2026年、トヨタの電気自動車(EV)を検討する人にとって、大きな注目モデルとなっているのが「bZ4X」と、新たに登場した「bZ4X Touring(ツーリング)」だ。2025年10月に大幅改良されたbZ4Xは、航続距離の延長や急速充電性能の改善によって商品力を高め、2026年2月25日には荷室を拡大したbZ4X Touringが発売された。両モデルは同じシリーズに属するものの、価格、駆動方式、荷室容量、走行性能には明確な違いがある。
現行bZ4Xの新車価格は480万円から600万円、bZ4X Touringは575万円から640万円。WLTCモードの航続距離は最大746kmと734kmで、急速充電はどちらも条件が整えば約28分で充電率10%から80%まで回復できる。加えて、2026年のCEV補助金や2027年からの補助額変更も購入判断に影響する。ここではトヨタの公式発表、主要諸元、実走行テスト、ユーザー評価を照らし合わせ、どちらが自分の生活に合うのかを具体的に整理する。
【2026年最新】トヨタの新型電気自動車はbZ4XとbZ4X Touringが中心

2026年のトヨタの国内向け乗用BEVを検討する際、まず押さえたいのがbZ4Xシリーズの位置づけだ。
トヨタは2022年に本格的な量産BEVとしてbZ4Xを投入した。その後、2025年10月9日に大幅改良を実施。航続距離、充電性能、内外装、走行性能などを見直し、従来モデルから商品性を大きく引き上げた。
さらに2026年2月25日には、荷室の使いやすさとアウトドアでの実用性を強化したbZ4X Touringを発売した。単なる外観違いではなく、リア部分を延長した専用ボディーを持つ派生モデルである。
2025年から2026年にかけての主な動き
- 2022年:初代bZ4Xを発売。トヨタの量産BEV戦略を象徴するモデルとして登場。
- 2025年10月9日:bZ4Xを大幅改良。航続距離の延長、充電性能の改善、デザイン変更などを実施。
- 2026年1月:改良型bZ4Xについて、トヨタは2025年10月から2026年1月までの国内登録車販売実績が4カ月連続で首位だったと公表。
- 2026年2月25日:bZ4X Touringを発売。広い荷室とアウトドア志向の装備を追加。
- 2026年11月:bZ4Xシリーズは、通常型とTouringの2モデルを中心に展開。
特に注目したいのは、2025年の改良が単なるマイナーチェンジにとどまらなかった点だ。トヨタの公式資料では、バッテリーの総電力量を74.7kWhに拡大したZグレードを設定し、eAxleのエネルギーロス低減などによって航続性能を改善したことが説明されている。
また、寒冷時の急速充電を支援するバッテリープレコンディショニングも導入。BEVの購入をためらう理由になりやすい「遠出できるのか」「冬場に充電が遅くならないか」という不安に、技術面から対応している。
2026年の新型EV選びでは、単純に新しい車種かどうかではなく、2025年改良型bZ4Xと2026年発売のTouringのどちらが生活に適しているかを比較することが重要だ。
【価格・航続距離・荷室を徹底比較】bZ4XとbZ4X Touringの違い
両モデルの違いを理解するには、価格と航続距離だけでなく、バッテリー容量、駆動方式、荷室容量をまとめて確認するのが分かりやすい。
以下はトヨタの公式車両情報・主要諸元を基に整理した2026年11月時点の比較だ。価格は消費税込みのメーカー希望小売価格で、WLTCモードの数値は18インチタイヤ装着時と20インチタイヤ装着時を併記している。
| 車種・グレード | 価格(税込) | 駆動方式 | WLTC航続距離 | バッテリー | 荷室 |
|---|---|---|---|---|---|
| bZ4X G | 480万円 | FWD | 544km | 57.7kWh | 通常型 |
| bZ4X Z | 550万円 | FWD | 746km/673km | 74.7kWh | 通常型 |
| bZ4X Z | 600万円 | 4WD | 687km/622km | 74.7kWh | 通常型 |
| bZ4X Touring Z | 575万円 | FWD | 734km/667km | 74.7kWh | 619L |
| bZ4X Touring Z | 640万円 | 4WD | 690km/627km | 74.7kWh | 619L |
※WLTC航続距離は18インチ/20インチタイヤ装着時の順。Gグレードは18インチ仕様の数値。荷室容量はTouringの後席使用時で、後席格納時は1,240L。通常型の荷室はTouringと異なる。
比較すると、価格を抑えてEVに乗りたい人にはbZ4X Gが有力だ。一方、航続距離を重視するならZグレードのFWDが有利になる。
bZ4X Touringは25万~40万円高いが、何が違う?
