『トレース~科捜研の男~』は、錦戸亮が主演を務め、2019年1月から3月までフジテレビ系の月9枠で放送された本格科捜研サスペンスです。主人公は、警視庁科学捜査研究所の法医研究員・真野礼二。現場に残された血液や毛髪、皮膚片などのわずかな痕跡を科学的に鑑定し、事件の裏側に隠された真実を明らかにしていきます。
新木優子演じる新人研究員・沢口ノンナ、船越英一郎演じる刑事・虎丸良平との関係に加え、物語全体を貫くのが真野自身の悲惨な過去です。とりわけ最終回で明かされる「武蔵野一家殺人事件」の真相と、千原ジュニア演じる壇浩輝の正体は、作品最大の謎となっています。原作は元科捜研研究員の古賀慶による漫画『トレース 科捜研法医研究員の追想』で、ドラマ版とは事件名や展開、結末にも違いがあります。
【作品概要】トレース~科捜研の男~のあらすじと放送期間は?

科学捜査で事件の真実を追う本格サスペンス
『トレース~科捜研の男~』の舞台は、警視庁科学捜査研究所、通称「科捜研」です。
主人公の真野礼二は、法医科に所属する優秀な法医研究員。豊富な知識と高い鑑定技術を持ち、ほかの研究員とは異なる独自の視点で証拠品を分析します。一方、他人と必要以上に関わろうとせず、周囲からは冷淡で協調性に欠ける人物と思われています。
真野が何よりも重視するのは、現場に残された物証と科学的な鑑定結果です。関係者の証言や刑事の推測だけで犯人を決めつけることを嫌い、どれほど小さな違和感であっても納得できる結果が出るまで調べ続けます。
そんな科捜研に、新人法医研究員の沢口ノンナが加わります。大学院で遺伝子研究をしていたノンナは、実際の殺人事件に関わることに戸惑いながらも、被害者や遺族の気持ちを理解しようとする人物です。
加えて、捜査一課の刑事・虎丸良平も事件の解決に関わります。科学的な証拠を重視する真野と、刑事としての経験や直感を持つ虎丸は、当初こそ衝突しますが、次第に協力関係を築いていきます。
各話では、血液、毛髪、皮膚片、土壌、花粉などの痕跡が事件解決の手がかりになります。単に犯人を当てるだけではなく、被害者が最後に残した思いや、事件の裏に隠された人間関係まで掘り下げる構成が特徴です。
全11話の放送期間と基本情報
フジテレビの公式番組情報によると、ドラマは2019年1月7日に初回90分スペシャルとしてスタートし、同年3月18日に最終回を迎えました。
放送枠は月曜日21時の月9。最終回も90分スペシャルとして放送され、全11話で物語が完結しています。
- 作品名:トレース~科捜研の男~
- 放送局:フジテレビ系
- 放送期間:2019年1月7日~2019年3月18日
- 放送枠:月曜日21時・月9
- 話数:全11話
- 主演:錦戸亮
- 原作:古賀慶『トレース 科捜研法医研究員の追想』
- 脚本:相沢友子、岡田道尚
- 音楽:Ken Arai
- 主題歌:関ジャニ∞「crystal」
2019年の放送から2026年までに約7年が経過していますが、作品の中心にある一家殺人事件の謎や、最終回の衝撃的な展開は、今から初めて視聴する人にとっても大きな見どころです。
【キャスト一覧】錦戸亮・新木優子・船越英一郎が演じた人物と役柄
本作の魅力を支えているのが、個性の異なる登場人物たちです。錦戸亮、新木優子、船越英一郎を中心に、実力派俳優が科捜研と警察組織の人間関係を描いています。
主要キャストと役柄の一覧
| 俳優 | 役名 | 人物・役柄 |
|---|---|---|
| 錦戸亮 | 真野礼二 | 警視庁科捜研の法医研究員。鑑定結果を最優先する主人公。 |
| 新木優子 | 沢口ノンナ | 新人法医研究員。遺族に寄り添う姿勢を持つ。 |
| 船越英一郎 | 虎丸良平 | 捜査一課の刑事。真野と衝突しながら事件を追う。 |
| 小雪 | 海塚律子 | 科捜研法医科の科長。真野とノンナを支える上司。 |
| 千原ジュニア | 壇浩輝 | 警視庁刑事部長。真野の過去に深く関係する人物。 |
| 山崎樹範 | 相楽一臣 | 科捜研の法医研究員。 |
| 岡崎紗絵 | 水沢英里 | 科捜研の法医研究員。 |
| 矢本悠馬 | 猪瀬祐人 | 捜査一課の刑事。 |
| 加藤虎ノ介 | 沖田徹 | 鑑識員。 |
| 山谷花純 | 沢口カンナ | ノンナの妹。 |
