセージ。
過去のコンサート映像と「ありがとう」を組み合わせた構成は、長年応援してきたファンに向けたメッセージとして受け止められた。
3つ目は、最後の公演に向けた一体感の演出。
5月24日の17時59分30秒から30秒間という時間設定は、5月31日午後6時の最終公演と正確に対応している。
各局で同じ映像が同時に流れることで、普段は別々のチャンネルを見ている視聴者も、同じ瞬間に嵐のメッセージを受け取ることになった。
なお、放送の具体的な広告費や局ごとの契約条件、制作体制については、報道で詳細が明らかになっているわけではない。5局同時放送という結果と、そこから読み取れる企画上の意味を区別して捉える必要がある。
【SNSの反響と評判】嵐のCMジャックにファンが涙した理由
CM放送直後、Xを中心に大きな反響が広がった。
日刊スポーツやスポニチの報道によると、Xでは「嵐のCM」がトレンド入りし、ファンから喜びや感動の声が相次いだ。
報道で紹介された反応には、次のようなものがある。
- 「ありがとう嵐」
- 「まじでっかい感謝」
- 「しっかり目に収めたよ」
- 「歴史を感じた」
- 「全あらしっくが泣いた30秒でした」
こうした反応からは、CMが単なる配信告知としてではなく、長年の活動を振り返る機会として受け止められていたことが分かる。
ファンの心に響いた3つのポイント
過去のライブ映像が活動の記憶を呼び起こした
嵐のライブ映像には、それぞれの時代を応援してきたファンの記憶が重なる。
デビュー曲「A・RA・SHI」をBGMにした構成は、長い活動の歴史を30秒に凝縮する役割を果たした。
テレビで5人を同時に見られる特別感
今回の企画では、普段視聴しているチャンネルにかかわらず、民放キー局5局で同じCMが流れた。
テレビという共通のメディアを通じて、全国のファンが同じ瞬間を共有できることも大きな特徴だった。
最後の公演まであと1週間という現実
CMの放送は最終公演のちょうど1週間前だった。
2020年の活動休止から再始動を経て、いよいよ活動終了を迎えるという時間の流れが、過去のライブ映像と重なった。
そのため、30秒という短い映像であっても、ファンにとっては長い年月を振り返る時間になった。
【プロの結論】今回のCMジャックが特別だった本当の理由
今回のCMジャックの価値は、5局で同時に放送したという規模だけでは測れない。
広告という形式を使いながら、嵐の歴史、ファンへの感謝、最後のライブへの案内を一つの映像にまとめた点に特徴がある。
一般的な広告は商品やサービスの認知拡大を目的とする。しかし今回のCMは、配信告知という実用的な情報と、グループの活動を振り返る感情的なメッセージを同時に届けていた。
また、2020年の13社合同CMと比較すると、嵐が活動の節目において企業やメディアとどのような形でつながってきたかも分かる。
2020年は企業13社が嵐への感謝を表現し、2026年は民放5局を横断して最後のステージを知らせた。
異なる企画でありながら、どちらにも共通するのは、嵐というグループが長年にわたって企業、テレビ、ファンをつなぐ存在だったということだ。
嵐のCMジャックに関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐のCMジャックは何時から放送されましたか?
A1:2026年5月24日午後5時59分30秒から30秒間です。日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京の民放キー局5局で同時放送されました。
Q2:嵐のCMジャックはNHKでも放送されましたか?
A2:いいえ。同時間帯のNHKでは大相撲夏場所のハイライト映像が放送されていました。今回の企画は民放のCM枠を利用したものです。
Q3:CMで告知されたラストライブは現在も見られますか?
A3:FAMILY CLUB onlineで実施された生配信と見逃し配信は、2026年6月15日までに終了しています。現在は当時の配信チケットを購入して視聴することはできません。
まとめ:嵐のCMジャックは2026年の活動史を象徴する30秒だった
2026年5月24日の嵐のCMジャックは、民放キー局5局で同時放送された30秒の特別映像だった。
17時59分30秒という放送開始時刻は、1週間後に迫った5月31日のラストライブ開演時刻と対応していた。
過去のコンサート映像、「A・RA・SHI」のBGM、「ありがとう」のメッセージ、そしてFAMILY CLUB onlineでの生配信告知。これらを短い映像に凝縮したことが、ファンの大きな反響につながった。
2020年の13社合同CM「嵐へ贈る30秒」との比較からも、活動の節目に感謝を伝えるという共通したテーマが浮かび上がる。
2026年5月31日、嵐は東京ドームで最終公演を終え、グループとしての活動を終了した。
今回のCMジャックは、その最後のステージを前に、テレビという場所を通じて5人とファンが同じ瞬間を共有した出来事として、嵐の活動史に残る特別な30秒となった。
主な確認資料: 日刊スポーツ(2026年5月24日)、スポニチ(同日)、ENCOUNT(同日)、FAMILY CLUB online公式配信案内、JCB公式発表、アドタイの2020年合同CM関連記事。