通常型とTouringの価格差は、同じ駆動方式のZグレード同士で比較するとFWDが25万円、4WDが40万円となる。
この差額の中心にあるのが、リア部分を延長したボディーと荷室の拡大だ。
トヨタの公式発表によると、bZ4X Touringの全長は4,830mm、全幅は1,860mm、全高は1,675mm。6対4分割可倒式リアシートを使用した状態でも荷室長1,092mm、荷室高850mmを確保し、VDA方式で619Lの荷室容量を実現した。
後席を格納すれば荷室容量は1,240Lに拡大する。加えて、荷室側からリアシートを倒せる遠隔操作レバーや、荷物を固定するフックも備える。
トヨタは通常型bZ4Xに比べて約1.4倍のラゲージスペースを確保したと説明している。9.5インチのゴルフバッグ4個を収納できることも特徴だ。ただし、バッグの形状によっては収納できない場合がある。
旅行用スーツケース、キャンプ用品、ベビーカー、大型の買い物荷物などを日常的に積む家庭では、25万~40万円の価格差を荷室の利便性で回収できる可能性がある。
航続距離は通常型bZ4Xがわずかに優勢
一方、WLTCモードの最長航続距離では通常型bZ4X ZのFWDが746km、Touring ZのFWDが734kmとなっている。
その差は12km。実用上は大きな違いではないが、航続距離だけを最優先するなら通常型がわずかに有利だ。
ただし、4WDでは通常型が687km、Touringが690kmと逆転する。20インチタイヤ装着時も、通常型4WDが622km、Touring 4WDが627kmとなる。
つまり、Touringは荷室を拡大しながらも、航続距離を大きく犠牲にしていない。これが2026年モデルの重要な特徴といえる。
また、20インチタイヤを選ぶと航続距離は約60~70km短くなる。見た目や装備だけでホイールを決めず、長距離走行の頻度も考慮したい。
【急速充電は約28分】bZ4Xの充電性能と実航続距離を検証
EV購入で気になるのが、カタログに掲載された航続距離が実際の道路でも再現できるのかという問題だ。
bZ4Xシリーズは、WLTCモードで最大700kmを超える航続距離を実現している。しかし、これは一定の試験条件に基づく数値であり、実際の走行距離を保証するものではない。
急速充電は10%から80%まで約28分
トヨタの公式情報によると、bZ4XとbZ4X Touringは150kW・350Aの急速充電器を使用した場合、駆動用バッテリーの充電率10%から80%まで約28分で充電できる。
これは常温時の目安だけではない。Touringの公式発表では、外気温がマイナス10℃の環境でも、バッテリープレコンディショニングを利用することで約28分での充電を可能にすると説明されている。
充電器の出力別の目安は次のとおりだ。
- 50kW級:10%から80%まで約60分。
- 90kW級:約40分。
- 150kW級:約28分。
- 自宅の普通充電(200V・6kW):Zグレードで約13時間。
なお、充電時間はバッテリー残量、温度、充電器の実際の出力、同時利用状況などによって変わる。150kW対応の車両であっても、充電設備側の出力が50kWなら約28分で充電できるわけではない。
特に冬場は、充電前にバッテリーを適切な温度に調整する機能が重要になる。ナビゲーションで充電ステーションを目的地に設定すると、到着予想時刻に合わせてプレコンディショニングが作動する仕組みも用意されている。
実航続距離はWLTCモードの数字と分けて考える
実際の航続距離については、2026年3月7日に自動車専門メディア「THE EV TIMES」が掲載した改良型bZ4Xの高速道路テストが参考になる。
同テストでは、bZ4X Z FWDを使用し、平均時速約100kmで走行。外気温5~9℃という条件下で、充電率100%から5%まで358.1kmを走行した。試験結果から、満充電から残量0%までの走行距離を約382kmと推定している。
同じテストでは、150kW級の急速充電器を使い、10%から80%まで27.5分で充電できたことも報告された。
一方、2026年9月のレスポンスによるbZ4X Touring Z 4WDの実走テストでは、市街地・高速道路・山岳路を組み合わせた377kmの走行で、車載電費計は6.3km/kWhを記録した。バッテリー総電力量74.69kWhを掛け合わせると、約470kmという参考値になる。
ただし、この470kmは試験車の電費を基にした計算値であり、満充電から電池切れまで走った実測値ではない。冬の高速道路を中心に走ったbZ4Xのテストとも条件が異なるため、単純比較はできない。
これらのデータから分かるのは、WLTCモードの数字だけで購入後の走行距離を決めつけるべきではないということだ。
特に次の条件では航続距離が変化しやすい。
- 冬季の暖房使用や低温環境。
- 高速道路での長時間走行。
- 急加速や高い速度での巡航。
- エアコンやシートヒーターなどの電力消費。
- 20インチタイヤや車両への積載重量。
長距離旅行では、カタログ値いっぱいまで走れると考えるのではなく、途中の充電場所を事前に確認し、余裕を持った計画を立てることが大切だ。
【FWDと4WDを比較】トヨタ新型EVはどのグレードを選ぶべき?