| 遠山俊也 | 市原浩 | 科捜研の法医研究員。 |
| 篠井英介 | 江波清志 | 捜査一課長。 |
このほか、最終回の事件に関係する重要人物として、早川を演じる萩原聖人、佐保を演じる袴田吉彦、新妻を演じる伊藤高史、真野の姉・仁美を演じる夏子、兄・義一を演じる倉悠貴が登場します。
錦戸亮が演じる真野礼二の人物像
真野礼二は、作品全体の物語を動かす中心人物です。
仕事に対する姿勢は徹底して客観的で、事件関係者の感情や立場に流されることなく、証拠から導かれる事実を追求します。ときには刑事の捜査方針にも異議を唱え、警察内部の事情によって鑑定や捜査が打ち切られることにも強い疑問を示します。
しかし、真野の冷静さは単なる性格ではありません。幼い頃に経験した一家殺人事件によって、彼は家族を失っています。事件の真相が明らかにならないまま長い年月が過ぎたことが、彼の行動原理になっているのです。
錦戸亮は、周囲に心を閉ざした人物の孤独と、真実に近づくにつれて揺れ動く内面を表現しています。特に終盤では、科学的な鑑定だけでは割り切れない怒りや悲しみが前面に出てきます。
新木優子が演じる沢口ノンナの役割
沢口ノンナは、大学院で遺伝子研究をしていた新人法医研究員です。海塚律子に誘われて科捜研に入所し、真野とともにさまざまな事件を担当します。
真野が鑑定結果という客観的な事実を重視するのに対し、ノンナは被害者の人生や残された家族の感情にも目を向けます。最初は事件現場の厳しさに戸惑いますが、経験を重ねることで研究員として成長していきます。
ノンナの存在は、真野の人間性を少しずつ変化させる役割も担っています。真実を追い求めることと、被害者に向き合うこと。その二つを結び付ける人物がノンナです。
船越英一郎が演じる虎丸良平の存在感
虎丸良平は、警視庁捜査一課の刑事です。経験豊富で現場主義の人物ですが、真野の独断的な行動や厳しい物言いには反発することもあります。
一方で、真野の鑑定能力を認めており、捜査の過程で重要な協力者になっていきます。真野の過去に関係する事件についても、次第に真剣に向き合うようになります。
船越英一郎の重厚な演技は、警察組織の現実的な事情と、真実を追う刑事としての責任感を表現しています。真野、ノンナ、虎丸という三者の立場の違いが、ドラマの大きな見どころです。
【真野礼二の正体と過去】武蔵野一家殺人事件とは何だったのか
ここからは物語の核心に触れます。真野礼二の本名や家族に何が起きたのかを知ることで、ドラマ序盤の冷静な態度や、事件への異常なまでの執着の理由が理解できます。
真野礼二の本名は「源礼二」
真野礼二には、幼少期に経験した一家殺人事件の生存者という過去があります。
最終回では、壇浩輝が真野に対して「源礼二」という名前を口にします。つまり、真野礼二は本名を変えて生きてきた人物であり、その正体は源家の生き残りだったのです。
事件当時、真野の家族は殺害され、兄の源義一が家族を殺害した後に自殺したという筋書きで処理されていました。しかし、真野はその説明に納得できず、兄が犯人とされた事件の裏側に別の真実があると考え続けていました。
彼が科捜研の研究員になった背景には、家族を失った過去と、科学的な証拠によって事件の真相を明らかにしたいという強い思いがあります。
武蔵野一家殺人事件の謎を解く重要な証拠
ドラマ版で描かれる「武蔵野一家殺人事件」は、真野の両親、姉・仁美、兄・義一に関係する一家殺人事件です。
事件の再調査で大きな意味を持つのが、現場に残された軍手のDNA型でした。真野は、その軍手に付着した身元不明のDNA型と、事件当時に妊娠していた姉・仁美の胎児から採取された絨毛のDNA型を調べます。
その結果、両者の間に親子関係が認められました。つまり、軍手に残されたDNAの持ち主は、仁美の胎児の父親である可能性が高いことが分かったのです。
この鑑定結果は、事件当時の関係者を再び調べる重要な手がかりとなりました。
ここで注意したいのは、胎児の父親であることと一家殺人事件の実行犯であることは、同じ意味ではないという点です。DNA鑑定は容疑者を絞り込む手段であり、事件全体の経緯を明らかにするには、さらに別の証拠が必要でした。
【最終回ネタバレ】真犯人は誰?壇浩輝と早川が隠していた真相