bZ4Xシリーズを購入する際、価格や航続距離と同じくらい重要なのが駆動方式だ。
FWDは前輪をモーターで駆動する方式で、4WDは前後のモーターを使って四輪を駆動する。単純に「4WDの方が高性能」というだけではなく、走行環境や使い方によって適した選択が変わる。
FWDは航続距離と価格のバランスが魅力
通常型bZ4X Z FWDの最高出力は165kW(224PS)。WLTCモードの航続距離は746kmで、シリーズ中の最長値だ。
Touring Z FWDも165kW(224PS)で、WLTCモード734kmを実現する。
前後2基のモーターを必要としないため、4WDより価格を抑えられる。駆動用バッテリーの電力消費を抑えやすい点もメリットだ。
次のような人にはFWDが向いている。
- 日常の通勤や買い物が中心。
- 高速道路を含む長距離移動が多い。
- 雪道や未舗装路を走る頻度が少ない。
- 車両価格をできるだけ抑えたい。
- 航続距離を最優先したい。
4WDは加速性能と悪路走破性を重視する人向け
通常型bZ4X Z 4WDのシステム最高出力は252kW(342PS)。Touring Z 4WDはさらに強力で、280kWのシステム最高出力を発揮する。
Touring 4WDの0-100km/h加速は約4.5秒。前後に高出力モーターを配置し、前後輪の駆動力を状況に応じて制御する。
また、Touringの4WDにはX-MODEが標準装備されている。雪道やぬかるみなど、滑りやすい路面での走行をサポートする機能だ。
ただし、4WDだからといって雪道で無条件に安全になるわけではない。タイヤの性能や路面状況、運転操作も重要になる。
4WDが向いているのは、次のような利用者だ。
- 積雪地域や山間部に住んでいる。
- スキーやキャンプなどアウトドアが趣味。
- 高速道路での合流や追い越しで余裕ある加速を求める。
- 雨天や滑りやすい路面での走行安定性を重視する。
新型EVのグレード選びで迷ったら
通常型bZ4XはGとZの2グレード構成で、GはFWDのみ。ZはFWDと4WDを選べる。
Gは57.7kWhのバッテリーを搭載し、480万円から購入できるエントリーグレードだ。航続距離は544kmで、日常利用を中心に考える人には十分検討できる。
一方、Zは74.7kWhのバッテリーを搭載し、航続距離や装備の充実度を重視する人に向いている。
bZ4X TouringはZのみの設定で、FWDと4WDの2種類。Gのような低価格グレードは用意されていない。
したがって、予算重視ならbZ4X G、長距離移動を重視するならbZ4X Z FWD、積載性とアウトドア性能を求めるならTouring 4WDという選び方が分かりやすい。
【2026年のトヨタEV補助金】実際の購入価格はいくらになる?