2019年3月18日に放送された最終回は、90分スペシャルとして「武蔵野一家殺人事件」の全貌に迫りました。
最終回で明らかになるのは、犯行を実際に行った人物と、事件全体を裏から操っていた人物が異なるという事実です。
佐保の死と軍手のDNAが示した手がかり
真野は、かつて兄・義一をいじめていた人物の一人である食品会社社長・佐保に接触します。しかし、佐保はボイラー室のガス爆発に巻き込まれて死亡します。
佐保は、同じく義一をいじめていた新妻とも関係があり、二人の死には不自然な共通点がありました。
真野は佐保のDNA型を調べますが、姉の胎児との親子関係は認められませんでした。その後、現場に残された手袋の皮革と皮膚片を調べた結果、武蔵野一家殺人事件の軍手に残されていたDNA型との一致が判明します。
加えて、仁美の交友関係を洗い直したことで、壇浩輝の名前が浮かび上がります。
壇浩輝は黒幕だったのか
壇浩輝は千原ジュニアが演じる警視庁刑事部長です。表向きは優秀な警察幹部ですが、真野の過去と深く結び付いており、最終回では事件を長年にわたって操ってきた人物として描かれます。
壇はかつて源義一に強い関心を持ち、義一の笑顔を踏みにじりたいという歪んだ感情から、新妻や佐保に義一をいじめるよう働きかけていました。
義一が不登校になり、苦しむ姿が見られなくなると、壇はさらに異常な行動を取るようになります。
その後、壇は真野の姉・仁美から、彼女を捨てた早川を破滅させてほしいという依頼を受けます。仁美は早川との関係や妊娠を巡って複雑な状況に置かれており、壇はその事情を利用しました。
壇は仁美の映像を早川に見せ、彼女が子どもを産むつもりでいることを伝えます。そして、早川を追い詰めることで、取り返しのつかない犯行へと誘導していきました。
一家殺人事件の実行犯は早川だった
真野が調べていたDNA鑑定の結果、姉・仁美の胎児の父親は早川であることが判明します。
壇のDNA型は一致せず、真野は別の人物に疑いを向けました。早川が仁美の妊娠3か月という情報を知っていたことも、不審に思うきっかけとなります。
決定的な手がかりとなったのは、早川が飲んだアイスコーヒーのストローから採取したDNAでした。
鑑定の結果、早川が胎児の父親であると分かり、真野は事件の全貌に近づきます。
実際に源家にいた仁美と、外出先から戻ってきた両親を殺害したのは早川でした。一方、壇は事件を計画的に誘導し、兄・義一についても新妻たちを使って自殺に見せかけて命を奪わせていました。
したがって、真犯人という言葉を整理すると、次のようになります。
- 早川:仁美と両親を殺害した直接の実行犯。
- 壇浩輝:義一へのいじめや早川の追い込みを主導し、一家殺人事件全体を仕組んだ黒幕。
- 新妻:壇の指示を受け、義一の殺害に関与した人物。
- 佐保:義一へのいじめに関与した人物で、最終盤の事件にも関係する。
つまり、壇だけを一家殺人事件の直接の実行犯と考えるのも、早川だけで事件のすべてが説明できると考えるのも正確ではありません。実行した人物と、事件を操った人物を分けて理解が必要です。
最終回の結末:真野は壇を殺さなかった
事件の真相を知った真野は、壇に対して強い怒りを抱きます。
壇は真野に拳銃を差し出し、真野が自分を撃つかどうかを試すような態度を取ります。しかし、真野は引き金を引くことができません。
その場に現れた早川は、壇をナイフで刺します。さらに自分自身にも刃を向けようとしますが、真野はそれを止めます。
その後、早川は殺人容疑で緊急逮捕され、壇は意識不明の昏睡状態となります。
事件から3日後、虎丸は真野に対し、なぜ壇と早川を助けたのかと尋ねます。真野は、二人を殺してしまえば、自分も二度と暗闇から抜け出せなくなると考えたことを伝えます。そして、前に進みたいという思いを口にします。
最後には真野が科捜研に戻り、いつものように鑑定作業を始めます。ノンナも真野が戻ってくると信じていました。
この結末が示しているのは、真野にとって事件の解決が単なる犯人探しではなかったということです。家族を失った過去に決着をつけ、復讐ではなく自分自身の人生を取り戻すことが、彼にとって本当の意味での解決だったのです。
【原作漫画との違い】古賀慶の『科捜研法医研究員の追想』は別の結末?