2026年にトヨタの新型EVを購入するなら、車両本体価格だけで判断するのは早い。国のCEV補助金を活用できるため、登録時期によって実質負担額が変わるからだ。
2026年登録ならCEV補助金は130万円
次世代自動車振興センターが2026年11月4日現在として公表している補助対象車両一覧では、通常型bZ4XとbZ4X Touringの対象グレードについて、2026年4月1日から12月31日までの新規登録分は130万円の補助額が設定されている。
一方、2027年1月1日以降の新規登録分は78万円に変更される。つまり、登録時期によって補助額に52万円の差が生じる。
購入契約を結んだ日ではなく、車両の新規登録日が基準になる点には注意したい。
補助金を差し引いた車両価格の目安
- bZ4X G FWD:480万円-130万円=350万円。
- bZ4X Z FWD:550万円-130万円=420万円。
- bZ4X Z 4WD:600万円-130万円=470万円。
- bZ4X Touring Z FWD:575万円-130万円=445万円。
- bZ4X Touring Z 4WD:640万円-130万円=510万円。
これは2026年12月31日までの登録を前提に、車両本体価格から国の補助金だけを差し引いた単純計算だ。オプション、諸費用、税金などは含まない。
2027年1月以降に登録する場合は、補助金78万円を基準に計算する必要がある。例えばTouring FWDなら、575万円から78万円を差し引いた497万円が補助金反映後の単純な車両価格となる。
自治体の補助金や税制優遇も確認する
国のCEV補助金とは別に、自治体によってはEV購入や充電設備設置に対する独自の補助制度が設けられている。
また、エコカー減税やグリーン化特例などの税制優遇も購入時の負担に影響する。
ただし、自治体の制度は居住地、申請期間、予算、対象車両などによって異なる。国の補助金と自動的に同じ条件で利用できるわけではない。
2026年11月時点では、2026年登録分の130万円という金額だけでなく、予算残額や申請受付状況も確認したい。補助金は予算上限に達すると受付終了となる場合がある。
購入を急ぐ場合でも、納期と登録予定日を販売店に確認し、補助金の対象になるかを契約前に整理しておくことが重要だ。
【トヨタ電気自動車の評判】bZ4Xシリーズのメリットと気になる弱点
カタログスペックだけでは、実際に購入した後の満足度は分からない。bZ4Xシリーズの評判を見ると、静粛性や加速性能への評価がある一方、実航続距離や価格、内装の質感については意見が分かれている。
高く評価されているのは静粛性と加速性能
2026年秋に投稿されたbZ4Xのオーナーレビューでは、モーター駆動ならではの静粛性や、アクセルを踏み込んだときの力強い加速を評価する声が見られる。
また、低重心のBEVらしい安定感や、コーナリング時の自然な挙動を長所として挙げる利用者もいる。
2026年10月31日掲載の「CAR and DRIVER」によるbZ4X Touringの試乗記事でも、4WDの力強い加速、安定した操縦性、長距離走行での快適性が評価された。
特にTouringは、単に荷室を大きくしただけでなく、前後モーターの出力や4WD制御にも手を加えている点が特徴だ。
購入前に確認したい不満点
一方、オーナーレビューでは、エアコン使用時に航続可能距離の表示が大きく減ることや、車両価格に対する内装の質感について気になるという意見も確認できる。
また、初期型bZ4Xのオーナーによるレビューには、実際の航続距離や下取り価格に関する不満も見られる。これらは年式や仕様が異なる車両の意見も含むため、2025年改良型の評価と混同しないようにしたい。
Touringについては、2026年9月のレスポンスの試乗記事で、荷室の使い勝手や穏やかな乗り心地が評価される一方、通常型とのステアリングフィールの違いも指摘されている。
こうした評価を踏まえると、購入前には次のポイントを実車で確認しておきたい。
- 運転席からメーターやディスプレイが見やすいか。
- 後席の足元や座面の高さが家族に合っているか。
- 荷室に普段使用する荷物が実際に収まるか。
- エアコンを使用した状態での航続距離表示がどの程度変わるか。
- 自宅周辺や通勤経路に利用可能な充電スポットがあるか。
- 販売店で試乗し、FWDと4WDの走りの違いを確認できるか。
BEVは購入後の充電環境が満足度を大きく左右する。車両の評価だけでなく、自宅で普通充電ができるか、集合住宅の場合は充電設備を設置できるかまで確認する必要がある。
【トヨタ電気自動車の歴代モデル】bZ4Xに至るまでの開発の歩み
トヨタのEV戦略は、2022年のbZ4Xから突然始まったわけではない。
トヨタの統合報告書では、1992年にEV開発部を設置し、1996年にはRAV4 EVを市場投入した経緯が紹介されている。
その後も小型EVの実証や限定的な市場導入を重ね、2020年には超小型EVのC+podを発売。2022年には本格的な量産BEVとしてbZ4Xを投入した。
主な歴代EVと転換点
- 1996年:RAV4 EV。トヨタが早い段階から電気自動車の市場投入に取り組んでいたことを示すモデル。
- 2000年代:e-com。小型EVコミューターの実証を進め、都市交通向けの可能性を追求。
- 2012年:eQ・COMS。小型・超小型EVを市場に導入し、移動用途の多様化を目指した。
- 2020年:C+pod。近距離移動を想定した超小型BEVとして登場。
- 2022年:bZ4X。トヨタの本格的な量産BEVとして市場に投入。
- 2026年:bZ4X Touring。航続性能に加え、荷室容量やアウトドアでの実用性を強化。
この歴史から読み取れるのは、トヨタがEVを一つの用途に限定せず、移動距離や利用環境に応じて開発してきたことだ。
小型コミューターのC+podと、長距離走行を想定したbZ4Xでは、車両に求められる性能がまったく異なる。
2026年のbZ4X Touringは、BEVに対して「航続距離が長いこと」だけでなく、「荷物を積んで家族や仲間と遠出できること」を求める利用者に向けたモデルと位置づけられる。
トヨタが掲げるマルチパスウェイの考え方は、BEVだけに開発資源を集中させるのではなく、HEV、PHEV、FCEVなども含め、地域や用途に合わせた電動車を提供するというものだ。bZ4Xシリーズの拡充も、その戦略の一部といえる。
【トヨタの新型電気自動車】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年に発売されたトヨタの新型EVは何ですか?