『トレース~科捜研の男~』の原作は、古賀慶による漫画『トレース 科捜研法医研究員の追想』です。
原作者の古賀慶は、実際に科捜研で勤務していた経験を持つ人物です。出版社コアミックスの公式インタビューでも、編集部から以前の科捜研勤務の経験を作品に生かすよう勧められたことが、連載開始のきっかけだったと語られています。
そのため、鑑定作業の細かな描写や研究員の日常、証拠品を扱う現場の雰囲気に、実務経験を生かしたリアリティーがあります。
原作とドラマの主な違い
原作とドラマは、真野礼二や沢口ノンナといった基本的な登場人物、科学鑑定によって真実を追うという作品の軸を共有しています。しかし、事件の設定やキャラクターの描き方には違いがあります。
- タイトル:漫画は『トレース 科捜研法医研究員の追想』、ドラマは『トレース~科捜研の男~』。
- 舞台:原作は新宿警察署の科学捜査研究所を中心に描き、ドラマは警視庁科捜研を舞台にする。
- 一家殺人事件:原作では「練馬一家殺人事件」、ドラマでは「武蔵野一家殺人事件」として描かれる。
- 登場人物の設定:原作とドラマでは、海塚律子などの人物像やキャラクターの表現に変更がある。
- 物語の結末:ドラマ放送時点では漫画が連載中だったため、ドラマはテレビ作品として独自の区切りを設けた。
特に注目したいのが、一家殺人事件の名称と展開です。原作漫画では練馬一家殺人事件が真野の人生を大きく左右する出来事として描かれ、ドラマでは武蔵野一家殺人事件として再構成されています。
また、原作の海塚は男性として描かれていますが、ドラマでは小雪演じる女性の科長・海塚律子に変更されています。こうした変更は、テレビドラマとしてのキャラクター構成や人間関係を再設計したものと考えられます。
原作漫画は2026年現在、全13巻で完結
原作漫画は2016年1月25日から「月刊コミックゼノン」で連載されました。出版社コアミックスの公式作品ページでは、完結作品として全13巻が案内されています。
ドラマが放送された2019年には原作の物語がまだ続いていました。その後、漫画は長期にわたる展開を経て完結しています。
原作では真野の過去や壇浩輝との関係がさらに深く描かれ、物語は一家殺人事件の解明だけでは終わりません。最終盤では真野と壇の対立が新たな局面を迎え、二人の正義を巡る選択が描かれます。
そのため、ドラマ最終回の展開だけで原作漫画の結末まで理解したつもりになるのは早計です。
ドラマ版を見た人が原作を読むと、同じ登場人物でありながら、異なる物語の広がりを楽しめます。反対に原作を先に読んだ人にとっても、映像版の大胆な再構成は比較する価値があります。
【主題歌と音楽】関ジャニ∞「crystal」が作品を彩る
『トレース~科捜研の男~』の主題歌は、関ジャニ∞の「crystal」です。
INFINITY RECORDSの公式ディスコグラフィーでは、2019年3月6日発売のシングルとして掲載され、フジテレビ系月9ドラマの主題歌であることも明記されています。
作品のサスペンス性だけでなく、真野が抱える孤独や、過去の事件に向き合う登場人物たちの感情にも重なる楽曲です。
主題歌「crystal」の基本情報
- 曲名:crystal
- アーティスト:関ジャニ∞
- 発売日:2019年3月6日
- レコードレーベル:INFINITY RECORDS
- タイアップ:フジテレビ系月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』主題歌
現在のSUPER EIGHTというグループ名ではなく、発売当時の名義は関ジャニ∞です。作品を振り返る際には、2019年当時のアーティスト名で記載するのが正確です。
また、ドラマの劇伴音楽はKen Araiが担当しています。科学鑑定を軸に進む緊張感のある場面や、登場人物の心情を描く場面を音楽面から支えています。
【プロの結論】トレース~科捜研の男~が今も見返す価値のある理由
『トレース~科捜研の男~』の本質的な魅力は、科学捜査を事件解決のための便利な道具として扱うだけでなく、真実と人間の感情の関係を描いているところにあります。
真野は鑑定結果を信じ、客観的な証拠を追い続けます。しかし、最終回では、どれほど科学的に真実を明らかにしても、それだけでは被害者の無念や残された人々の苦しみが消えるわけではないことが示されます。