A1:2026年2月25日に発売されたbZ4X Touringが代表的な新型モデルです。通常型bZ4Xは2025年10月9日に大幅改良され、2026年も現行モデルとして販売されています。
Q2:トヨタの新型EVの価格はいくらですか?
A2:通常型bZ4Xは480万円~600万円、bZ4X Touringは575万円~640万円です。いずれも消費税込みのメーカー希望小売価格で、オプションや諸費用は別途必要です。
Q3:bZ4XとbZ4X Touringはどちらが長く走れますか?
A3:18インチタイヤのWLTCモードでは、通常型bZ4X Z FWDが746km、Touring Z FWDが734kmです。最長航続距離では通常型が12km上回ります。ただし、4WDではTouringが690km、通常型が687kmとなります。
Q4:bZ4Xの急速充電には何分かかりますか?
A4:150kW・350Aの急速充電器を使用した場合、10%から80%まで約28分が目安です。充電器の出力、外気温、バッテリー温度などによって所要時間は変わります。
Q5:bZ4X Touringの荷室容量はどのくらいですか?
A5:後席使用時で619L、後席格納時で1,240Lです。通常型bZ4Xに比べ約1.4倍の荷室スペースを確保しており、9.5インチのゴルフバッグ4個を収納できる設計です。
Q6:2026年のトヨタEV補助金はいくらですか?
A6:2026年4月1日から12月31日までの新規登録分については、bZ4Xシリーズの対象グレードで130万円です。2027年1月1日以降の新規登録分は78万円となります。予算上限や申請条件も確認してください。
Q7:bZ4XはFWDと4WDのどちらがおすすめですか?
A7:航続距離と価格を優先するならFWD、雪道やアウトドアでの走行性能、力強い加速を重視するなら4WDがおすすめです。居住地域や普段の走行環境に合わせて選ぶのが合理的です。
まとめ:2026年のトヨタ新型EVは用途と補助金で選ぶ
2026年のトヨタ電気自動車選びでは、通常型bZ4XとbZ4X Touringの特徴を理解することが重要だ。
通常型bZ4Xは480万円から購入でき、Z FWDならWLTCモード746kmという長い航続距離を実現する。価格と走行距離のバランスを重視する人にとって、魅力的な選択肢となる。
一方、bZ4X Touringは575万円から。619Lの荷室容量と、後席格納時1,240Lという積載能力を備え、家族旅行やキャンプなど荷物の多い用途に向いている。4WDでは280kWのシステム最高出力と0-100km/h加速4.5秒という高い走行性能も特徴だ。
また、2026年中の登録ならCEV補助金130万円、2027年1月以降の登録では78万円という制度変更も購入時期を考えるうえで見逃せない。
【プロの結論】
- 価格と航続距離を重視する人:bZ4X Z FWD。
- 予算を抑えてEVを始めたい人:bZ4X G FWD。
- 荷物の多い家族旅行やキャンプを楽しみたい人:bZ4X Touring FWD。
- 雪道・アウトドア・力強い加速を重視する人:bZ4X Touring 4WD。
最終的な判断では、車両価格から補助金を差し引くだけでなく、自宅充電設備の設置費用、日常的な走行距離、長距離移動で利用する充電スポット、タイヤサイズによる航続距離の違いまで考慮したい。
トヨタの新型EVは、航続距離だけを競う段階から、荷室や充電環境、走行性能を含めて生活に適合するかを選ぶ段階に進んでいる。カタログの数字と実際の利用環境を照らし合わせ、自分に必要な性能を備えた一台を選ぶことが、購入後の満足度を高める最も確実な方法だ。