この作品をおすすめできる人
- DNA鑑定や法医学、科学捜査をテーマにしたサスペンスが好きな人。
- 一話完結の事件と、最終回まで続く大きな謎の両方を楽しみたい人。
- 錦戸亮、新木優子、船越英一郎、千原ジュニアの演技を楽しみたい人。
- 伏線や証拠を追いながら犯人を推理する作品が好きな人。
- ドラマと原作漫画の違いを比較して楽しみたい人。
視聴前に知っておきたいポイント
一方で、純粋に科学捜査の手順や科捜研の日常を中心に楽しみたい人は、終盤の展開に驚く可能性があります。
本作は一話完結の事件を積み重ねる構成ですが、後半になるにつれて真野自身の過去や警察組織の問題が大きくなり、サスペンス色が強まります。
また、ドラマ版は原作漫画の細部まで忠実に映像化した作品ではありません。原作に忠実な展開を求める人は、漫画とドラマを別々の作品として楽しむとよいでしょう。
2026年に改めて本作を見る場合は、前半の鑑定事件を楽しみながら、真野の過去に関する小さな伏線にも注目することをおすすめします。最終回を見た後に序盤を振り返ると、真野の行動や周囲の人物の言動に違った意味が見えてきます。
【よくある質問】トレース~科捜研の男~に関するFAQ
Q1:トレース~科捜研の男~は全何話ですか?
A1:全11話です。2019年1月7日に放送を開始し、2019年3月18日に最終回を迎えました。初回と最終回は90分スペシャルとして放送されています。
Q2:トレースの最終回の真犯人は誰ですか?
A2:一家殺人事件で仁美と両親を殺害した実行犯は早川です。事件全体を裏から操り、義一の殺害にも関与した黒幕は壇浩輝です。実行犯と黒幕を分けて理解する必要があります。
Q3:真野礼二の本当の名前は何ですか?
A3:源礼二です。幼少期に一家殺人事件で家族を失った生存者であり、兄・義一が犯人とされた事件の真相を追い続けていました。
Q4:トレースの原作漫画は何という作品ですか?
A4:古賀慶による『トレース 科捜研法医研究員の追想』です。元科捜研勤務という作者の経験が生かされた警察サスペンスで、2026年現在、全13巻で完結しています。
Q5:ドラマと原作漫画の結末は同じですか?
A5:同じではありません。ドラマは原作の連載中に制作・放送されたため、テレビ版独自の展開と結末が描かれています。原作では練馬一家殺人事件を軸に、真野と壇の対立がさらに長く展開します。
Q6:新木優子はどのような役を演じていますか?
A6:沢口ノンナ役です。大学院で遺伝子研究をしていた新人法医研究員で、真野の同僚として事件の鑑定に携わります。被害者や遺族に寄り添う姿勢が特徴です。
Q7:トレースの主題歌は何ですか?
A7:関ジャニ∞の「crystal」です。2019年3月6日にシングルとして発売され、フジテレビ系月9ドラマの主題歌に採用されました。
まとめ:トレース~科捜研の男~は真実を追う姿勢と過去の克服を描いた作品
『トレース~科捜研の男~』は、錦戸亮演じる真野礼二が、科学鑑定を通して事件の真実を追い続ける全11話の科捜研サスペンスです。
新木優子演じる沢口ノンナとの関係、船越英一郎演じる虎丸良平との協力、そして千原ジュニア演じる壇浩輝との対立が、物語に厚みを与えています。
最大の謎である武蔵野一家殺人事件では、早川が直接の実行犯、壇が事件を仕組んだ黒幕という構図が明らかになりました。真野は復讐ではなく、過去を乗り越えて前に進む道を選びます。
また、元科捜研研究員の古賀慶が描いた原作漫画は、ドラマとは異なる展開を持ち、全13巻で完結しています。ドラマだけを見た人も、原作を読むことで真野礼二という人物や、壇浩輝との対立をより深く理解できます。
事件の謎解きだけでなく、証拠から真実を見つけることの意味、そして過去の苦しみとどう向き合うかを描いた作品として、2026年に改めて振り返る価値のあるドラマです。
主な事実確認資料
- フジテレビ公式番組情報・キャスト一覧・人物紹介
- フジテレビ公式第1話・最終話あらすじ、最終回詳細(2019年3月19日更新)
- コアミックス公式作品ページ・古賀慶インタビュー
- INFINITY RECORDS公式ディスコグラフィー「crystal」
※最終回の犯人関係は、実行犯と黒幕を区別して記述しています。